321. ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~<TVM>
《ネタバレ》 銭形、不二子、五ェ門に新声優を迎え、新たなスタートを切ったとも言えるTVスペシャル22作目。その声優陣については大きな違和感は無く、上手いこと若返れたのではないかと思う。が、しかし脚本の面では相変わらず代り映えしないというか、そこそこのレベルで安定しちゃってる。退屈とまでは言わないが、面白いとも言えないレベル。再生能力を持つ敵の死に方がマグマってのも、ターミネーター2の時代から全然進歩しないものだなと…。 [地上波(邦画)] 5点(2011-12-07 13:10:30) |
322. 黒く濁る村
《ネタバレ》 割と長い映画だが、スリリングで飽きさせないし、俳優陣も良かった。ただ、観終わった後の感想は「うわー そうだったのかー!!」ではなく、「あれ? どういうこと?」。二度見ることを強要されているようでもある。難解にしすぎた弊害で通常得られるはずのカタルシスが失われてしまってた。よって点数はこの程度に。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-25 10:29:45) |
323. ロビン・フッド(2010)
ロビン・フッドについてほとんど知識がない為か、前半は睡魔との闘いだったりもして…。でも、イングランドvsフランスは迫力があり面白かった。それだけでも十分見た甲斐があった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-21 18:05:04) |
324. 八日目の蝉
原作未読。TVドラマ版はNHKさんがまとめて再放送してくれた時に一気に見た。そのドラマも良かったし、こちらの映画も良かった。小豆島の旅で愛された記憶が蘇っていく過程の感動は大きい。子供を生むこと、生めることがどれだけ幸せかって…。ラストは恵理菜が「母」になれた瞬間なんだろうね。 [DVD(邦画)] 8点(2011-11-14 00:03:40) |
325. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 「宇宙戦艦ヤマト」への思い入れは無し。というか、TVアニメ版や劇場アニメ版も全然見ていないので、ストーリーや登場人物さえほとんど知らない。そういう立場からすると、この映画はヤマトファン向けだと思った。最初から戦いの連続で、なにやら一喜一憂してるけど、よく知らない人たちが危機を乗り越えたからといって喜べるはずがない。付いていけない。とはいえ、最後の方はそれなりに盛り上がり、熱い。スティーヴン・タイラーの曲を聴きながら、死んでいった人たちの姿を見ていると意外と感動していることに気付いた。不満はやはり前半、中盤。宇宙戦艦ヤマトを知らない人でも楽しめる2時間の構成であってほしかった。もしくは宇宙戦艦ヤマトに頼らない形、完全オリジナルでも良かったのではないかとも思う。そのような映画が日本で受け入れられるかは分からないし、自分自身もどういう目で見てしまうだろうと不安だが、本作は「名作アニメに頼ったからこの程度で済んだ」、「名作アニメに頼ったからこの程度だった」のどちらとも言える気がする。映像の面では頑張っているだけに、いろいろ想像することがある。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-09 20:01:33) |
326. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 オリジナル版は未見。1時間30分くらいまでの地味な時間も俳優陣がしっかりしているから飽きずに見ていられる。ベテランから、中堅、若手まで硬派な感じで素晴らしいと思う。そして見せ場の決戦は期待通りのド迫力。十三人側は数では圧倒的に不利だが、仕掛ける側の優位性もある。宿場町全体を買い取り、敵が入ってきたところで、木で出来た壁を登場させ進行方向を塞ぐと、続いて橋を爆破し、敵を閉じ込める。このワクワク感はかなりのもの。刀と刀と勝負になってからはちょっと超人的な気がしないでもないが、面白いことに違いはない。まさに死闘。ただ、伊勢谷友介は死んでた方が良かった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-31 19:31:09)(良:1票) |
327. デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
ハングオーバーよりしんみりしてて笑いも少なめ。ワンちゃんのオ○ニーは面白かったかな。居眠り運転からの事故は派手すぎて、あれで生きてるのが不思議だった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-29 12:30:12) |
328. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 オリジナル版のいじめっ子はアメリカ人でアメリカのカラテ道場に属し師匠もアメリカ人。要するにカラテと言ってもパチモンだと割り切れる。リメイク版は舞台そのものを中国に移し、いじめっ子も中国人、その師匠も中国人… 本場カンフーを背負ってる訳だから、あまり悪く描いたらダメなんじゃないかと思うんだけど、オリジナルに忠実に「勝たなくていいから怪我をさせろ」だの「負傷している足を狙え」だの、やってくれましたな。中国人がそれでいいなら別にいいんだけど、カンフーの理念はそんなものじゃないだろうとちょっと残念に思ったり(詳しくは知らないけど)。まあ、しかしドレの成長物語としては十分面白い。ジャッキーもいい師匠ぶり。もちろんジャッキー自身のアクションはファンサービス程度。戦うといっても声変わりもしてないようなガキんちょが相手じゃ話にならないからね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-26 18:38:21) |
329. カラフル(2010)
《ネタバレ》 オチは読めるが、原作があり、実写映画化もされているようなので、それはそれでも構わないのだろう。家族の再生や、親友とのほんわかした時間、またタイトルの「カラフル」の意味についても良かったと思う。背景画も素晴らしく、いかにも丁寧な仕事といった感じ。声優陣は宮崎あおい、南明奈などの上手さに驚きつつ、どうしても主人公の演技だけは最後まで慣れることが出来なかった。これは好みの問題なのだろうが、個人的にはもう少し洗練された演技を求める。1点だけ減点させてもらって6点ということに。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-23 12:11:58) |
330. ナイト&デイ
