281. めぐり逢えたら
この作品で紹介される「めぐり逢い」。エンパイアステートビルの屋上で、再会の約束をした男女。しかし彼女は交通事故で脚を不自由にしてしまい車椅子。立つことさえ出来ない。ベンチに腰掛けている所にゲーリー・クーパーが現れる。そばを通るが彼女の存在に気付かず通り過ぎて・・・う~ん、なかなか良い話じゃないか!確かウォーレン・ベイティーがリメイクしたような?早速ビデオを探してみよう・・・って、思ったのがこの映画で唯一良かった所だった? 5点(2001-02-03 23:11:18) |
282. ランボー3/怒りのアフガン
怒りのアフガン!何に怒ってるのか?アクションはハチャめちゃに凄い<これって褒めてるのか?>のだが、ただ活躍の場を探していたら、丁度アフガンにソ連軍が進行したからそれを題材にしたと言うだけ。別に中東でも中米でもどこでも良かったような。当時の世界事情なんて何も知らないネタ切れの映画スターが、禄に調べもしないでいきなりアフガンに出向いただけって感じ。その理由はとって付けたように元上官がソ連軍にさらわれたからって・・・。上映当時は4作目のアイデアがあるって言ってたっけ?まあ聞きたくも無いが、撮影のために中古の戦車を中東から購入したことで不評を買って脅迫されたり、シュワルツネッガーに対抗してコメディに出たがこけたりと、その後はスターの座からひたすら落ち続けた。‘98年になってアニメ「アンツ」に声優として出演した(と言っても体力ばかりで、頭の弱そうな兵隊の役)時のスタローンのインタビュー「僕の作品もこれくらい評価されてれば・・・」って。情けない。もっと胸を張って良いと思うけど。音楽のセンスも良いし、こう言った作品を作れるのもスタローンしかいないんだから。 5点(2001-02-02 00:56:49) |
283. ジャイアンツ
2部構成になっている、前半は良い。特に皆から馬鹿にされていたディーンが、石油を当てて真っ黒になって歓声を上げるシーン。この作品の最大のクライマックスである。しかしそれ以降は尻すぼみ。エリザベス・テーラーを思い続け、恨みに思い娘を誘惑する展開までは良いのだが、そのまま連れ去ってしまえ!って思ったら、そこは昔の映画。どうしてもジェームズ・ディーンの遺作だと思えばこそ思い入れもあるのに、所詮脇役で終っているもんだから・・・ 5点(2001-02-02 00:39:39) |
284. バックドラフト
自分は現在、田舎に住んでいるが、必ず成人すると青年消防団に入るよう町内会から勧誘が来る。まさに「自衛隊に入らへんかあ~」みたいに。毎週練習が夕方から夜遅くまであって・・・。テレビでも報道される、よく山で遭難したら青年団が応援に来ると言う、あれを想像してもらえれば良い。他に仕事を持っている人が災害などに借り出されるのである。この背景には消防と言う危険で過酷な仕事にも拘らず、低給料で2交替と言う条件の悪さ、そのことが若い人に敬遠され人手不足になっている。しかしそう言った台所の事情などこの作品には微塵も出て来ない。あくまで「トップガン」の消防隊ヴァージョンで押し通されてしまう。花形パイロットと消防で火に飛び込むのとは明らかに違うはず。別に消防を差別化している訳ではないが、あまりに綺麗に撮り過ぎていて好感が持てなかった。世の中そんなに甘くはない! 5点(2001-01-31 12:59:19) |
285. さよならゲーム
所詮、俳優なんやなあ~。無理あんだよお、俳優が野球すんのんてっ。ケビン様はさておき、ティム・ロビンス、御前やあ!そんなピッチングでメジャー選手や思わせるん、あんまりちゃうかあ~。顔が明後日の方向向いて投げとんでえ。巨人の岡○かて、そこまで頭ブレとらんぞお、おりゃあ! 5点(2001-01-29 23:28:23) |
286. プリティ・ウーマン
ストーリーは単純。あまりに使い古した展開じゃないの?「マイ・フェア・レディ」に酷似しているし。それにしてもリチャード・ギアは、いつも女性を迎えに行って終わりと言う作品が多い気がするが・・・「愛と青春の旅立ち」もそうだったし・・・まあいいけど! 5点(2001-01-29 12:24:14) |
287. ゴッドファーザー PART Ⅲ
「リア王」をモデルにしていると聞けばストーリーは容易に推測できる。それにしてもコッポラ・ファミリーの絆は、ドン・コルレオーネの絆より固い。タリア・シャイアに続いて自分の娘を抜擢するんだから。いくら予定していた女優が降板したからって。アンディ・ガルシアが困り顔でラブシーンやってたような気がしてならなかったけどなあ・・・ 5点(2001-01-26 23:49:00) |
