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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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281.  ブロンド・ライフ
アンジェリーナ・ジョリー・・気に入りました。  見たのがはじめてだったんですが(最近の俳優にうとい私・・)  どこかクラシックで昔の洋画に出てきそうな女優さんですね!  そこが逆に受けてるのかもしれないなぁ・・  映画自体もなんか古い昔のファンタジーっぽくていいです。  もちろん映像は今の時代のものですが脚本がクラシカルで好きです。  共演のエドワード・バーンズはプライベートライアンでギアにちょっと似てていいなぁと。  いや、角度によったらR・ギア似で~す!  ストーリーがわかりやすく先は読めるのですが、  人の不幸を予想して進むわりにはコミカルで明るいのは奇妙。  そこがまた面白い映画なのですが・・  アンジェリナ・ジョリーはうまいです。  ブラピと共演する予定ですのでまた楽しみが増えました。  両方とも共通点があります。  くったくのないところかな?  くしゃくしゃにした笑顔ができるというのは好きですね。  ものすごいきれいなのに笑うと不細工、でも本気で笑ってる。  そんな俳優が好きなのです。  トゥームーレーダーも見てみようかなぁ・・  あとこの作品はいかにもR・ウィリアムスがやりそうな感じの  預言者=浮浪者が出てくるのですが、  12モンキーズやフィッシャーキングが思わず浮かびました。  主人公にとっては宣告された命の終わりはこの世界の終わりと同じ。  果敢に挑戦しコミカルに笑い飛ばしでもやはり怖くて寂しい。  簡単なストーリーで飛んでるわりには共感できます。  イチローが出てたらもっと面白かったけれど・・  日本人としてはね(苦笑)  ラストのオチは私の予想の全く反対でした~   時差オチは栄転のあたりで感じていたのですが、  逆に助かったんですね・・  まあそれで感動はしなかったけれど後味はいいかな。  時を越えた愛の奇跡をふたりの語りでなくもっと演出してほしかったな・・   人はこのたった5分のために生きてるんじゃないかなと・・  アメリカンビューティーのラストの時も思いましたが、  この短い時間の間に悪夢は観たくはないから、  悟った人は償いをするんじゃないかな・・(暗いか)  意識して借りたわけじゃないんだけれど、  全くジャンル違いの映画に関連性を見つけてしまった。  
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-24 12:23:27)
282.  クレオパトラ(1963) 《ネタバレ》 
 前半は8点以上献上!面白い、シーザー(マイフェアレディの男優)ニヤケ顔だけどまあ満足。  クレオパトラ(エリザベス・テーラー)実は古い史劇は前苦手だったので、  エリザベスも初めて見たのですが、気品があってよかったです。   歴史を考えると次の日は面白くないよなぁと覚悟はしていました。  やはり・・後半は5点かなぁ・・  次の日に続きを見ますと、面白くない。  やはりシーザーは暗殺されアントニウスはオクタブィアヌス  (後のローマ初代皇帝アウグストゥス)と対立する。  ここら最近よく見る映画ですからもうつまらなさは見えている。  女で男も変わる、男で女も変わる・・  アントニウスのなんと間抜けなことか。  恋焦がれる気持ちもわかるがこのふたり(特にアントニウス)には、  私は全く同情も共感もできなかった。  まるで三国志の呂府のようでした。(漢字合ってるかな?)  家族を捨てては不倫ものでよくあるが、  部下を捨てて逃げるまでゆくともう、一国の将軍などと見るのは恥ずかしい。  すでに次の本当の皇帝はわかっているので、  若いながらも冷酷ながらもオクタブィアヌス側のほうを応援していた。  シーザーの子(クレオパトラの子)が殺されてもね。  アントニウスが自害したときに「英雄の死は叫べ!」と言うくだり、  目先のことにこだわって大事なものを見失う、そんなバカなアントニウスでも、  英雄として認めたんですから。  ジュリアス・シーザーというシェイクスピア映画でのアントニウスは英雄でした。  その場面を思い出しました。  じゃあクレオパトラばかりが悪いのか?  でもこの踏みにじられた国を存続するには仕方なかったのでしょう。  ただ、理想が高すぎる。野望は男異常です。  アントニウスは愛が全てだったけれど、クレオパトラは国が全てだった。  選んだ男の愛では国に変えれなかった。  国が滅びることと愛がつきることは同じでした。  ふたりは同じ地で結ばれたのですが、歴史は変えられなかったのです。  面白い時代でここらは好きなのですが、  私はこの映画の後半はもっともっと暗くしてほしかったです。  あきれて感情移入もできないので前半の切なさや感動が飛んでしまいました。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:18:00)
283.  ソドムとゴモラ(1962) 《ネタバレ》 
