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リーム555さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1700
性別 男性
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21.  砂の女 《ネタバレ》 
<原作既読>何たる不条理。昆虫採集に訪れた地で監禁され労働を強いられる男。どうにかして逃げ出そうとするが、砂がそれを許さない。女とのちょいエロな関係(岸田今日子が絶妙)、不気味な村人との闘い、スリリングだ。しかし人間とはなんと面白い生き物か。こんな事態にも適応し始める。働かなければ水も貰えないが、逆に働きさえすれば酒、タバコといった嗜好品も配給され、気がつけば同じく配給された雑誌のちょっとしたイラストに大笑いしていたりする。偶然の発明である貯水装置に至ってはもはや生きがいのようでもあった。貯水装置の事を村の人々に話したいという欲望にも共感できる。ココで認められたいと…。現状に何となく満足して、変化に億劫になる。若干耳が痛いが、これも人間の本質か。「逃げる手立ては翌日にでも考えればいい」その結果は…。大変面白うございました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-12-04 17:46:30)
22.  おとうと(1960) 《ネタバレ》 
弟との関係はもちろんだが、クリスチャンでリウマチの継母との関係がなかなか興味深い。継母は典型的イヤミおばさんかと思いきや、決して悪い人ではなかった。自身が晩婚で苦労したため、げんには若いうちに嫁に行ってほしいと思っているし、碧郎の更生を願う気持ちにも嘘はない。入院した碧郎に入信を勧めるつもりでいたが、もう、その必要はないと涙を流した場面では、はっきりと愛情を感じた。田中絹代の力も大きいんだろうけど、一癖あるから面白い。げんもげんで個性的。当時28歳の岸惠子が女学生を演じているため、演技に不自然なところがあるが、その不自然さが個性?。訛りなのか何なのかよく分からないけど、言葉遣いがたまに独特な感じになるのも良かった。幸田文の自伝的作品だと知ると、やはりぐっとくるものはある。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-03 21:43:14)
23.  太陽がいっぱい
主人公トムがドジじゃ話にならないけど、あまりに切れすぎても多分ダメなんだと思う。そのあたりが絶妙で思惑通りに行くこともあれば、想定外のことに焦ったりもする。そうして緊張感が維持された物語はとても面白いものだった。アラン・ドロンをスターダムに押し上げた作品として有名だが、そりゃ人気出るだろうな…というカッコよさ。マリー・ラフォレもなかなか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-18 15:09:10)
24.  座頭市喧嘩旅 《ネタバレ》 
堂山一家と下妻一家。対立するヤクザが座頭市を奪い合う。お美津で一儲けを企む籠屋も絡んで、とても面白い。黒澤明監督の「用心棒」に似ているかな~とも思う。市はお美津を人質に取られた手前、下妻一家に寝返るが、最後には悪い奴を全員斬って、お美津を逃がす。座頭市の旅はまだまだ続く…と。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-06 12:03:08)
25.  新・座頭市物語 《ネタバレ》 
座頭市の師匠が登場、その妹の弥生が市に惚れて、市も弥生のために堅気になると誓う。兄の仇をとるべく市の命を狙う安彦の島吉にも市は刀を捨て、手をついて謝るし、弥生も必死に許しを請う。「私も一緒に斬られます」とまで言っている。座頭市・純愛編といった感じ。二人に負けた島吉の優しさにも感動。十数人を相手にした太刀回りも見事だったと思うし、師匠であり、愛する弥生の兄でもある人を斬らなきゃならない市のつらさも伝わってきた。「市はやっぱりこんな男でして…」切ない。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-06 12:01:39)
26.  男はつらいよ 《ネタバレ》 
下品な言動でお見合いをぶち壊しておいて、今度は逆ギレで妹に手を上げる…。はじめは寅さんってこんなにひどい男だったのね…と思いながら見ていたが、だんだんこの人を好きになっていく自分がいた。冬子に婚約者がいると知って落ち込む寅次郎を見てたら、もうかわいそうでかわいそうで…。うん、男はつらいよ。さすがに長く続くことになるシリーズの第一作目だけあって、素晴らしい出来だった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-10-04 21:20:47)
27.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
自分から入っていったギャンブル中毒の旦那はともかく、完全に巻き込まれた形の奥さんには同情してしまった。どんでん返しについては加点もしないし減点もしない。驚かされた反面、しらけた面もある。とにかくポーカーが面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-26 17:32:10)
28.  放浪記(1962)
原作未読。ふみ子は男運が無く、仕事も長続きしない。だから当然貧乏だし、苦労も多い。一方でふみ子が持つ強さというか図太さが面白くもある。刑事にしょっぴかれても平然とした顔で「面白いわ、何でも経験になって」と言ってしまうあたり、苦しい環境で生きてきた女の強さと、作家の気質がよく表れていたんじゃないかと思う。そんなふみ子を高峰秀子が演じたわけだが、何だかいつもと違う感じで驚く。高峰秀子が「高峰秀子オーラ」を消しているというか、そこにいるのは大女優ではなく、ふみ子なのだと思える出来。脇も田中絹代、宝田明、加東大介、草笛光子、仲谷昇、伊藤雄之助などまさに適材適所な配役で素晴らしい。小林桂樹は無駄遣いかもしれないが、それはそれでありがたい。ちなみに「でんぐり返し」は出てきません… ちょっと期待してたんだけど。
