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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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281.  ボーイズ・ドント・クライ
センセーショナルさだけをやたらに前面に出していて、物語に深みを出す為の描写、つまりはブランドンの葛藤やその他の登場人物の心理描写、行動の根拠等がなおざりにされている感じはする。それでもヒラリー・スワンクの体当たり演技は素晴らしく、性同一性障害者をリアル過ぎる位リアルに演じていたと思う。だんだん爆笑問題の太田に見えて来た時はどうしようかと思いましたが。そしてクロエ・セヴィニーの異様な存在感も良かった。彼女は目の下のクマすら魅力の1つにしてしまえる不思議な女優。あのクマいいですよ。不健康で妖しい色気。
7点(2004-02-21 12:21:56)
282.  おもいでの夏
観た時は、何て滑稽な映画だろう、と思った。10代の少年はあんなにアホなのだろうか?いや、あそこまでアホじゃないだろう、いや、やっぱアホなのか…?と頭を抱えながら観ていた。でも時間が経ってから、そういう滑稽なことも時間のフィルターを通って美化されて行くという映画のコンセプトがじわじわと分かって来た。当初、お馬鹿でHなティーン映画的な内容と映像や音楽の美しさが異常に噛み合わないと思ったけれど、あの映像と音楽は大人になった主人公が思い出を回想する上で付加されたものだ、と考えれば全て納得出来た。思い出はただ思い出だというだけで圧倒的に無条件に美しいのだ。たとえどんなに恥ずかしく、滑稽で、馬鹿馬鹿しいものでも。反復してこの作品のことを考えるにつれ、この映画の名画たる所以が分かって来た。
7点(2004-02-20 17:35:19)
283.  愛人/ラマン
中学生の時に初めて観たのだけれど、友人間でレオン・カーフェイの顔がことごとく不評だった。うん、トミーズ雅だよね。スカしたトミーズ雅だよね。そういえばジェーン・マーチにそっくりな同級生がいた。痩せていてとても綺麗な女の子だった。痩せた女の子特有の色気を発散していたジェーン・マーチ。全然パッとしないまま消えて行ったのが残念ですが、ああいう雰囲気を出せる女性、私は結構好きです。
7点(2004-02-19 15:59:59)
284.  フェノミナ
ダリ男に関しては、この作品と「サスペリア」と「トラウマ」で、ロリコン加虐趣味のやばい人なのだな…というイメージが固まってしまった。とにかく14歳の少女にここまでやらせるというのは、日本では有り得ない。蛆虫満載、昆虫満載、極め付けは腐肉プールにざばんっですよ。完全にイカれてる。知的で楚々とした、それでいて若いがゆえのちょっとした尊大さと残酷さをそれとなく持ち合わせている、当時14歳のジェニファーが印象的。異常世界と対比されつつ、奇妙に融合している不思議少女。
7点(2004-02-15 20:25:48)
285.  火垂るの墓(1988)
野坂昭如の功績は、この作品を世に送り出したことと、大島渚を殴ったことだ。
7点(2004-02-15 15:46:50)(笑:3票)
286.  この森で、天使はバスを降りた
経験の少ない監督が低予算ながらも苦心して丁寧に撮り上げた作品、という感じ。荒削りで所々脚本や演出が稚拙で散漫な感じがしたのは確かだけれど、努力を感じるし、良いと思います。インディーズ映画としては充分です。そして邦題、凄いですね。邦題だけで「おっ、気になるタイトルだな」と手にとって観てみたくなる。内容と一致しているかどうかは少し疑問が残るところだけれど、結果として大成功です。凄い掴みがあります。映画配給会社はこの作品位、強い掴みのある邦題をきちんと考えて欲しいところです。
7点(2004-02-12 16:46:29)
287.  ショコラ(2000)
ラッセ・ハルストレム監督の、辛辣ながらも温もりのある目線が好きだ。今作もハルストレム流の空気が流れていて良いと思う。フランスの古い因習に縛られた排他的な町に一筋の風と共にやって来て、そして新しい風の通り道を作ってしまう不思議な母子。素敵な映画でした。余談だけれど、「存在の耐えられない軽さ」のレナ・オリンとジュリエット・ビノシュを見た後でこの作品の彼女達を見ると、「女優って凄ぇ…」と心から思う。
7点(2004-02-11 23:58:31)
288.  スリーピー・ホロウ