レンタ屋に行くとまず歴史とSFを探すのですが、SFは最近SW見終えたし、  今見る歴史は旧約聖書~ローマ帝国までを基本としているので、  題名を見て「これ、天地創造でよくわからなかった章だな」と、  借りるのをためらったのですがまあ見ないとわからない。  なるほどこの章は時間かけないとよく理解できない。  天地創造ではソドムとゴモラという町は身内のいさかいが絶えず、  殺戮を重ねていてそれに怒った天使がロトと取引をし、  相変わらずどうしょうもないこの町を焼き尽くしてしまうんです。  天地創造の天使が町を焼くシーンは確かに面白かったんですが、  町の歴史や人間関係があっさり説明されてよくわからなかったので、  この作品を見ることですんなりと理解できました。  もしかして本当に真面目に作っててつまらないかも??と、  十戒のような大げさな場面はないかもと見ていたのですが、  戦闘シーンになるとこれが予想を裏切って面白い。  私は三国志が大好きなのです。  この戦闘は魏の国が呉の国を攻めるシーンを思い出しました。  戦法がよく似ていたのですよ。  待ち伏せ、火責め、水攻めとそっくりです。  映画の戦闘シーンは戦術を見るのが好きなので、  戦闘の迫力や壮大さなどは二の次の興味です。  戦争になったのもソドムの女王の兄弟の陰謀からなんですが・・    ソドムの女王は放浪の民ヘブライ人(いつも放浪なのね)たちを、  ソドムの近くに住まわせました。  女王の兄弟は政権を奪うためあらゆる策略を練る。  ヘブライ人のリーダー神(エホバ)のしもべロトが知恵と勇気で、  精鋭部隊相手に戦い(最終的にはダムを壊し水攻め)ソドムの市民となります。  が、地位を得たロトに反発する同胞も・・  身内の裏切りもありロトは監禁されますが、  牢獄で神の使いを見るのです。  後半のクライマックスで町が壊れていくさまなどは、  これリミイクしても面白いんじゃないのかな?と思いました。  ロトの妻になる女性の存在も面白い。  女王の奴隷でありロトに献上された身分ですが、  実はソドムのスパイなのでした。  でもロトを愛し妻になります。  ロト役、もうちょっと老けてたほうがいいかなぁ。  しかし・・ロトの紋章だっけ??ドラクエまたやりたくなった。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:12:53)
284.  ミスター・アーサー(1981) 《ネタバレ》 
この映画のラストは大いに幻滅した。  後半のラストちかくまでは満点に近いくらいよかったが、  でも幻滅しながらでも認めざるを得ないこの主題歌、クリストファー・クロスの名曲。  主人公のバカお気楽御曹司が執事の爺の最期になって、  ようやく自立したのはまるで映画の内容は違うが「シャイン」を思い出した。  と思ったらこの執事役、シャインに出ていた・・  ここらがあっさり描かれておりとても気に入っている。  お涙頂戴もわかりやすいのだが、この映画にはこのシーンは事務的でさえある。  執事役のギールグッド氏は最近私が見た映画によく出演されており、  登場したすぐに「シーザーだ!」と思い出しました。  カリギュラにも出てたんですよね・・  執事がどうなったかということをネタばれしていますが、  それでしらけるような映画ではありません。  泣かせる映画ではないのですよ。  ああ、あのラストさえなければ主題歌は賞を取ったのだから、  執事役にも助演賞をあげれる。  と思って調べたら、なんと助演賞も取っていた。  おおいに納得。  この映画は全体で評価すれば、アカデミー賞も納得できる。  執事役、主題歌、それ以外にどうこういう内容ではない。  あのラストが説明しすぎて悔やまれます。  このボンボン、金持ちは金持ちってことか~!と、  そのあとで素敵な主題歌がかぶるものだから、  騙されたプリティウーマンのお話みたいだ・・そこさえなければなぁと。  どこか古い良い時代の映画っぽくて気にいり、  残り5分くらいまではよかったのにと残念に思いました。   この映画の原題がARTHUR(アーサー)というのが面白いですね!  ギールグッド氏の本名だし、しかもアカデミー賞は助演男優賞&歌曲賞受賞で、  『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』Best That You Can Doと、Mr.Arthurというのも納得。    
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:02:42)
285.  死霊のはらわたII 《ネタバレ》 
