Menu
 > レビュワー
 > まさかずきゅーぶりっく さんの口コミ一覧。14ページ目
まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21
変更日付順1234567891011121314151617181920
21
>> カレンダー表示
>> 通常表示
261.  エクソシスト ビギニング 《ネタバレ》 
この作品は決して怖くはないんですが、メリン神父を中心にした物語としては興味深い作品です。若かりしメリン神父が、戦争体験から神が信じられなくなり、信仰を捨てつつも、結局は再度悪魔に挑む一連の流れはつまらなくありません。取り上げた赤ちゃんの顔が悪魔そっくりで全身にウジが湧いてたり、犬に全身噛み千切られたりグロイ描写も結構ありましたね。但しリーガンにとりついた悪魔との対決というシンプルかつ重厚なスプラッタ描写も相まって怖がらせた前作に比べ、発掘と呪いのルーツを説明する事に重点を置かざるをえなかった本作は、どうしてもホラー映画のシナリオとしては弱くなりがちで、これは監督に同情したくなる部分もあります。ラスト15分でようやく「エクソシスト」の雰囲気になってきて楽しめました。これ、アクション映画専門のレニー・ハーリンが監督なんですね。そこに1番びっくりしました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-22 20:40:02)
262.  インソムニア
才能ある監督、才能ある俳優が集っても、必ずしも一級品の作品が出来上がるわけではないと少し残念に感じた映画でした。やっぱり「いまを生きる」「グッドモーニング、ベトナム」「ミセスダウト」のロビンが好きな私にとって、こういう犯人役は物足りません。演技の上手い下手じゃなく「キャラじゃない」と思いました。メグ・ライアンの「イン・ザ・カット」もだけど、俳優はイメージを脱却したいからと敢えて逆の作品に出たりしますが、観客はそれでも前のイメージと比較してしまうのです。アル・パチーノは繊細な心情をさすがの演技力でした。クリストファー・ノーランは若くして才能人だと思いますが、オリジナルの脚本のメッセージみたいなものをイマイチ掴み切れていなかったんじゃないかな?と少し思いました。それでも映像は綺麗だし重々しい作品ですが起承転結はあり、悪い映画ではありません。期待をもたせるメンバーの割には地味だったなという印象を受けました。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-20 14:00:54)
263.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 
観るまでは何が親切なのか分からなかったんですが、本当にどこまでも親切なクムジャさんでした(犯人の先生を学校で、しかも被害者家族に復讐させてあげるなんて親切すぎです、血が被らないようにビニールまで用意してるし)。でも皆さん仰るように3年越しで獄中の仲間を殺す計画性はあっても、復讐の13年計画はかなりいきあたりばったりな感じがしました。ペク先生の仲間の2人を至近距離で殺した後片付けはどうなったんだろう?あと獄中仲間のエピソードがテンポ悪く、そこを少しサクっと見せ、その分ペク先生の人物描写に使ってほしかったです。その方が観客も最後の復讐に思い入れが強くなったと思います。しかし犯罪被害者が徹底的に復讐する様をここまで描写した映画ってそんなに無いんではないでしょうか。「目には目を」を実行しても、心の隙間は決して満ちる事が無いんだなと思いました。「オールドボーイ」のようにシナリオに深みは無いものの、同情するに値するクムジャさんの心情は汲み取れたし、中々興味深い映画でした。「オールドボーイ」程直接的な残酷描写も少なく、主役のイ・ヨンエしぃの魅力溢れる演技(チャングムとは大違い!)、特に復讐後の泣き笑いは鳥肌モノでした。35歳でこんなに若さ溢れるクムジャさんになら、親切にされたいです、殺し系じゃなく普通に。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-19 12:13:31)
264.  M:I-2
「1」は心理戦で「2」はアクション。同じイーサン・ハントが活躍する別モノの映画。シナリオからそうですが「1」は映像の魔術師デパルマですからね、「2」のジョン・ウーとはそりゃ全然違うモノになるだろうなと思いました。アクション映画としては大規模だし面白いと思うんだけど、2度観たいと思わせない大味な展開である事もまた事実です。ジョン・ウーが何でもかんでもハト飛ばすのと、二丁拳銃持たせるのは結構鼻につきますね、1カット登場するヒッチコックのようには笑えません。あとこれはイーサン・ハントだけが活躍するトム・クルーズ1人大満足の映画なんだから、どうせなら最初から仲間に頼らず1人で情報収集して、バイク改造して、拳銃装備して1人で戦って欲しいです。
