261. マルコヴィッチの穴
他人の頭に15分だけ入ることができるという発想自体に点数をあげたい。こんな奇抜なアイデアをよく思いつくものだと感心。ただ中身は自分が想像していた内容と全然違っていた。前半部分は興味深かったが、決して笑える内容ではなかった。後半については、はじめて見た私にはよくわからなかった。どうやってこのネタを引っ張るのかな~と思ってみているうちに、人間関係をドロドロとひねりすぎていて、ラストにいたっては「??」。哲学的な意味もあるんだろうけど、教えてくれなきゃわからないような映画はあまり好きではないっす。 5点(2004-05-24 10:40:12) |
262. ザ・ロック
途中で余分なシーンが多いせいか、どうも面白くなかった。アクション映画としては良くできるているとは思うんだけれど。ドンパチ嫌いなもんで。 5点(2004-05-19 22:20:26) |
263. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 この映画を予備知識を持たずに見ることができて幸せだった。ずっと重く苦しい展開が続くのでが胸が苦しいが、最後に救いがある。真っ青な青空の下、スポーツカーで海辺の海岸を走る主人公の姿が片時も忘れられない。ラストのシーンもとてもよい。ところで皆さん宝箱には何が入っていると想像したのだろう?私は絶対ハーモニカだと思っていた。 8点(2004-05-18 11:05:14) |
264. 大誘拐 RAINBOW KIDS
《ネタバレ》 期待していたほど面白くはなかった。それでも、誘拐された婆さんが逆に誘拐犯のリーダーになるという設定は群を抜いて面白い。原作を読んでいなかったので、途中の展開が少しわかりづらかったものの、事件解決以降のエピソードもうまく出来ていると思う。ただ、十数年前の邦画のせいか、台詞が聞き取りづらくて演技も拙いというところが残念といえば残念。時間があれば原作も読んでみたいけど。。。 6点(2004-05-08 18:49:32) |
265. 梟の城
点数をみてイヤな予感はしていたのですが、やはり的中。最後までみるのに相当な根気を要しました。キャストや脚本が言われているほど悪いわけではないんでしょうが、原作を読んでいないのでとにかく訳がわからない。やたらと人が出てくる割に、それぞれのつながりが分からず、中途半端。もう少しわかり易く、観客の立場に立ってほしかったです。二人の女は結局何だったのか、最後まで見ても訳がわかりません。画面も全体的に暗くてわかりづらい。題材的には面白そうな内容だっただけに、監督の手腕には失望しました。 3点(2004-05-02 12:28:32) |
266. ヒマラヤ杉に降る雪
他のどの作品とも似ていない、異色の作品。彩色に乏しい画面に、心が洗われるような流れる映像と音楽。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」というより、「メッセージ・イン・ア・ボトル」を思い出しながら見ていた。裁判の中身は原作を読んでいないので最後までわからないところばかりだったが、主人公二人の心情はうまく描かれていた気がする。老弁護士の最後の弁護も良かったしね。彼の演説を聞くだけでも見る勝ちがある作品。7点にしようかどうか迷ったが、何回も言っているように見て元気になれる映画はあまり好みでないので、6点献上。 6点(2004-04-29 21:41:37) |
267. ロレンツォのオイル/命の詩
映画としては、本当によく出来た作品だと思う。どうしても深刻で暗くなりがちなトピックを、ここまで観る者に引きつけさせるのは名作の証。グレゴリー聖歌のようなクラシック音楽や最後にテロップで流れる子供たちの笑顔も魅力的。個人的には、階段で泣き叫ぶお父さんの姿がいちばん心に残っている。いろいろ考えさせられるいい映画だと思うが、もう少し気楽で楽しい映画が好みなのでどうしてもこの点数。 7点(2004-04-27 13:16:47) |
268. セブン
非常に優れている、といえる映画。それでもこの点数なのは、見てハッピーになれる映画ではないから。特にブラピ演じるミルズ刑事にとっては、悪夢が続いていくだけ…。全体的に暗いが、惹き付ける力を持った作品だと思う。サスペンス映画にありがちな、銃撃戦のシーンばかりというわけではなく、二人の対照的な刑事のやりとりが魅力的。そこに絡む、七つの大罪に関する殺人。でも、この映画の魅力は、やはりラストにあると思う。「envy」(嫉妬)と「wrath」(憤怒)という罪。そうか、そう持ってきたか…。しばし溜息。考えさせられる。ちなみに、「wrath」を英英辞典で引いてみると次のように書いてあった。「extreme anger」 7点(2004-04-19 00:51:07) |
269. 羊たちの沈黙