私が一番好きなホラーは「死霊のはらわた」です(でも13日の金曜日、フレディ、あまり好きじゃない)  1が最高傑作だと思っていたので続編は見てなかったのです。  ようやく(お笑いだけではないらしい)と聞き、ようやく見ました。  確かにグロさは1よりましにはなってたので見やすかったけど、  怖さは半減してしまいました。  同じような脚本というか、リメイクに近いです。  ただ特撮中心からCGを使ったようなファンタジーが入ったので違和感アリ。  家族愛のないスピルバーグのホラーみたいで、  あの「ポルターガイスト」1982年は「悪魔のいけにえ」1974年のトビー・フーパー監督ですが、  よく似た絵がありました。  家が壊れる様子や木が襲うシーン(死霊のはらわたでも出てきますが・・)  それに最初に地を這う猛スピードのカメラワークも、実はスピルバーグ作品のほうが古い。  SWでも多用していましたし、今ではどの監督も使っていますが、元は誰なんだろう??  あと、家中が大笑いするシーンは(笑えなかったよ~)悪魔のいけにえの家族団らんを彷彿とさせるし、  目のアップの多用もチェーンソーも悪魔のいけにえへのオマージュ。    でもやっぱりオリジナルなサム・ライミは健在でした。  絵的に既存のSFXホラーであろうと、あのひつこい死霊と主人公のB・キャンベル(J・キャリー似)  このふたつはこのシリーズの主役です。  しかしながらキャンベルのひとり芝居が長すぎっ!  いや、長い。お気に入りは歩く手ですが、長すぎるのもちょっと・・  人が集まりだしてからのほうが面白くなるんですが。  この作品はラストがかなり変わっています。  まるで冒険ファンタジーです。  もうひとつ追加でライミのオマージュが最後に出てきます。  レイ・ハリーハウゼン!あのコウモリ怪鳥が・・・  最後の特撮がいいですね~!  コレを見たら3も見たくなりましたよ。  ホラー界のバックトゥザフューチャーですね。 
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 06:59:24)
286.  プランケット城への招待状 《ネタバレ》 
実は、ニール・ジョーダン作品が好きかも知れない・・  まだ「インタビュー・ウィズ・バンパイア」しか見てないのに、  なぜかこの監督の世界は気になった。  あとは面白い作品に出くわせばいいのだけれど。  ティム・バートン<ニール・ジョーダンかも。  どこがいいのかというとほんとにまだこれで2作しか見てないんだけれど、  絵本のようで舞台劇のようでホラーのようで・・つまりファンタジーかも。  この作品で言えば、つかみのコメディはロバート・ザメキス初期作品みたいだし、  説明しながらたいそうに感動させようとしているさまは、初期スピルバーグのテレビ版みたい。  世にも不思議なアメージングストーリーみたいな、子供向きか大人向きかわからない曖昧さ。  あのインタビュー・ウィズ・バンパイアでもそうだった。  ホラーなのか史劇なのかわからないままコメディになった。  このスピルバーグ系(あくまで初期のファンタジー)に慣れてない人にはわからない変な世界。  それが、ニール・ジョーダンにはあると思う。  全体で見れば破錠しているファンタジーだが妙に美しい。  大げさでなぜか心地よい舞台劇のような音楽。  P・オトゥールに最後まで案内役をさせていたら、この作品は評価が高くなると思う。  舞台劇のように始まった語り部はどこへ・・?  最後がまあロマンティックでかわいいお話なんだけれど、  「このお話はこうで・・」と、閉めてほしかったなぁ。  映画の中にちゃんと舞台も作ってるのに。  最初はほんとにゼメキスの初期作品(スピルバーグ製作のドタバタ)かと思うくらい、  かなり強引なぶっ飛ばしコメディだったので、全然笑えず困った。  そのスピードがだいぶ落ち着くと俳優の演技も生きてきて、  笑える余裕がこちらにも出てきた。  前半ゼメキス後半スピルバーグの過去のファンタジーをくっつけたみたいな・・  いやでも、後半のあの下ネタはスピルバーグは絶対やらないだろう(笑)  上品な俳優(語り部が舞台劇の喋りかただし)とエロ展開からドタバタと忙しく変な作品だ。  この作品のコメディが好きな人もいるとは思うが、  私は真面目に作り直してほしいかなと思った。  お話と映像はなかなかよかっただけに残念。  もしかしてこれが、ニール・ジョーダン(爆)    
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:58:02)
287.  ラルフ一世はアメリカン 《ネタバレ》 
ああ、「スティング」の脚本家が監督さんなんだぁ・・  大逆転劇はお手の物、P・オトゥールが出てなかったら見なかっただろうから、  これもまた掘り出し物の一本と思う。  こんなに面白くてあったかい作品とは知らなかった。  もちろん最初は王室全員感電死というものすごい出だしから、  どう見ても似合わないJ・グットマンの王のコメディについていけなかった。  (彼の作品ではオールウェーズが一番)  でも俳優さんみんなうまい。(オトゥールの映画はうまい役者が多い)  「ミスターアーサー」王室版みたいなんですが、楽曲が向こうが受賞したから上。  執事役(秘書役)は両方うまいんだけれども、主役を食ったという点では向こうがまた上。  まあ向こうは死んじゃったからよけい光ってるし。  ミスターアーサーの評価感想も載せてありますのでどうぞ。  ラストは絶対こちらがいい。  同じようなオチなんだけれどもね、こちらはだって努力したんだもの。  欲張りすぎの感もあるんだけれど、異存はないラストです。  風刺もかなりあるからイギリス人にはどうなんだろうか(笑)  
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 06:56:28)
288.  第三の男 《ネタバレ》 