[DVD(字幕)] 5点(2006-07-18 16:54:16)
265.  Dolls ドールズ(2002)
色彩が見事でしたね。それを狙って作ったんだと思いますが、キタノブルーじゃなく、劇中の「赤」が鮮やかな作品でした。近松門左衛門とか人形浄瑠璃なんて縁が無いですが、3つの究極の愛の形が交錯する中で、1つ1つの話は切なくて興味深いですが、その分1つの映画としての一貫性というか、まとまりが感じられなくて中途半端な気がしてしまいました。ただ俳優さんは皆素朴な演技でよかったと思います。これは明らかに今までの北野映画のスタイルではありませんが、良くも悪くも黒澤監督が芸術と娯楽を両方意識したように歩き出したのかなあと感じた作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-18 16:39:30)
266.  バーティカル・リミット
雪山って怖いなあと思いました。親子愛とか兄弟愛とかはもう味付けにしか感じなかったけど、映像は凄かったし、1回目は楽しめる映画だと思います。繰り返し観ていると本当にツッコミどころばかり目に付いて寂しくなってきます。リアルな中にも非現実的な部分が多すぎるし、本当ニトロは無いよ、むかし優香がいたアイドルユニットじゃあるまいし(それも或る意味マイナーか・・・)。映像満点シナリオ2点で平均して6点位です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-18 16:23:22)
267.  マトリックス レボリューションズ
体温を感じない映画じゃなく映像だったこの作品なのに、こんだけ引っ張って結局こんなオチかいって言う意味でほとほとガッカリしました。「1」の雰囲気がVFXの使い方もギリギリで、ネオの苦しみとかそこらへんの葛藤が凄く面白かったのに、2作目からはただの闇のスーパーマンになっちゃって「映画を観てる」んじゃなく「映像を見せられてる」だけって感じでした。ザイオンとか全然俺の頭の中では理解不能だし、見終わって残るのは「何かゴシャゴシャしてたなあ」ってだけ。せめて2作目をあと40分切って、その部分にこの映像を40分足せば良かったのではないかと思いました。2作買っちゃったら3作目も買わざるを得ない感じが余計に腹立ちますよね。
[DVD(字幕)] 3点(2006-07-18 16:15:21)(良:1票)
268.  私の頭の中の消しゴム 《ネタバレ》 
若年性アルツハイマーは他人事ではありませんね。ある日突然愛する人が、恋人の記憶だけじゃなく自分自身をも失っていく恐怖に対峙したらと思ったら、たまらなく哀しくなってきました。そんな中でも、どんな未来であれどんな形であれ、愛を失わせまいと努力する夫、自分の気持ちとは裏腹に記憶が失われていく中で「ごめんね、でも愛している事だけは忘れないで」と健気に心を伝える妻。愛の形が自分本位になりがちな現代において、映画の世界でこのような究極の恋愛を作り出すという事に、私自身は十分すぎるメッセージを感じました。主役二人もまさに熱演ですし、特に終盤アルツハイマーの症状が進行する役を演じたソン・イェジンは、「夏の香り」で可愛らしさを振りまいたあの時に比べ、演技に重みが出てきたと思います。物悲しく、救いようがないような展開の中で、二人が出会った場所、コンビニとコーラ、支えてきた二人の身内との久々の対面の中で、自分の記憶を取り戻し「ここは天国なの?」と呟く彼女の表情に胸打つものがありました。辛い点数のレビューが多いですが、私はメッセージ性のある恋愛映画の一本としてとても高く評価してあげたいです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-07-17 18:52:05)
269.  ラスト・プレゼント 《ネタバレ》 