最初から最後まで、見るものの心を捉えて話さないところがすごい。サスペンスとしては申し分ない出来だと思う。特に印象深かったのは、レクター博士。心の奥底まで見抜かれるような、深い洞察力と、それに相対するような人食いという奇癖。しかし、何度も言っているように、ホラーものは好きではない。特にこの作品は惨いシーンが続出。よって、6点献上。 6点(2004-04-16 09:23:03) |
270. スピード2
うーむ。確かにこれはひどい。別にクソ映画だとは思わないが、スピードの続編という謳い文句でなければ、ほとんどの人は見ないのではないかという出来。主役のパトリックは映えないし、S・ブロックは相変わらずヒステリックでかしましい。最後らへんの船が街に突っ込むシーンは迫力があったので、プラス1点で、4点献上。 4点(2004-04-12 10:20:49) |
271. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
アナクスナムンとイムホッテプの立場に立って見た。二人は、邪魔されたせいで恋を成就させることができず、何と無念だったことだろう。邪魔者だからといって人を殺しすぎるのは言語道断だけれども。私は、単純に主人公が善で、イムホテップが悪だとすることはできないと思う。そういう視点でみると、この映画は決してハッピーエンドではない。夥しい数の死体の数が増えたにすぎない。さて、内容については最初の古代部分やCGを除いてB級っぽいので、この点数。ちなみに、スカラベはコガネムシ科の甲虫の総称で、この映画に出てくるような凶悪なムシは実際には存在しません(笑)。日本ではフンコロガシと呼ばれています(爆)。 5点(2004-04-10 10:08:05) |
272. ジュマンジ
警官がらみのコメディは笑えたものの、肝心のサイコロゲームがどうもピンと来なかった。動物がドシンドシンと行進って、笑えるけどあまり迫力はなかった。どうせなら実際のゲームみたく、マイナスのイベントだけでなくプラスのイベントもあっていいんじゃない? 5点(2004-04-05 00:43:41) |
273. 紅の豚
渋くてロマンを感じる映画ですが、どうもインパクトに欠ける。 6点(2004-03-14 22:45:02) |
274. ア・フュー・グッドメン
登場人物や背景を理解するので手一杯で、ストーリーを楽しめなかった。何回も見てから評価するべき作品かもしれない。 5点(2004-03-13 22:11:59) |
275. インデペンデンス・デイ
これだけ迫力がある映画も珍しい。何度見ても、結末が分かっていても、ついつい画面に引き込まれてしまう。言われているほどストーリーは破綻していないのでは?最後のほうで、大笑いしながら戦闘機で突っ込んでいくおっさんがいい。でも、都合良すぎるかな。それに大統領、若すぎ。エイリアン暴走シーン怖すぎ。 7点(2004-03-07 19:26:43) |
276. 許されざる者(1992)
自分にはあまり合わないと感じた。かなりダレるシーンが多いように感じた。主人公がボコボコやられるのもなんだか・・・。ただ描かれているのは、重厚な人間ドラマで、どんな犯罪者にもそれなりの理由があるということなんだろう。雄大な景色も評価できる。 5点(2004-03-04 09:05:55) |
277. ノイズ(1999)
《ネタバレ》 途中までは好感触を持ってみていた。それが、妻が妄想・鬱・心配性なのを曝け出し、夫の正体が分かって別人になるところから点数が低くなっていった。やはりホラー系は点数が低くならざるを得ない。皆が言うほどラストがダメというわけではなく、もうあの妻や双子の子供なりを少し引っ張ってほしかった。この映画も、一度見たら充分でしょう。 4点(2004-02-29 23:45:42) |
278. 櫻の園(1990)
女の子達の、支離滅裂でめまぐるしく変わる会話は、はっきりいって聞いていて苦痛(笑)。女子高のリアリティは出ていているが、積極的に見たい映画とは思えない。 4点(2004-02-29 19:11:01) |
279. クリフハンガー
アクションものとしてはよく頑張っていると思うが、残酷なシーンが多すぎる。たとえ映画の中でも、安易に人を殺すことには賛成できない。一度見たらもう充分、二度や三度と見たいとは思わない。最後に一言。「金の為に死ぬのは真っ平」だ。 4点(2004-02-29 16:39:29) |
280. ディープ・インパクト(1998)
見所は最後の津波が来るところで、その迫力だけでも見る価値はあるのだが、リアリティという面では、パニックに陥った人間模様をもっと見せてくれたほうが迫力があった気がする。人間ドラマに主題を置いたのはいいとしても、登場人物も多く、すべてが中途半端で盛り上がっていない。TV放送でカットされたシーンもあり一概に言えないが、最初に見たときに意味が分からない場面が多すぎる映画は、あまり好きではない。正直インパクトは感じられなかったし、感動も出来なかった。 6点(2004-02-29 10:37:53) |