まずここがどこなのかというのが説明はあるけれど面食らいました。  複雑な時代のウィーン、4カ国語が行きかうのでそれも面白い。  普通かなり有名な作品でも全部英語だったりするわけで、  この作品は旅行客である主人公が、異国の中の異国に迷い込んだような  錯覚に見ているこちらも陥ります。  内容やオチはまるで違うけれども「ユージァル・サスペクツ」を思い出しました。  ハリー(オーソン・ウェルズ)を殺したのは誰か?  というより町全体が異様で何か隠しています。  短く無駄のない作品ですので怪しいやつは押さえます。  まあ群衆の中に怪しそうな男やシチュエーションが出るたび惑わされるのです。  これは手品かもしれないなと途中から気づき始め、  第三の男は現れました。  いや違う、この男であるはずがない。  サスペンスでは犯人役はいきなり登場か最初から登場かに決まっています。  最初から登場しているのに姿を現さないやつ・・・  謎解きは割りと早かったんですがそれよりも映像が気に入りました。  全体に少し斜めに傾いた構図、芸術的でさえある光と影の使い方。  このきれいさは「市民ケーン」より上をいっています。  難というか合わなかったのが音楽です。  「ドクトルジバゴ」のようでした。  もうちょっと低音を効かせたホラー系にしてもよかったかな。  この映画は音よりも映像で心情をよく表していると思いました。   
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 06:49:04)
289.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
大変重く暗い実話です。 ショーシャンクの空にとよく比べられるんですが、 私には先に見たのと演出で後味が良かったので、 どうしてもショーシャンクの空にのほうがいいです。 かなり評価の高い今作品なのですが、 事実とわかっていてもどうしても一方的に描かれている気がする。 映像は不思議でいい味を出しているのですが、 やっぱりハリウッド映画なんだなぁと思いました。 それがどうしても感動できない理由かもしれません。 とても重厚ないい作品には違いないのですが、 共感できるのは怖さや孤独感や辛さしかないのです。 やり遂げたという爽快感はいくつもの犠牲の上に成り立ち、 それならなぜ最初にそういうことをしたのかと客観的に見てしまう。 一番良く描かれていたのは友情です。 でもこの友情仲間意識というのもバイセクシャルもあり、 例えれば戦場での狂気に近い日常から生まれたもの。 精神病院でのシーンがとても不思議で映像美さえ感じました。 音楽も大音量で聴けば気が変になりそうで合っています。 主役のブラッド・ディビスが気になりました。 体格を除きかなりブラッド・ピットに似ていました。 でももう亡くなっていたので(エイズ)亡くなった年が彼と 同じくらいなんですね。死因もショック・・ 
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-17 06:47:07)
290.  サムソンとデリラ(1949) 《ネタバレ》 
さすがに賞を取っているだけあって映像は美しくカメラワークも見事です。  1949年の作品とは思えないくらい。  知らなければ最近の映画だと・・  ただしお話の内容は「ソドムとゴモラ」のほうがいいなぁ・・  こっち濃すぎる。  聖書の大御所セシル・B・デミルにしては恋愛の描き方がひつこすぎ??  最近のリメイクもののようになってしまいました。  手を変え品を変え楽しませてくれる聖書のスペクタクルものですが、  こちらは恋愛や人間のドロドロした内面が描かれており、  正直そんなものは現代劇で見尽くしているから見たくない。  見所の宮殿が壊れる奇跡も思ったよりちょっと地味でした。  ペリシテ人 =今のパレスチナ人のことなのですが、  大昔から歴史は変わっていないというか、  逆に今の情勢がわかる現代人にはこれはわかりやすい。    
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:45:28)
291.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
 案山子はカラスに笑われる。変な格好をしてて何をされてものんき顔・・  こういったようなキャラなんですがそれが実はパチーノなのでした。  ある意味弱い自分から逃げている案山子。  そして受け入れざるを得ない悟りの精神。  ハックマンにはわからない・・  刑務所で受けたパチーノの暴行にハックマンは切れる。  この刑務所行きもハックマンはパチーノが笑わせようと仕組んだことが原因だと思って、  ハックマンはシカトしていたのですが・・  とにかく最終的には前に感動した場所と同じところで泣いてしまったのです。  案山子になれと教えた道化者が案山子でいられなくなる・・  やはりバーでダンスを踊るシーンから電話をかけるシーン、  噴水のシーンのクライマックスへとものすごいリズムが変わります。  今までの(刑務所シーンはのぞいて)のんびりしたロードムービーはどこへ??  クライマックスまではセリフの少ないいい演技をしていたハックマンのほうが際立ち、  電話ボックスからはもうパチーノの一人芝居といっていいくらい。  