最初はサスペンス映画だと思って真面目に犯人探しをしていたのに、途中からこれは本当にホラーなのだと気付き、軽く違和感を感じてしまったけれど、それはそれで。ティム・バートンのセンスの良さには今更触れるまでもないけれど、この作品でもダーク・ファンタジーな世界観の構築手腕は秀逸。クリスティーナ・リッチが予想外にもブロンドヘアやクラッシックコスチュームが似合うことも分かった。暗黒御伽話な世界観に酔える一作。
7点(2004-02-11 22:45:43)
289.  ゲーム(1997)
当時、先に観た友人に感想を聞いたら、「お前はオチに間違いなく切れる」と言われた。そいつは「シックス・センス」や「ファイト・クラブ」の感想を聞いても「お前は切れる」と言った。この野郎、私を何だと思ってるんだ。全部好きだったぞ。貴様はイライジャ・ウッドをCGだと思ってたくせに(「ロード・オブ・ザ・リング」レビュー参照)。…いや~、騙されました。私は素直に面白かったですよ。あの不気味な人形可愛い。欲しい。
7点(2004-02-11 22:33:37)(笑:1票)
290.  アメリカン・ビューティー
アメリカ人が、自分たちの矛盾や欺瞞、社会の病理に一応は気付いてはいるのだ、ということを知ることが出来たという点で、良かった。これがアメリカなのだよ、という1つのネガティブでダウナーなプロパガンダを感じる。ソーラ・バーチの存在感が凄い。
7点(2004-02-10 21:46:24)
291.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
以前、特に何を借りようとも決めずにレンタルビデオ店に行き、この作品が目に留まった。《よし、今まで興味も湧かなかったけれど、この際観てみるか》と手に取った瞬間、脳の後ろ辺りに一瞬「えび」という単語が浮かんだ。《……うん…?えび?》と不可解に思いつつ、帰って観てみた。観進むに連れて脳内に「えび…えび…」という声が響き渡り、ある時点で「えびの話が出て来る!」と確信した直後、本当に出て来た。そこでやっと気付いた。「…これ、わし、前に1回観てるやん」。あの、えびに関するくだりまで、1度観たことをすっかり忘れていた。世間的評価が高くても、自分にとっては全く心に残らない作品だったのだな…とその時思った。でも1回目は気付かなかったことも分かって得はしました。ジュニアがハーレイ君だったということは初見時は知らなかったし(「シックス・センス」以前に観たから)。ちなみに、何でえびのことだけ頭に残っていたのかは全くもって不明。ほんとに不可解。自分が不可解。全くもってどうにかしている。
7点(2004-02-10 20:27:09)
292.  チアーズ!
可愛いですね。10代の特権だと言わんばかりのパワフルでキュートなパフォーマンスを見られるだけでも楽しい作品。てゆうか毎度思っていたけれど、キルスティン・ダンストは顔と体が一致しない。結構ポッチャリというか肉厚な顔に対し、体は驚く程華奢でスラッとしていてバランスが良い。正直どうしても美人だとか可愛いだとかは思えないのに、可愛い子オーラが不可解な程に発散されていて、だんだん可愛い人に見えて来る(笑)。洗脳に近いオーラを出す娘だ。モテモテな理由も売れっ子な理由も何だか分かるような気がする。
7点(2004-02-10 20:07:03)(笑:1票) (良:2票)
293.  リアリティ・バイツ
痛い。22歳の時に観たけれど、自分を見ているようだった。現実は厳しい。まだその現実と折り合いを付けて行ける程の器用さも老練さもないのに、「子供だから」と甘えられる年齢でもない。社会で大人としての見識を持って行動することを要求されながら、同時に子供扱いされる。厳しい。痛いです。こういうのは普遍的なテーマで、「セント・エルモス・ファイアー」でも描かれている。いつになっても淘汰されないメッセージ性というものはある。「ジェネレーションX」の映画、一種の時代もの、と言い切ってしまうのはとても惜しい。この作品のテーマには普遍性があり、今にも通じる。これはおそらく観る年齢によって感想が変わってくる作品なので、若い方は大学卒業後などの22、23の時に観て欲しい。
7点(2004-02-09 20:37:04)(良:1票)
294.  ラリー・フリント
