301. キサラギ
《ネタバレ》 面白かった。脚本設定が完璧だったと思う。唯一欠点を言うのなら皆様方がご指摘しているように2008年のくだりはないほうが断然良い。そして最後まで彼女の顔は映さないほうが彼女のミステリアスさを保てたように思う。マイナス2点はそこから。 [映画館(邦画)] 8点(2007-09-07 06:57:10) |
302. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 映画のように本当にあそこまで犯人と決め付けた対応を皆が皆するのだろうか。私はそうとは思えない。しかし私の考えが甘くこれが現実だとしたらどうだろう。メディアが注目しない我々庶民はあそこまで闘えるだろうか。恐らく示談金で罪を買い自由を得ようとしてしまうだろう。裁判で闘うほうが示談で済ますよりもお金がかかることが痴漢冤罪の一番の温床となっているように思う。司法について興味を抱く作品であった。 [映画館(邦画)] 8点(2007-09-07 04:43:56) |
303. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 アメリカの銃社会に警鐘を鳴らす意味では良くできたドキュメンタリーであろう。しかし日本人として否定しなければいけない場面が一つあった。チャールトン・ヘストンのインタビューの際に「アメリカは暴力の歴史が深い。ドイツ・ソ連・日本よりは浅いがカナダよりは深い」とヘストンは語った。ドイツやソ連の殺戮の歴史と同じレベルで議論されている事にも腹が立つが、何よりアメリカ自身の絶対正義主義には呆れ果てる。アメリカがどれだけ他国の平和をないがしろにしてきたのか全く考えていないことが露呈している。日本人は中国に侵攻し虐殺行為をし、アメリカに対して宣戦布告なしの奇襲攻撃をしかけた野蛮な民族ぐらいの見識しかアメリカ人は持っていない。こんな国に日本は守られていることを理解しなければならない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-05 15:28:26) |
304. キル・ビル Vol.1(日本版)
どうもクエンティン・タランティーノの作風が好きになれない。しかし彼の持ち味は存分に味わえることができる映画であることに間違いはない。 [地上波(吹替)] 4点(2007-09-04 05:55:17) |
305. セルラー
《ネタバレ》 ストーリー的には斬新さはなくむしろ良くあるパターンである。しかしそれでも7点を献上したい。クリス・エヴァンスが一応普通の青年として描かれていたところを評価したい。(それでも普通の男性には無理だが) [地上波(吹替)] 7点(2007-09-04 05:53:03) |
306. 蝉しぐれ
音楽と風景が日本人の心をうまく捉えている。内容的に足りない部分は確かにあるのだがそれを補って余りある。 [地上波(邦画)] 7点(2007-09-04 05:46:38) |
307. バウンド(1996)
《ネタバレ》 ストーリーに女性陣の関係性。新しい試みであるし斬新な流れだった。裏切りがあったほうが良かった気がするが・・。 [地上波(吹替)] 7点(2007-08-31 09:56:04) |
308. TAXi3
この単純さが逆に良く感じる。敵役が評価を下げているが他は個性がしっかりと受け継いでいる。 [地上波(吹替)] 6点(2007-08-29 14:45:22) |
309. イージー・ライダー
当時の状況がどういったものなのかわからない私は話をつかまえようと困惑しているうちにエンディングを迎えてしまった。 [地上波(吹替)] 4点(2007-08-29 01:42:57) |
310. 戦場にかける橋
アレック・ギネスの名演ぶりに十分惹き付けられた。昔の戦争映画は緊張感があったのでくだらない作品が少ないので良い。 [地上波(吹替)] 8点(2007-08-29 01:40:44) |
311. 出口のない海
《ネタバレ》 時代背景を考えているのかというくらいノンフィクション性を感じることができない。しかも、観客に伝えたいテーマは「回天の悲惨さ」のはずなのに、主役自らセリフで言ってしまう・・。製作陣には戦争映画を扱うということを真剣に考えてもらいたい。 [地上波(邦画)] 5点(2007-08-23 16:05:41) |
312. 太陽がいっぱい
アラン・ドロンの出世作だけあって、彼の魅力が存分に出ている。ストーリーもうまくまとまっている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-21 16:12:34) |
313. 日本のいちばん長い日(1967)
《ネタバレ》 1967年という時代に撮られたこともあり、さらにモノクロにより臨場感溢れる映画に仕上がっていた。1945年8月15日で戦争は建前上は終結した。しかし、玉音放送の電波が届かない地域ではまだ戦争は終わっていなかった。特に北海道在住の私にとっては、ソ連による羞恥心なき侵攻を食い止めた占守島の戦いで北海道をソ連から守った日本軍兵士には感謝し尽くせぬ想いである。映画内での軍部の暴走とも言えるような行為はおかしいのかもしれない。しかし、彼らのような気持ちが昔とほとんど変わらない国境を形成しているのではないだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-20 18:21:26) |
314. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 悲鳴から笑い声への変換。そして、舞台設定。空想世界ながら詳細にまで力を入れている。吹き替え版で見たのが、また良かったように思う。石塚・田中はそれぞれ素人とは思えない出来だった。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2007-08-20 02:47:48) |
315. レミーのおいしいレストラン
展開が予想と違い、良い意味で裏切られた。動物ものには基本的に甘いので7点献上。 [映画館(吹替)] 7点(2007-08-18 20:54:22) |
316. ランボー
《ネタバレ》 街中でのランボーvs保安官のタイマン時間がやけに長いのが気になった。(応援遅すぎ)それ以外はよくできたアクション映画だと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2007-08-16 14:04:43) |
317. フレンチ・コネクション2
古い映画なりにアクションシーンは良いほうだと思うし、ジーン・ハックマンを中心に演技力も高い。しかし、みるべきものがない。 [地上波(吹替)] 4点(2007-08-16 01:45:22) |
318. 武士の一分
《ネタバレ》 う~ん・・。脚本そのものはありきたりで陳腐そのもの。しかし、一人一人の役柄に合わせた個性的な役者を起用したため、かなりの部分がカバーされているように思う。ラストシーンはよめよめで、できれば、切腹のほうが「武士の一分」であるような気がしたのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-07 15:34:41) |
319. 華氏911
マイケル・ムーア監督にしては、おとなしい内容に感じた。戦争批判にしても彼なりの構成が全くなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 12:34:41) |
320. ルパン三世 霧のエリューシヴ<TVM>
《ネタバレ》 コンセプトはルパンシリーズの中では新しい手法であったが、余りにも内容が陳腐すぎる。タイムマシンにしてもありきたりすぎるし、関根麻里の声優起用も疑問。(彼女が良いとか悪いではなく)毎年、夏に放映するために製作しているが、クオリティ維持のために根本的に考える時期がきているのではないか。 [地上波(邦画)] 5点(2007-08-05 14:53:19) |