361. エド・ウッド
エドウッドの作った映画より、本人を題材にした映画のほうが面白いというなんとも皮肉な話。 こんな破天荒な監督が実在したのかと考えると、本当に恐ろしい(笑) 独特なティムバートンの世界色は残念ながらないが、 奇人を演じる嬉々と輝くジョニーデップがこれまた最高。 少しだけ、エドウッドという人間が好きになって興味も湧いた。 エドウッドの作った映画は本当に「最低」だったが(実際に作品を見た) [DVD(字幕)] 6点(2006-08-17 10:57:39) |
362. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 話題になってた時期からずいぶん経ってることもあるが、 過剰な期待をしなければ素直にそこそこ観られると思う。 現実的には多少無理・常識はずれな点があったりするのがツライとこ。 結婚間際に控えてるのに、終始昔の彼女にご執心な主人公の男性。 恋愛物の設定としてそれってどうなの? それだけが疑問に思えてどうしようもなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2006-08-16 02:05:59) |
363. 火山高
私は好きですけどね、韓国の妙なノリのこのバカっぽい映画。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-10 23:20:28) |
364. 忍 SHINOBI
原作やその関係、時代背景などの知識はよく知らないが。 物語はありきたりで、面白みがあるとは言えないような。 時代背景を疑うようなコスプレと酷評される衣装、どうにかならなかったものか。 忍術の内容も、ファンタジーニンジャ的な物が多かった気が。 が、純粋に忍者好きとして色々楽しめたのでこの点数で。 映像に関してはキレイだったと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2006-08-10 23:13:48) |
365. リンダ リンダ リンダ
つまらなくはないけど、展開が平坦というかテンポ悪いというか。 物語の進行に、もう少し起伏があってほしかった。 高校・文化祭などの表現は、懐かしさを感じるほどリアルに表現。 最後の不自然な盛り上がりは練りこみ不足だが、 期待通りのブルハのラストシーン&スタッフロール。個人的にはそれだけで満足。 しかし、ブルハ好きだから観ていられたと思うが、 ブルハ知らない人や好きじゃない人にとっては、正直疑問な映画。 青春モノにブルハの曲を持ってくるなんて、鬼に金棒状態。反則気味にも近い。 笑いの要素はほぼ無いので、スウィングガールズのような娯楽映画的要素は低い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-08 00:40:28)(良:1票) |
366. 花
ストーリーやビジュアルに派手さはなく、 地味ぃな映画ではあるが泣けるいい映画。 多少、演技やセリフにクサイ点があるのが微妙なところ。 ラストシーンまでオチに気付かなかった。 フツーは気付くもんだろうなんだが。 [DVD(吹替)] 6点(2006-05-21 21:42:22) |
367. ゼブラーマン
特撮テレビ番組を、そのまま映画時間に拡大したような内容(笑) 良い意味で、全編に渡るバカっぽさがたまらん。 特撮物の醍醐味が個人的には大変お気に入りだが、 他人(世間一般の普通の人)にオススメできるかというとNO。 脇役のみなもいい味出してるが、鈴木京香はアレでいいのか? あのコスプレに、あのオーバーリアクション気味の演技。 真面目な映画でないだけに、鈴木京香が浮いて見える。 [DVD(吹替)] 6点(2006-05-21 21:34:31) |
368. A.I.
《ネタバレ》 つまらないと聞いて、期待せずに観たらそれなりにおもしろかった。 ちょっと長いのと、3部作みたいな作りは評価つけがたい。 水には潜れるのに食物を口に入れただけで故障する、設定の矛盾に疑問符。 ロボットの子が愛を求める姿はなかなかに感動物だが、 反面、人間の親がロボットの子を捨てたという物語は、 あまりにも可哀想すぎて、あまりにも残酷すぎる物語。 テディ(熊のぬいぐるみロボ)はかわいかったので、テディに5点。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-21 20:48:05) |
369. チャーリーとチョコレート工場
もっとレトロで夢のあるものを期待していたのだが、 フタを開けてみれば近代的でハイテクな工場…。 工場の外と中で、ずいぶん世界観の温度差。 期待過剰だったのか、一気に興醒め。 結局、その感を拭いきれない(むしろ悪化した)まま、 物語が最後まで進んでしまい、 肝心の感動するべきシーンも拍子抜け。 ジョニーデップの奇人っぷりの演技は、 気持ち悪いくらい素晴らしかったが。 ミュージカル部分もちょっとだけ楽しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-04 18:56:43) |
370. サイレント・トーキョー
連続爆破テロの標的となった東京 クリスマス・イブに恐怖が襲い掛かる 犯人と真意を追う犯罪サスペンスもの 複数の人間からの視点や、ミスリードなど。 犯人を探すミステリー感は良かったと思うけど、 序盤で「あれ?」と感じた違和感がまさかの的中 個人的には失敗でした。 現実への喚起であったり社会風刺もわかるけれど、 どこかフィクション感が強く漂ってしまっている。 もっと重厚に、シリアスにしたら化けそうな映画。 惜しい残念感がする。なんか軽いんだよなぁ。 原作は知らないけど、小説の雰囲気を映画化するのって難しいね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-29 18:57:09) |
371. 楽園(2019)
タイトルの「楽園」はアンチテーゼ 沈んだ気分に浸りたい方向け映画。 女児が行方不明になる事件が発端ではあるけど、 犯人探しのサスペンス・ミステリーではない。 感動巨編のヒューマンドラマでもなく、 田舎ほのぼのHAPPYな映画でもない。 むしろ村社会という狭いコミュニティでの、 人の闇や汚さを描いた暗くて重い内容の作品。 そんな村の3人の主役たちが「楽園」を探し求める話。 感動や希望がないわけではないけど、ほぼほぼ負のドラマ。 明るい映画が観たい人は覚悟されたし。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-07 22:38:00) |
372. さよなら子供たち
ユダヤ人迫害だとか、反戦映画ってのはわかる。 話としては淡々として、冗長さを感じる。 娯楽映画に漬かりすぎたのか、良さがよくわからなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-06-30 20:12:23) |
373. CURE キュア
ホラー映画か。 人間の不気味さ不穏さがMAX 狂気が感染して広まる様は怖かった。 ん…でも最後どういうこと? 理解不足のため仮の点数保留 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-13 11:36:32) |
374. イーダ
ストーリーや演出の派手さで魅せるのではなく、 台詞のない1つ1つのシーンの情感を絵画のように切り取る、 しみじみとしたクラシックな芸術のような作品。 人によっては退屈さや冗長感を感じ、観る人を選ぶ映画。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-26 00:38:57) |
375. ミスト
霧はあくまで演出でしかなくて、 実体はモンスターパニック映画。 限界状態の中で人間ドラマが描かれるかな? と期待したけどそれもなく、ただただ絶望だけ。 あったのは見えない神や悪魔にすがる信仰の狂気くらい。 ハッピーエンドやバッドエンドといった以前の問題。 結末が、主人公が先走っただけっていう。 ほんとに救いの無い、絶望の映画でした。 胸糞悪いとかじゃなくて、救えない終わり方。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-06 21:29:11) |
376. シェイクスピアの庭
シェイクスピアの晩年と、家族の話。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-02 17:10:03) |
377. ブラック・クランズマン
白人至上主義も、黒人至上主義も、 結局はどちらも相手を排除しようというだけ 「人種差別」という根底には変わりなくてモヤモヤ 日本で平和ボケした自分には共感しにくかった。 黒人なのに白人至上主義の団体に潜入するっていう、 設定はおもしろかったのにイマイチ入り込めなかった。 もうちょっとドラマチックな展開や、話の盛り下げ、 意外性や、展開のテンポとか、映画の娯楽要素ほしかった。 コミカルな描き方だけは良かったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-30 07:27:53) |
378. わたしは光をにぎっている
台詞の無いシーンの「間」と映像美の雰囲気で観る映画。 ヒューマンドラマとして観るとちょっと違和感。 しっかりとしたストーリーの明示があまり無いので、 後半に入るまでなんの映画かよくわからなかった。 核心を突いてきた後半でようやく色々つながってくる。 舞台の古びた商店街とか、映画撮影とか、人の行動とか。 …あれ?やっぱ「人」の映画じゃないよな…。 「ヒューマンドラマ」と書かれてて、この映画を観たはずなのに。 大きな山場や盛り上がりもなく、台詞や言葉も少なく、 色んな意味で「静」の映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-05 21:29:08) |
379. 鳥(1963)
鳥の大群が人間を襲うっていうパニックもの。 発想とか、見せ方はおもしろかった。 なぜ襲うのかといった理由付けの部分や、 事の顛末に関してはほぼ放りっぱなし。 ストーリーとしては消化不良感。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 22:36:44) |
380. ヘレディタリー 継承
同監督の「ミッドサマー」に続き鑑賞。 グロいしショッキングだし、鬱映画ハンパない。 最後まで展開読めなかったのは凄かったけど、 オカルトがなんか納得感が薄いなぁ。 何の落ち度もないお父さん可哀相すぎ。 どちらの作品も「死」が軽んじられてる気がして、 この監督の作品はあまり好きじゃないなぁ。 同監督の三作目が出てもたぶんもう観ないです。 ホラー映画なんて好き好んで観るもんじゃないな。 と、改めて痛感させてくれた監督・作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 10:45:02) |