特に噴水のシーンは妻であった女性の嘘の突き刺さる責め言葉に、  いつもの案山子になりきろうとするパチーノはパニックを起こし意識を失います。  ここの演技もさることながら音が効果的で正直怖かったです。  めまいの音、いわゆる耳鳴りのようなキーンという音が鳴ります(ルメットの未知への飛行でもあった)  案山子が道化を忘れて倒れてしまう哀しさ・・  ハックマンの懸命ながなり声が病院に響くともうだめでした。  やっぱりここで今までの場面が頭で流れ出し感動してしまう・・  自分の仕事のことしか考えてなかったはずなのに、  その貯めたお金をくれてやるから助けてやってくれと。    お金を調達するために往復キップを買おうとするハックマン。  まだ足りなかった・・  靴の底にあることを思い出し底からお金を取り出す。  払い終えたあとカウンターを靴底で叩く。  窓口のおばさんは怪訝そうに見る。  叩き続ける靴底にエンドクレジットがかぶさるように流れ出す・・  見事です。  後味のよろしくない作品のラストに救いを持ってくることはとても難しい。  たいていは付け足しのようにせっかくの場面さえうそ臭くなる。  この救いのセンスがとてもいい。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 06:43:34)
292.  きのうの夜は・・・ 《ネタバレ》 
恋愛映画・・見ないほうです。  でもこの作品は共感できるところが多くなかなか面白かったです。  なんと私はD・ムーアを作品で見るのは初めてで、  こんなに東洋人っぽかったんだとびっくり。  日本人で美人系にいそうな感じです。  あとR・ロウの作品も見たことがなくて初めてづくしでした。  憎めない顔ですねぇ。  ブラピにも似てるしアイマール(サッカー)入ってるしボバン(これもサッカー)入ってるし、  でもそんなに男前でもなくでもやっぱ、若かりし日のG・マイケル(Wham!ね)入ってる。  全編に青春恋愛ものっ!という感じの音楽がバシバシ流れて、  ちょっと安っぽい気もするんだけれども、  細かいところに共感できるものがちりばめてあり(ふたりでヘッドフォンをつけてるシーン)  (デミが居候し棚に自分のものを入れようとしたら当たり前だがロブのものが入ってた)  ほとんどの人は共感できるところがいくつかあるはず。  どちらかといえば男が神経質できれい好きで、女が大らかで大雑把。  このふたり逆ならもっとスムーズだったんじゃないかな?  でもそれでは映画にはなりませんね・・  これは脚本がうまいんだなあと感心しました。  最近流行のキャピキャピしたラブコメでもないし、  嘘のように作ったラブファンタジーでもありません。  平気でエロいセリフもいっぱい出てくるしロマンチックには程遠い。  セリフもいやらしさとかさえ感じないリアルな等身大さがあります。  そして所帯じみたことをしてるのにままごとのようでおかしい。  そしてふたりの恋愛の他に同姓の友情もうまく描けてる。  女ふたりのうちひとりに男ができればこうなるなぁとうなづけます。  恋愛中の人にぜひ見てもらいたいですね。  ただし後半男のほうがちょっとうっとおしいかも(苦笑)  ラストもほんの少し背伸びして爽やかな後味になっています。  私が想像した設定は男はA型気質で女はOかB型気質だなぁ・・  
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:38:30)
293.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 
A.I.では泣きましたがもしかしたら泣かされたのかも・・ 感動というよりかわいそうという事と人類の問題まで発展させてたし。 神々しい迫力とどうにもならないものへの哀れみに。 このアンドリューも神々しい世界にやはり到達します。 両作とも(ありえるかもしれない世界)の暗さを描けてましたが、 A.I.は全て滅んでしまっていた世界を見せられる(未来人は除いて)。 こちらのほうが寒々として(特に子供が題材なだけに逆に) 大人の作った怖い童話、哲学的でさえあります。 いわゆる感動はしたけれども重い後味が残りました。 アンドリューのほうは救いがありました。 この感動の種類はまた違います。 ここを書くとネタばれになるので注意 未見の方は飛ばしてね。  アンドリュー=人類が彼を人類の仲間と認めた。 昇天のラストは違うけれどコクーン的で、 どちらかと言えば子供も一緒に見られるSFです。 ただし性の問題にも触れるので中学生くらいからかな。 A.I.=未来人が発見し彼を滅んだ人類の鍵と見て調べる。 こっちのほうが救いがないやん~(今考えても暗いSFで、 子供向きではないことがわかりますよ) 家族で見るには暗くて寒いんだろうけれど、 この疎外感もわりと好きですよ。評価も書いています。  さて・・アンドリューについて、 コメディがいい。テンポの緩急もよくたいくつしない。 感動したのは、人類の仲間と認められた瞬間、 まあそのあと旅立つんですが・・ もう最近で一番感動したかもしれません。 自分でも(あ、ダメこういう系の映画)と、 号泣しましたから・・ みんなが泣けると言うのもうなずけましたよ。 ピアノの連打シーンや木の馬もママのことなんですが、 それが孫娘の代に変わっても同じ性格と顔なのでだぶります。 アンドリューが一目ぼれしたのも間違ったくらい似てたから。 ここらがかわいいけれど説得力がありますね。 議員の採決シーン?はSWのエピ1を思い出し、 アンドリューのお友達ロボの女の子はまさにC3-PO!  こういうストーリーに一番近い的をついてて観やすく感動できるのが、 ディズニーなのではないんでしょうか?? ピーターパンしかりピノキオしかり・・ 世界中の子供に受けてる世界なのですが、 深く考えるとかなりシリアスで哀しい物語ですね。 
