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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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241.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
いや~よく分かりませんが、第一級のエンターテイメント・ヴァイオレンス映画であるというのは分かりまして。 並外れたセンスのようなものを感じますし。 パッケージに映る男(オ・デス)、あんま嫌いだったんですけど、映像で見ると渋くてカッチョイイな。 なかなか狂ったクレイジーな人々、素敵です。 イ・ウジンが優作みたいな迫力ある存在感を放っていた。 ヴァイオレンスがスタイリッシュだったとき、物凄くそこに惹きつけられる。 長くも感じられるが、一気に見てしまえる素晴らしき内容。 あのタランティーノが「グレイト!最高にすばらしい!!」といっておられる。 ならば僕も言わせてもらおう!(←なぜ?)「いや!実にたまげたぜ!!」と。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-28 01:57:53)
242.  レインマン 《ネタバレ》 
人間関係について考えさせられました。 レイモンドとチャーリーとの関係が素晴らしいと思いました。 二人は本当に心が通じ合っていたと思います。  最初はチャーリーは「人を利用する」人間だったと思います。 しかし「人を利用する」ような人間は、実は本当の「愛」というものを知らないからこそ、そうなってしまうと思うのです。 でもチャーリーはレイモンドとの交流の中で、お互いの心が通じ合うことにより、彼の性格というか人間性が徐々に変化してゆくように思えます。 チャーリーは物語の最後の方で、生きる上で一番大切なものに気づいたのだと思います(それは後半で現金の受け取りを拒否するところでも表れてます)。 しかし、同時にレイモンドも外に出て色んな体験をし、チャーリーと心が通じ合うことにより、彼の中の何かが確実に変化したのだと思います。 まず、自分の能力を受け入れてくれる人がいたという事が、レイにとって素晴らしかったかもしれません。それは社会に出て行くという事の第一歩だからです。 ずっと施設にいたらそれはなかったでしょう。  僕は思うのですが、恐らく、お互いに兄弟がいたことは知らなくても、でも無意識(潜在的?)には知っていて、漠然とした不足感のようなものがあったのだと思います(それが序盤の「人を利用する」「仕事がうまく行かない」ところで表れていると思います)。しかし、心が通じ合ったことにより、お互いの心の空洞の部分が満たされたのだと思います(チャーリーもこれからは上手く行きそうな気がして来るではありませんか)。 そこが素晴らしいと思いました。  前半では恋人の関係は上手く行きませんでしたが、しかしチャーリーのレイに対する考え方が変わることにより、恋人関係は改善されてゆくように思われます。  また、チャーリーは(自分以外の人間には興味を持てない)自閉症という困難な障害を持っていますが、そういった障がいを乗り越えても「心は通じる」のだと感動しました。  この作品からは、恋愛も兄弟すらも超えた「親友」というものを見た気がします)。 本物のヒューマンドラマだと思います。 
[DVD(吹替)] 8点(2010-08-18 02:12:00)(良:1票)
243.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
2回目の鑑賞だと思う。 内容をほとんど忘れてたけど、観たらやっぱり面白かったです。 大切な仲間のためなら絶対にあきらめない!というのがこの作品。 友情映画の良作であり、アニメだからこそ描けるこの友情の描写が魅力だと思います。 3作目を見た後に2作目を見るとさすがにCGの密度が低いのかなぁ、と思いますがそれが減点の対象にはなりません。 SF的な色合いが強くて何とも面白いです。 冒険とアクション性が高いのでワクワクします。 道路横断とかヤバいです。 うるさいカントリー娘も好きになってしまいました。 ブルズアイはディズニーのキャラクターらしさがあって良いです。 ただ、数々のウッディー・グッズには命が宿らないんですね。 1作目が好きな自分は初めてこの2作目を見たときに、バズライトイヤーが2人もいたのでなんだか複雑な感じでしたけど。 しかし1作目から良い感じに世界観が広がってます。 おもちゃにはおもちゃの世界がある、それを見事に描いたシリーズの2作目も面白かったです。   
