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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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21.  カラー・オブ・ハート
初めて観たときは、何となく「サザエさん」の世界に入り込んでキャラクターや世界観を変えてしまうのと似てるように思えてしまって、自分としては疑問を感じるほうが強くて後味もあんまり良くなかった。サザエさんの中で不倫話とか性的や暴力シーンが出てきたらやっぱりショックだし(^^;でも、終盤の裁判のシーンで主人公が語る「人間には愚かさやいやらしさや暴力なども含めて様々な感情を誰もが持っています」のセリフがすごく響いた。そういう「負の感情」とされている気持ちを持つことも人間として当然のことで、ひとりひとりが心を持っているからこそなんだと思わせくれた。街の人々がみんな本当に50年代の人たちと思えるほど、世界観にマッチしてたな~。トビーの演技も、安心感を与えてくれてとても好印象で、何気ない笑顔が最高。彼はスパイダーマンに変身するよりも、自分の笑顔で人が救えると思う(^^劇中に出てきた化粧品のコンパクト、昔、自分の親もああいうゴテゴテしたの持っていて、なんか懐かしかった。それから、この映画のビデオやDVDのパッケージのデザインが綺麗で面白い。でも、あえて余計なツッコミだけど、雨も降らず火もなく暑さ寒さもなくて、問題起こす人がまったくいない世界のドラマって面白いのか!?サザエさんにだって泥棒は出てくるぞ(笑)
9点(2004-10-02 00:57:07)(笑:1票) (良:1票)
22.  ギルバート・グレイプ
今になってこの映画を初めて観ました。評判通りディカプリオの演技はすごかった!昔の映画「奇跡の人」でヘレン・ケラーを演じた人を彷彿とさせられるようなリアルさと凄まじさを感じた!(ヘレンは三重苦で知的障害とはまた違うけど)あと、ジョニー・デップの演技もギルバートの苦悩がとてもよく伝わってきた。弟の面倒を見るのが自分の役目で、周りの人間にもそれが当たり前と思われていて、彼自身の感情は考えてもらえず、家族さえも誰も彼を理解してくれていない。弟をはじめ家族に対する愛情や義務とか自分自身の人生の意義に悩み、でも不満を絶対に口や手に出すまいとしている彼の姿にとても感情移入できた。もしも主人公が、いつも行動が立派で誰からも尊敬される聖人みたいな人だったら、ディカプリオのほうにしか印象が残らなかったと思う。
9点(2004-09-17 23:15:57)(良:1票)
23.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
ホント、驚かされました。中盤で、ストーリーが過去にさかのぼって行く時、前半で観客側にハッキリ明かされなかった部分だけをピックアップして見せるのかなと思っていたら、冒頭までさかのぼってまた一から始まるとは意外でした。「シックスセンス」も初めとはまた別の角度から観ることができる映画だったけど、あれは観客が自分で再び観ようとしなきゃいけなかった。でもこれは、親切にも!?映画の中でいちばん初めまで巻き戻してくれて、それでいて全然クドくなく、真実が明らかにされていくにつれてどんどんのめり込んでしまう!オドレイ・トトゥの「アメリ」のときと変わらないように見える笑顔が、最後には不気味で恐ろしく見えてきた…。錠剤を壁に貼り付けて描いた絵、不気味だけど見事な出来でスゴイ、そして実際にはすぐに壊されるためにそれを造ったスタッフたちもスゴイ!