ウディ・ハレルソンとコートニー・ラブの確信犯的な「安さ」が光る。「永遠の二流、三流俳優」的な2人のチープでいて存在感たっぷりな雰囲気がこの作品に説得力を持たせている。そこに来てエドワード・ノートンの堅物キャラ配置。上手い。キャストがいい。そして原題が意外と深い。直訳は「大衆対ラリー・フリント」。「アメリカは自由の国だ」と誇り高く叫びつつも本質は保守的なアメリカ人。そんな人々の自己欺瞞、ひいてはアメリカの欺瞞というものと1人戦う彼。武器は幼稚さと衝動と信念。大衆に対する1人。ある意味のスケープゴート。考えさせられることが多々ある作品ですね。やっぱり、アメリカという国は本質的には決して自由の国ではないんだよ。そういやこのラリー本人、2003年のカリフォルニア知事選に出馬していたね。本当にタフな人だと呆れてしまう。
7点(2004-02-08 13:37:02)(良:1票)
295.  セント・エルモス・ファイアー
痛。……痛。………痛。…………痛。 社会人1年生、22、23の時期に観るとかなり痛い。まるで私や友人達を見ているようだった。これと「リアリティ・バイツ」は大学卒業直後なんかに観たりしたら、かなり効く。大学というモラトリアムの後に直面する現実。こういうテーマは普遍なのだと思う。痛いです。セント・エルモさんには私の道筋にも灯を灯してもらいたいもんです。私も思いっきり海難事故に遭ってるんです。
7点(2004-02-08 12:32:14)(良:1票)
296.  フルメタル・ジャケット
これは「戦争」そのものというより、「狂気が戦争から生まれ、戦争を餌に更に増殖すること」を描いた作品のように思えた。戦場という極限の絶対的暴力の場では、今まで生きて行く上で何重にも貼り付けて来た理性の被膜など、いとも容易く剥離される。そして現れるのは人間の本質。そんな純粋な状態で狂気の渦の中に浸り続ければ、それに毒されてしまうのは明らか。その狂気は人間を苦しめ、逃がしてくれない。1度極限の狂気を見た者は、見る前とは明らかに根本的なところが決定的に変質してしまう。今だってそういう者はどんどん生産されている。恐ろしいことに、この作品で描かれたものは過去の遺物ではない。戦争も狂気も普遍物だ。だからそれゆえにこの作品は、未来永劫淘汰されず残り続けると思う。それが良いことか悪いことか、私には判断が付かない。
7点(2004-02-06 22:41:36)
297.  マーズ・アタック!
悪趣味。なのに不快じゃない。こんな滅茶苦茶なのに不快じゃない。何でだろう?多分思うにティム・バートンという人はセンスに溢れているからだ。この作品は「センスのある人によるナンセンス」、もしくは「趣味のいい人の悪趣味」。センスのない凡人による悪趣味は無価値だけれど、いかんせんティム・バートンはセンスが良く才能のある人なのだから。やっぱりこの作品には確信犯的なものをたっぷり感じる。みんながみんな勢揃いで、真面目に楽しんで、真面目に遊んでるんです。いい大人たちが出揃って(笑)。
7点(2004-02-06 13:06:16)(良:1票)
298.  里見八犬伝(1983)
子供の頃に夢中になって観た思い出に7点。子供心にも安っぽい映像だとぼんやり思いながらも、RPG的な展開や戦士たちのキャラ設定は良かったし、薬師丸ひろ子の凛とした姿や真田広之の野卑な色っぽさがとても印象的だった。無駄に豪華で大仰な演出にもあえて乗っかり童心に戻って楽しむ。そんな位置付けの映画でいいと思う。でもこの映画、昔はしょっちゅうTVでやってたのに、最近あんまり放映してくれないなあ…。
7点(2004-02-06 12:48:12)
299.  トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 
この作品は自分から積極的に観ようとしなくても、TVで何度もやってくれる。その度に何となく観ているけれど、相変わらず面白い。私はシュワが大嫌いだけれど、この作品は腹が立つこともなく最後まで観られる。単純に楽しい。ここに来て初めて知った別バージョンのラストも観てみたいです。夢オチバージョンがあるなんてびっくりです。
7点(2004-02-06 12:31:46)
300.  アイズ ワイド シャット
この作品を観て何だか、恐ろしく磨き込まれて冷たく白光りする、石の床で出来た直線的な広い空間をイメージした。恐ろしく天井が高く、硬質で無駄のない排他空間。何だか入って行けない。全てが空々しく、熱を持たない。何者も属せず、あの夫婦だって属し切れていない。葛藤が生々しさを帯びる前に全てが空寒く弾き飛ばされて、全てが空回りするというか。「広く閉じられた眼」だって。しょっぱなから否定的で排他的で、何だか入っていけない。高尚な悪夢って感じ。そんな作品。
7点(2004-02-03 23:43:56)
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