旦那に早く独り立ちして欲しいから、わざと突き放す物言いの妻、妻の命の期限を知ってから、心配をかけまい、早く売れなければと頑張る夫、そしてその夫に頼まれ、もう長くない妻の昔の友人や好きだった相手探しに奔走する詐欺師達。登場人物の行動全てが温かい。この作品に出てくる人達は、寂しさよりも常に誰かの事を大切に考えて動いている。そして夫婦二人は本当に愛し合っているし、それが言葉ではなく表情、行動に全てが表われている。結婚に反対していた夫の両親も中盤からは二人を許し、家族4人で写真館で写真を撮影するシーンに何ともいえない家族の温かさを感じた。妻役のイ・ヨンエさんは本当に可愛くて、気丈な部分と、か弱い部分双方の体現が素晴らしく自然でさすがだなと思った。夫役のイ・ジョンジェさんも心から妻を愛している姿が胸に響いた。詐欺師役の1人は「冬のソナタ」のキム次長ことクォン・ヘヒョさんだが、この方はやはりこういうお人よしの役柄がとてもよく似合う。物語は終盤、お笑いコンテストの決勝戦本番中、夫の演目を観ながら妻が静かに息を引き取る。でも妻にとって、お笑い芸人である夫が自らの職業の中で、多くの観客に笑いを提供している中で死ぬというのは、これ以上ない幸せな最期なのではなかっただろうか。客を笑わせる夫、生死の狭間で苦しむ妻との対比は2度出てきて、そのどちらも痛々しくも感じるが、そこには確かな夫婦の絆があるからこそ信じ合えるものがある。夫婦、人間の素晴らしさを過剰な演出抜きで訴えかける素晴らしい映画だと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-17 01:24:59)
270.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
認めざるを得ない物凄い完成度の高い映画。最後まで一気に見せる力があるし、主演の俳優はほぼ全員とりつかれたかのような演技を見せています。ただし、シナリオは本当にキツイですね。実の姉との関係を広められた事が原因で死に至らしめた事を、15年ごしに今度は実の娘と二人に暗示をかけて関係を持たせるなんて、ちょっと普通じゃ考えられないような復讐です。でも元々は実の姉と関係を持った彼も歪んでいるし、まぁ口数の多かった主人公にも問題アリで、どっちもどっちだなって感じでした。口は災いの元っていう教訓の映画ですね。最後まで娘に箱を開けさせないで済んだ事、ユ・ジテ演じる犯人がエレベーターで自ら命を絶ったこの二点でかなりすくわれました。観る価値のある名作だと思いますが、フルコースディナーみたいな濃い映画なので、1度観たら、観返すまでに時間がかかりそうです。点を付けるのが本当に難しい作品ですね、完成度だけなら9点ですが、グロさ、シナリオのやるせなさ等を考えて7点です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-16 16:23:26)(良:1票)
271.  シン・シティ 《ネタバレ》 
オムニバスって知らないで観始めたので初めは少し戸惑いましたが、出演者の入魂の演技にすっかり魅入ってしまいました。ミッキー・ロークもクライヴ・オーウェンもブルース・ウィリスも本当に男が惚れる男の世界を体現していてカッコ良かったです。特にブルース・ウィリス演じるハーディガンは、8年越しに1人の女を守り、最後は彼女を想って自ら命を絶つなんて浪漫そのものです!マンガが原作で、原作者も共同監督をしているのでどうしてもその色が濃く、また色をそぎ落として見せる独特の映像に最初は戸惑いますが、絶えず雨の降るシン・シティの薄暗さ、救いようの無さを助長しているようで途中からはこの世界に没頭できました。「R-15」だけあってバイオレンス描写のグロさもありますが、「キル・ビル」がエンタテイメントとして楽しめる方なら割り切って楽しめると思います。しかしジェシカ・アルバのあの圧倒的な美しさは至宝ですね、彼女はジュリア・ロバーツのように、名前で客を呼べる女優さんになれる気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 13:49:07)
272.  香港国際警察/NEW POLICE STORY 《ネタバレ》 
勧善懲悪大歓迎。デジタルカンフーお断り。今でもジャッキーは現役だ!っていうジャッキーファンなら絶対に納得の久々の快作だと思います!中盤までのやる気を失ったジメジメジャッキーから、キレのあるカンフーアクションをこれでもかと見せてくれる後半との対比が面白いです。犯人が憎たらしい分だけ、観客は「それいけジャッキー!」と思って観れるので最初の犯人の応酬はなんとか我慢して観て下さい(笑)相棒となる偽巡査の正体、危機的な立場にいながら婚約者と愛を語るシーン、スパイスになっている「ツインズエフェクト」でも可愛さ満載だったササなど、アクション以外の部分でも見ごたえが満載で本当に楽しい作品!やっぱりハリウッドじゃなく原点に戻って作ったのが功を奏しましたね。爆発シーンの凄さ、バスがボッコボコ街中をぶっ壊していく爽快感、レゴのいい宣伝等も含め、外見は随分貫禄が出たジャッキーもまだまだここまで出来るぞ!という凄みを感じたザッツエンターテイメントな1本です!あまりに前半酒をかっくらっているので、チンピラに酔拳でも食らわすのかと期待しましたが、それはさすがに先走りすぎでした・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-15 15:05:21)