[地上波(吹替)] 8点(2010-08-13 01:49:55)
244.  リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960) 《ネタバレ》 
たまげた!おかしいなー。奇妙だなー。 すごいねー。  面白い作品ばかりを続出している監督さんよりもさー、一発だけ神がかって面白い作品が出来ちゃった監督の方が天才なのかもなー。そう思うよー。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-21 04:09:38)
245.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
3度くらい見ているのかな?結構お気に入り。 何度見ても、物凄くヤバい、見てはいけないものを見てしまった感じが残る。 凄い不思議な感じのする映画だ。 SFは初心者だけれど、これは面白いと思う。 独特の浮遊感がある。 日本庭園からの影響を感じさせるようなセットもあり、それが静的であり不思議な感じもして良い。 ロボットが面白い。このデザインは秀逸といわねばならないでしょう。 しかし最初の穏やかな雰囲気と違い、後半からは博士もロボットも研究所も不気味さと暗さを増してゆく。不安だ。 その効果が素晴らしい。 イドの怪物は姿を現すときには、いかにもアメコミ風で子供っぽい印象であるが、それでも少し迫力が感じられたと思うので良しとしましょう。 シュールな雰囲気が好き。このシュールさは惑星ソラリスとも通じるところがあるか? 音楽が独特の浮遊感と脱力感があってゆったりと心地よい瞑想気分。 「彼こそ 人類は神ではないと教えてくれたのだ」って、上手くまとめたな、おい! 
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 04:46:44)(良:2票)
246.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 
この作品にはある種の危険な洗脳効果のようなものを秘めているような気がしてならない。  SFではあるが、ある種の「毒」のようなものがあるので、あまり子供向けともいえない気がする。 しかしティーンの男の子が見れば、この熱血精神に憧れる気がする。 パワー漲るギンギンの健康的男子が見ると、鼻息が荒くなりそうだ。 熱というか、エネルギーに満ちている。 一応SFではあるが、熱血でスポコンで、スポーツ部の部室を垣間見るような若いエネルギーと汗に満ちている、スポーツ映画のような感じもする。 しかしだから危険で、その熱血なエネルギーによって「死」にまで追いやってしまうというか、「死」に対する恐怖感覚を麻痺させるようなものがある気がする。 多分、偏った考え方で間違った事を僕は書くが、この映画を世界中の全員の人が同時に鑑賞したとすれば、凶悪事件が多発しそうな気がする。 例えば男女何人かを密室状態にして、この映画を毎日モニターで繰り返し流せば、そこは激しい大乱交の場となるか、あるいは凄惨な大殺戮の舞台となってしまうかだと思う、極端な話だけど。 人間が日常で保っている感覚(理性?)をマヒさせるものがこの作品にはあると思う。 非常に極端で偏ったことを書いただが、しかしそんな気がする、、、。 いや、そう感じたのは自分だけかもしれない。 しかし、SFなのにスプラッタが凄い。 人の肉と血が地面に転がる。それはあまりにも上手く良くできた完璧すぎる光景だった。 また戦友の「死」に対して、あまりにもポジティヴというか前向きで、それでいて無機質だと思う。 大切な人が死んでもあまりクヨクヨ落ち込む場面は記憶にない。すぐに立ち上がり、後ろなどを振り向かず、つねに前を見つめている。死者は数字と残骸で表される使い捨て状態。 それはどこか敵の巨大昆虫類と似たところがあるような気もする。 別にどうでもいいですが、男女混同のシャワー風景は、誰もが理想とするところで素晴らしくもありながら、それでいて異様だとも思った。  とにかく観た後で自分はいくらか洗脳されたような気がした。 人を暴力に駆り立てるというか、、、きっと間違っているとは思うが、とにかく僕はそんな印象を受けてしまったのだ! 「トータルリコール」といい「ロボコップ」といい、この監督は本当にSF的な才能があるなぁ。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-31 02:10:34)(良:1票)
247.  天使にラブ・ソングを・・・ 《ネタバレ》 
やっぱり面白い! DVDは既に持っているのに、テレビで観ちゃった!  主人公の女性デロリス(ですっけ?)は本当に幸せなんだと思いますよ。  デロリスは皆から愛されていたから、ああやって修道女さんたち、刑事さん達がカジノ街リノまで助けに来てくれたんです。  この作品では古い「しきたり」やら「伝統」やらに縛られているだけではダメだといったことを教えられます。  僕はどちらかといえば伝統を重んじるような仕事をしているので、そういう部分では少し学びます。  敷居やら格式が高いのは良いですが、それによって近づき難い雰囲気になり、客が離れていってはどうもこうもありません。  (だいたい、お偉いさん方がお高くとまっていて、そこでの権威を独占しようとするから、あのように市民との距離が出来てしまうのではないでしょうか?)  それを市民に開放するってのは凄いことなんです。  どうやら上の地位にいる人は、そういったものを皆に分け与えるのが下手なように思えてなりません。  古くからある伝統から一歩を踏み出す勇気を学びます。 その先に開放感があるのかもしれません。 キリスト自身は、自分の教えが人を束縛してしまうという事を望んではいないと思います。  また、せっかくある「教え」を地域に解放してからこそ、それを外で実践してからこそ、その教えが実を結ぶのだと思いました。  解放できない教えなんて勿体ぶりか何かです。 とにかく閉鎖的ではダメなのだと知りました。   僕は暗く閉鎖的になりがちなのですが、それを突破してからこそ、真の明るさや開放感に包まれるのだと思えてきました。  成功や幸福と呼ばれるものも、そういったところにありそうな気がします。   しかし、 デロリスを助けに行く場面は感動モノです。  ヘリのおっちゃんの罪深さ(?)を懇願する修道女達はなんだかシュールでした。 リノのギャンブルに修道女がいる光景はなかなかブッ飛んでいます。シュールです。 また、コミュニケーション等でしばしばKYに悩む自分ですが、この作品を観ると「KYでもいいんだ!」なんて思える場面が多々あり、ちょっと心が救われます。 この作品で一番のKYさんは、恐らくあのおデブちゃんですが、彼女がストリートで少女達とダンスしている場面で、一人だけKY行為をぶっカマしてしまいましたが、それでもその後でみんなに暖かく迎え入れられるという場面があったからです。 
[地上波(吹替)] 8点(2010-01-27 03:17:30)
248.  黄金の腕 《ネタバレ》 
人が何かに溺れてしまうということはとても恐ろしいことです。 僕自身が依存傾向にあるので溺れることの恐怖は強い。 溺れるというのは先が見えないし出口が真っ暗な感じがして恐ろしい。  そんな依存症の恐怖があります。  一度依存症になると死ぬまで依存症であると聞いたことありますが、 この映画もそれくらい深刻です。 薬に溺れ、人に溺れて大変な泥沼化します。  主人公フランキーは様々な悪い人間に溺れてゆきます。フランキーは誰も信じられる人がいない状況で、 チビは良い友達でしたが、フランキーが逮捕されるキッカケになってしまいました。 麻薬売りの男とか本当に悪い人間で、ああいう人間は、もし溺れている人を見つけるとそれを餌にどんどん利用してきます。人の弱点を餌にするような人間と一緒にいると泥沼にはまります。 依存したり利用されるのは自分が弱いからなんですけどね。  この作品の中では誰も何も信用できないのが砂漠のように恐ろしい。あの医者が持ってきた「背骨を矯正する機械」を見れば、それはこの作品の中の胡散臭さを代表しているようです。  マリーは奥さんと比べ、献身的な感じで、一緒に苦しみ、フランキーの状態が良くなることを神に祈ってくれたから、とても良い女性のように僕は感じました。唯一母性が表れていた人物かと思います。  奥さんですが、フランキーの人生を狂わしている張本人の一人です。 僕にはあの奥さんの存在こそがフランキーが麻薬に手を染めてしまった原因だと思えてなりません。  奥さんは嫌な存在ですが、最後に笛をピー!と吹きながら飛び降りる場面では、何か大変なものを心に抱えていたのだとも思えて、可哀想にもなってきます。「愛しているわ、、、」と最後につぶやく奥さんを見ると、「愛って何なの?」みたいな気になります。 奥さんの言う愛は愛ではなかったのだと思いますが、それを愛だと信じていた奥さんも気の毒に思えます。 人を追い込む愛というのはあり得ないからです。 依存の深刻さとそこに人間の心の「闇」の部分を見事に描ききった作品かと。 ジャズ音楽はフランキーが溺れてゆく様を効果的に表現していました。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-14 23:45:23)(良:2票)
249.  妹の恋人 《ネタバレ》 
いやいやいや~面白かったです。 何だかこの作品には、笑顔にさせてくれる場面が多いですね。 しかし、ここまで妹想いのお兄ちゃんなんてなかなかいませんよねぇ。 だけどベニーがサムにいった言葉などはちょっと酷かったように思います。 でもやっぱり自分が一番愛する存在をとられたと思ったら、やっぱり男はああいう態度をとっちゃいますかね。それも分かる気がしますが。 サム役のジョニーデップの演技力は素晴らしく、やはり彼は人を惹き付ける魅力があるんだと思いました。 人間関係って移り変わるものなんだと思いました。 やっぱりいくら良い仲だって、長く一緒にいつづけるのが(お互いにとって)良く無いこともありますね。 お互いの愛が憎しみに変わってしまうからです。 この作品に出て来る人の多くが、新しい相手を見つけるので、そう思いました。 なんだかアトリエで絵を描いている場面など、天気が良くて(色彩も綺麗で)気持ちいですね。 少しハッピーな気持ちになれる、なかなか楽しいラブ・ストーリーでした。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 02:47:24)
250.  ラスト・プレゼント 《ネタバレ》 
こ、これは凄いものを観てしまいました。 深い本当の愛を知りました(そんなような気がします)。 でもとても辛い部分も沢山ありました。 そして本当に悲しいです。 たぶん僕には一生結婚なんてできないでしょう。たぶん無理です。 この奥さんの愛の大きさに比べれば、自分なんてクソだと思いました。 しかし当然とはいえ、韓国と日本とでは「お笑い」の構図がぜんぜん違うな、韓国のお笑いはまったくもって理解できんな、と思っていたら、ヨンギたちのコントは少しマシでした。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-25 01:27:24)
251.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 《ネタバレ》 
見てきました! 僕が偉人を3人あげさせて頂ければ、そのうちの一人は確実にマイケルジャクソンです。 本当にマイケルほど精神性の高い人はいないと思うくらいです。 僕にとってマイケルは、その時代のビッグなアメリカそのものであり、孤高の神であり英雄そのものです。 それでいて繊細な心の持ち主であり、彼ほど純粋で綺麗な心を持った人がいるでしょうか?まさに最高のエンターテイナーでした。 彼の姿を見て、人々を楽しませる心や、一つの美しいものを築き上げる姿勢を学びました。  彼は本当に「人を楽しませること」だけを常に考えていたのです! そして人を楽しませるとは「無償の愛」がないと出来ないことです。 実は僕は今まで、マイケルジャクソンは「愛」に飢えている人だと思っていたのです。 物欲の赴くままに衝動買いしたり、不眠症に悩んでいたりという話を聞いていたからです(精神不安定や依存症は孤独の表れだからです)。 しかし不思議なことに、そんな「愛」に飢えている筈と思っていたマイケルが、実は大きな「愛」を人々に与えていたのです。 マイケルこそは愛の伝道師といえないでしょうか? マイケルほど「夢」や「喜び」を無償に与えてくれるエンターテイナーはあまりいないと思うのです。 正にマザーテレサやチャップリンのように精神性の高いスピリチュアル人間だったと思うのです。 「地球を癒そう」なんて言葉も、偉大な愛がないととても言えないでしょう。 また、それが厭らしく聴こえてしまう場合もあるのです。 しかし僕はその言葉で感動し、涙が出ました。  、、、そんなマイケルを体感できるのがこの作品です。 彼を感じることが出来ました。 まさにど真ん前でライブを見ているような気分が味わえるかもしれません。 彼の体温やにおいまでが感じられそうでした。 彼がもしかして座席に座って一緒に映画を見ているのではないか?という、、、映画が終わった後に彼の空気を感じたかのような不思議な気持ちになりました。 このドキュメンタリー映画によって、マイケルがもうこの世にいないことを実感してしまい泣きそうになりました。 しかしそれと同時に、「僕はいつまでも、みんなの心の中で生き続けているよ」とマイケルが言ってくれているようでもありました。  子供のころ僕は英雄に憧れたものですが、しかし生半可な気持ちではとてもなれないと突きつけられました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-11-04 22:21:46)
252.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
僕はあまり映画館で観ないのですが、今回は空き時間がかなりあったので観ました。 たまたまやっていたので見たという感じです。 しかし、非常に面白くて驚きました。 実は「X-メン」シリーズ自体ほとんど見たことが無いし(1作目は見たことあるが忘れた)、 僕はアメコミも読まない。それでもなかなか面白かったです。  アクション映画ですが、非常にクールなアクション映画ですね。 ヒーロー物といってバカにはできません。 ウルヴァリンってカッコイイですね。 ワイルドでありながらクールで、優しさも持っているところに惹かれてしまいます。 この作品はアクションシーンが非常にカッコ良かったですね。 映画館ならではの迫力の映像で息も呑みます。 それにそれぞれのキャラの個性が引き立っていました。 、、、僕は思ったのですが「X-メン」のミュータントはそれぞれが個性的ですが、物凄い特技を持っています。それこそ「個性」であって、「個性的であっても良いんだぞ」「個性を大事にしようぜ」「他人と一緒でなくて良い」といったメッセージも含まれているかと思いました。 しかし個性が強くて物凄い特技を持っていると、それで不器用な一面もあり、社会から廃絶されやすい傾向もあるかもしれません。生きて行きにくいのです。政府や巨大企業は自分たちの都合でそういった存在を利用しようとしたり消そうとします。個性的な能力を持つ人にとって「巨大組織」は敵なのです。 個性が強ければ強いほど辛いし、絶望が待っているし、孤独だし、他人を災難に巻き込むし、戦いが待っている、そういうハンディもありますが、しかし「個性的であっても良い」といわれているようで勇気も出ます。  登場人物が魅力です。 ウルヴァリンの兄がまたカッコイイのです。 サイクロップスは非常にアホ丸出しでしたね。暴発したところで笑ってしまいました。 老夫婦は優しかったです。 ヘリからハゲが降りてきてあの笑顔を見たときは仏様かと思いましたよ。 何よりウルヴァリンが男らしくてカッコイイです。  僕もウルヴァリンの爪のように硬くて強い意志を持ちたいと思います。 
[映画館(吹替)] 8点(2009-10-07 02:18:36)(良:2票)
253.  おくりびと 《ネタバレ》 
この作品では「死」というものをとても丁寧に扱っていると思いました。 「死とはこういうものだ」ではなく、それについて考えさせられるところが良いです。 それは、哀しくて暗い部分ばかりではなく、美しくて僅かに希望を持たせる(といったら変ですが)、そういうものを感じました。 「死」とちゃんと向き合って描いたときに、はじめて「生」をちゃんと描けるのかと思いました。 人が死ぬとはどういうことなのか?人は死んだらどこへ行くのか?ということを考えさせてくれる作品の一つです。 主人公もっくんが、死後2週間のおばさんの遺体を見たときにはじめて強烈な「死」というものに直面したのだと思います。 その恐怖からか、奥さんの広末涼子にすがり、彼女の生肌の匂いをかぎ、「生」にしがみついた場面は印象的でした。 このときに思ったのが「エロ」こそが「生」の絶大なエネルギーだということです(愛といったほうが良いのでしょうか?)。 しかし、広末涼子が奥さんとは良いですね。羨ましいかぎりです。 雪景色に白い肌でセーターを着ている姿というのは、僕の理想とするところであります。 本当にファンの頃には、彼女の下着が見れるなんて夢にも思わなかったのですが、、、時間の流れってのは何が起こるか分かりませんね。 ただ、彼女の笑い方は作り笑いっぽいところが僅かに気になりました。 この作品がアカデミー賞をとったのも、何となく分かるような気もします。 どっかの野蛮大国の映画では「死」というものが非常に使い捨てで粗雑に描かれています。自分たちのヒロイックさを象徴するためにです。 それを、ここまで丁寧に「死」を美しく儚く繊細に描いている映画を観て、考えさせられる部分もあったのかもしれません。 それに「葬式」という儀式に、日本の美しさというものが非常に良く表れていたのではないでしょうか? 《追加》あと、どなたかが書かれているとおりですが、モックンが丘の上でチェロ弾きですが、そりゃ「千の風になって」か~っ!、、、とも思いました。