9点(2004-09-02 01:00:43)
24.  アマデウス
モーツアルトのヘロヘロ遊び人キャラにも意外で驚いたけど、サリエリという人が、あんなに多くの曲を作っているのにほとんど無名ということも意外で不思議に思えた(自分ももちろん知らなかった。)劇中に出てきた彼のピアノの曲、何となく硬くて規則正しくて、ピアノを始めて最初に習うバイエルの曲みたいだと思ったけど、それもそれで悪くないと思えるが、モーツアルトの曲と比べてしまうとどうしても打ちのめされた気分になるのかな。努力を積み重ねて真面目に生きてきた人間が凡人で、ひょっこり現れてきてたいした努力も苦労もしていないように見える人が天才というのは複雑だな~。サリエリの嫉妬や虚しさは自分も分かる気がする。生まれる環境や与えられる才能など、運命はみな平等なんかじゃないし、神様は不公平だと思うことってある(^^;その嫉妬から相手を陥れてしまう人間の愚かさ、哀しさは見ていて痛々しかった…。手塚治虫「火の鳥 鳳凰編」の我王と茜丸の二人の仏師の話も思い出します。 
9点(2004-08-01 01:07:55)
25.  モンスターズ・インク
テレビゲームなんかもそうだけど、自分はCGだけのアニメって人の顔などがリアルに近く描かれているほど、かえって無機質で味気なくて、どこか怖い感じがしてしまう。でも、この映画はキャラクターの表情がとても豊かで好感が持てたし、作品の雰囲気も暖かいです!ブーみたいな子ども、昔、あるいは今でも「身近にこういう子いたな~、もしくは自分がこんなだったかも」と、誰もが思えそう。社長が逮捕されてしまったのは、悪事もしたけど会社のために必死のことだったので少し気の毒だとも思ったり…。無数のどこでもドア!?をつたって行く追っかけシーンは爽快でした。実際に、あんなゲームソフトがあったら面白そうだ!自分はスーパーファミコンしか持ってないけど。
9点(2004-07-02 17:49:12)
26.  いまを生きる
日本の「金八先生」はどうも苦手ですが、この映画は好きなんです!どこが違うのか考え込んでしまった…「金八」では、生徒の問題がみな解決して、最終回ではクラスの生徒全員が別れを惜しむのが大抵だけど、私には金八先生はとにかくイイ先生だということと、子どもは学校に行かなければいけないのだ、ということを押し付けられているように感じる…子どもたちが、結局はみんな同じさやに無理やり収められてしまっているんです。みんな同じでなきゃいけなくて、もし金八先生に同調しない子は、それぞれ事情があるだろうけど悪い子になってしまう…。今の日本の学歴社会と同じで、日本て、いくつかの島からなり各地方の特徴があって豊かな文化を持つ国なのに、全国の全ての中3生や高校三年生が受験生にならなきゃいけないって、何だか異常なことだと思う。もっと様々な道が特別なことじゃなく普通にたくさんあってもいいのに。みんな同じにまとめられ、周りと同じででなきゃ安心できなくなり、勝者は敗者をけなすし、レールに外れた人や遅れた人たちは惨めにみられてしまう。他人の個性を理解せず、人の心もすさんでゆくし、人の多様性も無くなってゆく。そんな社会の国って日本だけだと思う…話がそれてしまいましたが、この映画で、二ールが我慢して大学に行き医者の道を進んでいれば、それで良かったと思える日が来るかもしれなかったし、キーティング教諭には責任がある、という意見も分かるけど、私はニールも先生も間違っていたとは思えないです。ニールは元々決められた道を進むことが辛く、抜け出したいと感じていて、先生に相談してアドバイスを受けたのをきっかけにそれを実行でき、結果哀しい結末になってしまったけど、もし自分がニールだったら先生に出会ったことを後悔はしないし恨みもしないな~。我慢して医者になっていたら、生活は平和だけど心の中ではいつも後悔している空しい人間になったと思う。決められた道を選ぶかそれを拒否するかは本人に託されることで、彼が本当に望んで実行した事を愚かだったと思うのなら、彼自身を認めていなくて、彼の死も惨めで意味のないものになってしまうと思う。キーティング先生は、一人ひとりの生徒を尊重する情熱的で温かい人で、彼は「みんな同じにならなくていい、自分の心を見つめ、自分という存在を見失わないで生きろ」と教えてくれたと私には思えるんです。長くなってすみません(^^;
9点(2004-03-13 05:53:27)(良:2票)
27.  Shall we ダンス?(1995)
周防監督の映画は、これと「シコふんじゃった。」しか観たことないけど、どちらも見終わった後ほのぼのできるのがイイな~。それに、キャラクターひとりひとりの特長が上手く活かされていて、全ての登場人物が大切に扱われているように感じるんです。竹中直人・渡辺えり子・田口浩正さんとか、見た目も個性的なおどけキャラの人たち、もち面白いし主役に負けない存在感があって、大げさかもしれないけど監督の全ての出演者への敬意が感じ取れるように思う。主人公の奥さんの悲観的でちょと嫉妬深いキャラは、柄本明のあの探偵キャラを登場させるために、奥さんをそういう性格にして使ったという気もするけど(笑)ダンスコンクールが終わってからの展開はちょっと退屈だったけど、全体的には飽きずに面白かった!あと、個人的なことだけど、地元の西武池袋線沿線が舞台なのがうれしかったです。ドラマや映画で東京近郊が出てくると、たいてい神奈川方面のおしゃれな町が多いと思うから…ちなみに池袋につく手前付近には、ダンス教室じゃないけど、ボクシングジムが電車の中から見えます(関係ないけど^^;)。
9点(2004-01-29 17:49:23)
28.  セロ弾きのゴーシュ(1982)
小学校の頃に学校でこのビデオを見せてくれて、最初に登場した猫がちょっとかわいそうだと思ったり、最後のほうの「インドのトラ狩りを弾いてやるから!」で、みんな笑っていたのを覚えてます。今になって観ても、やっぱり良い作品と思えます!動物達のキャラクターも面白いし、明治・大正の、今は貧しいけど夢を追っていて、ちょっと頑固でイキがっているようなゴーシュの書生風キャラとか、厳格な楽団長、同僚のおしとやかな女性など、当時の日本人像がリアルに表されているカンジで、声優さんの話し方も当時っぽくてなんだか良かった。田園や街並みの風景も綺麗で、ほのぼのとさせられます。原作は読んだことないけど、宮沢賢治の出身地近くの東北の都市部、仙台あたりの城下が舞台地なのかな!?と考えたり、この当時の日本に行ってみたいと思えました。あと、「インドのトラ狩り」の実際のチェロ演奏を聞いてみたいとも思いました。
9点(2004-01-10 01:58:18)
29.  ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 
最後に登場人物が消えたり死んでしまう話は、観たばかりのときはすごく感動するけど、だんだんと何か味気なくなってきて、美しい話として心に残らないものが多いんです…でも、この映画は違います。ラスト、リルルが消えてしまうときにしずかちゃんが言う、「リルル、あなたは今、天使になってるわ!」のセリフ、ドッと胸を打たれます。自分を犠牲にして世界を救ったリルルに対する最高の賛辞です!そのシーン全体の演出も美しく、ドラマチックに仕立てて感動させようというのでなく、この作品を純粋に良いものにして伝えたいみたいな、作り手の意図が感じられるようにも思えるんです。ちなみに、私はこの映画の主題歌「私が不思議」がどーしてもほしくて「ドラえもん映画主題歌集」のCDを、たしか17、8歳の時に買いました。買うときかなり恥ずかしかったけど(笑)今でも大切に持ってます!
9点(2003-12-22 19:08:38)
30.  雲のように風のように〔TVM〕
たしか、1989年か90年に、日テレでCMなしで放送された作品です。一度だけだったか、かなり好評だったようで再放送もしたかもしれない。最近もレンタルビデオ店に並んでいるのを見かけました。キャラクターデザインを、同じ頃に上映された「魔女の宅急便」を担当した人がされたそうで、キャラクターや背景がジブリ作品と雰囲気が似ています。でも、内容はジブリでは作りそうで作らない(作れない)タイプの話だと思う。原作の「後宮小説」は、フィクションだけどかなり本格的な歴史小説です。原作のドロドロした部分やシュールな部分はさすがに脚色されているけど、説教じみてなく、淡々と話が進んでゆく原作の雰囲気は変えられていないと思うし、キャラクターもユニークで魅力があります。私は、革命を起こそうとする2人組の、坊主頭の人(名前忘れたけど)に好感を持った…。中世の中国の王朝を舞台にした壮大な話を、1時間20分くらいの短い時間の中にとてもよくまとまってるな~と感心もさせられてしまいます。ラストは、悲劇で切ないんだけど、後味がどこかすがすがしくもあり、続きを想像したくなるような気分になりました。主題歌もいい曲だと思う(上手かどうかは?だけど)。もっと多くの人に知ってほしい作品です(^^。
9点(2003-11-12 18:31:16)
31.  千と千尋の神隠し
この映画、自分はなぜか心惹かれて仕方ない。物語は、これまでのジブリ作品のようなワクワクする冒険活劇とか、とても壮大で圧倒されるというものじゃなく、わりとこじんまりとした話だと思うんだけど、風呂屋があるあの世界にどうしてなのかとても惹かれる!あの悪趣味寸前の派手な油屋もなんか好きだし、赤い丸太橋や日本庭園や、椿とツツジが一緒に咲いている(四季の花がすべて咲いている)ような綺麗だけどちょっと異様な世界が、どこか懐かしいです…。うまく言えないけど、ただ、日本人だから昔風の建物や風景に懐かしさや安らぎを感じるということ以上に、ずっと昔に、あんなふうな世界に実際にいたことがあるような、ないような…。自分の魂の過去の記憶が掘り起こされて一瞬触れたっていう感じなのかな!?あと、白い竜ってのもなにかツボにはまって、もちろん実際には見たことないのに「そう、竜って白いものだよね」なんてことを思ってしまった(^^;自分でもちょっとおかしいと思うんだけど、とにかくあの世界を見ると、遠い昔の故郷のような懐かしさを感じて、何よりも心安らぐんです。「いつかまた!?行ってみたい」と真剣に思える。そして、そういう思いをさせてくれたこの作品が好き。空想好きの不思議ヤローな私の、個人的な感想ですが(^^;
9点(2003-11-02 23:41:34)
32.  アンナと王様
観た後の印象がとてもいい映画です!内容的に「サウンド・オブ・ミュージック」のアジア版みたいとも思いました。(「王様と私」よりもこちらのほうがそう感じた)豪華なセットや東南アジアの美しい風景にも見惚れるし、ストーリーはありがちって言われるのも分かるけど、出演者がみんなハマリ役だし演技も上手だと思う。主演の二人だけじゃなく、タプティムを始め脇を固める人たちも印象強かったし、子どもたちも可愛いかったし!トビラが開くと物語が新しい展開になる、という演出も好きです。国王とアンナのキャラクターも深く描かれていてどちらにも共感が持てた。イギリス人教師によって、自国の古い伝統にこだわる王様が次第に諭されていくというのでなく、むしろ逆に、夫を亡くして気丈に振る舞い、当時のイギリス人に特有の傲慢さを併せ持っていた彼女が、国王の人柄に触れていくことで自分を見つめ直すことができた、という印象を持ちました。この映画はタイで上映禁止扱いだったために批判されることもあるようだけど、タイ王室の一部の人だけが反対したため国内では上映できず、実は現在のタイ王妃がアメリカでこの映画を観てとても喜んでいた、という話を聞いたことがあります。少なくとも作品からは、タイの歴史や文化に敬意を持ってそれらをていねいに忠実に表そうという制作側の気持ちが自分には伝わってきたし、タイの人々がこの映画を観られないことは気の毒に思うけど…。それまで、タイという国についてほとんど知らなかった自分には開眼させられた。この映画でタイの歴史や文化に興味を持てました。個人的な意見ですが、歴史劇ってその舞台になった国や時代や登場した人物に興味を持って自分で調べてみたくなる、そう思わせてくれるのがイイ作品だと思える(^^。
9点(2003-10-14 17:00:48)
33.  ギャラクシー・クエスト
自分は宇宙船に全然詳しくはないけど、パロディなのに、この映画の宇宙基地や宇宙船の設計がとても丁寧でリアルに作られているのに感心させられた。キャラクターも愉快で、サーミアン星人を攻める敵の宇宙人が超古典的な、戦隊ヒーローものに出てくる怪獣みたいだったのが、なんかとても笑えた!あと、マニアの少年たちが隊員達のピンチを手助けしたのも、全てのキャラクターがみな活かされていて大切にされているような感じがして良かったな~。それと、トカゲ頭のアラン・リックマンの役は日本だったら田村正和が似合っていそうだ…などと思いました(笑)
9点(2003-10-14 14:49:44)
34.  シコふんじゃった。
この映画の頃は、まだ茶髪やカラーリングがまったく流行ってなかったのか~…なんてことも思いながら、楽しんで観られました!ぶつかり合う時の衝撃がとても強そうで、相撲って激しいスポーツだと知りました。「まわしじゃなくてフンドシ!」あれっ(^^!?