273.  HINOKIO ヒノキオ 《ネタバレ》 
ヒノキオのVFXとロボット共全く違和感が無く、素晴らしかったですね。観ている内にヒノキオに表情があるような気がしてきて、いじめを受けるシーンや(軍事ロボット云々のフォローは最後まで無しかい!)、ジュンを助けようと思って水に飛び込むシーンは感情移入してしまいました。シナリオ的には突っ込み所満載の映画なんですが(ゲームお現実がリンクしてるとかって展開は不要だったのでは?)親子愛、友情、愛情共に尤もな事を言っている部分も多く、引っ越してしまう友人との別れや、生死を彷徨っている時の母子の対面のシーン等で確かな感動もあり、全てを観終えるといい映画だったなあという印象を持ちました。個人的には憧れの相手を演じた堀北ちゃんの出番が少なかったのは個人的には少し残念・・・。あとジュンがずっと男だと思ってましたが、ラストのロングの時には可愛いなあとか思ってしまいました。メインを張った子供達の頑張り、ヒノキオの自然さに7点。エンディングテーマでYUIの名曲「Tomorrow's way」の選曲センスを持つスタッフに1点で8点です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-07-15 14:53:48)
274.  テッセラクト 《ネタバレ》 
まずテッセラクト(4次元)の部分を感じさせる展開が少なく、弱いです。要は同じホテルに泊まった客同士が、麻薬の受け渡しとその人物を通じて巻き込まれていくサスペンスなんですが、オープニングで見せる、超次元で銃が室内に打ち込まれる画とか全然その後出てきません。暗示的なものでしかないのであれば、テッセラクトなんて仰々しいタイトルは止めて欲しかったです。あとあのホテルの盗人のガキが生理的に受け付けませんでした。ああいう要領のいいガキがいるおかげで、罪の無い心理学の女先生まで死んじゃったんだし・・・。最後の最後まで麻薬を取り返す取り返さないだけの展開にダルくなりました。同じ監督なら「EYE」の方が全然完成度は上です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-15 14:44:48)
275.  マシニスト 《ネタバレ》 
前日「リベリオン」を観てたので、一瞬クリスチャン・ベールの痩せ方に目を疑いました・・・。自分の見知らぬ所で事件が起きるというパターンで、1年もの不眠症、そしてその不眠症になるきっかけになった事件を背景に次々展開が起きるパターンでしたが、オチを聞いてもさほど驚かなかったのはきっと「スパイダー」のトラウマモノを始め、既にこのようなパターンのオチの作品が多く出回っていたからだと思います。それでもガリガリに痩せたクリスチャン・ベールが必死に何が起きてるか分からない様子を悩み、怒り、苦しむ様子は役者魂を感じました。でも多くの方が仰るように1発モノです。2度目からはそう楽しめる作品ではないかもしれません。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-15 14:39:26)
276.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
演じている役者がノビノビやっている感じはいいと思います。ただ、展開が突拍子も無い部分があり、観客がおいてけぼりを食らう感が否めなくて非常に残念でした。アクションシーンも見せ場があり、娯楽作としては中々よく出来ていると思いますが、「海の向こうの娯楽作」的なお金のかけ方に嫌悪感を覚える方はダメだと思います。それにワイヤーアクションの技術が進歩したからと言って、あまりに多用しすぎて現実味が全くないですね。そもそもこのコミカルスパイ映画にそれを求めるのも違うと分かっているんですが、もう少し人間的(脱超人的)な動きがあってもいいんじゃないかな?と感じました。聞かれてませんが、私的にはドリュー・バリモアです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-14 14:08:54)(良:1票)