[地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 23:58:01)(良:1票)
254.  薔薇の葬列 《ネタバレ》 
なんか凄かったです。 友達に「邦画にカルト映画って無いの?」と尋ねたらこの作品を進められました。 ストーリーとかよく分からんけど、ショックの連続でした。 なぜ何処でショックを受けたのかも分からんですが、怖かったり、ヤバかったりで、 なにが起こるか分からないじゃないですか。 強烈な美しさもあって、60年、70年代の人々のエネルギッシュみたいなものも感じられて、 サイケで、メチャクチャ凄いうっさい音楽かけて麻薬で男女みんなで裸でラリってる場面とか凄すぎちゃって、地下の画廊みたいな場所がとても暗くて変な仮面の絵とか沢山飾ってあって怖くてそこにいる人の表情暗くて全然みえねぇ怖いし、意味分からんけど凄いと思いました。 最後は痛々しい!アングラって知らなかった。怖いなぁ。 ピーター美しいです。ピーターって凄い人なんですね! 、、、この作品は嫌いな人も絶対にいるでしょう!
[DVD(邦画)] 8点(2009-02-13 18:47:39)
255.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
素晴らしいサスペンスです!何といってもこの作品は雰囲気が素晴らしいです。 厳粛な雰囲気で始まり、厳粛な雰囲気で終わります。 だから「厳粛な修道院の雰囲気を楽しみたい」という方にはこの作品をオススメします。 宗教的な雰囲気に包まれる中で次々と起こる怪事件には「次はなにが起こるのか?」とワクワクしてしまいます。 曇りがかったダークな雰囲気です。 この修道院は山頂に建っていると思うのですが、そこは雪景色で、それが作品に寒々しい雰囲気を効果的に与えているように思います。 山頂というシチュエーションが、隔離された感じで良いです。 閉ざされた空間で起こる事件には、その閉ざされた空間に漂う異様な雰囲気が重要だと思うのですが、この作品にはそういう雰囲気がちゃんとあると思います。 雰囲気作りがとても上手で、見事に中世イタリア(ちょっと知ったかぶり)の感じが再現されていると思われます。 物語のテンポも良く、観客を画面に引きずり込みます。 ショーンコネリーがカッコイイです。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:45:54)(良:1票)
256.  トワイライトゾーン/超次元の体験 《ネタバレ》 
とても見ごたえのあるSFホラーであった。 どの物語も素晴らしいオムニバスホラーでした。 作品を観るまで気づかなかったけど、僕は幼少の頃にこの作品を観たことがあって、特に【第3話】は強いトラウマとしてずっと僕の心に残っていて、あの変な雰囲気をよく思い出しました。 それは”変な顔をした少女がテレビに向かっている場面”なのですが、「あれは何だったのだろう!?」と悩んでいたのですが、まさかコレだったとは!幼少の自分にはかなりショッキングでした。 【第1話】もし僕が相手を差別したら、必ず同じ形で差別されるときが来るんだなぁ、と。 自分が他人にした事、他人に言った事、思った事が、今の自分に起こっているんだなぁと思いました。 【第2話】スピルバーグらしい、夢を与えてくれる作品でした。シャイニングに出ていたコックの黒人さんだと思いますが、とても良い雰囲気を出していました。序盤で、息子が父親に躊躇いながら頬にキスをする場面はうまいなと思いました。やりきれない感じが伝わってきます。残された老人から哀愁が伝わってきました。 【第3話】これはなんだか歪んでいて怖いです。シュールです!女優が美人さんでした。 アメリカのクレイジーなアニメが狂った感じを助長しているように思います。 【第4話】主人公の精神状態が良く表れていたと思います。憔悴した感じが凄かったです。 凄く迫力があって良かったです。肩に力が入りました。飛行機に乗る前は観ない方が良いでしょう。ああいうふうに飛行機の機械にイタズラをしたがる悪魔は本当にいるらしくて、この作品ではそれが題材になっているらしいです。  どのストーリーも次元を超えたような話で(タイムスリップだったり、時空が歪んでいたりで、、、)、それが4つもあるので、僕まで時空を旅したかのようです。    でも、映画を観るということは「心」が旅をしているんだと思います。 自分の「魂」が肉体を離れて画面の登場人物に移入し、登場人物たちと一緒に冒険するんだと思います。(魂が登場人物に移入できればファンタジーもホラーもSFも仮体験できるんです) 僕にとって映画は魂の、心の小旅行なんです。(この作品で改めてそう思った) 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:33:33)