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-17 06:35:25)
294.  飛ぶ教室 《ネタバレ》 
ボーッと見てたらなにがなんやらわからないまま進んでいきました。 脚本は良い作品ですがちょっとノリについていけず・・ 終わったあとで気がつきました。 あ、ドイツ語いらないや・・ (と言いつつグッバイレーニンは良かったけれど) 日本語吹き替えで最初のほうだけまた見直すと良かったです。 生徒が主役なのか先生が主役なのか、 結局両方がリンクし合ってるんだけれど・・ 題からしてSFものか?と期待してしまった。 ジャンルはコメディらしいんですが、 ネタはシリアスでした(コメディによくあるパターン) でも先生の思いで探しのネタはとても良いお話でした。 
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:31:19)
295.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
これから行かれる方は大画面の劇場をお勧めします。 ルーカス映画にある中だるみが全くなくさすがに最終章なんだと感心し、 2番目に好きな作品となりました。 1番はやはり大逆転の帝国の逆襲です。 オープニングから面白く飽きることはありません。 特にR2D2のかわいらしくもマヌケな活躍(エレベーターでの)は見事。 一番好きなシーンは後半の皇帝VSヨーダ。 舞台の見せ所がまるで歌舞伎のせり上がりのようで面白い。 詳しくは書きませんがあんなものを投げるパルパティーンはいったい(爆) シリーズ中最古参のキャラですが(ロボ&CG&かぶりものは除いて) 独特な位置づけが面白く気に入っていたので大活躍?な本作は満足です。 エピ4では皇帝は違う役者さんだったんでしょうか?? クワィ=ガンジンのことにも最後にふれていましたし、 シスの歴史の悲劇が語られていましたが、 師匠を倒した裏切り者の正体はやはりこいつですかぁ・・??? (それならば歴史はジェダイの復讐(帰還)で繰り返されるということ) 展開が速いのでまた観に行って確かめようかと思いました。 CG映像美は全作の中でもちろん1番で前作より数段違和感なしです。 ほとんどのキャラが登場しますのでファンにはたまらないと思います。 大事な終わり方なんですが品よく大人向け。 救いのないストーリーですが最後の〆はジェダイの帰還(復讐)を超えています。 「天地創造」みたいな雰囲気です。 ああその前がもったいないかな・・ 実は自分の中で帝国の逆襲を超えるまでにはいたらなかったのが、 ベイダーの心の葛藤なのです。 エピ2から続けてジェダイの中で浮いていたアナキン。 愛のためとはいえ暗黒面に落ちるまではよく伝わります。 が・・救えなかった瞬間の怒りがあっさりしすぎ。 ああ、無情のように行き場のない怒りを感じさせてほしかったです。 ただしこの映画には特別な魅力があります。 やはり歴史を逆行させるという妙味です。 すでに知っている未来と辿ってゆく過去。 観終わった後にエピ4がすぐに観たくなりました。 でももう少し置いてから・・ エピ3のラストとエピ4のオープニングでは、 少し年月がたちすぎて違和感があると思いますので・・ ロードオブザリングもそうでしたが、 続き物は終わってみると寂しいものです。 SF大河ドラマを見終えたような後味があります。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 06:27:04)(良:1票)
296.  ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 《ネタバレ》 
脚本がクリス・コロンバスということで、ハリー・ポッターやらグレムリンやら入ってます。 私は刑事コロンボもですがシャーロック・ホームズはあまり好きではありません。 よって変に先入観なしに見れたのがよかったかもしれません。 最初のCG化け物=幻影や路地裏はグレムリン2を思い出しました。 そして先生とホームズがフェンシング競技する場面、 あれっこれ・・ハリー・ポッターの2作目にあったなぁと思い出し、 指輪が絡んでいたのでまさかその展開かと予想していたら、 嘘のようにその展開でした(苦笑)こっちが古いから元なんですが・・ おまけに砦の隠れピラミッドの儀式なんざ、インディジョーンズだし。 そういやインディ子供版はグーニーズでスピルバーグ製作だったなぁと調べたら、 コロンバスはグーニーズの脚本もやってたんですね・・ この方アンドリューNDR114の監督さんですよ。 子供心を忘れない冒険SFがお得意です。 本作はちょっと欲張りすぎたのか子供向きじゃあないかもしれない。 マニア系の映画かもしれません・・ ホームズのファンでないとわからないようなネタがあります。 