288. 夢を生きた男/ザ・ベーブ
キャスティング(特にグッドマン)はハマっているのに、どうも解せない。恐らく、ベーブ・ルースを偏見的に悪く描き過ぎている所為なのかもしれない。 4点(2002-08-28 22:20:09) |
289. ロボコップ2
バーホーベンってあまりにエグ過ぎて敬遠したくなる監督なんですが、別の意味でエグイ続編でした。最後まで救いがない作品です。見せ場もあれではなんかちゃっちく見えました。(↓)【白うなぎ】さん同様、これって“特撮”? 4点(2002-04-28 01:13:17) |
290. 心のままに
ますますこんな感じの作品が苦手になっていく気がします。最後は盛り上げるために屋根から飛んで欲しかったです。 4点(2002-03-31 01:31:36) |
291. 恋におちて
役者バカ二人の共演ですが、それもごく普通の恋愛映画に単なる“バカ”で終ってしまったような・・・ 4点(2002-03-31 01:29:28) |
292. スペシャリスト(1994)
そもそも不器用そうに見える(?)スタローンに、手先の器用さを要求するキャスティングは無理じゃないでしょうか? 4点(2002-03-10 01:15:30) |
293. ルーキー
子供の頃に観て、再度久々に観ました。でもどう言った作品だったかは全く思い出せずに。久々に観て感じたんですが、これと言って印象に残っていないのはどっかで観たようなシーンの連続だから(?)じゃないかと。空港で手荷物所から飛び出し追い掛けるシーン。マックイーンの映画であったような。大爆発で車?これってスタローンとカート・ラッセルの刑務所ものに・・・。短い期間でそこそこ刺激のある作品を作るイーストウッド。でも印象に残らないんだよね。玄人仕込みって言うか、古いアイデアを使い回しする巧さって言うか。その分安心して観てられるんだけど、一方、そのことが欠点でもあるよな。 4点(2002-01-13 00:54:54) |
294. 黒い家(1999)
<ネタバレアリマス>この作品の最大の見せ場(ポイント)は、強暴な西村が真犯人かと言うとそうではなく実は大竹の方だった、ってとこだと思うが、案外そう言う方向に作られていない(原作でも奥さんが主犯であったとはヨメたけどね)。その辺の演出にも不満でしたね。そもそもこの原作は、保険のハウツーものだし、もう一つの要素は心理戦的な話。それをホラーとして取り上げてるところがポイント。しかしそれを森田ワールドが演出してどうであろうか? ぶっきらぼうな演技、大袈裟な驚き。その辺は観る人を選ぶと思う。まあ巷の評判と違って、原作もイマイチに思えた自分にとっては、この映画の出来も気になりませんでしたが・・・・・? 4点(2002-01-13 00:51:00) |
295. ボクシング・ヘレナ
・・・・・夢オチでこけました・・・・・ 4点(2002-01-04 02:06:00) |
296. ポストマン(1997)
正義を訴えているのか、戦うことの正当性を訴えたいのか?どちらにせよ、人殺しは人殺しだと言う主観を持っている自分にとっては、受け容れがたい作品であった。だってこれ「ポストマン」だよ。なのに戦うのかよ。 4点(2001-12-25 00:37:42) |
297. フットルース
とにかく音楽が良い!それだけ!ダンスが素晴らしいと思ったら?なんや!そこで鉄棒やるかぁ~~~!すげぇ~ケビン・ベーコンもジョン・トラボルタも最近は踊らなくなりましたね。また踊ってくんないかな・・・・・ 4点(2001-12-01 01:14:22) |
298. ジョーズ'87/復讐篇
<ネタバレアリ>冒頭で一人、あの警官家族の息子さんが鮫に襲われ亡くなります。何か唐突な始まり方です。それを“鮫の復讐”だと予感した前作で妻を演じてた人。何とこの人が今回のヒロイン。話はこの叔母さんの予感通りに展開します。鮫が何故かこの一家だけをターゲットにします。で理由?だから復讐なのでしょう?そうとしか言いようがありません。どうやってこの家族と別の人間を見分けるのか?前回のジョーズはやられているのにどうしてこの家族を覚えているのか?あのジョーズの子供で遺伝的に覚えているのか?舞台はアミティからバハマに移っているのにどうしてここに鮫が現われるのか?どうも疑問に答える意思が製作者側に無いようです。明快な回答も提示されないまま、話は進んでいきます。もしかしてこの鮫って幽霊?その割りには簡単にやられちゃうんですが。☆☆☆タイトルにある通り、この鮫ってリベンジを果たせたんでしょうか?