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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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241.  ゴーゴー仮面ライダー 《ネタバレ》 
仮面ライダーシリーズ初の劇場公開作品となるが、新作ではなく第13話のブローアップ版。シリーズで初めて再生怪人(10体以上)が登場することもあって劇場公開されたと推測できるのだけど、藤岡弘が撮影中の事故で出演できなくなった直後の作品なので何もこの時期の話を選ばなくてもというのはあった。でも、ライブフィルムで登場する本郷の声を納谷六朗が演じていて、(けっこうイケボ)ショッカー首領の声を演じている納谷悟朗との敵対関係での間接的な共演が見られるのが嬉しい。(別の回で一回だけ掛け合いもある。)それに実はこの話は旧1号編の最終回で、ヒロインである緑川ルリ子は今回で退場。それを踏まえて見るとラストのライダーとルリ子が見つめあうシーンに感慨深いものがある。それにしても再生怪人はこの頃から弱い。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-03-13 19:55:35)
242.  21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス 《ネタバレ》 
「21エモン」のテレビアニメシリーズの劇場版。数年前に初アニメ化作品である「宇宙へいらっしゃい」を見ているが、やはり自分にとっての「21エモン」はリアルタイムで見ていたこのテレビシリーズなので非常に懐かしく見た。「ローマの休日」を下敷きにしたストーリーとのことだったが、特にファナが迎賓館を抜け出してエモンたちと出会うまでの序盤部分はほぼそのまま。ファナが街を歩くシーンも彼女のお転婆ぶりや世間知らずぶりがコミカルに描かれているが、同時に魅力もしっかり出ているのが良かった。一転して後半はファナとともに宇宙に出たエモンたちがある事情から銀河ラリーに出場するという展開が「21エモン」らしいところかもしれない。ラストのファナとの別れが宇宙船の窓ガラス越しの会話というのがロマンチックでとても良かった。本作はテレビシリーズの最終回直前に「ドラえもん のび太と雲の王国」の同時上映作として公開されており、(当時毎年ドラえもんを映画館で見ていた故に本作も映画館で見てるハズだが、本作の記憶が完全に消えていた。でも今回見る上でそれは逆に良かったのかもしれない。)本作が全体的にも最後のエピソードになるわけだが、それを考えて今見るとこのラストシーンでファナがエモンたちに言う「また会いましょう」というセリフはアニメの視聴者である子供たちにも向けた言葉のように思えてくる。
[DVD(邦画)] 7点(2023-03-12 18:31:14)
243.  のび太の結婚前夜 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第2作。久しぶりに見たが、20年以上前に知り合いの薦めで初めて見た時はあまりピンと来なかったのび太たちの関係が大人になっても何も変わらないという部分に思わずグッときた。やはりこういうのは見る側が大人にならないと分からないのだろうと思う(飲み会から帰るのび太を見送るジャイアンのセリフに思わずジーンとしてしまった。)し、見ていて昔の友人たちはどうしてるだろうということを思わず考えてしまった。もうこれだけで本作は名作だと思うし、やはり学生時代の友人との関係は現実的には理想論になってしまうかもしれないが、こうありたいと願う。そしてやっぱりしずかちゃんのお父さんの娘にかける言葉。小津安二郎監督の「晩春」を見た時、本作のこのシーンを思い出してこれかと思ったのだが、やっぱり娘の幸せを思う父親の気持ちが優しく伝わってきて、ここは本当にいつ見ても感動してしまう。(「STANDBYEME ドラえもん」の田原アルノも悪くなかったが、本作の久米明の演技の味わい深さがやっぱり何とも言えず良い。)それとのび太が土手で出会った先生が彼に「明日は遅刻するんじゃないぞ」と言い、のび太が去った後に「ありがとう」と呟くシーンもやっぱり好きだ。エンドロールのバックで描かれるのび太としずかちゃんの結婚式に出木杉がいるのが嬉しかった。(2023年3月3日更新)
[DVD(邦画)] 9点(2023-03-09 18:12:58)
244.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
パニック映画の金字塔と呼ばれる名作。今回かなり久しぶりに見たが、やはり面白い。転覆によって上下がさかさまになった豪華客船からの脱出劇というシンプルなパニック映画だが、きちんと人間ドラマとして見ごたえのあるものになっており、そこがこの映画に深みを与えていて、ただ映像のすごさだけで魅せていくアトラクションタイプのパニック映画とは一線を画している。中でもクリスマスツリーを伝わって上に行くか、残って救助を待つかの判断を迫られて、上に行くことを選ぶスコット牧師(ジーン・ハックマン)と、残って救助を待つことを選ぶパーサー、それぞれに従った人々の運命は大きく変わることになるが、やはり運命というものは紙一重で、そこに留まるか、行動するかで大きく左右されるものなのだという事を思い知らされ、ここはとくに印象に残り、まさに同じような状況に陥った時に自分だったらどうするかを考えさせられるシーンだったと思う。でもそれがあるからこそ、牧師に従って行動した人々の勇気に感動することができるし、見ているこちらも勇気づけられた気持ちになれる。荻昌弘もこの映画の解説で「必ず前進するほうを選ぶ、こうした考え方が、我々を励ましてくれている。」と語っているが、本当にその通りだと思う。でも、ジーン・ハックマン演じる牧師はとても胡散臭く、見ていてこの牧師がイマイチ信用できないので、もし同じような状況になった時にこんな人が説得を始めたら、たぶん自分だったら残る方を選んでしまうかもしれないな。ロゴ役のアーネスト・ボーグナインはやや癖のある演技だが、いい味を出している。製作のアーウィン・アレンは本作の成功を踏まえて「タワーリング・インフェルノ」を製作していて、そちらも面白いが、やはり本作のほうが人間ドラマがよく出来ているように思え、個人的には本作のほうが好きである。そうそう、見たのが今日(大晦日)の未明だったのだが、舞台が大晦日から始まる映画なのでこの年末時期に見るにはピッタリの映画かもしれない。(2012年12月31日更新)
[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-03-07 18:21:19)
245.  ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ? 《ネタバレ》 
ドラえもんズシリーズ第4作。今回の主役は王ドラとエル・マタドーラで、このコンビがけっこういい味を出しているのだが、舞台や登場人物がアンパンマンのような世界観でさすがにこれはちょっとと思うし、15分ほどの短編でほぼずっと主役の二人にドラえもんズの同級生であるジェドーラを加えた三人で話が進むので、後半になって登場するほかのドラえもんズの出番が少なく、活躍もほとんどないのがなあ。山寺宏一が本作でドラえもん初出演というのがけっこう意外。
[DVD(邦画)] 5点(2023-03-06 18:02:30)
246.  ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦! 《ネタバレ》 
ドラえもんズ見るのもかなり久しぶりなのだが、現在ではすっかり忘れ去られた存在になってるためか、少し懐かしさもある。とはいえ、このシリーズは完全に子供向けなので今になって見るのもどうかと思ったが、割り切って見ればそこまでつまらないわけでもない。(特に面白いわけでもないが。)ただ、ドラえもんズを合格させるためとはいえ、校長のハゲ頭が光って日没前というのはやっぱり強引すぎるよなぁ。横山智佐が声を演じる黄色いドラえもんが2度目の登場を果たしていて、まさか再登場している作品があるとは思っていなかったので思わず懐かしさを感じた。主題歌を歌っているのが神崎ゆう子というのも、まさに「おかあさんといっしょ」で歌のお姉さんをやっていた頃にドンピシャで見ていたので、少し意外に感じたが、これも懐かしかった。
[DVD(邦画)] 5点(2023-03-05 13:57:07)
247.  ひみつのアッコちゃん 海だ!おばけだ!!夏まつり 《ネタバレ》 
「ひみつのアッコちゃん」第2期シリーズ劇場版第2作。夏休みに友達とおじいちゃんの所に来たアッコ。そこでおじいちゃんから白いイルカについて聞かされ、大将たちが捕まえに行ってしまうという話。前作はアッコたちの住む町内が舞台だったのに対して今回はサブタイトルにもあるようにいかにも夏休み公開作らしく海とイルカの伝説が伝わる島が舞台となっていて、ラストもアッコたちが祭りで踊るシーンで締めくくられている。でも話としては前作のほうが面白かった気がするなあ。おじいちゃんの声を演じているのが宮内幸平なのだが、東映のアニメでこの人の声を聞くのはかなり久しぶりで、違うアニメだが、思わず彼が演じる亀仙人が懐かしくなってしまった。終盤でアッコが変身する白い竜を見て体色や姿が違うのに神龍を思い浮かべてしまったのはもちろん東映のアニメだからというのもあるが、これも一因かも。チカちゃんを演じる山本圭子はなにかテンションが「サザエさん」の花沢さんそのままのような感じだが、もともとコミカルな役のイメージが強く、やはりこういう役を演じているとコミカルさがほかのキャラよりもあり、見ていてつい笑ってしまう。それだけに「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の吉乃役は初めて見た時にはかなり意外に感じた。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-05 13:19:12)
248.  キートンのハード・ラック(悪運)
面白くないことはないし、いつものようにキートンの体を張った超人的な動きももちろん楽しめる。でも、キートンのほかの映画と比べると平凡な印象だった。 オチはシュールな感じで好きなんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-03 00:13:56)
249.  キートンの船出(漂流)
久しぶりに見たキートンの映画。キートン自身のアクションが少なめだったのは少々残念だけど楽しめた。キートンが浸水した船の中で動き回るシーンはカメラを回転させて撮影されていていて面白い。船の中での食事シーンもなにかドリフのコントのようで楽しかった。(「警官騒動」とかでも思ったけど、絶対にドリフターズのコントはこの時代のサイレント・コメディーの影響受けてるよ。)オチもいかにもという感じで好きなんだけど、全体的にはほかのキートン映画と比べるとやっぱりなにか物足りない出来。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-03 00:12:56)
250.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
前回見たときは沈没シーンがすごくてほとんどそこばかりが印象にあったのだが、今回久しぶりに(15、6年ぶり)見てみると、ジャックとローズのラブストーリーにほとんど魅力を感じなかったせいか、とくにタイタニックが沈みはじめるまでを描いている前半がけっこう退屈に感じた。以前見た時も前半はあまり記憶に残らなかったのだが、今回見てそれがなぜかよくわかった気がした。舞台が豪華客船という不特定多数の人物が登場する映画なのだから、グランドホテル形式の群像劇にしてしまったほうが絶対に良かったと思う。(ふたりのラブストーリーはこの中の一つでいい。)実際、主役ふたりのラブストーリーよりも、後半の沈み始めた船のなかでパニックを抑えるために最後まで演奏を続ける楽団や、沈みゆく船に残された端役の乗客のほうが印象に残ってしまい、彼らの背景のドラマが見たかったと思ってしまう。それだけにエピソードを主役ふたりに絞ってしまったのはもったいなかった。ラブストーリーをやりたいなら別に背景がタイタニックの沈没という「史実」でなくてもいいだろうに。しかしどうやらそうではなく、最後のビル・パクストンのセリフからもキャメロンはラブストーリーよりもタイタニックの沈没を映画にしたかったようで、確かにタイタニックが氷山にぶつかってから沈没していくまでの過程は今見てもかなりリアルに出来ている。だからそれだけに、それが出来れば背景のストーリーは客受けが良ければ何でもいいのかという感じ。でも、取り残されたジャックを助けにいくローズというのはやっぱり今見てもキャメロンらしさがいちばん感じられるシーンで、ここが主役ふたりのシーンでいちばん印象に残る。キャシー・ベイツが出ているが、画面に映るたびに「ミザリー」を思い出して怖かった。(2018年1月21日更新)
[CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-03 00:05:08)
251.  座頭市海を渡る 《ネタバレ》 
たけし版にも出演していた大楠道代(当時 安田道代)がヒロインをつとめている。脚本が新藤兼人なせいかいつもより娯楽性がやや薄めな感じだが、池広一夫監督の演出は見せ場をよく心得ていて、ここぞという時に盛り上げてくれる。ただ、やはり座頭市に匹敵する用心棒が登場しないのは寂しい気もする。
[ビデオ(邦画)] 6点(2023-03-02 19:34:21)
252.  帰ってきたドラえもん 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第1作。「ドラえもん」の中でも名エピソードの一つである「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」を原作にしていて、この話はついこの間見た「STANDBYEME ドラえもん」でもやっていたのだが、こちらの映画も久しぶりに見てみることに。夜眠れないドラえもんとのび太が散歩で出かけた公園でシーソーに乗っているシーンが本当に二人の別れが近いことを感じさせていて良いし、その後に現れたジャイアンに対してドラえもんに頼らず何度ボコボコにされても泣きながら立ち向かっていくのび太がまさに「漢」というものを感じさせていてかっこよく、その涙や「ドラえもんが安心して未来へ帰れないんだ」という言葉には友を思う優しい気持ちとドラえもんが居なくなるというさびしさが入り交じっていて、それだけでもう泣けてくる。ドラえもんとのび太の別れと再会を描いていて、二人の友情や絆の深さにももちろん感動してしまうのだが、やっぱりこのジャイアンとの決闘シーンにドラえもんに対するのび太の気持ちがいちばん表れていると感じるし、この話は友情の大切さもそうだが、それだけでなく困難に一人で立ち向かう勇気を持つことについてもちゃんと描いていて、やはり名作だと思わずにはいられない。ちなみに感動短編シリーズは大山ドラ末期近くに始まったものだが、原作の一つである「さようならドラえもん」は当初本当に最終回として書かれたものらしいので、純粋に大山ドラのメンバーでこのタイミングで映画としてやれたのは良かったと思う。(2023年2月24日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2023-02-28 19:58:03)
253.  ドラミちゃん ミニドラSOS!!! 《ネタバレ》 
全4作あるドラミちゃんを主役にしたシリーズの1作目。小学生の頃以来に見たが、今見るとやはり純粋に懐かしいし、それでいて今でも楽しく見られた。のび太の息子がジャイアンとスネ夫の息子をいじめている父親たちとの立場逆転(ジャイアンの息子が父親の少年時代に似ず見るからに気弱そうなのがなんかかわいい。)が面白いし、彼らとミニドラとの関わりも見ていて微笑ましく、40分ほどの中編だが、よくまとまっている。本作で初登場となるミニドラがとても可愛いのだが、そのミニドラが出す道具がすべてミニサイズなのも可愛くて良い。冒頭からノビスケが持っているビー玉がラストの伏線になっているあたりは脚本にも抜かりがない。大人になったレギュラー4人も登場してそれぞれの未来世界での暮らしを垣間見えるのもちょっと興味深かった。それに何といってもよこざわけい子のドラミちゃんがかなり懐かしい。でも、今になって見るとやっぱり舞台が2011年というのにちょっと複雑さを感じてしまう。(2023年2月23日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2023-02-23 15:56:20)
254.  網走番外地 大雪原の対決 《ネタバレ》 
シリーズ第7作。沖縄が舞台だった前作の反動からか今回はこのシリーズらしく雪の北海道が舞台。それも前半の大半が刑務所を舞台にしている。そこでのエピソードがけっこうしっかりと描かれていて、登場する囚人たち(田中邦衛、由利徹などシリーズおなじみの面々。)もそれぞれ個性的で、ここだけでも面白い。後半の出所した真一(高倉健)の行動理由も刑務所の中で起こった集団脱走事件の濡れ衣を着せられて死んでしまった刑務所仲間の汚名を晴らすためという前半の刑務所でのエピソードを活かした構成になっていてかなり原点回帰を意識した作風になっている。このおかげで見てて久しぶりにこのシリーズに刑務所映画らしさを感じることができた。今回の悪役の親玉(上田吉二郎)が鬼寅(嵐寛寿郎)の名を騙って悪事を働いているというのもシリーズものでは定番の偽物登場編で、見ていて楽しいし、真一の指摘からそれが露見し、その場にいた本物がニセ鬼寅を吊るし上げるという展開もこの手のパターンだと定番で、そこにやっぱりカタルシスを感じずにはいられない。(鬼寅にこんなカタルシスを感じるのはたぶん初めて。)クライマックスの対決シーンも真一の目的はあくまで脱走の真の首謀者である白熊(内田良平)にあるというのもブレがなく、徹底していて、この親分には直接手を下さないというのも、異例だとは思うがあまり気になることはなかった。でも、敵役は白熊だけでも良かったような気もしないでもない。
[DVD(邦画)] 7点(2023-02-19 13:07:43)
255.  ミッドナイトクロス 《ネタバレ》 
主人公が音響効果を担当している映画ほどではないが、この映画もどちらかといえばB級映画の部類に入るのではないだろうか。でも最後までけっこうはらはらしながら見ることが出来た。ラストのオチは見る前に知ってたのでそれほど驚かなかったが、やはり(「セブン」ほどではないにしろ)後味は悪い。冒頭のホラー映画の女性の叫び声が笑えた。
[ビデオ(字幕)] 8点(2023-02-06 18:15:08)
256.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
シリーズ第5作。前作ではマクレーンの娘が主要人物として登場していたが、それに対して今回は息子(ぜんぜん似てないぞ。)がマクレーンの相棒として登場するのはまあ自然な流れと思うものの、今回はブルース・ウィリスがジョン・マクレーンを演じていて「ダイ・ハード」とタイトルがついていれば何でもいいという感じが非常に強くなっていて、舞台がこれまでと違ってアメリカ国外であるなどこのシリーズっぽさがほとんどなく、マクレーンのキャラも完全に崩壊していて、ブルース・ウィリスが同じ役名の違う人物を演じているだけの別の映画を見てるようで、B級アクション映画としてはまあまあだが、「ダイ・ハード5」として見てしまうと相当な物足りなさを感じてしまうし、6週間ほどで5作全部見たわけだが、本作が断トツにいちばんつまらなかった。全部見終わってあらためて1作目の偉大さが分かるし、個人的にも多少の思い出補正が入っているのもあるが、このシリーズはやっぱり1~3までかなと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2023-02-05 12:50:23)
257.  私をスキーに連れてって 《ネタバレ》 
若大将シリーズすべて見終わって、シリーズのファンが多いというホイチョイ・プロダクションの本作を見てみる。確かにスキーを題材にしているのは「アルプスの若大将」の影響が大きいのだろうし、田中邦衛の役名が田沼雄一をもじったような役名だったり、チョイ役で中真千子が出演していたりして製作スタッフが本当に「若大将」シリーズのファンが多いんだなあということが分かる。しかし映画自体は今見るとものすごく時代を感じる代物になっていて、いかにもバブル景気の時代のヒット作という感じ。冒頭のスキーシーンが冗長に感じられるのを筆頭に、いかにスキーシーンをカッコよく撮るかに重点がおかれており、物語としてはあまり面白くないし、主題歌と挿入歌を担当するユーミンの曲も「恋人がサンタクロース」とか好きなんだけど、少しくどく感じてしまった。まあ全体的に見てフジテレビの映画らしい映画といえばそうで、この当時からフジテレビの映画はあまり今と変わり映えしないなあという印象が残った。
[DVD(邦画)] 4点(2023-02-02 23:01:41)(良:2票)
258.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