9点(2003-10-10 19:46:57)
35.  コーラスライン 《ネタバレ》 
あの大人数の中から、マイケル・ダグラス演じる演出家一人だけで、適役者を選ぶのか!?それも大変だ~!何てことも思ったけど。残った人たちが一人ずつ、自分について話すところは、たしかに自己啓発セミナーみたいですね~(^^)でも、なかなかリアリティのあるエピソードが多くて、自分がいちばん印象的だったのは、家庭に事情があったり、自分の容姿に自信が持てなかったりする女性三人が、バレエをやっているときが幸せ、誰でもきれいな姿になれるし。バレエだけが私の心のよりどころ…って歌うところ。とても共感してしまいました。自分はバレエの経験ないんだけど、バレエとか踊りや歌とか、ほとんど自分の体だけを使って表現できる芸を身につけるのっていいなあ。少なからず自分に自信も持てるし。それで人に感動を与えられるっていうのも素晴らしい。私もバレエやりたかった~、と密かに嘆いたわ(^^;)最終的に選ばれたのは8人だったけど、最後の場面ではもっとたくさんの人数で踊ってたね。それから、ダンスの監督みたいなラリー役を演じていたテレンス・マンていう人、ブロードウェイの「キャッツ」のラム・タム・タガーとか「レ・ミゼラブル」のジャベール、「美女と野獣」のビースト役などを演じていた人です。ブロードウェイ版のCDで彼の歌声が聴けます。素敵です!いや、個人的に…(^^)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-16 01:15:39)
36.  ノートルダムの鐘
重厚なオペラみたいな音楽に初めから惹きつけられた!フランスっぽい感じを出すとああなるのかな!?吹き替え版も好きです(劇団四季の役者さんたちがやってる)。カジモドは、背骨が曲がっていて、成長するにつれて背中が痛んだり、呼吸が苦しくなったりしないか?と気になった(余計なことかな;)あと、原作は知らないんだけど、フロローは、カジモドをずっと閉じ込めておいて確かに無慈悲で悪なんだけど、一応は彼を育ててきたわけだし、ジプシーを無頼者と決め付けて追い払おうとする融通の利かない頑固者だけど、街の治安を守ってきたマジメ人間でもあるんだよね。途中からエスメラルダを探すために次々と暴挙を犯すようになったのは、恋に狂ったからってことにも見えた。権力や法律が自分の絶対的な正義で、少しでもそれを犯すものは許さず、かえって冷徹な人間になっているみたいなところは、「レ・ミゼラブル」のジャベール警部と似てると思った。原作者が同じなんだ~。あと、ノートルダム寺院は実際に行ったことあるんだけど、石造りの重厚で壮麗なたたずまいに圧倒されましたよ~!バラ窓も神秘的で美しい。キマイラの像を見たときは、あの石のトリオを思い出した(^^)
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 00:23:08)
37.  エビータ(1996)
この作品、有名な「アルゼンチンよ泣かないで」以外の曲も、バラエティーに富んでてけっこう面白い!タンゴや、ギンギンのロックもあれば、「ハロー、ブエノスアイレス!」みたいなサンバ調もあるし、エヴァがペロンに接近して誘惑する時の二人のデュエットなんか、日本の歌謡曲とおんなじ!スナックやバーのカラオケで男女がデュエットする姿が浮かんでくる(笑)この映画ではチェが少し歌っただけだったけど、ミュージカル版のCDで聞いた、軍人、政治家たちの世間の渡り方を歌った「エリートのゲーム」っていう曲も、ゲーム音楽みたいな感じで、また変わっていて面白かった。それらの曲が映像に乗ってテンポ良く流れていくから、楽しく観られた。