最後なんてそう、クレジットが終わりまだ続くのですが、 先生の名がホームズの宿敵なんて普通わからないですよ。 でも面白そうで続編が観たくなったのですが製作されず・・ あと、ナゾナゾが出てくるのですがこれが気になって集中できない(笑) 窓が全部南に向いてる 外を歩くクマの色は? こんな問題だったと思うのね。理由も言わなきゃならないんだけれど・・ 理科、地理が苦手な私にはこの問いにはキチンと答えれなかった。 正解 北極=クマは白でしたね。 北極=白クマ 南極=ペンギン 北極点から南・・同じところに帰ってくる 案外学生のほうがリアルタイムで答えられそうですね。 小中学生には難しい映画で高校生でも小説読んでないとわからない・・ 大人もわからないラストでしょう。 よってマニア向けとしますが、ストーリーは面白いですよ。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:25:19)
297.  カラーパープル(1985) 《ネタバレ》 
この監督の一連の作品に共通点があります。  (つかみはホラー)何が始まるのか?といきなり脅されるのです。  この作品でもそうでした(出産シーンの撮り方からして)  いや、ホラーというのは失礼かもしれませんが、びびらせようとは感じました(笑)  アミスタッドのときなんかも怖くて止めたくらいですから・・  一度でいいから情のないホラーを撮ってほしい(情のないというのも変ですが)  この作品の書こうとしている題材があまり好きではないのですが、  こういう作品をもしアンソニー・ミンゲラとかが撮ってレンタル屋に置かれてたら・・  観ないと思います(スピルバーグだから意外性で見てしまうというのはある)  ところが予想に反してこじんまりとまとまったアカデミー向きの映画になっていた。  ちょっと残念なことです。  最近のアカデミーに受けそうな映画で、これ時代が早すぎたと思います。  実はアカデミーに受けようと監督は思ってたのではなくて、  キャサリン・ケネディー女史が持ってきたのです。  制約もおおいにあったようで、原作者が監督を逆オーディションしたらしいです。  この映画を(特に)泣かせ系あざといとか言う人がたまにいるのでびっくりです。  私は全然あざといとは思えなかったし、逆にもっと抑揚が欲しかったくらいです。  説明不足で時間がもっとあればなぁと思いました。  理解するには言葉ではなく3時間は欲しい作品ですよ。  随所に好きな変わったカメラワークがあったのでそれは楽しめたのですが、  特典を観ないと理解できない心理描写もあったので、  わかりやすさが売りのスピルバーグ映画にしては難しい。  テーマはウーピー中心の女性の自立と見れます。  兄弟や家族愛、人種差別や男尊女卑・ どちらかといえばゼメキスのほうがお得意の大河ドラマなのです。  映像的には今の青黒い撮影よりずっといいんですが、  音楽は私は合わなかったです。クィンシー・ジョーンズです。  というかジャズが苦手なので(同じクィンシーならルメット監督のシリアスものがいい)  ジョン・ウィリアムスで盛り上げて感動作にしてほしかったなぁ・・  いつまでも夢のような子供の冒険作を期待するのも酷でしょうけど、  この作品のよさがわかるには私には3回くらいの再観賞が必要かも・・    
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:23:46)
298.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
監督変わってたんですね・・知らなかったです。  まあ作品のファンでもないのでショックでもなかったのですが、  変わってることに知らずに観ててなんか違和感。  この監督はホラーっぽい描写が入るのねとうなづきつつ・・  ん?グレムリンやヤングシャーロックやそりゃ感じるけれど・・違う。  だいぶ大人なファンタジーになっていた。  見る分には登場人物も成長しているしいつまでも絵本のような色も?だけれど、  なんか絵本のままのほうがこのシリーズにはよかったんではないかな??  原作に全然興味はないから読まないけれど、  絵本のようなファンタジーさがないですねこれは。  いや、監督のせいというわけだけでもないと思う。  内容は一番まともというかサスペンス仕立てだし、  大人でも満足できるような凝ったストーリー。  親子愛もお約束で入れてるし次作が観たくなるような役者割りをしている。  でも・・前2作の中だるみあり悪趣味映像ありでも、  魔法使いのお話という童話=逸話性がなくなって新鮮味がなくなった。  そういう風に考えれば前2作はもろ魔法使いの童話の再現でした。  ハリー・ポッターは童話ではなくなってSFファンタジーとなってしまった。  映画のできばえはこちらが数段上でもヤングシャーロックのほうが好きですね。  今回の作品は特に魔法使いのおとぎ話ではなく、  バックトゥザフューチャーごっこをする映像と音楽のできのいい続編といったら失礼か・・  映像はCGだなぁ・・とかなり思いました。SW3は気にならなかったのですが・・  音楽が唯一気に入りました。やはりジョン・ウィリアムス。  特にハリー・ポッターはワルツっぽい軽快に変わるところが、  ミュージカルチックでウィリアムスの音楽の中でもかわいい(一番好きなのはE.T.です)  ゲイリー・オールドマンが好きなので次も観るだろうと思います。  レイフ・ファインズも出るみたいだし、マギー・スミスも好きです。  大人はいいんですが子役がだんだん大きくなっていき心配ですね。  特に主役の子をあまり私は気に入ってないので・・  1作目のときはかわいかったんですが・・  かなり映像に力を入れてあるのがわかることと、  バックトゥザフューチャーや銀河鉄道のパロであろうとわかりやすい脚本に、  おまけして★5つが限度かなぁ・・  