トム・クルーズは相変わらずカッコイイんだけど、この映画だと若干シュールで面白い。もちろん意図的だと思う。そしてキャメロン・ディアスのリアクションはもっと面白い。前半は結構笑えた。そう考えるとアクションコメディとして悪くない出来。所々(牛とか)CGがイマイチなのがちょっと残念かな。6.5点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-11 18:30:49) |
331. 白夜行
《ネタバレ》 原作未読でテレビドラマ版も見ていないので、「どこどこを削られたから不満」みたいな事にはならず、それなりに面白く見ていたわけだが、亮司を見つけた後の船越英一郎の演技に興醒め…。あれでOKが出るもんかな~…。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-10 13:30:38) |
332. 特攻野郎Aチーム THE MOVIE
<TV版未見>派手にやってはいるけど、面白いとは思わなかった。戦車が落ちていく場面などはCGの悪い面が出た感じ。それから吹き替え版を選んでおけば良かったかな~、と後悔している。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-27 19:09:32) |
333. キック・アス
《ネタバレ》 痛快。とても面白かったが、R-15指定の意味もよく分かった。少女が何の躊躇もなく、軽快に、そして惨たらしく大人を殺していくのは恐ろしい。洗脳という言葉も出てきた通り、それは本当に自分の意思なのかい…と思っちゃう。組織への恨みから、娘を殺人マシーンにように育てたビッグ・ダディはやはり異常者。復讐は自分だけでやりゃーいいのに。続編も作られるようなので、ミンディをどういう方向に持って行くか見守りたいところ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-26 17:36:32) |
334. パラレルライフ
この映画を見て思ったのは映画監督や脚本家のつらさ。既存の映画とは違いを出さなきゃならない、しかし新しいものを生み出すのはそう簡単じゃない。ならば組み合わせて…というような、変な例えだけど「肉じゃが」と「焼きそば」を混ぜて、「新しいメニューが完成した」と言っているかのような、つまり「パラレルライフ(平行理論)」だけでも十分面白くなるはずなのに、他の要素を複雑に絡ませて、逆に損してるんじゃないかと…。この複雑さが楽しい人もいるだろうが、自分は混乱してしまい、驚きどころ?でもあまり驚けなかった。残念…。しかし、俳優陣の演技、映像等は高いレベルにあると思う。5点で。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-14 19:01:22) |
335. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 「1」(1987年版)の時から思ってた事だけど、プレデターは強すぎる。だから人間は複数で、プレデターは1体というのがちょうどいいバランスだと思うが、これはプレデターが複数出てくる。しかもプレデターには学習能力があり、進化しているとの事。犬みたいな獣も出てくるし、逃げ場所は別の惑星しかない。人間にとっては絶望的なのに、なぜ「1」ほど怖くないのか? ヤクザとの一騎打ちにちゃんと刃物のみで付き合ってあげるプレデターの優しさ。ロイスとの勝負では相手を見失っても乱射などしない優しさ。こういうところが要因なんだろうか? そりゃ「1」の時もシュワちゃんにだけ優しかったけどもね…。一定の緊張感は保たれていて、退屈はしなかったので、及第点の6点献上。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-31 19:03:02)(良:1票) |
336. 宇宙ショーへようこそ
真面目に見たつもりだが、小難しい内容が頭に入ってこない…。「この人(宇宙人)たちは何がしたいのか?」「何のために戦ってるのか?」という感じで釈然としないものだから、楽しむことができず、ただでさえアニメにしては長い尺がさらに長く感じてしまった。宇宙に招待された子供たちが、高度な文明に触れ、驚いている辺りがピークだったようだ。友達が連れ去られたのに、「帰ろう」と言い放ったキヨシにはびっくり。斬新だな~。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-18 17:46:04) |
337. 悪人
「殺された人」も「殺した人」も寂しい人で、「殺した人を愛する人」も寂しい人。これってやっぱり現代の日本を象徴してるんだろうな~。そんな人たちの心と重なる冬の雨が冷たくて、冷たくて…。だからこそ、二人が灯台にたどり着いた時の太陽の暖かさは際立っている。多分、深津絵里はこの役にしては綺麗すぎるんだろうが、そこを演技力でカバーして、孤独な女になりきっているのはさすが何たら映画祭の最優秀女優賞を獲得しただけのことはある。婆ちゃんがバスの運転手から励まされるみたいな小ネタは要らないと思う。悪徳商法もそんなに必要ないかな。その他、気になるところもいくつかあるが、全体としてはなかなか良かったと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-08 18:32:46) |
338. コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら
トレイシー・モーガンは出川哲朗にも似ている、でも出川氏のリアクション芸の方がずっと面白い。ウィリスは本気でやる気がないんじゃないかと思うような場面があり、なんだかな~と。ベースボールカードのオチだけは面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-01 20:43:10) |
339. ラスト・ソング(2010)
マイリー・サイラスって良くは知らないけど、アメリカでも屈指の人気アイドルのようで、結局、この映画に限っては一番の売りも「マイリー・サイラス」になっている。つまり内容では勝負出来てない。それは原作の問題なのかもしれないけど、とにかくベタで、「そこそこの映画を作るためのマニュアル」があったとするならば、それによって作られた映画はこうなるだろうな、というような無難さ、薄っぺらさが感じられる。そこに気付くまではまあまあ楽しめたのだが、後半は少々嫌気が差してしまった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-29 18:07:44) |
340. エクスペンダブルズ
ストーリーはあって無いようなものだが、目を疑うほどの豪華な共演の数々は楽しかった。アクションにもキレがあり、中でもスタローンは還暦を過ぎているのに、まだこれだけできるのかと驚いた。派手にドンパチ、火薬ドカンドカン。たまにはこういう映画も面白い。あと、R-15指定になっているけど、そんなにグロくはなかったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-17 10:31:49) |