341. 昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~
《ネタバレ》 オリジナルを見た記憶もあるにはあるが、だいぶ幼かったので内容はほぼ忘れていた。カマキリが死ぬところだけ微かに覚えていた程度だろうか。そんな訳でリメイクといえど新鮮で割りと楽しめた。ミツバチのハッチと、人間のアミィ。二人の友情は言葉が通じた事から始まっていくが、これがいつまでも続くわけではなく、最後はお互いに相手の言ってる事が分からなくなってしまう…。それでも…ってところに感動がある。少女に少しの間だけ許された奇跡が、もう一つの奇跡、ミツバチ親子の再会を生む…。期待してなかったけど、なかなかどうして、素敵な物語でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-14 00:00:36) |
342. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 正直、ゴミ処理場をくぐり抜けるまでの話は「1」、「2」と比べて特別優れているとは思わなかった。しかしウッディたちが家に戻ってからが素晴らしい。これはもう涙が止まらなかった。こんなに泣けたのは何年ぶりだったろう…。「1」、「2」も傑作だが、こればかりは完結編だけに許された特権だと言える。アンディの思いはボニーに受け継がれ、さらにこの映画を見た子供たちに受け継がれていく…。こんなに美しい物語を見せていただいて感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。 [ブルーレイ(吹替)] 10点(2011-07-11 18:13:25)(良:1票) |
343. ヒックとドラゴン
犬や猫に似た部分もあるドラゴン(トゥース)は身近な存在として感じられ、とてもかわいい。人間とドラゴンの友情、そして絆。オーソドックスではあるが、心動かされる。2Dで見たので点数はこれくらいで。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-07-05 18:00:28) |
344. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 バイオレンス映画にこんな事を言うのも何だが、かなり痛いシーンが出てくるのであまり得意じゃないなぁ。それはともかく、些細な事から血で血を洗う抗争に発展していく様は見応えがある。関内会長の先を読む力は確かだったけれど、側近の人心掌握が出来ていなかった時点で、彼も人の上に立つ器では無かったという事か。ヤクザの世界のことは分からないが、この映画のようなことが代々続いてきてるなら、なんとも恐ろしい。少なくともこれを見てヤクザになりたいと思った人はいないはずだ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-01 00:04:13) |
345. ソルト
《ネタバレ》 現代に合わないストーリーだなぁ…、思い切って1980年代設定にしてみたら良かったかも。最後もすっきりしないが、アクションシーンは楽しめたから一応は良しとするか。女性である分、パワーではなくスピード、キレで勝負するのがカッコイイ。クモの毒はずいぶん便利なんだな~と思ったよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-27 19:00:31) |
346. インセプション
《ネタバレ》 難しいけど、二回(字幕版&吹き替え版)見たから、一応は理解できた。夢の中の夢は夢の影響を受けるし、夢と夢の中の夢では時間に差が生まれ、夢の中の夢のそのまた夢だとさらに時間の進みが遅いという設定が一連の攻防を面白くする。またモルがおかしくなっちゃった理由もその時間の差が生かされている。そして、モルに対して罪の意識を持ち続けるコブが過去と決別し、新たな一歩を踏み出すという締めも良かった。最後のコマは不安定だったし、あの数秒後に止まったと思いたい。というか、止めて終わっても良かっただろー、監督。遊び心が憎いな~。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-20 19:38:44) |
347. シャッター アイランド
《ネタバレ》 ここの平均点の低さから全然期待していなかったが、正直かなり楽しめた。確かに使い古されたネタである事は否定しようがないのだが、なんていうのか、雰囲気…。孤島、精神病院、怪しげな医師たち、患者(囚人)、1950年代、人体実験、ロボトミー手術、陰謀など、関連するワードを挙げただけでもゾクゾクしてくるようなこの雰囲気が好きなのかもしれない。中でもマックス・フォン・シドーの胡散臭さは最高だ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-14 18:00:32) |
348. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
