21. 孤狼の血
現代版(時代設定は昭和ですが)「県警対組織暴力」という印象です。大上のキャラの濃さとよくここまでやれたなと思うグロ描写で忘れられない一作になりました。 [DVD(邦画)] 8点(2022-04-28 01:19:10) |
22. ジョーカー
《ネタバレ》 圧倒的カリスマ性を持つバットマンのライバル・ジョーカーの誕生エピソードとしては弱いと感じます。鬱屈した男に小さな偶然が重なっただけに思えますし。一本の映画としても、アーサーに思い入れ出来る部分がまるでなく、観ていてしんどかったですね。 [DVD(吹替)] 5点(2022-04-24 22:28:10) |
23. 勝手にふるえてろ
《ネタバレ》 長年追い求めた彼が、趣味同じ!って言ってくれてるんです。付き合っちゃえばいいものを、彼が自分の名前を知らなかったことを知るや、サッと引いてしまう。親友が自分を心配してると分かってるのに、見下してる!と決めつけて罵倒する。幸せになりたいのに、自意識が強すぎてダメな方ダメな方へ向かってしまう。自身の痛々しさを見せられているようで直視するのがつらかったです。最後に素を出せて良かったですね。 [DVD(邦画)] 7点(2021-11-25 23:09:09) |
24. ミニオンズ
最後にグルーが登場したことで分かりました。ミニオンズは誰か悪党のお手伝い役として動くのが一番見ていて楽しい。と言いますか、なぜキャサリンが自分で王冠を盗みにいかないのか不思議です。自分で先頭に立って暴れちゃうキャラだと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2021-09-26 22:56:27) |
25. 怪盗グルーのミニオン危機一発
キャラクターの面白さといい、ストーリーのバカバカしさといい、三作で一番楽しいと思います。何よりも数が大幅に増えたミニオンズの活躍・・・というか、可愛さにやられます。薬を大きい注射でチューと注入されるのが特に良い。 [DVD(吹替)] 9点(2021-09-19 23:31:58) |
26. 怪盗グルーのミニオン大脱走
《ネタバレ》 三姉妹の影が薄い。ミニオンズの離脱も二人だけ残ったのもあまり意味がない。 反悪党同盟の嫌味な女上司もラストでぎゃふんと言わせるのかと思ったら二度と登場しない。 なんだか、キャラを持て余してますね。どうしちゃったの?と思います。 [DVD(吹替)] 6点(2021-09-18 07:15:32) |
27. 怪盗グルーの月泥棒
お話自体はベタ。でも、そこにミニオンズが加わるだけでいやに強烈な作品になります。ホント、なんだか知らんが可愛すぎる連中です。 [DVD(吹替)] 8点(2021-09-12 00:22:12) |
28. 風立ちぬ(2013)
小説「風立ちぬ」「菜穂子」を読んでから観賞。久々に傑作のジブリ作品が来たと思いました。伝統の飛行描写も素晴らしいの一言ですが、やはり印象深いのは後半の恋愛要素が濃くなる部分。同じリアル寄りな作品でも、「耳をすませば」は幸せを感じますが、こちらは、切なさを味わえる。小説の重要な展開(サナトリウムからの脱走など)を上手く筋に織り込んだと感じます。菜穂子さんが気の毒と思うほど作品の評価が上がってしまう厄介さがあります。唯一の欠点は二郎の声がすごい変なこと。最終盤でようやく違和感が薄れました。 [DVD(邦画)] 7点(2021-08-29 08:52:49) |
29. 必死剣 鳥刺し
《ネタバレ》 生きるのに不器用な剣の達人が政争に利用されてしまうというプロットはあちこちで見ますね。今作の「鳥刺し」は、映像を見る限り、瀕死の状態で油断した敵を、刀を投げて倒すというものですが、重傷を負っても利き手が無事という前提なので、ちょっと無理があると思いました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2021-08-08 01:02:24) |
30. 美女と野獣(2017)
《ネタバレ》 あのアニメの脚本で実写化するのは無理があるんじゃ?と思っていましたが、いやいやちゃんと空気感が似ています。エマ・ワトソンはベルそのものですし、ガストンの粗野でダメ人間な感じがパワーアップしてるのもいい。本作で一番印象に残ったのは、野獣が死ぬ場面・・・の後の、召使い軍団がただの家具に変わってしまい沈黙するところでした。あの切なさはやばかった。 [DVD(吹替)] 8点(2021-08-08 00:31:25)(良:1票) |
31. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 私が高校を卒業したのは20年以上前です。当時からスクールカーストはありました(私は帰宅部でしかもイケてないので当然下位)。現代はそれがさらに強化されている印象です。そうした中で、下位に位置づけられるであろう映画部の部長が曲がらない信念を持っており、陽キャ相手に戦いを挑むシーンはカタルシスがありました。(2021年再見)陽キャの女の子と偶然知り合いに。この先良いことがありそうじゃない?→いえいえ、女の子にはちゃんと彼氏がおりました、って陰キャあるあるだなあとしみじみ思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2021-07-09 22:55:16) |
32. アナと雪の女王/家族の思い出
オラフみたいな楽しい奴がいたら、きっと癒されるでしょうね。頑張ったのが報われて良かった。でも、ケーキを鳥にさらわれた場面が一番笑った。 [DVD(吹替)] 6点(2021-06-30 22:13:28) |
33. モンスターズ・ユニバーシティ
う~ん、ベタな青春物だ。その中でも終盤に一捻り入れてくれたのは良かったですが、前作のドアを駆使した立体的追いかけっこ、ラストの感動には遠く及びませんでした。 [DVD(吹替)] 6点(2021-06-13 01:29:01) |
34. ズートピア
バディものっていいなぁ! [DVD(字幕)] 8点(2021-05-29 16:43:18) |
35. 1917 命をかけた伝令
長回しが無ければさぞ平凡な映画に見えるのでしょうが、それがあるために独特な印象を受ける作品であることは間違いありません。主人公は唐突に打たれて死ぬと思っていたので、最後までドキドキしながら見ていました。 [DVD(吹替)] 7点(2021-05-07 23:14:22) |
36. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 エピソード3と4の間を上手く埋めましたね。ターキン総督の登場、ダース・ベイダーの強さ、レイア姫の美しさ、そして4で見た懐かしい演出の数々に少し感動しました。しかし、どう転んでも結果の分かっている物語の弱点ははっきり表れていますね。見る側の気分がどうしても盛り上がらない。スターウォーズシリーズは一応完結し、今後も前日談・スピンオフしか作れないわけですから、映画ファンの中でゆるやかに衰退していくのでしょうね。 [DVD(吹替)] 5点(2021-01-09 17:08:29) |
37. インターステラー
《ネタバレ》 宇宙では時間の進む早さが変わって、子供より年下になってしまうとか、水ばかりの星で巨大高波に襲われるとか、異次元から地球にいる人と通信するとか、ワクワクするネタが満載ですね。私は、理屈的には事象の地平面のあたりで訳分からなくなったのですが、とりあえずラストでは感動しました。 [DVD(吹替)] 9点(2020-10-17 17:26:46) |
38. この世界の(さらにいくつもの)片隅に
2016年版が10点以外にない作品なのに、さらにシーン追加とは、贅沢な時間を過ごしました。メインの登場人物はもちろん、その周辺の人びとにも、これまで歩んできた人生が垣間見えるのがすごいと改めて思いました。 [DVD(邦画)] 10点(2020-10-07 23:33:48) |
39. 残穢 -住んではいけない部屋-
①「リング」のような探索型ホラー映画は好物です。部屋の一つで異音がする…という出だしから歴史を遡り、次々と犠牲者の存在が見えてくる展開が気持ち悪いのなんのって。②個別の演出については、小さいものでは襖を開けると袖がするっと隠れる、から大きいものでは廃屋探検まで背筋がぞっとする自分向け(笑)なものばかり。暗闇の怖さが生かされており楽しい。映画館のスクリーンで鑑賞したかったですね。③メインの人物たちは全員巻き込まれたと思われるラストは、ありがちな気はしますけれど、途中でしっかり「知っただけで…」と予告された通りなので納得がいきます。 [DVD(邦画)] 10点(2020-09-13 23:10:15) |
40. ハッピー・デス・デイ
《ネタバレ》 自ら触れているように、「恋はデジャ・ブ」をサスペンス風に作り変えた作品ですね。ちと手抜きを感じます。主人公一人を殺すために第三者を何人も巻き込むなど犯人の行動の粗さも気になる(警察が捜査したら速攻で捕まるでしょう)。主人公が一番清くなったところで大団円にしなかったのは良かったと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2020-08-26 22:52:48) |