21. ガメラ対大悪獣ギロン
劇場で見たガメラ映画で一番最初に記憶のあるガメラ映画がこれです。 映画冒頭でギャオス瞬殺。「ガメラ対ギャオス」を観ていないその頃は単なるザコ怪獣かと思っていたのですが 「ガメラ対ギャオス」では結構強かったことが後で判明。シリーズ一つ進んだだけでこの扱い、ギャオスかわいそすぎ。 しかしさらにその後このギャオスは「宇宙ギャオス」という別の種類のギャオスだということが判明。別の種類って宇宙と地球じゃえらく生活環境違うんですが..っていうか宇宙で翼いらないんじゃないか?宇宙ギャオス。 4点(2004-04-06 11:36:01) |
22. ティファニーで朝食を
この映画の頃、あるいはその後しばらくの頃の平均的日本人にとって、ティファニーなんて店は 名前は聞いたことがあっても、どこにある何の店だかもよく知らない..なんてのが 普通だったと思う。 今やティファニーのビーンズ(あるいはオープンハート.etc.)あたりをプレゼントしようものなら 「うわ、今更ティファニーかよ...(しかもシルバーかよ!)」と女性に内心思われかねないような時代に 生きている現代日本人には想像も出来ないことではあるけれど。 有名なこの映画のタイトルのせいで 「ティファニーってのは食事できる店」と信じていた人が沢山いたって話もあるくらいですから、いやマジで。 そんな時代性を考えればこそ、映画中の日本人のあのイメージもありうるのかなと。当時の日本とアメリカ、お互いがお互いを知らないこと、 それはもうエイリアン並みだったのかと。 そんな時代を考えれば、この映画の25年後には、BTTF で日本製品が褒めちぎられ、ダイハードでは社長がかっこよく死亡。 随分と扱いもかわったもんだなぁと感嘆します、いやほんと。 で、この映画なんですが....独特のお洒落なムード&ムーンリバーはいいんだけど、まぁ評価できるのはそこだけかなと。 5点(2004-04-02 17:49:57) |
23. ハロー・ドーリー!
高校生の頃(って20年以上前だよ..)だったか、「ミュージカル映画大好き!」と思ってた時期がありました。 なんせその頃までに僕が見たミュージカル映画というと「雨に唄えば」「マイフェアレディ」「サウンドオブミュージック」... これでミュージカル映画が嫌いだとすればいったい何を見たら好きな映画に出会えるのかわからない。と言えるような名作がずらり。 そんな僕が、ミュージカル映画黄金期を代表する一本であるこの映画を見たのは当然の事だったと言えましょう。 ...で感想。つまらなかった..何しろ話が他愛なさすぎるし、主役のドリーが魅力的じゃない!これ致命的。 歌や踊りもなぁ..無駄に豪華で長いというか..イマイチだったし。話がつまんないから歌も踊りも引き立たないんだよなぁ..と、 とにかくかなりがっくりしたことを覚えています。そんな僕が次に見たのは歴史的傑作ミュージカル映画として誉れ高い ショウボートだったわけですが....まて次号!(ショウボートがこのサイトに登録されるその日まで) 4点(2004-03-31 17:09:51) |
24. 椿三十郎(1962)
「いい刀というものは鞘にはいっているものだ。」 ..包茎で悩む人は椿三十郎の言葉を胸に刻んで生きるべし。 8点(2004-03-10 14:40:06)(笑:9票) |
25. ミクロの決死圏
今見ると、さすがに古く映像的にはしょぼいんだろうけど、 それでも内容的にはまさに正しきSFアドベンチャーって感じの映画で娯楽映画としての面白さに不足なし。ラクエルウェルチの無駄に悶える(無駄じゃないけど)サービスシーンもばっちりで、このあたりは水戸黄門における由美かおるの入浴シーン同様、B級娯楽映画にはかかせないサービスだと言えましょう。 7点(2004-02-17 00:24:33)(笑:1票) |
26. バーバレラ
日本人と西洋人の間にはやはりとんでもなく深い文化的ギャップがあるのでは..と思わせる映画。なんせこの映画観たとき「なんじゃこらー」状態に襲われていたことだけは間違いない。 幸いにして..なのか不幸にして..なのかはわからないが、ジェーンフォンダが全然僕の好みではないので、このくらいの点数。 もちろん古いやり方でお礼してくれる分には好みとかには関係なく全然オッケーです。 5点(2004-01-26 16:25:59) |
27. サンダーバード6号
タイトルにもなっている(ブレインズの秘密兵器^^)サンダーバード6号とはなんぞや。というのが見所..、なのかもしれませんが、要するにサンダーバード。それ以上でもそれ以下でもなし。映画としてそれほど高い点ではありませんが..... CG全盛の今、サンダーバードのようなものはもう作られることはないでしょうが、サンダーバード2号のプラモデルでめっちゃ遊んだわれわれの世代にとってはサンダーバードは永遠です。 6点(2004-01-25 21:28:14) |
28. シャレード(1963)
かなり昔、ハラハラドキドキしながら見た映画で、本当に大好きだった映画です。 シナリオ、演出、マンシーニの音楽..どこかが突出しているわけではなく すべてにおいて85点のまるでトヨタカローラのような完璧な大衆娯楽映画。スタンリードーネンの職人芸って感じ。 今、まともに考えると「どう考えたって、ケイリー・グラントが悪役のわけないだろう」とか 思っちゃうわけですが....そういえばオードリーの相手役って「ナイスなおじさま」が多いですよね。すでに「ナイスなおじさま」な年齢に到達してしまった自分としては、「お、俺も!俺にもチャンスを!」と思っていまうわけなんですが..どっかにいないかナイスな美女。連絡請う。 8点(2004-01-25 17:17:11) |
29. 妖怪大戦争(1968)
「そうか、ろくろ首の首って結べるんだ」ってことを純な子供時代の僕に教えてくれた映画。 すでに皆様がお書きのように弱く優しい日本の妖怪達が一致団結して西洋妖怪をやっつけるお話で 子供心にも面白かったとを記憶しております。 6点(2004-01-23 15:27:49) |
30. ウエスト・サイド物語(1961)
ミュージカル映画は結構好きだと思ってこの映画を見たわけだけど、 僕の好きなミュージカルというのは、例えば「雨に唄えば」だったり 「マイフェアレディ」だったり「サウンドオブミュージック」だったり..そういうハッピーな映画達だったので...この映画はそれらとは全然違っていました。 ガラの悪そうな連中も嫌いだし救いのないストーリーもいやで鑑賞後の印象はたいへんよろしくなかったわけです。 たしかに局所的に一部の曲や映像をとらえればいいと思うところもありますが、映画全体の評価で見ると、いいとか悪いとかいう前にまず嫌いなので.. 4点(2004-01-18 01:45:48)(良:2票) |
31. 007は二度死ぬ
単にヅラをかぶっただけでだれが見ても一目で外人だとわかる自称日本人への変装、しかもさらに入念にカムフラージュするためにとった手段が「海女と結婚するのだ」ってわけわからん。丹波哲郎のタイガー含め突っ込みどころ満載で大好きです。阿蘇山ってラドンは生まれるわ丹波哲郎は暴れるわで怖いところなんですね。 7点(2004-01-15 17:10:16)(良:1票) |
32. 宇宙大怪獣ギララ
へちょへちょ星人さんのおっしゃる「この手のマニア」がどの手なのかがよくわからないのだが、 今だになぜか「ち~きゅうー、ぼくたちーのほしー」とこの映画のテーマが口ずさめる僕はその手なのだろうか.... という疑問はさておき、東宝のゴジラ、大映のガメラに対抗するべくブーム便乗で製作された怪獣映画が、 松竹のギララと日活のガッパ。その様はまるでかつてのビールのドライ戦争を彷彿とさせる。 で、ドライ戦争が結局アサヒの一人勝ちに終わったように、付け焼刃的に作られた ギララやガッパはそんな映画あったんだー?くらいの映画になってしまったわけだ。 主人公(?)のギララ、正面からのデザインは嫌いじゃないんだけど、全体的な形としては尻尾がないのが 致命的。しっかりした尻尾があったらもうちょっとかっこよかったと思うんだけどなぁ。 それで映画自体が面白くなったとはいわないが... 4点(2004-01-15 11:58:17)(良:1票) |
33. 明日に向って撃て!
