3501. ガントレット
いやはや豪快な映画。銃弾で家壊すのもすごいけど、ヘリが高圧線に引っかかるシーンは、マジで興奮したね。で、クライマックスは、他の映画では見られない異様な銃撃シーン。あ~すごかった。って言っても、それらを除いたら本当に何も残らないなあ。たまにはこういうのもヨイですね。 7点(2003-09-15 01:34:47) |
3502. 眼下の敵
眼科の敵。耳鼻科か?何言ってるんだ。戦争映画です。駆逐艦とUボートの戦い。駆逐艦がかなり優勢に攻める中で、一発逆転を狙うUボート。米駆逐艦側を主人公にするのなら、いわば普通の映画とは逆の展開です。だもんで、互いの駆け引きが、どちらかに肩入れすることなくじっくり描かれています。ところで昔、この映画は別のラストも作られてたとかいう話を聞いた気がするんですが全くのウロ覚え。どうなんでしょ? 7点(2003-09-15 01:25:59)(笑:2票) |
3503. 激流(1994)
こういうよくわからん合わせ技一本の映画、好きですよ。後で考えると、別に川下りシーンなんか無くてもあんまりストーリーに影響無いような気もするんですけどね、まあそれなりに自然な展開なんで、ユニークな設定の妙味を楽しむことができました。そういや昔観た映画で、題名も忘れましたが、主人公が悪者に捕まって人質にされるんですけど、何とその家には毒蛇が潜んでた!ってな強引な趣向の映画があって、子供心にスゲー面白いと思ったんですけどね。本作にも同じような面白さを感じました。 7点(2003-09-15 00:54:22)(良:1票) |
3504. ラスト・オブ・モヒカン
戦闘シーンなどの描写がイマイチ冴えなくて気分が乗らず、本作でダメ監督としてマイケル・マンの名前を認識したのですが、後に『ヒート』でめっきり見直しました。なもんで、もう一度観直してみたいとは思いますけどね。マジメな題材は不得意なのかも。 6点(2003-09-14 11:27:03) |
3505. ライフ・イズ・ビューティフル
うまく作られてはいるので、途中シラけずに観ることができれば、最後感動できたのかも知れませんが、シラけてしまった私には無理でした。さすがにそこまでやっちゃウソ、という一線を超えてしまってて、ちょっとイライラ。幾ら何でも私はあそこまで前向きには生きられない。もはや前向きというよりは薄っぺらな感じ。それに、最後になって突然彼等に厳しい現実を突き付ける描き方も、アニメ『風が吹くとき』の後味の悪さを思い出しました。例えばね、サザエさん一家が何の脈絡もなく戦争で虐殺される映画作りゃあ、間違いなくショッキングな反戦映画になりますよ、でもそれは著しくバランスを欠いた姑息な手段で、不快感しか残らない。本作は、テーマ上の必然性があるから、そこまでヒドくはないですが・・・。 6点(2003-09-14 11:04:53)(良:2票) |
3506. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
確か主題歌歌ってたのは、成龍じゃなかったっけ?言ってみりゃウォン先生自身が酔拳時代を懐かしみつつ歌ってたわけか。さて、スケールアップした二作目でも相変わらず人間離れしたアクションを披露、リンチェイのアクションにハズレなし。白蓮教の双児みたいなやつ、あの左右対称の構図はグリーナウェイ作品の影響と思われるが、どうか(違うだろ)。 8点(2003-09-14 10:27:10) |
3507. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
ウォン先生、明らかに人間ワザを超越した物凄いワイヤーアクションなんですけど、何がかっこいいって、必ず着地をキメてビシっと見得を切ってくれます。なぜここまでカッコよく戦えるのか。スバラシイです。映画自体は、何やかんや演出の工夫を半端に施したせいで、かえってギクシャクしてるところもありますが、冴えたアクションがすべてを帳消しにしてくれて大満足。 8点(2003-09-14 09:47:33) |
3508. キートンの大列車追跡
ここでも、結構アブナイことやってくれてます。人間、目の前でアブナイことされると、ヘラヘラ笑っちゃうんですよね。まあそういう、緊張と緩和の生み出す笑いは、大笑いはできなくても、もしかするとチャップリン以上に普遍性を持っているのかも。あと、私は列車モノに弱いというのもありまして。 8点(2003-09-14 00:53:39) |
3509. 呪怨<OV>(2000)
Vシネマは映画と呼んでよいのか判りませんが。というのも、映画というのものはせめてこの程度の「贅沢さ」は備えていて欲しい、という最低限のクオリティを下回っているように思えるから。でもそのお陰で雰囲気がよく出てるのもまた確か。昔「お昼のワイドショー」でやってた「あなたの知らない世界」だってホント怖かったもんねー。ねえ新倉イワオ先生。本作も夜中に電気消して一人で観たら、すごくイヤ~な気分になれます。けど、怖けりゃ何でもいいってんなら、こんなビデオ観てるよりお化け屋敷に行った方が恐怖を堪能できるわけで、まあどうしても物足りない気分は残ります。 4点(2003-09-14 00:43:49) |
3510. ダーク・ブルー