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:19:06)
299.  メル・ブルックス/珍説世界史PART I 《ネタバレ》 
いやぁ・・ラストのすぐあとの予告編(続編はないんだけれどね)を見るまでは、  正直3点が限度みたいに思ってたんだけれども、  ものすごいおかしいぞ・・宇宙のユダヤ人!  あまりにも面白いので歌詞を覚えようとしたくらい・・  宇宙へ飛んだユダヤ人、彼らの種族を守るため~♪、  SW調の歌にのせて「SW」のようなエンドロール(出演・製作者名が流れてくやつ)・・  ・・まあなんてシュールな。 本編はたいしたことはなかったけれど、まんま創世記は「2001年宇宙の旅」、  ナレーターがまた「天地創造」のような語りだから期待したら、(なんとオーソン・ウェルズ)  やはり「旧約聖書」ネタは「十戒」は実は十五戒であったとかで・・  ぶっ飛びモーゼはまたその後にも登場して例の術を使う。  そして「ローマ帝国」いきなりデブのシーザーが現れここらからあやしく、  下ネタ満載ズッコケ三昧で(私の好きな時代が・・)笑えなかった。  このあと急に時代が飛び、宗教弾圧になるとミュージカルです・・  尼さんがシンクロ踊るしここらは引いた。  で、ルイ王朝ってかなり飛びますが、あらゆる時代で助けに来るのは、  「ベン・ハー」の白馬ミラクルでありこれは笑えるかも・・ かなり有名で誰でも知ってる名画や歴史がパロられていますので、  笑えなくてもヒマだから予告編は見てみたい??という方、  まあレンタル屋で見つけたら100円の日にでもどうでしょうか!?  本編中一番面白かったのはやはりこれも宗教ネタ。  「最後の晩餐」イエスが裏切り者は誰だろうと見回すシーンで、  (わりかんですかぁ?)と注文を受けた給仕が現れる。  (あ、ユダさん)ギクリとするユダ(ええとワインでした?)イエスは気づかない。  あの間の取りかたは最高におかしい。   
[DVD(字幕)] 4点(2005-07-01 09:48:10)
300.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 
ストーリーはほんとにゼウスの筋書き通りです。  妻と子供を夫が棺おけに入れて海に流すシーンから始まるのですが、  ゼウスの子供ペルセウスだったんで(あちこちに創っています)  ゼウスはその子供に幸せな未来を約束します。  男の子は大きくなり魔法の道具を手にし冒険の旅に出ますが、  その盾や剣や兜は女神らにゼウスが頼んで手配したものです。  なんたる親バカというか・・女神らの中にはゼウスの子を持つものもいるし、  そしてそれなら獣にされたうちの息子も許してあげてとゼウスに請う女神。  その息子は許されずアンドロメダ王女との中を醜い姿にされ割かれます。  王女は呪いをかけられ謎々が解ける男としか結ばれない(爆)  眠る王女は幽体離脱が始まりワシが籠をくわえ王女は入ります。  そこに主人公が現れて王女を助ける旅に出るのです。  空飛ぶ白馬、メデューサの首、予知能力を持つフクロウ、などなど  たくさんアイテムを手に入れてゆきます。  おなじみ洞窟やら宮殿やらも出てきますしほんっとに、  ドラクエまたやりたくなってきましたよ。  フクロウは女神にゼウスが譲ってくれと頼みたおしてくれてやったものですが、  女神もこんな勝手なお願いに付き合うのが嫌になったかフクロウが惜しいのか、  錬金術師に金のフクロウを作らせます。 このフクロウの声はまぎれもなくR2D2と思うのは私だけか・・  怪しいやつ!?とか言って主役連中はフクロウの登場にびっくりしますが、  なにせ金属製なのに木の枝に止まったので落ちるマヌケぶり。  それを拾い上げ(これは重い)とか言いながら太い枝に止まらせ、  話を聞くシーンはおかしかった。(フクロウの言葉はR2D2のよう)  あと、目を見たら命を奪うメデューサとの対決は見ごたえアリ。    ただし主人公が人にものを聞き用が済んだらあの態度は許せません。  いくら相手が人肉を食べる魔女連中とはいえ目が見えないのです。  その目の代わりの道具を奪い脅して話を聞いたら道具を捨てる・・  子供向きであるかもしれない作品にはどうかと思います。  一応正義の主役という設定なのですから・・  そしてシリーズ最大の売りレイ・ハリーハウゼンの特撮が今回はイマイチ。  これがマイナスです。  
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-01 09:45:23)
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