マドンナって、けっこう透明感のある歌声だと思った。ハスキーな歌声でワイルドな演技のバンデラス様も素敵だったし、ペロン役のジョナサン・プライスも渋い魅力が!エヴァとペロンて、所詮はお互いに利用し合っているだけの仮面夫婦なのかと思ってたら、そうでもなくて、この映画の中では、互いに愛情もあって、けっこう信頼しあっていたように見えた。ちなみに、この作品の周辺知識まったく知らなくて、チェ、とかペロンとか、初めは、変な名前~、どんな人!?と思ってました(^^;)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-14 01:11:32)
38.  ビッグ 《ネタバレ》 
トム・ハンクスのはしゃぎっぷり、もう楽しいったら!社長とぶつかった時の転び方なんか笑えた。あと、ベッドに走ってって飛び乗るなんてのも子どもならではのアクションだよね。子どもって、いつでも全身使って動き回ってるんだな、と改めて気付かされもした。彼女から、暗にプロポーズされるのを期待された時に、「どういうことか分かんな~い!」と答えたのは、実際本当で彼もまったく無心なんだけど、ちょっと彼女が気の毒にも思えた(笑)。あと、最後に、元の子どもに戻った後の彼は、現実ではやっぱり普通に大人になっていくんだろうなと思えて、ちょっぴり切ない気もしました(^^。
[地上波(吹替)] 8点(2005-04-24 23:24:03)
39.  アビエイター
ハワード・ヒューズって、日本人にはあまり関係がなくて、それほど興味や関心が持てる人物っていう印象もあまり持てなかったんだけど、自分の好きなこと(航空業や映画作り)に財産を派手に使い尽くして、結果、歴史に残るような作品を残したり、精神障害で長い間閉じこもっていたりしたところは、何だか、ドイツのノンシュバンシュタイン城を作った皇帝(ヴィルヘルム二世だったか!?)を連想したな~。あとは、ケイト・ブランシェットが演じたキャサリン・ヘプバーンが印象強くって、実際にどんなふうな人だったのか知りたくなった。トリビアネタですが、確かじゃないんだけど、彼女の父親かおじいさんだかが言語学者で(父親は映画の中で医者だったな…)、ヘボン式ローマ字を発明した人だって聞いたことがありました。「ヘボン」というのは彼の苗字の「ヘプバーン」に由来するって聞いた覚えが…うろ覚えなので違ってるかもしれません(^^;
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-14 23:38:09)
40.  エターナル・サンシャイン
ちょっと自分はややこしかった~。脳の内と外で追いかけっこなんてとてもユニークで面白いけど。お互いに相手の記憶を消しても、真実に結ばれるべき相手とは、再び出会えばやっぱり惹かれあう、ということなのかな。ただ、ケイト・ウィンスレット演じる彼女が記憶を消した理由が自分勝手であっさりしすぎで、彼女の記憶を消そうとしたけど、やっぱりためらって思い出の中で必死に格闘してるジム・キャリーが、ちょっとみじめで大変そうに見えた。この二人は、よりを戻しても、また同じようなすれ違いを何度もすることになるんだろうな…とも思えた(^^;それから、キルスティン・ダンストが何気に存在感があって、観終わってみると、最後のほうでさらりと出てきた彼女のエピソードが一番印象に残ってます。真実を知った後、苦悩する表情が印象的。あと、イライジャ君のもみあげに驚いた。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 00:30:12)
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