277.  タイムマシン(2002)
時空移動モノのSFはお金をかけないとショボくなりがちだし、80万年後とかの設定ならもっと圧倒的な映像体験を求めてしまいます。H・Gウェルズの原作でありながら100分より短い尺でどれだけのスケール感が出るかと危惧していましたが、やはり佳作だったので残念でした。なんかジェレミー・アイアンズ程の名優も白ヌリメイクに時間をかけて頑張ったのですが、悪い意味で「普通のドラマ」って感じでした。仰られている方もいますが、過去に行く話と未来に向かう話を無理にくっつけたような印象もあり、もう少しシナリオが魅力的にならなかったかな?と思いました。「メメント」で好演したガイ・ピアースも普通でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-14 14:02:48)
278.  メン・イン・ブラック2
1作目は決してストーリーで楽しかったワケではなく、このSFモノを独特の軽いノリで、しかもトミー・リー程の神経質そうな人がクソ真面目に演じている部分が楽しかったワケで、それを同じタッチでまたやられても新鮮味も無いし面白くないなあと思いました。シナリオも何だか考えに考えて何とか作った感じもしましたし、85分という事で1作目より尺が短いんですがもっと長く感じました。細かな笑いを詰め込んできているんですが、それらの全ては「1」での延長線上なので、この作品に関してもやはり続編モノの難しさを感じましたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-13 16:27:40)(良:1票)
279.  ジュラシック・パークIII
このシリーズの最初のコンセプトである「恐竜を現代に蘇らせ、テーマパークを作ったら儲かるのかな」がどうでもよくなっていますね。前作「ロストワールド」は、「1」で失敗してもなお一儲けを企む人間が絡んだパニック物として、何とか「ジュラシックパーク」関連として作り上げていましたが、この「3」では恐竜島からのサバイバルってだけの部分に焦点を置き、93分の短い尺で作ったパニック映画ですね。CGは物凄いし、初見ではハラハラドキドキしますが、やはり3作目ともなりと恐竜達にも見慣れ新鮮味が薄い(プテラノドンは良かったけど)、無理くりサム・ニールを引っ張り出してきたが彼が可哀想な気もしました。タイトルもこれでは「ジュラシックパーク 番外編」とかにすれば良かったなと思います。ショートのティア・レオーニは顔は可愛いんだけど、ギャーギャーうるせー!感情移入出来るキャラがほとんどいないのもマイナス点。ローラ・ダーンも老けましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 16:13:05)(良:1票)
280.  春の日は過ぎゆく 《ネタバレ》 
主演2人の演技力、ヒロインであるイ・ヨンエの美しさ、映像の美しさは本当に申し分ありません。ただ、ホ・ジノという監督は小津的な見せ方をする人ですが「八月のクリスマス」と違って、映像で語るというより、物語上、不親切な感じが否めませんでした。それに尺が長く間延びし過ぎです。あと20分は縮められたのではないでしょうか。シナリオにしても、バツイチであるヒロインが、何故男に対して一方的に別れを告げたのか?仕事に生きる女性としてやはり恋愛が面倒だったのか、優しいだけの男に物足りなさを感じたのか、新鮮味が無くなって嫌気が差したのか、バツイチゆえまた傷つくのが怖かったのか、そこらへんもよく分からなかったです。それとイ・ヨンエさんの瑞々しい存在感とヒロインの性格がマッチしていない感じで、ちょうど当日イ・ヨンエさんを拝見してきた(2006.7.12正官庄謝恩祭)私にとって、このギャップに少しガッカリしました。あと私はどうしても男なので、一方的に距離を置こうと言われた時の彼のとった行動は少し理解できます。ああいう振り方はストーカー発生の温床になると思います。彼の亡くなったお爺さんは生前浮気をしていて愛人がいた事、痴呆になってもまだ若き旦那の帰りを待つお婆ちゃんが傍にいる環境では、余計に浮気、そして直ぐに他の男に乗り換える彼女が許せなかったのかもしれません。日常的ではあるし、俳優さんも上手くて豪華なのに、シナリオが薄味且つ説明不足で物足りなかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 11:06:02)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS