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まことさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 62
性別
自己紹介 このレビューを書いてきてよかったと思うのは
自分の想いとか気持ちをかなり正確に素直に表せるようになってきたこと
「言葉」ってのは難しくて面倒だからね
記号としての言葉の意味を正確に捉えて、ビジュアルとしても考慮し、より効果的に書き表す
それにはトレーニングが必要なのだ
時々、自分の頭にケーブル刺してダイレクトに相手に接続したいって思うことがある
そんな電脳の世界はいつになったら来るのやら

最近は言葉の魔法使い(自称)を名乗ってる
電脳からハリーポッターへ
ほっといてください。好きでやってるんですから

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21.  ゲロッパ! 《ネタバレ》 
監督は本当にこの映画を撮りたかったのかな?いや、撮りたかったんだろうけど撮りながら途中で「こら、あかんわ」て思ったんじゃないだろうか。音楽をフィーチャーした映画ってかっこよくないとダメだと思うんだけど、全然かっこよくない。見せ場のゲロッパのシーンもエンドロールも。カメラワークはよくないし、画面から伝わる現場のノリがハッキリ言って気持ち悪い。無理してるなぁと思わずにはいられない。比べるものじゃないかもれないが、座頭市の方が遥かに洗練されててかっこいいですわ。お話もちょっと軽い。特に常盤貴子の変わり身にはものすごい違和感を感じた。二十年以上もわだかまりがあったのにあんなにあっさりと「おとうちゃん」て呼べるか?井筒監督の映画って「なんやかんやあったけど、結局始めと終わりであんま変わってへんやないか?でも、なんかええなぁ」ていうとこが好きだし関西人ぽいと思うんだけど、この映画はブラックミュージックというより東京にかぶれたような感じ。きれいにまとめようとせんでもええやん。観客を意識し過ぎたのか?テレビに出過ぎたせいなのか?今度はもっとコテコテのドぎつい映画を撮ってください。
5点(2004-09-18 02:33:19)
22.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
あまり映画ぽくない。論文を読んでいるようだった。最後の父親との会話は討論のようだ。人々の所業を回想し精査し議論し結論を出す。ラストは神託のようでもある。虚飾を廃した箱庭的な演出、遮る壁のない1ショットで収まる舞台、時折見られる真上から町を俯瞰したカットはドッグヴィルの人々を観察対象、サンプルケースのように客観的に見せるためなのだろう。影の部分を作りたくない。全てのものが常に観察の対象にある。役者は堪ったものではなかっただろう。学者的な俯瞰した視点で人々を観察していたトムも、ドッグヴィルの箱庭の一部として消去されるのがおもしろい。トムの欲望が顕わになるあたりで視点がさらに上空に移動した感じがした。宇宙の真理を説いているような達観者も結局は傲慢な人間なんだよ、そう監督が言っているような気がした。人は罪深い存在なのか。良いことは良い、悪いことは悪い。正しいことを正しいと思うことの傲慢さ。ドッグヴィルの人々に感じた言いようのない不快感、嫌悪感はそのまま人間の倫理観、道徳観への違和感でもある。人の心なんてその立場によって如何様にも変わる。戦争に正義なんてないはずなのに、勝利した者は正義と平和を謳う…子供を殺された親の加害者への恨み…そんなことはいくらでもある。何が正しいのか?そんな問いは愚問なんだろうか。結局、神にすがるしかないのか?だが神は人にとってはあまりに残酷だ。人はみな死ぬしかないからね・・・どうもレビューが長くなる傾向があるね。おもしろいんだけどね。個人的に嫌なストーリーだったな。だから最後はスカッとした。P.S.レビューを書き終え陰鬱な気分で他人のレビューを読んでみて開眼。こんなどうしようもないものを抱えても前向きに生きていく人間、てのもアリなのかなと。
7点(2004-09-15 00:30:03)
23.  北京ヴァイオリン 《ネタバレ》 
不可もなく、深くもなく。素敵に楽しく美しく。快楽的でもある。見栄えは良いけどカッコつけでもある。ルージュで鏡にメモを取るあたり等々、そういうことが気になる人はイライラしてくるかもしれない。なんか日本のドラマみたいなんだよね。気の利いたちょっとおしゃれなよくできた話というか。中国にもこんなのがあるのかと軽くカルチャーショックを受けた。主人公は本職なのかな?そのせいか脇役達との演技にちょっと温度差があるのが気になった。あんまり突っ込んだコメントはしづらいね。ヒマな休日に近所を散歩してみたら気持ちよかった・・・くらいの映画でしょうか。
6点(2004-08-20 01:05:27)
24.  Laundry ランドリー 《ネタバレ》 
こういう映画はだめだぁ。結末ありきでその過程をどうでもいいエピソードで埋め尽くす。しかもきれいごとばかり。ファンタジー?それにしては水絵は重すぎる。監督が思いつきとわがままで暴走してるなぁ、と観ながら途中で腹が立ってきた。コインランドリーの人々を中途半端に描きつつ、水絵の田舎へ。母妹との確執。それが解消されたわけでもないのに内藤とハトの元へ。だいたい「あの子は普通じゃない」と言った母の言葉がずっと引っ掛かってたのに、それもほっぽらかし。内藤の元でダラダラと甘えに満ちた生活。内藤が去った後、地に足付けて生きていくのかと思ったら万引きで御用。何がしたいんだよ!つまり刑務所から出た水絵をテルが待っててガスタンクをバックにハトが飛ぶ・・・それを撮りたかっただけじゃないのか?と。最終的にほとんどのものが救われてないんだよ。また捕まった水絵と母妹の確執は深まるだろうし。ランドリーの人々も潰れた後はほったらかし。最後に取って付けた様にちらっと出てくるだけ。映画に対して誠実じゃないよ。いろんなエピソード、ファクターを意味ありげにとっ散らかして何も片付けず自分のやりたいことだけやって終わらすなんて、観客をバカにしてる。ガスタンクが膨らむ話とか結構おもしろかったのにほとんど触れないし。だって水絵も同じ話をしてるんだよ。何かあると思うでしょ?普通。これで感動するなんて監督に騙されてるとしか思えない。
3点(2004-08-10 21:34:39)(良:1票)
25.  天国と地獄
かっこいいなぁと。いわずもがなの列車のシーン。何パターンか出てくる自動車内のシーン。窓の手前と奥。夜の歓楽街。モノクロなのに光と影が美しい。仲代達矢(若い!)。やっぱ違うよな。細かいとこがいちいち違う。世界で評価される理由がちょっとだけわかった気がする。序盤はちょっと退屈。中盤辺りからの犯人との駆け引き、緊迫感のあるシーンはすばらしいがどこかで見たような印象も。ああ、でもこっちがオリジナルなんだろうな。当時これを観た人は斬新過ぎて逆に理解できなかったのではなかろうかと余計な心配もした。そしてラストシーンで全てがぶっ飛ぶ。すごい。あのシーンだけで語れる迫力がある。ん?でもそれまでのくだりはなんだったんだ?最後のシーンが浮いて見えるのは自分だけかな。ちょっと長いのとやっぱり絵が古いのを覗けば現代でも充分鑑賞に堪えると思った。残念なのは完全に初見では観られないこと。大監督だからいろいろな人やモノにに影響を与えてるし、観てはいなくてもちょこちょこ聞きかじりしてしまってもいるからね。
7点(2004-08-09 23:33:27)
26.  アカルイミライ 《ネタバレ》 
アカルイミライがあるかどうかなんてわからない。ただ仁村は結構幸せなんじゃないかって思った。心配してくれる家族がいるし、最終的に帰る場所ができたし。てっきり冒頭のシーンはラストとリンクしてて、仁村は本物の銃を構えて誰かを撃とうとしてるんだと思ってたんだけど、ただゲーセンで遊んでるだけだったのね。ボーリング場が潰れただけでうろたえてるし。もっと破滅的な展開を期待してたんだけど、ただ甘えてるだけだったのね。甘えてるだけだから立ち直るのも早いし。現実はもっとシンプルに残酷だぞ。キャスティングもどうも観客に媚びてる気がしてしょうがない。りょうが弁護士て・・・あんなチョイ役で落ち着くキャラじゃないでしょ。前半の仁村と有田の不安定な関係性は面白かったんだけど、その後はもうどこかに落ち着こうというのが見え見えでつまらなかった。個々の会話とか映像とかはおもしろい。結局、優等生がちょっと悪ぶってみましたって映画なのかな。そうそう、仁村の楽しい夢の話って最初の方にしか出てこないのね。なんでだろ?あれって重要なファクターだと思うんだけどな。
6点(2004-08-08 18:03:51)
27.  カノン 《ネタバレ》 
普通に考えたらものすごい下品で下劣な映画で、PTAとか教育委員会とかが卒倒しそうな内容なんだけど、不思議とさらっとみれてしまうんだな。その独特のテンポがけっこう心地よかったりするんだろうか。おっさんの言ってることには全然違和感を覚えない。意味はわからない。支離滅裂だし、屁理屈だし。でもそうやって屁理屈を積み上げて何かを補おうとしている行為はすごく人間らしい気がする。動物ならやりたいときはやるし、殺したいときは殺す。足りないものは手に入れるもの。ただ生きるためだけならモラルなんて邪魔なだけ。じゃあ、最後に娘を抱き愛と生きる目的を手に入れた主人公はモラルを捨てたのか?よくわからない。モラルなんて絶対的な価値観で割り切れるものじゃないんだろうな。おっさんにはおっさんのモラルが確かにある。
6点(2004-08-02 01:57:05)
28.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
オムニバスの短編集みたい。それぞれのエピソードが絡み合い一つの流れを成し、その語り部としてのブスカペがいる・・・みたいな映画。個々のエピソードはとても魅力的で刺激的で、その絡み合い、伏線の張り方も絶妙。場面展開等、演出の仕掛けもすごく凝っている。南米の太陽、光の強さ、色の鮮やかさ。ラテンアメリカのノリ、情熱と音楽。全て嫌みなく自然にまとめられていて観ていて気持ちがよかった。実話が元になっているそうだけど、自分はこの映画にリアリティは感じない。日本人だからかもしれないけどね。語弊があるかもしれないけど、これはファンタジー。だって冒頭でブスカペの周りをカメラがぐるぐる回るシーンでなんか重いものは吹き飛んじゃったからね。ああ、これは楽しんで観るべきだなと。
8点(2004-08-02 01:36:48)
29.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 
映画というより舞台か。個人的にはたけし流のミュージカルと解釈。だからストーリーとかどうでもいい。音と映像の遊び。座頭市、タップ、CG、金髪等々、そのときたけしが気になったものを詰め込んだという感じがする。だからそれぞれにあまり必然性がないのはご愛嬌。でも無駄はしてないと思う。最後のタップはカーテンコールだね。そう思って観たから特に違和感はなかった。たけしの殺陣が今一歩なのは本職でないから仕方ないのかな。浅野も同様に。殺陣のシーンに多用してるCGの完成度が低いのはわざとなのか?それが逆にいい味を出してるような気がしないでもないけど。終わり方もなんか「おしまい。ちゃんちゃん。」みたいな感じで最初はふざけてるのか!と思ったけど、まあいいかとすぐに思い直した。テーマも何もあったもんじゃない映画だけど、見終わった後味はいい。単純に楽しかった。
7点(2004-07-23 23:41:34)
30.  東京ゴッドファーザーズ
聖なる夜に舞い降りた小さな奇跡をキッカケに、愛と勇気と勘違い(?)で疾走するノンストップドタバタお茶の間ファンタジー。ハイスピードで突っ走るチャリンコに跨れば、酸いも甘いも噛み分けた監督の手のひらで七転八倒すること間違いなし。家族って何?愛って何?バカヤロウ!そんなもんより飯が先だ!現代の愛のホームレスたちに直球勝負で是非を問う。御託はたくさん。まあ見てごらん。泣いて笑って…アラ、一句浮かんだわ。「ホームレス 贅肉捨てて 愛拾う」
8点(2004-07-14 00:29:31)(良:1票)
31.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
「サムライ」をハリウッドエンターテイメントに昇華・・・そう考えれば全体としては充分成功してると思う。ツッコミどころはあるけどリアリティにこだわったらとてもこの規模で映画なんか作れない。無茶な設定も許容範囲。途中までは感情とか精神をすごく微妙に繊細に描いていて好感が持てる。無闇にチャンバラに走らないのもいい。トム・クルーズと渡辺謙ら日本人俳優が違和感なく画面に収まってたのはちょっと驚き。小雪とのロマンスも全然OK。キスシーンだって軽いものだし(ディープキスだったら引くけど)。そりゃ女だもん。夫が死んで人恋しくもなるよ。夫を殺した男に惹かれるところが逆にせつなくていいじゃない。武士の妻としての割り切りと、愛するものを殺された憎しみと、本能としての恋しさと・・・そんな繊細なお話も後半にいくにしたがってどんどん単純になっていく。特に戦のシーンのアホらしさにはもうポカーンと。それに国とか天皇とか大きな話に持ってく必要はなかったでしょ。武士道ってつまり人間の生き方の話だよね。「何のために生きるか」ではなく「どう生きるか」みたいな。決して天皇が声高らかに叫ぶものじゃない。しかも英語で・・・どこが武士道なんだよ。あとほんとによくあることでもううんざりなんだけど、ハリウッド俳優に無理に日本語をしゃべらせる必要はありまへん。日本語はそんなに簡単じゃない。日本語なめるな。
6点(2004-06-27 16:00:44)
32.  息子のまなざし 《ネタバレ》 
オリヴィエと少年。これは親子の映画なのではないだろうか。オリヴィエは単に復讐心から少年を自分の元へ招き入れたとは思えなかった。被害者と加害者、復讐、赦し…彼らの関係、心情はそんなわかりやすいものではない。もしそうならオリヴィエの元妻のような行動を示すのが普通のはず。「どうするつもり」の問いに「わからない」と答えたオリヴィエ。本来、憎むべきはずの少年から注がれる「息子のまなざし」にとまどいを覚えるオリヴィエ。一度は距離を置こうとしながらもオリヴィエは少年に息子の影を重ねていたのではないか。殺したが故に息子と近い存在になってしまった少年。復讐すれば終わるのか?そこに何故か寂しさが付きまとう。少年のその素直な精神、振る舞い、恵まれない境遇に触れ、その上好意を持たれてしまうという一種不条理な関係。少年の部屋を訪れたオリヴィエはベッドに横たわり、息子の温もりを感じたのではないか。その気持ちは「わからない」なままなのかもしれない。だが少年に「何もしない」と言ったのは本心だろう。DVD特典のオリヴィエのインタビューはおもしろかった。
7点(2004-06-25 09:34:36)(良:2票)
33.  ブラックホーク・ダウン
かっこいい戦争映画を見るならこれか。もちろん悲惨だし痛々しいところはあるんだけど、それ以上にかっこいい。有名どころを使ってないせいもあってか、絵といい音といい随所にこだわりが感じられてさすがリドリーて感じ。ただそれだけにねぇ。反戦を保とうとした体裁とかっこいい戦場の見せ方が矛盾して見えるんだよね。アメリカの戦争も過ちはあったかもしれないが決して否定しないって立場だし。正義の味方が実はケンカが大好きみたいな、中途半端な仕上がりになってる。そのせいか全体に押しの弱いところがアリ残念。戦争映画というよりもアクション映画として見るべきだな、これは。ソマリアを舞台にしたストーリー、垢抜けた音楽、黒煙が立ち昇る街、ヘリの砂塵から見下ろした戦場、ロケットランチャーの軌跡、「Black Hawk down,Black Hawk down・・・」。そんなところを評価してあげましょう。戦争映画ってことにこだわらなければもっとおもしろい映画になってたんじゃないかな。オーランド・ブルームが出てたのにはちょっとびっくり。
6点(2004-06-12 22:00:30)
34.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
人生はクソッタレで腹の立つことばかり。何に対しても満足できないし、不満は募るばかり。誰も自分のことはわかってくれない。自分自身はと言えば体のいい上っ面を繕うだけで、結局何も成せていない。不満があっても吐き出すこともできない。それがまた欲求不満になって・・・シュミットの人生は誇張されていて、全く一般的とは思えないけども理解できる。人間は孤独だ。人生は寂しい。最初は養父として接していたンドゥグにも、次第に友としての共感を求めるようになっていく。必要なのはほんの一瞬でも自分のことを本当にわかってくれる人に出会うこと。それは勝手な思い込みなのかもしれないけど、誰かと共感できたと思えればこんな人生も生きて行けるのかも。シュミット氏は誰かに手を握って欲しかったんだね。ただ全体的にあまり前向きな印象が受け取れない映画なんだよね。それは自分にとってマイナスポイントだった。一番の評価ポイントは・・・タイトルかな(怒らんでね)。「アバウト・シュミット」ってなんかいいよね。どうでもいいがアメリカってやっぱり食の砂漠なのね。老人が朝食にポテトチップスて・・・
6点(2004-06-06 18:35:19)
35.  キル・ビル Vol.1(日本版)
日本が大好きなタランティーノがそのリスペクトの想いを込めた映画。彼が好きなものがこれでもかというほど詰め込まれてる。そのブッ飛んだセンスとくだらないこだわりを楽しむ。特に音楽は秀逸・・・。だが素直に見れないワタシは日本人。外人ならこれでも充分満足するんだろうけど、日本人はもっとカッコよくブッ飛んだ日本を知ってるからね。外人に日本語を教わってるような感覚か。目からウロコってほどには及ばなかった。アクションシーンとかドタバタしてくるとどうでもよくなるんだけどね。でも殺陣はちょっとやり過ぎじゃないかな?ただ斬ればいいってもんじゃないし。タランティーノが日本ではしゃぎ過ぎ。でも次は自分の土俵で遊んでね。出演者は頑張ってます。ユマもルーシーも栗山も涙ぐましいほどに。
5点(2004-06-06 09:58:00)
36.  ドニー・ダーコ
すっきりさっぱりとはいかせてくれない。最後まで見て色々思い返してみてもわかるようでわからない。まあ、はっきりさせてしまったらリピーターいなくなっちゃうからねぇ。個人的に意図的に色んな解釈の余地を持たせているのは、ずるいとか思ってしまう。監督は何か明確な意思(メッセージとかではなく)を映画には込めるべきだと思うから。トリックものがダメてことではないんだけど、この映画は謎解き以外はなんかずっともやもやしてて、結局何がしたいのかよくわからないんだな。SFを取り入れてみたり、青春モノに走ってみたり、思春期のコドモの成長をとらえてみたり・・・いろいろと忙しい主人公で、その上ウサギの相手もしなくちゃいけないし。なんかウサギを前面に押し出したPRしてるけどそれがマイナスのような気がするのはワタシだけ・・・?
5点(2004-05-30 00:53:37)
37.  es[エス](2001)
サイコホラーだったのか・・・次々と気分の悪いことが起きてかなりつらい。しかもビジュアル的なのじゃなくて精神的に気分が悪いことだから余計にくる。何か問題提起とか深いテーマを与えてくれるものとして見ると激しく裏切られる。これ見て何か語ってる人いたら信じちゃダメ。ただ野次馬根性とか面白主義を満たしているだけだよ(マーダー・ケースブックみたいに)。エンターテイメントに昇華させるためにあの女を登場させたんだろうけど、逆に全体をわけのわからない微妙なテイストに満たすことに貢献してる。ノンフィクションに未練があるのか今一歩思い切りがない感じがする。キャスティングはなんか独特で好き嫌いがわかれそう。序盤のテンポある映像はジャーマンテクノみたいでかっこよかった。おぉドイツだぁ、と勝手に感動。ホラー苦手なチキン野郎にはこの採点が限界。
5点(2004-05-28 09:03:52)(良:1票)
38.  ブロウ 《ネタバレ》 
おもしろくもあるが、勝手にしろとも思う。親子のエピソードとかけっこうグッとくるんだけどいまいち感動できないのは、ジョージの自由奔放さと懲りない癖にある。そこに共感できるかどうか。監督は惚れちゃったんだろうねぇ。DVD特典の本人インタビューでは監督と本人が二人で悦に入っている様が見られて、ちょっと気持ち悪いかも。実物はやはり尊敬できる人物には見えないし。女には理解しがたく許しがたい魅力なんじゃないだろうか。映画自体は何かだらだらした印象。彼の性格のせいか内容のわりに緊迫感がない。自分の今までとか娘のこととか後悔はしてるんだよ。でも改める気はない、それが私の生きる道。それじゃ面会にも来ないわな。そんな彼に面会してみたいと思った人は見てみよう。
6点(2004-05-28 00:12:57)
39.  壬生義士伝 《ネタバレ》 
大作日本映画と時代劇の没落ぶりのベンチマーク。無茶なキャスティング。突拍子もないキャラ設定。異常に金にこだわる吉村。信念があるとはどうしても思えない吉村。斎藤とぬいのラブシーンの古いこと古いこと。迫力のない殺陣。かっこよくない殺陣。必然性のない殺陣。コミカルなのかシリアスなのかどっちつかずのふらふらした演出。たまに意図的にグロテスクなシーンを挿むのは何故?たまに意図的にボケを挿むのは何故?感動とか狂気だとか重要だと思われるシーンにわざとためを作っているのは何故?テロップで「ここから泣けるシーンです」と注意されてる気がした。最後は出演者が泣き過ぎ。無理やり泣かせようとし過ぎ。死×涙=感動という浅い方程式。来るぞ来るぞーやっぱりそうかー、しづとその娘を同じ女優が演じるという臭い演出に脱力。老人の特殊メイクはギャグなのか。見終わって、で、テーマは何なの?とポカーンと。とにかくツッコミどころが満載。ツッコミを目指している人には最適な教材かと。大きな勘違いと思い込みのもとにたくさんの人間とお金が動いてしまったんだとしみじみと思った。
3点(2004-05-27 01:29:28)
40.  トレジャー・プラネット
休日午後のファミリー向け映画。大きな感動を求めようとすると肩透かしをくらう。肩の力を抜いてわいわい見るものかと。そうするといろんな所からのパクリの匂いも御愛嬌、許せる感じ。主人公と海賊の親分との関係はちょっとじーんとくる所もあったりしていい感じ。ただ全体的に軽い。登場人物の背景、舞台設定などはサーッと撫でる程度しか見せないのでわけがわからないまま進んで行く危険アリ。それに全体で見ると大きな流れってのがないんだよね。物語のダイナミズムというか。主人公の成長をテーマに置くには描き方が浅すぎる。旅に出る動機も薄いし。ま、そのへんも子供向けってことなのかな。あとディズニーキャラってどうなんだろ?かっこいいとか、かわいいとか、恐ろしいとか思わせないといけないシーンも全てディズニー風味でやってしまうのはちょと疑問。作品を殺してると思うのだが。この作品はちょと違うテイストで見たかった気がする。ベンにはまいった。うるさい、くどい、むかつく。記憶を取り戻した後は頭脳明晰冷静な口調とかになるといい感じになるのに。
5点(2004-05-25 19:41:45)
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