『コーリャ 愛のプラハ』が強く印象に残ってるヤン・スヴェラーク監督が、戦争モノを撮ったというので、意外に思いつつ観たら、これがスグレモノ、実にリアルで見ごたえある空中戦が展開されます。確かに、宮崎アニメを実写化したらこうなるんじゃないか、という感じです。この映画では後日談が最後ではなく、最初に紹介されますが、これはもしかすると、背景の事実は本国でもあまり知られてないことなんでしょうか。その背景に対し、主人公の徒労のような恋愛がさらにオーバーラップしていて、何とも切ない話になっております。 8点(2003-09-14 00:27:24) |
3511. フォーリング・ダウン
普通のおっさんが、ブチ切れて壊れていく。すごく面白そうな映画だと期待すると同時に、そんな題材で映画にうまく纏められるのかなーと心配しながら観たら、まあ、確かにやや迷走気味ですが、うん、やっぱりこういうの好きですね。アングラ世界に足を踏み込んでいく描写は、シューマッカー監督は後の『8mm』でも取り上げてますが、なかなかコワイです。 8点(2003-09-13 00:39:23) |
3512. プレデター2
前作ではジャングルでひっそりと小競り合いするだけだったプレデターが、街中に現れる! ちょっとパニック映画っぽくなるのかと期待したら・・・。いやーまいったなープレデターに褒められちゃったよ。 4点(2003-09-13 00:28:34) |
3513. プレデター
透明エイリアン vs シュワ! 設定が面白すぎて、ストーリーをどうしてよいのかわからなくなってしまった映画。なんだかヒジョーに無意味な戦いが続いて、最後の方はグダグダ。何が無意味って、シュワはともかくエイリアンまで何であんなに命掛けで戦うのやら(この手の映画では普通、追う者と追われる者の立場がはっきりしてて、そこに緊張感があると思ってたんですが)。怪我して治療する姿がいかにも不器用でちょっと微笑ましい。 6点(2003-09-13 00:24:55) |
3514. ゴリラ
スタローンの対抗馬として、というよりはB級版として登場したシュワルツェネッガーの、『コマンドー』に続く作品の邦題は何と『ゴリラ』。はは、見た目そのままやんけ。と思いました。シュワの堕ちて行く姿に、ああこの人このまま消えてくんだろうなあ、と思ってたんですけどね、先のことはわからんもんです。さて本作、シュワが武器をかき集めて車で敵地に乗り込むシーン、おお、『コマンドー』の蒸し返しかと思いきや、もっと悪いことに、活躍前にいきなり車ごとつぶされちゃう。かなりトホホ。バカになりきってない分、煮え切らない映画です。 5点(2003-09-12 23:48:03) |
3515. コマンドー
5分に1度のアクションとかいうのが売りだっけ? 冒頭からアクション炸裂!だけど何が何やら説明無し。あとはシュワの八面六臂の大活躍。車に轢かれても大丈夫、さすがはシュワ。クライマックスは、あらゆる銃や手榴弾を身につけながら、なぜか投げナイフまで見せてくれる大サービス。まさに大殺戮、娘が誘拐されただけでなんちゅうことを。「でもこういう映画が見たいんだろっ!」・・・はい。 ところでジェームズ・ホーナーは本作を含め当時はセコイ音楽書いてたんで、ダメ作曲家だと思ってたんですけどね。後に随分いい音楽書くようになり脱帽しております。 7点(2003-09-12 23:30:48) |
3516. バトルランナー
スティーヴン・キングは自分の名前を抜きに作品を楽しんで欲しいということで、別名で書いた、ということになってるけど、本当は単に恥ずかしかっただけじゃないの? まあ何でもいいです、映画は面白いので。いや、映画が面白いというよりはこの番組自体がメチャ面白いんだな。次々現れる刺客の過剰ギミックもスバラシイけど、マッチメイクを観客にさせてくれるのがさらにナイス。ワクワクするなあ。私も参加させろ。あ、あと、この映画、音楽もカッコいいので気に入ってます。 8点(2003-09-12 23:00:33) |
3517. 死国
壮大な話かと思いきや、えらくセコイ話でびっくり。昔土曜ワイド劇場が夏場に怪談やってたのを思い出しちゃった。そういやアレは面白かったな。ってことは、もし小学生の頃にこの映画を観てたらかなり怖くて楽しめたのかも? 3点(2003-09-12 22:00:44) |
3518. 永遠と一日
1ショットずつが非常に長いんですけど、カメラはあんまりアングルを固定せずに、ゆるやかに移動やズームを繰り返して、一種独特の時間感覚があります。そうやって描かれる、ある一日。同じ一日でも違う人の目には違うように映るというのは、まあ当り前の事ではあるのですけど、改めて気づかされます。そういう時間の多重性が「永遠」でもあるのでしょうか。 8点(2003-09-12 21:46:26) |
3519. イグジステンズ
見たことないような世界を繰り広げてくれるのはいいんですけどね。ストーリーには(普通の意味での)魅力がある訳で無し、いやいや、映像に意義があるというんなら、グロ より ショッキング であって欲しい。もうひとつインパクト無いんだなあ。 6点(2003-09-07 10:22:13) |
3520. 親指スター・ウォーズ
スターウォーズを最新のSFXを使ってリメーク。SFXが大変よく出来てます、何しろ、親指の動きに対して目の位置が合ってますからね。って、その技術をもっとマシなことに使えっての。何で親指なんでしょうね。まあ別に大して笑える訳でもないベタなギャグが多いんですけど、こういう芽は潰さないように暖かい目で見守ろうではないですか。 6点(2003-09-07 01:11:03) |