341. ターミネーター3
《ネタバレ》 2の感動はなんだったのかと小一時間。でもあの最後は必然ですね。 4点(2004-09-20 23:15:07) |
342. 座頭市(2003)
勝新が強烈だっただけに、心配でしたが杞憂に終わりました。あたり役になる予感。でも勝新版を観ていたから衝撃を受けたのかもなぁ。 8点(2004-09-20 23:11:25) |
343. ヴィレッジ(2004)
《ネタバレ》 シックス・センスから着実に転落してきたシャマランですが、個人的には前作のサインからかなり復活。相変わらず丁寧な作りで、伏線も張られ綿密に組み立てられたお話だった。愛情表現にもいろいろありますね。ノアは無垢で純粋なだけに残酷さも兼ね合わせてるんだなぁと。盲目でありながら森に入ったアイヴィーの勇気と愛に感服。現代社会に悲観した大人が文明から隔離された村社会を作り、掟を課し村から出さない。第一世代の人が作った財団からのお金で保護区になっており、外界からも来訪者は来ない。今回は今までで一番リアルなお話に思えましたね。どこかにあるのかもな。 8点(2004-09-13 02:45:49) |
344. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 1はチープさを漂わせながらもよく出来ていたが、2はカメラワークも演出もかなりアレな感じ。1を観た時のインパクトには及ばなかった。ジルと追跡者はかなり良かったが、S.T.A.R.S.が激しく弱くてガッカリ。上映時間を気にしているのか、所々飛んでいるのが気になった。辻褄合わせで脳内補完するにしても、設定から何から普通の人は置いてけぼりなんじゃないのかなぁ?短くしたいならOPアリスの1からの流れの説明なんか全然いらんのに。まだまだ掌の中っつう話でしたが、それにしてもミラは脱ぐの好きだな。程々にしてくれ。 5点(2004-09-13 02:35:13) |
345. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 母親であるより女である方を選んだのか。子供より自分の幸せを選んだのか。今時のゆるいタイプの人間を、ゆるいキャラのYOUが適役とばかりに演じている。妹弟思いの明、その兄を支えるしっかり者の京子、腕白な茂、天真爛漫なゆき。自然な演技の子供達、リアルな情景と日常、ゴンチチの音楽、主題歌が秀逸。現実の事件はもっと酷かったけど、モチーフにしただけなら映画だけは兄弟みんなハッピーに終わって欲しかった。が、あえて撮った監督はこのような社会問題に真っ向から切り込んでいると思った。カンヌを獲った事で注目されている事もあり、この手の作品にしては劇場数も多い。たくさんの人に観てもらいたい作品。 9点(2004-09-07 02:09:37)(良:1票) |
346. IZO
《ネタバレ》 OPの処刑では、時空を飛び越えるほどの怨念パワーを得るとは感じられなかったな。場面の切り替わりが極端で把握するのに疲れました。友川かずきが語り部のように頻繁に出てきますが、出過ぎで歌に頼っているようにも思う。言いたい事は体制破壊なんですが、無垢な子供も殺める描写はどうかと…。哲学臭さもあり、騙されたと思った人が多そうです。私も予告を見て、単に現代に甦った岡田以蔵が現代の悪人に天誅を喰らわす映画と思ってました。それにしても無駄に豪華な出演陣ですね。 3点(2004-09-01 20:39:02)(良:1票) |
347. 華氏911
《ネタバレ》 長いものには巻かれろ的な考えが多い中、国の一番の権力者にに真っ向からぶつかるムーアはいい度胸している。でもここまで一辺倒だと、何かを隠すためか?と勘繰ってしまいますね。しかし権力を持つという事は恐ろしい。「大いなる力には大いなる責任が伴う」、某作品の名台詞ですがブッシュはどれくらい責任感を持って行動しているんだろう。 6点(2004-08-26 20:49:56) |
348. ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~<TVM>
《ネタバレ》 新ルパンのアレンジ風な音楽がふんだんに使われ、キャラデザも準じたものに。以前に見たような場面が多い、人気絶頂の頃に原点回帰したつもりな作品。次元、五ェ門に合わせた敵キャラがしょっぱい。序盤はまずまずだったけど、結局例年通り。でもここ数年ではマシな方だったかな。ライバルクラスはしょうがないが、不二子がマシンガンで雑魚キャラを殺しまくるシーンは違和感あるなぁ。 5点(2004-08-14 15:00:17) |
349. スパイダーマン2
《ネタバレ》 主人公以外のみんなも、人生に苦悩しているという描写は上手く描かれていた。だ~れも知らない、知られちゃいけ~ない~♪ってトコなんですが、今回必要以上に素顔を出すのが気になりましたね。でも顔出してるお陰で、孤独を感じていたパーカーが、スパイダーマンを大切に考えている街の人々に気が付き、奮い立たされ励まされる名場面になるんですけど。伯母さんに説かれ、メリーとも分かり合え、自分がなすべき「正義の者」として生きる決心をしたパーカー。これ以後、ようやくスパイダーマンとしての物語の始まり。前作とセットで観て欲しいですね。2までは序章。ライミのお遊びっぽく、はわらたやダークマン的なシーンもあり楽しめた。エレベーターで住民と一緒になってしまい、気まずそうに斜め下を見ているスパイダーマンのシーンはシュールで大笑いでした。次作へ伏線も張りまくりで、楽しみです。で、はらわた4はいつ? 8点(2004-07-14 22:45:04) |
350. シルベスター・スタローン ザ・ボディガード
