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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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361.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 
突っ込みどころは多々ありますが、まぁ良いかと思わせるのは、地味ながらも仕事のできる役者揃いで徐々に謎が明らかになる緊迫感のある作品になっているからかな。終盤は微妙でしたが、演出と展開の上手さや、粋なセリフややり取りもあり、こりゃ拾いモンだったなと思わせます。原題は飛び降り自殺者を指して使われる警察用語だそうですが、色々と深読みしたくなる放題の方が合っている気がします。しかしエド・ハリス、腹黒いキャラの似合うことったらないですな。
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-10 21:46:35)
362.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 
原作は多少読んだ程度。前作同様、賛否両論あると思いますが、このシリーズのホームズ像はロバート・ダウニーJr.の小粋な雰囲気と相まって正解だと思いますね。相棒のワトソンを演じているジュード・ロウと共に当たり役と言って良いくらいハマってます。ホームズらしい瞬時に鋭い洞察力、推理力、想像力を働かせるシーンは早いカット割り演出で表現も上手かったし、今回初登場のホームズの兄マイクロフト、宿敵モリアーティ教授なども魅力的な人物に描かれていて作品として引き締まった感じ。ユーモアあふれる人を食ったような軽妙なやりとりなんか面白かった。最後にあの滝での教授との手の内を読み合う高度な対決を持ってきてワトソンで締めで「おお良いねぇ」と思ってたら、前フリの効いたアレがあって笑っちゃいました。全編にわたりワトソン依存症のホームズは微笑ましかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-24 23:46:59)
363.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
どう見ても圧倒的な戦力を持ちながら、白兵戦までして地球の戦力レベルに合わせ真っ向勝負してくれる宇宙人さんは優しいなと。 でも本物の歴戦の軍人にしか見えないアーロン・エッカートのナンツ2等軍曹は背を見せ育てる寡黙タイプでカッコ良かったですね。独白シーンや一人ヘリからロープで降下すると次々にロープが下されて隊が一つにまとまるシーンや、最後は束の間の休息後すぐに無言で弾丸を詰めだす軍曹、それを見て隊のみんなも続いていくなんて辺りはグッときますね。「反撃だっ!」で終わるのも良いし、米軍万歳、海兵隊万歳な展開ながら燃える物があるのは事実だなぁ。女性兵士にミシェル・ロドリゲスが出てますが慣れたモノですね。現場の一小隊の目線で進むので人によってはこじんまりした印象を受けるかも知れませんが、緊張感、臨場感があり楽しめました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-25 23:12:23)
364.  ピラニア 3D
全く観る気はなかったんですが口直しがしたくなり鑑賞。CGのピラニアは微妙だったけど、もう80年代イケイケ時代のようなエログロ馬鹿スプラッター風味で良いですね。本作の3Dに関してキャメロンが苦言を唱えてたらしいですが、確かにこの作品のエログロ3Dには第一人者として言いたくもなるのかなという気もしますが、自分の初監督作と比べて負けた、と思ったのかも? センスの良いゴアが得意なアジャらしく冒頭からカメラワークも演出も良いし、能天気な若者が数々の死のバリエーションを見せてくれるのでコレ系が好きな方なら間違いなく楽しめます。夏の終わりにちょうど良いんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 23:38:08)(良:1票)
365.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