[DVD(邦画)] 8点(2011-09-13 18:38:08)
29.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 
二転三転、いや四転も五転もする練られた展開、見事なり。やはり、こういう映画では素直に騙されておいた方が幸せだ。「逃げろ、逃げきってくれ!」から「急げ、追いついてくれ!」に180度変わった瞬間、これこそ醍醐味だ、と満足感にひたるのだった。オードリー・ヘプバーンは「ローマの休日」の頃からするとさすがに年をとったが、それでもまだまだ可愛さを残していると感じました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-02 20:22:45)
30.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
この映画はビル・カーソンが死んでしまい、ブロンディが金貨の隠し場所を知る唯一の存在になった所から一気に面白さがアップした。トゥーコをただの悪党で終わらせず、人によっては一番応援してしまうキャラにまで持って行く巧さや、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフの相変わらずの渋さ、かっこ良さ、そして前作を凌ぐ派手な演出、と長い尺にも見合うだけの内容だったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-19 16:14:54)
31.  大菩薩峠(1966)
片岡千恵蔵版や市川雷蔵版は見ていないので、それと比べてどうこうとは言えないが、仲代達矢の良さは最大限に引き出されている。いかにも切れ者の悪人という感じではあるが、どことなく悲しげだったり、うつろだったりもする。さらに島田虎之助の実力を目の当たりにした竜之助は、刀を抜くことができず固まってしまうという場面があるが、最高の演出だったと思う、雪が降る中ってのがまたかっこいい。そして最後の何人斬ったか数え切れないほどの立ち回り、斬られ役含めて全員のレベルが高くないとこれほどの物にはならないはず。本当に凄かった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-18 10:14:38)
32.  娘・妻・母 《ネタバレ》 
なかなかの秀作だと思います、運命のいたずらと言うべきか、翻弄されちゃってかわいそうだが、借金とそれに伴うお母さんの問題が無かったとしても、黒木くんと上手くいったかはわからないんだな~。成瀬映画は殆ど見てないからあれだけど、一般家庭の普通にありえる話で2時間飽きさせないのは成瀬監督の腕ってことでいいかな・・・。高峰さんの無駄遣い感は確かにあった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-17 23:51:51)
33.  荒野の七人
チャールズ・ブロンソンの説教が良かった~ もし、このまま終わっても、少々後味は悪いが6点くらいはやるか、なんて考えてたら、やっぱりそうはならなかった。最後は派手にやってくれました。8点。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-29 21:12:38)
34.  悪い奴ほどよく眠る
三船演じる西が仕掛ける復讐の物語。「幽霊」を使ったりしてなかなかしゃれてる。ただの復讐劇ではなく、西にも迷いや後悔があり見応えは十分。森雅之さんはどこで出てくるんだ?と思ったら、岩淵役が森さんか・・・ 49歳であれは凄いな~。
[DVD(邦画)] 8点(2010-09-27 16:20:05)
35.  ニュールンベルグ裁判
考えさせられる3時間だった。この映画の中で語られる事は立場は違っていても重いものばかり。さらに1961年なら当時を生きた人もかなりの数健在だったと思うから尚更重い。直接関係はないが、ロルフ弁護士を演じたマクシミリアン・シェルがオスカーを受賞したのも良い。なにせアメリカや他の戦勝国にとっては触れられたくないであろう部分をズバッと突く役だったわけだから。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-02 20:06:49)
36.  切腹
井伊家も極悪という訳ではないから、複雑な気もするのだが、殺陣のリアルな感じは良かった。これが「暴れん坊将軍」なら松平さんの無双で終わる。
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-06 19:35:14)
37.  日本のいちばん長い日(1967)
阿南陸相の自決前の言葉は身に沁みました。阿南惟幾の真意については諸説あるようなので、本当に本土決戦を望んでいたかどうかは分からないみたいですね。なんとも興味深い人物だ…
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-01 22:08:37)
38.  人間の條件 第六部 曠野の彷徨
5部からの繋がりとはいえ、最後にもなって桐原みたいな低次元な悪者がどうだこうだという話は悲しくなります。ちょっと残念でした。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:17:37)
39.  人間の條件 第五部 死の脱出
歩く、歩く、歩く。1部、2部では随分中国人を苦しめてきたが、この5部では中国人が日本の非戦闘民、しかも女性を殺すという場面が見られ、真実味が増している。また凝った撮り方をしているため、芸術性も感じられた。 
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:15:17)
40.  用心棒
どちらかといえば「椿三十郎」の方が良かったかな。しかし、こちらも面白かった。三船さんの男臭さ… これぞ侍と思わせてくれます。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-09 20:00:34)
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