2人の無軌道馬鹿の自業自得物語。いくら名曲「雨だれ小僧ちゃん」にあわせて自転車に乗って見せようが 主人公達にまったく共感できないため好きになりようがない映画。おまえら鉛弾で説教されて当然だ。 悪役っぽく描かれてる側の皆さんには家族も生活もあるのに、おまえらみたいな奴のために仕事させられて苦労してるんだよ。 映画の出来自体はこの点数ほどひどい映画ではないと思うが、小悪党をかっこよく描く志が嫌なのでこの点数。 3点(2004-01-03 20:13:41) |
34. 鳥(1963)
元祖動物パニック物といいますか、相手がたわいない鳥だけに結構怖いといいますか。 鳥って、一見かわいいように見えて、目を見ると無感情で怖いんですよね。 (猫やら犬やらには表情(感情)が見えますが、鳥は目に表情がないので) その鳥の無機質なこわさが、映画全体に流れる無機質で淡々としたトーンとうまくマッチしていたかと思います。 なんの解決もしてないのも一貫して淡々無機質な感じにマッチしてグー。 7点(2003-12-22 10:20:28) |
35. 夜の大捜査線
名作です。 1980年代だったと思うのですが、ソニーが(ビデオの販促番組として) 1社提供で世界の名画をノーカットで放送するテレビの特別企画があって そこでの放送を見たのが最初でした。 (今のようにBSもCSもない時代にはそういう番組貴重だったんです) 「北部の優秀なエリート刑事(でも黒人)」に対し 「ガチガチ南部人の田舎物白人署長」が人種差別的思いで反発しつつ 予定調和的にこっそりちょっとずつ認めていくお約束な展開の映画ですが、 途中お約束をしっかり描ききる事で、ラストの別れのシーンは まさに名シーン足りえたんだと思います。 まぁ生粋日本人たる自分にはアメリカのこの南部人種差別の感覚は 本当に理解はしていないはずで、アメリカで見る人が見たらどういう感想なんだか わからないのですが。 ちなみに「続」のほうは深みもなんもないしょーもない映画でした。ウーム。 8点(2003-12-12 11:16:30) |
36. 大魔神
普段は無口なくせに魔人様はいったん怒ると見境いがない。あばれてあばれてあばれまくりで善人だろうと悪人だろうと見境なく殺してしまう。キレやすい現代っ子の先駆けみたいなやつだ。こんなやつをあがめてるのがそもそもどうかと思うぞ。 7点(2003-12-06 12:18:22)(笑:1票) |
37. チキ・チキ・バン・バン
素直に楽しい子供向けミュージカル。でもまぁ大人が真顔でどうこういう映画ではないと思うが..昔テレビなどでやってた日本語吹き替え版はディックヴァンダイクの声を広川太一郎がやってたのも楽しさアップに貢献してたかも.. 6点(2003-12-04 01:06:13) |
38. サウンド・オブ・ミュージック
傑作です。エーデルワイスのシーンはやはり.. それにしてもドレミの歌、ペギー葉山の訳は名訳だよなぁ.. 「La a note to follow sew(ラはソの次よ~)」と歌うオリジナル、あれはネタなのか? 9点(2003-12-03 00:12:27) |
39. 史上最大の作戦
豪華キャストでお送りする超大作、長すぎて冗長なのは遠すぎた橋と同じ。 しかし基本的に連合国側の視点で描かれる映画は、最終的に負け戦でないぶんだけ、遠すぎた橋より少し明るいスタンスで描画されている気がします。 6点(2003-12-02 15:47:16) |
40. 2001年宇宙の旅
なんたって歴史に残る名作。 今見ても十分通用しそうな映像はすごいけど、正直最後はわけわからん。点数は難しいけど..このあたりか。 6点(2003-12-01 16:08:05) |