かなり久しぶりに見たけど、めちゃくちゃ面白かった。やはりまずなんといってもいかにもヒーローという感じではない普通の男である主人公ジョン・マクレーンが訪れた別居中の妻ホリーの勤務先であるナカトミビルでテロ事件に巻き込まれ、たった一人でテロリストに立ち向かうことになるという設定自体が面白いのに脚本も緻密で、マクレーンが口が悪かったり、弱音も吐きながら孤軍奮闘する人間臭い姿(妻との間に問題を抱えているという設定も利いている。)に思わず感情移入してしまうし、ハンスたちテロリストとの戦いも派手なアクションだけではなく、心理戦も見ごたえじゅうぶんでハラハラドキドキが最後まで持続するので大味な感じは全くなく、見ていて飽きない。ハンスやカールといったテロリスト側の登場人物さえも魅力的に描かれているのがよく、やはりアクション映画は悪役にこそ魅力がなければと改めて思った。(吹き替えで見たのでちょっとこういうことを言うのはあれかもしれないが、ハンスを演じているアラン・リックマンはなんとこれが映画デビュー作とのこと。とてもそうは思えない存在感がすごい。)人質の命の軽く見ているFBIの掃討作戦ヘリがビルの屋上の爆発に巻きこまれて炎上する因果がなんとも印象深い。子供を誤射したことによるトラウマで銃を撃てなくなったパウエルが最後にしぶとく生き残ったカールを射殺するシーンは思わず感動してしまった。やはり最初に書いたようにとても緻密な脚本で、登場人物一人一人を大切に描いているからこそただのアクション映画というだけではなく、きちんと人間ドラマとしての魅力もある作品になっていて、まさにこれぞこれからもずっと残っていく名作に違いないと思う。(2022年12月31日更新)
[DVD(吹替)] 9点(2023-01-30 17:21:13)
259.  チャップリンの伯爵 《ネタバレ》 
チャップリンとエリック・キャンベルのコンビが金持ちのパーティーに紛れ込んで伯爵とその秘書になりすます。今回もエリック・キャンベル演じる大男はチャップリンにひげをひっぱられたりしてひたすらいじめられ役に徹していて二人の絡みはとても楽しい。食事のシーンでこの大男がパスタを食べる仕草がなんとも笑える。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-29 23:17:51)
260.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
「アルマゲドン」や「シックス・センス」が流行っていた高校の頃、もうブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」はやらないのかと友人と話していたことが今となっては懐かしいが、前作から12年後に公開されたシリーズ第4作。マクレーンが完全にスキンヘッドになっていたり、1作目で登場したマクレーンの娘ルーシーが成長して再登場(役者は変わってるけど。)したりと1作目から続けて見ていると登場人物の変化に時の流れを感じる。敵がサイバーテロ集団というのも現代的で、新聞の文字ならぬ歴代大統領の映像をつなぎ合わせた犯行声明などは強烈にブラックで印象に残るものの、アクション映画としてはかなり普通の印象で、マクレーンもトレーラーに乗って戦闘機を墜落させるなど別の映画なんじゃないかと思うほど無敵のヒーローぶりを見せていて1作目のたまたま巻き込まれただけの普通の刑事という設定はどこへという感じになっているのはちょっと残念に思う(1作目でハンスに「ランボーのつもりか」と問われて否定的な答えをしていた同一人物とは信じられない。)し、サイバーテロというハイテクなテーマも確かに面白いのだけど、ちょっとこのシリーズには似合わない感じがした。とはいえ、今回のマクレーンの相棒となるハッカー青年が良いキャラしてるし、ホリーと別れたことでマクレーンと疎遠になり、彼を嫌うようになったルーシー(このへんの話をちゃんと映画でやってほしかった気もするが、それだけで一本アクション映画ではない違う映画ができそう。)がしっかりマクレーンの血筋を引いているところはニヤリとさせられる。いろいろ書いたのだが、何も考えず見る分には退屈はしない映画だとは思う。でも、やっぱりシリーズとしては前作のほうが面白かったかな。
[DVD(吹替)] 6点(2023-01-22 00:01:13)
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