257.  たたり(1963) 《ネタバレ》 
これは名作ですね。 糞ホラー「ホーンティング」のオリジナルですね。 素晴らしい。館ホラーの名作です。 あくまで怪現象というよりも、エレナの内面的な不安が見事に描かれていると思います。 スプラッター要素は皆無。派手なお化けも出てきませんが、その代わり、「不安」をどう表現しようかというところが工夫されているのだと思います。 隔離された場所で起こる人間ドラマがちゃんと描かれている思います。 この物語の現象の多くは、エレナの内面で起こっているのかもしれません。 この館はエレナの不安を映す鏡なのかもしれません。 博士の奥さんが跳ね窓から出てくるのですが、あの奥さんは普通ではありませんでした。 ヤバかったです。  でもちょっとエレナの内面的葛藤が(心の声とのやり取りが)アホらしかったです。 エレナの神経が細い感じが内面的葛藤からよく伝わってきたように思います。 冒頭での、この館で起こった怪現象の歴史を紹介する場面はとても不気味でした。 とくに保育室で幼女がそのまま老人になってしまう場面では恐ろしく不気味な感じでした。 その為に、この作品では「保育室」という単語がとても不気味に感じます。  螺旋階段がヤバかったです。危険な感じでした。たぶん螺旋階段の上は、、、、別の世界に繋がっているんです。たぶん螺旋階段の上がいちばん危険なんです。 「エレナ、そっちに行っちゃいけない!」という言葉を聞いてそう感じました。 とても不気味な作品です。      (でもホーンティングの方が面白いという人もいるので、そちらもまた観てみたいです)
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:30:43)
258.  駅馬車(1939)
「ウェスタンの最高傑作」といわれるのも分かるような気がしました。 いやぁ、素晴らしい! 登場人物も戦闘も素晴らしいです。最高です。とても深いです。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:27:42)
259.  カサブランカ 《ネタバレ》 
主人公リックがハードボイルドでカッコ良過ぎ! カッコイイです。ダンディーです。ハードボイルドの鏡です。憧れますわ。 男の僕でもその「男らしさ」に惚れてしまいます。 だって僕は「男らしさ」を持って生まれてこなかったもので、、、 ヒロインイルザの涙が美しい。 「君の瞳に乾杯」。ハードボイルドさに乾杯。最後の友情に乾杯。「カサブランカ」に乾杯!   この映画を賛美する僕は「アメリカに媚びている」と言われてもしょうがありません、どうかお許しください。
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-14 03:57:24)(良:1票)
260.  肉体の悪魔(1971) 《ネタバレ》 
ずいぶん前ですが専門学校時代に観ました!記憶が曖昧ですが、、、 これはキモかった!グロかった! 人間の濃い部分です。ドロドロしてました。 シスターたちが凄かった。異様です。舌と目をグルグルやってる場面が凄かった!キモかった。 おかっぱの牧師さんがキモかった。拷問です!「熱湯浣腸」みたいのが強烈に印象に残っています。 美術、衣装も素晴らしい!宗教的な雰囲気も素晴らしいです。狂気の沙汰です。 でもある種の美しさはあると思います。超カルト作です!ケンちゃんスゲェや! こういう暗黒的な、ドロドロとした雰囲気が好きです。 僕はこういう強烈で過激な作品が好きなんです。一瞬だけ日常を忘れてしまうような。 また観たいのでDVD化してください。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-14 03:41:40)
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