冒頭からのお馴染みのノリがしつこい、そして笑えない。少なくとも事件が起きてからは余計だと思う。警察署のセキュリティ、青島のおかしな行動、スカンクで笑わせようとするセンス等、問題だらけ。日向真奈美が言ってることも寒くて聞いてられない。小泉今日子がかわいそうである。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2011-05-20 19:46:17) |
349. さんかく
《ネタバレ》 3人が3人とも身近に感じられる範囲で痛い奴。現代は誰もがストーカーになり得てしまう時代だから、リアルだし面白い。まあ、現代に限定する訳じゃないが、「待つわ」とか「まちぶせ」の時代からするとやっぱり難しい時代なんだろうなと思ったり…。最初にストーカー扱いされたのは先輩のバイト先に現れた桃だった、次にリアル犯罪行為の佳代、最後に百瀬で、桃の同級生(ガキだが柔道やってる)から散々に言われ、桃からも捨てられ、さらに投げられてしまう百瀬が情けなくて、情けなくて…。この一連の高岡蒼甫の演技は最高だった。そして百瀬は自分も痛い奴だったと知った後で、同じく痛かった佳代を少し理解した。人に好きになればなるほど痛くなってしまうのが人間って事か、仕方ないね。いやぁ、本当に楽しめた映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-05 17:40:30)(良:2票) |
350. 武士道シックスティーン
<原作未読>その道のエリートでも何のためにこんな事をやってるのかと悩むことはあると思う。その点は共感できる。しかし、剣道の中学チャンピオン磯山香織が人間としてなってないのには失望した。願望として、剣道の達人は人格者であってほしいもの…。剣道、柔道、弓道… 「道」という字が付く競技は人間形成にも重きを置く。ただ強ければそれでいいというスポーツとは異なり、礼に始まり礼に終わる、相手に対して敬意を持つであるとか、心技体という言葉にしても必ず最初に心が来るわけですね…。父親も厳しい人で、それなりの躾をしてきたように見受けられるが、乱暴な言葉遣い、先輩を敬わない、周りは全員敵?、殺してでも勝つ? どうしてこういう子が育つのか理解できない。そんなおかしな設定にしなくたって、ちょっと悩んでる剣道のエリート+西荻早苗(彼女はこのままでいい)で十分に面白くなったと思う。残念な。。。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-18 18:31:30) |
351. 名探偵コナン 天空の難破船
《ネタバレ》 あまり面白くなかったなぁ…。誰が犯人だとか、どうやって殺しただとか、そういう推理をする映画ではないし、それはそれで良いのだけど、じゃあテロリストとの戦いで盛り上がったかと言うとそうでもない。銃弾の嵐でもやっぱりコナン君には当たらないので、テロリストがお気の毒である。小山小五郎劇場版1作目だが(だから?)、寝てるだけで活躍しないのも残念な点。 [地上波(邦画)] 4点(2011-04-16 11:21:21) |
352. タイタンの戦い(2010)
旅に出る。それはFFなりのゲームを始めたときの気持ちに似て、とてもワクワクした。映像技術の進化、それに伴い大きくなったスケール(まさか巨大なサソリを味方につけるとは)、個性的な仲間たちの存在など、オリジナルの強化版と言えるので、良いリメイクの部類に入ると思う。ただメドゥーサに関しては1981年版の方が怖い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 19:14:01)(良:1票) |
353. 君に届け
原作漫画は未読。多部未華子がなんとも絶妙な表情を見せ、それによって結構笑えるのが良かった。暗いけど純粋で真っ直ぐ、さらに天然で面白い黒沼爽子というキャラクターは愛すべき存在で、友達のあらぬ噂話をしていた三人組に「取り消してください」と食い下がるエピソードは特に感動的。彼女と爽やか君(三浦春馬)の恋のゆくえも良かったが、やはり女子同士の友情が素晴らしい。いい映画を観たと言える。 [DVD(邦画)] 8点(2011-03-19 00:01:54)(良:1票) |
354. 人間失格
「2時間ってこんなに長かったっけ?」。。これが率直な感想でありまして、だらだら~だらだらと主人公のまさに人間失格な日常を見ていくだけ。そこに面白さを見出すことができず、ただただ退屈。原作を読んでいたらまた違ったかもしれないけど、この映画のみでは深みも出ていないと思う。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-01-25 18:30:48) |
355. 告白(2010)
う~ん ダーク。これはいいものだ。それぞれの告白により本当はこう考え行動したのだという事実が明らかになっていくのはとても面白かったし、人間の心理の奥深さに興味は尽きない。ただ原作を読んでいないせいか、見方を誤った面があり、原作小説を読んだ上で、つまり単なる復讐劇だと知ってる状態で見た方が楽しめただろうな、とは思う。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-19 20:11:31) |