《ネタバレ》 ポスターは悲壮感がありますがライトな作品でした。マデリーン・ストウは大地真央みたいでキュートだった。とても今年で46才とは思えない。で、スタローン。末期感が漂いますが、本人もファン側も息抜きとしてイイかも。最近息抜き的な作品しかないのはアレなんですが。怨敵シュワが政界に出て行ってしまい、燃え滾る物が残っているかは微妙ですが、まだまだ頑張ってもらいたい。 6点(2004-06-15 19:36:11) |
351. スイミング・プール
《ネタバレ》 中年作家の妄想話、と言うか小説のお話か。アレが虚構コレが現実と考え出したら疲れました。混乱させるのは、監督の思惑通りなんだろうな。最近この手の作品が多いですね。 6点(2004-06-15 19:30:40) |
352. 21グラム
《ネタバレ》 時間軸をバラバラにしたおかげで興味を引きましたが、話的には普通。見ごたえがあったのは主演三人の巧さかな。ペンとトロは凄みも色気も身についてますね。人生は続く…ミスティック・リバーと同じような感じかなぁ。終わる人もいるけど。続くヤツは自省して生きるしかないのかな。これまた重たい作品でした。 7点(2004-06-08 23:02:41) |
353. カレンダー・ガールズ
笑いあり、ホロリともさせられます。中高年の女性は特に、勇気と活力を与えられそうです。おばば軍団のパワーは凄いなぁと。劇場にも多数居られました、ドリフ大爆笑の声に使えそうな方々。 7点(2004-06-08 22:56:14)(笑:1票) |
354. CUTIE HONEY キューティーハニー
《ネタバレ》 イタイ、寒い、ショッパイ。如月ハニー状態での序盤のキモいノリには引き、佐藤江梨子のプロモのようなシーンの多さにはまいった。スポンサーだかタイアップだか、なんだか知らないが企業のプッシュがウザ過ぎる。四天王の扱いも下手で勿体無かったな。特に後半の二人。どうせやるなら脚本をちゃんと練って欲しい。デビルマンはもっと酷そうだけど。携帯の着信音が科特隊ってのと、嬉しそうな顔してた永井豪に一点ずつ。 2点(2004-06-02 22:16:09) |
355. クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
一作目に出たカッセルが、脚本を読んで出るのを止めたというのも分かりますね。超人的な黒マントの僧侶は良かったんですが、盛り上がりに欠ける話とキャラでした。 2点(2004-06-02 22:08:57) |
356. トロイ(2004)
だいたい伝承通りのストーリー展開。規模的に大作、長時間にならざるを得ない話ですが、飽きることなく観ていられましたが、可もなく不可もなく。美術や役者に重厚さはあるが、もうちょっと焦点を絞ってやった方が良かったと思う。脚本詰め込みすぎかな。 6点(2004-05-27 21:35:26) |
357. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
《ネタバレ》 この邦題は前作には無かったクリーパーの脚の設定のせいだとしたら、短絡過ぎというかセンス無いなぁ。序盤はスリラーっぽい前作と違い、今回は初っ端からクリーパーが出てきて暴れ回ります。怪物モノが好きな人にはオススメ。ハンティングに命をかける親父と霊能力のコはとってつけた様に見えたけど、親父のあの終わり方は存在感があった。それにしてもこのクリーパー、串刺しにされても頭を取っても生きているのは、細胞レベルで生きているって事なんだろうか?心臓は右側にあるとか、弱点はアキレス腱とか? 6点(2004-05-22 21:51:15) |
358. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 虚言や妄想あるけれど、今作の親父さんはみんなを楽しく幸せにさせるお伽噺を語る。空想と事実、現実と過去を織り交ぜ融合させつつ、バートン得意のファンタジーな世界が美しく描かれている。最後のお葬式での総出のシーンにいろんな想像が膨らみますね。親父と息子の関わり方は野郎の方がよく分かるかなぁ。父親を亡くし、子供が生まれ父親になったバートン。作風も若干変わってきた気がします。 9点(2004-05-16 00:48:03) |
359. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 まぁ、よくここまで好き勝手に撮れたなぁ。今回も香港テイスト、イタリアンありで、タラはこの2本に大満足なんでしょうね。結局、ちょっとスケールの大きい男と女の痴話げんかって感じ。バドはブライドをあっさりし止めるのを見て、腐っても元一流の殺し屋を認識させたけど、あっさり殺されてガッカリ。エルにあげた飲み物の氷に毒を盛ってあって、解毒薬ネタでなにかするのかなぁと思ったんですが、エルの方が上手だっただけ?パイ・メイも毒くらい、香りや風味で感付いてもいいいいと思うんですけどね。タラお得意の能書き合戦も、長くて飽き飽きして退屈だった。今回は私には合いませんでした。ユマの老け具合と、ダリル・ハンナの相変わらずな美しさが対照的。ユマの方が10歳くらい若いはずなんですが…。で、本名を隠していた意味はなんなんでしょう? 4点(2004-04-27 20:47:37) |
360. CASSHERN
《ネタバレ》 退廃的な世界観と映像のセンスは、目を瞠るものがあった。アメリカではMTV出身の監督が多数いますが、フォトグラファーからプロモの監督もやっている旦那のセンスは流石だなと(嫁のプロモのtravelingと同系に見えますけどね)。出演者は大体よかったですが、及川は特にイイ味出してた。今後は役者のみにしとけと。中ボスは中途半端だったかな。話的にはテーマを詰め込みすぎていて、まとめ切れなかった感がありますが、初監督作だし及第点は挙げられるでしょう。ぶっちゃけ、予告編だけなら10点ですけど。 6点(2004-04-27 20:42:57) |