原作未読。巨人族の星での暴れっぷりや、地球に追放されてから「そんな物で…」と言いつつアッサリ2度も失神、拘束を解いて脱出かと思いきやバックしている車にぶつかってまたもや失神という3段落ちには吹きました。神に相応しい気品と風格を持ちつつ、陽気なアンちゃん風な親しみやすそうなチャーミングな笑顔ですっかりソーには魅了されましたね。王冠をかぶっているロキはオカマ漫画家の山咲トオルにしか見えなかったけど、脇のキャラも悪くなかったです。ソーの側近のような伝説の3戦士が弱いのと、宝物庫の番人で侵入した氷の巨人族を秒殺したデストロイヤーが地球に降り立ったら車や家を燃やしたり壊す程度で盛り上がりに欠けるのが難点ですが、ソーの復活シーンはカッコ良かった。ソーの父親のオーディン王をアンソニー・ホプキンスが重厚に演じているのも作品としての格を上げているかな。 しかしマーベル・コミックスのヒーローが集結する『アベンジャーズ』というのが作られるようですが、本作のソーは神だけあって次元が違いすぎる強さなんですがどうなるんでしょうかねぇ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-02 22:07:58)
366.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
原作未読。オリジナル未見。快活で賢く、何者にも屈しない強い心を持ったマティを演じたヘイリー・スタインフェルドは『赤毛のアン』に合いそうだなと思った。相手をやり込め補償と馬を勝ち取るタフなネゴシエーターぶりは見事すぎてニヤニヤしましたよ。 『トゥルー・グリッド(真の勇気)』というタイトルならもっとカタルシスを与えられる様に撮れそうだな、とは思いましたが、控えめな演出が逆にリアルに感じられたかな。先住民であるインディアンの虐げられ具合や男尊女卑で男臭い世界は服装や街並みなど含め、古き良き西部劇らしかった。
[映画館(字幕)] 7点(2011-05-11 20:38:53)(良:1票)
367.  恋とニュースのつくり方 《ネタバレ》 
恋に仕事に奮闘する女性のサクセス・ストーリー。お決まりのコースでベタベタではありますが、主演のレイチェル・アダムスはいつも一生懸命で周りも活性化されるし、仕草や笑顔がとってもキュート。彼女を見ているだけで元気が湧いてくる気がしますんね。 脇を固めるプライドの高い伝説のキャスターにハリソン・フォード、そのプライドの高いキャスター曰く「元ミス・カッペ」でゴシップ好きなキャスターにダイアン・キートン。両者は余裕綽々で普段とは違うキャラを楽しげに演じており、抜群に良い味を出していた。ハリソンはクールにダイアンは笑顔を浮かべながらも、終始やりあう皮肉の応酬は面白くニヤニヤしっぱなしでした。片や気に入らない事はやらない、片や視聴率アップのために何でもやる、その二人が最後には…って落ちも面白くもあるし、当然主役のレイチェルも恋も仕事もゲットしてハッピーエンド。ちょっと妬ましく思っちゃった方もいるかもしれませんが、「頑張ろう!」って気になるし、みんながハッピーになれる映画は良いなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-03 23:44:50)(良:2票)
368.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
リゾート地を襲った大津波や地下鉄爆破テロなど実際に起こった事例を織り込み、「死者と交信できる霊能力者」「臨死体験をしたジャーナリスト」「双子の兄を亡くした少年」の、死に触れたコトのある3人のストーリーが1つにまとまっていくストーリー展開は悪くないし余韻の残る音楽も良い。ただ冒頭の大津波でいつものイーストウッド映画とは違う?と思わせたものの、以後は相変わらず抑えに抑え観る者に委ねる様な演出ばかりなので霊を扱った内容共々観る人を選びそう。死に触れたコトにより、ソレに囚われた感のある3人が解き放たれるような開放感のあるラストは良かった。最後のアレは「え?」と思ったけど(笑)。 日本にも「川を渡りかけたが向う岸にいたお爺ちゃんにまだ来るな!と言われて帰ったら目が覚めた」とか「寝ている自分を上の方からもう一人の自分が見ている」など臨死やら幽体離脱やらの体験談も多く、諸説様々ありますね。興味深い話でハッキリ知りたい気もしつつも、UMAなんかと同じで曖昧なままが一番な気がします。科学も発達して来ているからいつかスピリチュアル的なモノも解明されちゃうのかな。 この作品でも嘘の霊能者が多数出てますが、本物の強い力を持っている霊能者はマーカスのように霊と交信を願っている者や、生者へのコンタクトを願っている霊などの救済を行っているのだろうか。普通の人の生活を送りたいと願い死者と交信できるコトを「呪われた力」と忌わしく思っているジョージは疲れ果てていましたが、あそこまで出来てしまう強い霊能力は「選ばれし者の力」というイメージがあるし、ある意味宿命を背負ったと思いますけどね。双子の兄を亡くしその兄との交信を切望していたマーカスを救済し兄依存体質からも脱却する道を示した。その流れから分かり合える臨死体験をしアッチ側を覗いた女性とも知り合えたのもその「力」のおかげだけどもジョージはどう生きていくんだろうな。まぁ「大いなる力には大いなる責任が伴う」って有名な台詞が浮かびましたね。そういえば、最近あまり話を聞かなくなった『恐山のイタコさん』は健在なんだろうか?とか、お婆ちゃんばっかで後継者いるんだろうか?などと心配になってしまったのは私だけだろうか。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-25 00:52:42)
369.  バーレスク
アギレラは多少聴いた程度。ベタなストーリー展開ではありますが一見の価値がありますね。テニス界のヴィーナス姉妹並に筋肉ムキムキなバックダンサーを従えて颯爽と踊りまくる華奢ながらもパワフルボイスのアギレラは抜群にカッコ良かったです。貫録のシェールのナンバー、「You Haven't Seen The Last Of Me」にはシビレました。借金で立ちゆかなくなり万策尽きた感のあるクラブが、シネコンに圧され3D映画に対応できず閉鎖されていく映画館の悲哀に通じてしまったな。クラブの再生にかけ、己を奮い立たせていたテスにも魅せられた。微力ながらも映画ファンとして応援させて頂きますので単館系のオーナーの方々頑張ってください。3Dなんて一過性のモンだと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2011-01-13 21:48:34)(良:1票)
370.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
これだけ主役を張れる面子を揃えたら割りを食う人もいそうだなと思ったんですが杞憂に終わりました。当たり前のように全員キャラが立っていて見せ場がしっかりとあって得意技を繰り出しまくり。カット割りと編集が速いのでよく見てないと見逃すかも知れませんが、それぞれのファンも納得できると思いますね。そんな中でもドルフ・ラングレンは相変わらず狂気を潜ませたキャラが似合いすぎだった。その濃い面子を仕切るスタローンは終盤でペイン(スティーブ・オースチン)に敗北し、「後でやり返すだろうな」と思わせるも、その役目は影が薄目だったトール(ランディ・クートゥアー)に任せるなど、映画の中でも一歩引いた面も見せていて晩年のジャイアント・馬場を見る思いでした。でも「俺にはこれしかない!」とでも言いたげにCG全盛の世に無骨なまでに己の身体を張る肉体アクションは観ていて気持ちが良かったな。後進に道を譲る時期が来た気もしますが、まだトップを張って貰いたいモンですけどね。ぜひ続編をお願いします。 【余談】スタッフ・ロールで日本版限定とし、長渕剛の曲が本来の曲を無くしてまで本編にねじ込まれてますが、歌い出しの「我慢がならねえ~!」ってトコで「お前の歌がかかるのが我慢ならねえよ!」と思った人も多いでしょうな。長渕はとんぼくらいまでは役者としても歌手としても好きだったし、この歌の曲調も思いっきりどこかで聞いた事があるようなアメリカンなロックンロールで悪くはない。だが、わざわざ入れるセンスが理解できない。一般層を引き込みたいのはわかるけど、ここ数年のこの手の手法は一番の理解者である映画ファンを蔑ろにしてると思います。まぁ版権の関係でDVDやBDには収録されないと思うけどね。やってしまったモンは仕方が無いので、DVD化する場合は吹替えにスタローン=佐々木功、ジェイソン=山路和弘、ジェット=池田秀一、ウィリス=野沢那智、シュワ=玄田哲章くらいは見返りとしてキッチリやって下さい。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-18 21:51:51)
371.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
オリジナルは見てまして、あえて吹替え版を選択。配役も悪くなく、オリジナルのファンには分る小ネタも多く概ね満足できる内容ですね。ただもうちょっとキャラを掘り下げるというか、TVのOPにあるようにそれぞれの得意分野を見せて欲しかったかなぁ。チーム結成の話は次回にでもして、今回はAチームのハチャメチャっぷりを全開にした方がもっと良かったと思いますね。ハンニバルは風格はあるけど茶目っけが弱く、フェイスの色男ぶりは出てたけどあらゆる物を調達してくる口の巧さが無く、メカに強いB.A.(やっぱコングがイイな)も乗り物に乗るだけだしね。マードックの変人ぷりはまあまあかなぁ。シーンの切り替えが早くて余韻がない気もしたけど。 病院での映画の映像に合わせて車が壁を破って突っ込んでくるところは見え見えでベタだけど面白かった。あのノリで全編やって欲しかったですね。 まぁ歴史ある作品の強みというか、アレンジ版にしてもあのテーマ曲と「助けを借りたい時はいつでも言ってくれ!」を劇場で聴けたというのは感慨深いもんがありました。次回への期待値込みでこの点数。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-26 22:15:54)
372.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
原作未読。小人目線から見た人間(巨人)の世界は新鮮というかワンダーランド的で、それに適応するために作ってあるアリエッティの家や各所に張り巡らした仕掛けは巧く面白いですね。「初借り」の流れは大冒険的で子供たちなんかワクワクしたんじゃないでしょうか。箱庭な世界観をよく練って作ってありますね。小さい側の目線で見る人間は強大でスローモーでガンバの冒険をちょっと思い出しました。 人間と小人。相容れる存在ではなく新たな住みかへ旅立つアリエッティ達が健気に生き抜こうとしているのを見て、翔は生きていく勇気を貰ったんだろうな。主題歌と音楽を担当したセシル・コルベルは抜群に合っていたし、何かと議論を呼ぶジブリ作品の有名な俳優起用の吹替えですがみなさんお上手で違和感全くありませんでした。作品の世界観や雰囲気は良かったです。
[映画館(邦画)] 7点(2010-07-20 22:27:49)
373.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 
あのテーマ曲が流れるとワクワク感がありますね。プレデターの一作目に敬意を払っていて雰囲気が良くなかなか楽しめました。細かく言えば、「プレ、もっと武器使って暴れろよ」とか「ハンゾーの中の人は剣道が得意なのはわかるけど、映画なんだから剣道的な殺陣じゃなく大仰しい振る舞いでやればいいのに」とか思いましたね。「男と男の真っ向勝負!」を好むプレらしいといえばらしいですが。 それぞれ戦闘のプロ、殺人のプロと言われているだけあって一筋縄じゃいかない奴らで悪くなかった。ナイフしかない死刑囚はジャンキーでありながら、しっかりと状況を見極め自分を守る防具をくすねて忍ばせていたし、唯一生き残っていた一見人格者っぽいノーランドも極限状態に長時間置かれているためか架空の友人を作っているのか?それとも二重人格者になっているのか?と思わせる壊れた描写もあり人間側のキャラはそれぞれ立っている。メキシカン・マフィア役のダニー・トレホが良い味出てたのに一番手でやられて残念だったなぁ。まぁ肝心のプレデターがイマイチ迫力がないけどロドリゲスはセンスありますね。出来が悪くてビックリした『エイリアンVSプレデター」も全部無かった事にしてリメイクして欲しいな。
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-13 22:58:55)
374.  月に囚われた男 《ネタバレ》 
3年間契約の月面での業務っていうのは、宇宙線や放射線の蓄積による被曝やクローンとしての活動限界を考えての設定なんだろうな。3年という任期を終えたら地球帰還までのコールドスリープ・カプセルとい名の棺桶に自ら入りお役御免。それを焼却処理したら新たなサムを地下の部屋から起動させると。徐々に衰えていくサムと、そのサムの事故後に新たに起動された新サム、人工知能ロボットのガーティと出てくるキャラは少ないがなかなか良かったですね。何代も見てきたであろうサムと友情とクローン人生に悲哀を感じたのかなガーティは?会社側だとばかり思ってました。淡々とした映画で70年代後半にありそうなの古き良き匂いのするSF作品でした。邦題のタイトルだとネタばれですね。
[映画館(字幕)] 7点(2010-06-07 23:17:01)
375.  シャーロック・ホームズ(2009)
ホームズに関してはシャーロキアンではありませんが多少原作を読んで知ってる程度。 今までのホームズのイメージを脱却させたのは冒険だと思いますが、原作やドラマ版にそれほど思い入れはないのでアクティブでエネルギッシュなホームズ像はなかなか面白かったです。探偵らしい推理の面では期待外れでしたけど世界観はよく出来てます。 原作などではホームズより格が落ちるちょっと間抜けな相棒程度だったワトソンが同格的な活躍を見せるのも悪くないし、全力でワトソン依存症なホームズも微笑ましい。ホームズが唯一愛した女性アイリーンとワトソンの婚約者も、ホームズ、ワトソンとそれぞれ微妙な三角関係を形成していて雰囲気が良かった。ブラックウッド卿も邪悪でミステリアスな雰囲気を醸し出してて良かったけど、今作でも軽く出ていたホームズ最大のライバルであるモリアーティを今後どう持ってくるか楽しみですね。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-20 20:54:02)
376.  コララインとボタンの魔女
原作未読。この原作者のゲイマンって、クレア・デインズやロバート・デ・ニーロが出たファンタジー映画「スターダスト」の原作者なんですね。アレが原作つきとは全く知りませんでした。 奇妙で不気味さを漂わせつつも可愛いらしさもある極彩色のダーク・ファンタジー。つまらない事ばかりの現実の世界ともう一つの楽しい世界、実はその楽しい世界は…という昔からある題材ながらキャラクター、美術、音楽と抜群な雰囲気を備えててちょっと怖いけどワクワク感がいっぱい。惜しむらくは吹替え版のみの公開で主役の声かなぁ。戸田恵子はさすがだったし、劇団ひとりや他は好かったが主役はちと微妙だった。でも絵本のように分かりやすいので大きなお友達だけではなく小さな子にも観せてあげたい作品ですね。 それにしても手作り感にあふれ愛を感じるストップモーション・アニメは良いわ。気の遠くなるような作業だし、CG全盛の世の中じゃ需要は少ないかもしれないけど、この分野を絶やしてはいかんと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2010-03-04 21:59:27)
377.  エクトプラズム 怨霊の棲む家 《ネタバレ》 
小児癌の長男の治療のため、病院近くの格安物件に越してくる一家。治療費の捻出などで経済的余裕も無くなってきた上、長男は薬の副作用なのか幻覚を見るようになってしまう。日増しに激しくなっていく長男の幻覚への反応、それを見たアルコール依存症の親父が再びアルコールに手を出し大暴れ、更に家に棲む何かが家族にも手を出し始め一家はますます困窮状態。 もう絵に描いたような転落ぶりでお先真っ暗状態というのが巧く描かれていますね。当たり前のように生活してますが、普通でいられる事がいかに幸せか?と考えてしまう。 舞台が整ったところで肝心の家に棲む悪霊ですが、こちらもツボを抑えた見せ方で家に棲む理由づけも悪くない。まぁ地下室はもっと良く調べとけと思いましたけど、普通にアメリカではありえそうな話なトコが怖い。 「どうせ死ぬんだ」と一人で悪霊に向かっていく長男。その長男を救おうと心が離れた家族が再び結束するラストは素直に良かったです。オマケに末期の癌細胞すら蹴散らすとは恐れ入るハッピーエンドでした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-03 22:25:37)
378.  スペル 《ネタバレ》 
ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07)(良:2票)
379.  エスター 《ネタバレ》 
10年前に浮気をした夫、元アルコール依存症でそのせいで聴覚障害のある娘を池で溺れさせてしまった妻、凡庸な長男、聴覚障害のある娘の一家に引き取られる、一見愛らしい少女のエスター。古風な服装とヘアスタイルを好み、見た目の愛らしさの裏で時折見せる邪悪な顔つきと子供離れした知識と行動力。眼力のある子でダミアン系なのかと思いましたが、きちんと説明できる現代風なオチで納得できましたね。説明できてしまうから逆に怖さ倍増かな。妻が付けていた日記を利用し、自分に害を及ぼす人間を排除する行動を起こすワケですが、狡猾で計算高いエスターにより家庭が崩壊していく様は怖かったですね。もっと家族を信用しよう!と思いましたが、普段の行いも大事だし見た目がアレの子がまさか…って話だからしょうがないか。 やっぱ人は見かけじゃ判断できないね。それが子供にも適用されてしまうとは恐ろしい世の中だわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-10 18:34:29)
380.  永遠のこどもたち 《ネタバレ》 
色々と伏線が張られてますがちゃんと回収できてるし物語が収束していく感じは良かったです。「だるまさんが転んだ」やピーターパンの振りも上手かった。唯一生き残っていたラウラとシモンによって子供たちの魂も再び一つにまとまる事が出来、ラウラをウエンディとして子供たちは永遠の時の中で生きるんだろうな。 原題に比べると邦題の方がセンスが良いと思いますね。それにしてもトマスのマスクは怖すぎでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-30 23:22:45)
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