これで4作目なんですから、そろそろ鮫が勝つような作品を作っても良さそうですが、今回も前回までのリピートに留まっています。最後は過去のラストシーンがフラッシュバックされ、え?こんな年老いた叔母さんがやっつけるって?何か貧弱な話。だって鮫が襲ってくるったって、何が怖いんでしょう?いくら襲って来たって陸にいれば安全なんだから。1、2作目では、海開きをすることで儲けようとする市長の企みあり、それを監視する島の警官との葛藤あり。ついには家族のため、島のために主人公は立ち上がります。前半はパニック映画、後半は冒険ものでした。しかし本作はどうでしょう?家族の人間模様的ドラマが続いたかと思えば、鮫との格闘は叔母さんの登場で駄作路線を突っ走ったような。今までのシリーズでは見ることの無かった、水中を泳いで逃げるシーンなんて言うのも登場しますが、焼け石に水。こんなに追い掛けられて怖くないジョーズは初めてでした。 4点(2001-12-01 01:12:09)(笑:1票) |
299. グロリア(1999)
<ネタバレアリ>少なくとも期待通りの作品ではなかったですね。結局この作品、ギャングとの抗争を描いているようでそうではない。最後まで見終わってしまえばギャングとの駆け引き、“子供を連れて逃げる”と言うシーンよりも、子供とシャロン・ストーンとの心の触れ合いを重視しているような。しかし “触れ合い”をテーマにしている一方、そこまでの過程がどれだけ巧く表現されていただろう? 最終的にグロリアが黒人の子供を好きになり、また家族を失ったその子がグロリアを好きになる理由にもう一つ説得力がない。観ていて勿論、寄宿舎(詳しい解説はなかったがそうであろう)に入った方が明らかに幸せになると思われるのだが、それを捨ててグロリアを選ぶ理由が示されない。どうも納得がいかなかったラスト。主人公はフロリダに保護観察のため行かなくてはいかない。しかしトラブルに巻き込まれて・・・そのリスクを背負ってまでも子供を追い掛けるのかと言えばそうでもない(最終的に間に合ったようだ)し、またフロリダまでギャングが追ってくる訳でもない。FDをコピーしておけば良いのにそうでもなし。父親が言った「このFDはお前を守る、だから大切に持っておけ」って、FDがどれほど重要だったの? そのFDが公開されてギャングの組織が壊滅する?しなければ、死んで行った子供の家族が犬死の気がした。従来のアメリカ映画なら、最後、悪い奴らがやられて(殺されて)THE-ENDを観なれているために、ラスト、ケヴィンが生きていること自体に違和感を覚えた。まあどちらにせよ、シャローン・ストーンの新境地と言うところでしょうか? しかしこれでは大したヒットをしなかったのも頷ける。私的には“シドニー・ルメット”ってネーミングに騙されたんですが・・・・・ 4点(2001-11-05 23:45:04) |
300. エンド・オブ・デイズ
見せ場は悪魔vsシュワちゃん。それはさぞかし正月映画最大の大作なんだろうって思ったら、何とガブリエル様のS○X映画じゃないですか。何でも、運命の女性と99年の大晦日、11時から12時の間に契りを結べば悪魔の契約が結ばれる? なんか他に思いつかなかったのだろうか? 結構、そっちの方面の話が前半続き、いつもの派手なアクション、ノンストップアクションは陰を潜めてしまったような。悪魔と生身の人間が戦うって言う壮大なスケールを連想させる作品。しかし中身はある女をレイプしようとする話。この辺が一番ひいてしまったとこかな。悪魔は一人、その周りには普通の信者らしき取り巻きたち。その信者もどきにシュワちゃんたら、大きな銃にバズカー砲まで持ち出してぶっ放す。相手は普通の人間に見えるけどこれで良いの? それにサタン、バズカー砲が当ったら吹っ飛ばされちゃたやん。1000年に1回しか現われないサタンなのに、本当にこれでええんかいな? 力では倒せない、何か宗教的趣向を取り入れなくては、サタンには太刀打ちできないって先入観があるけど、それを払拭する説得力ある戦い方をしないのが、本作のシュワちゃんやね。ラスト、真の姿を現したサタン。そのデザインはコウモリとでも言いましょうか、ん~、何とかならんのやろか?何か発想の乏しさを感じます。肉体派の作品だからこんなもんかと・・・・・えっ、そう来たか?だってそう来たら次の展開なんてミエミエやないですか? 案の定、体に乗り移ってって、おいおい。そう、CMでもでもお馴染みの見せ場、教会の椅子が後ろの列からバタバタと吹っ飛び、そして大きなサタンが現われたのに、一切その後肉弾戦は登場しない。まあ皆さんが言う通り、ん~どんなもんかな。ガブリエル・バーンも安く見られたもんです。 4点(2001-11-04 23:34:19) |