21. 裏街の聖者
今の韓国イケメンブームはすごいものがありますが、その前は香港のイケメン達に追っかけする人たちが多かったですね。で、トニー・レオンも外せない一人というわけで。トニー・レオンといえば「恋する惑星」のイメージを思い浮かべる人も多いと思います。アレはちょっと純な感じでしたね。で、この「裏町の聖者」はどっちかっつーとざっくばらんでスケベで型破りな感じのキャラクターです。でもまあ「スケベ」なんて書いちゃいましたが肩の力が抜けた感じの大人のいい男の魅力なんですね。無精ヒゲもなかなか似合ってますし。一味違う、でもやっぱりかっこいいトニーの魅力満載です。で、映画のほうはというとやっぱり香港映画と言うか突然話が違う展開になってギョッとするところもあるんですが、全体的にはコミカルでテンポのいい会話とリー・チーガイ監督好みのジャズできりっと引き締まったいい雰囲気です。根っからの悪人はひとりもいないので見終わった後の気分はなんとも爽やか。気の利いた佳作という印象です。 7点(2004-07-25 00:31:20)(良:1票) |
22. ピカチュウのなつやすみ
当時の子供のアイドル、ピカチュウ。コレはアイドル映画です。アイドル映画はアイドルが可愛くorカッコ良く見えればそれでいい。全編ポケモン語で通されていてポケモンをポケモンらしく見せる、雰囲気はすごく出てるし何となく話も分かる、そういう意味ではアイドルの魅力を最大限に引き出した完成度の高いアイドル映画と言えるでしょう。しかし本当に、ポケモンたちが何言ってるのかはさっぱり分かんないけど。 6点(2004-07-24 08:34:47) |
23. ジングル・オール・ザ・ウェイ
親に真似されたら困る。 6点(2004-07-22 22:21:00) |
24. 34丁目の奇跡(1994)
リメイク版の存在意義っていうのは、旧作に対する思い入れを今の時代背景や技術で再現したいという製作者側の気持ちもあるだろうけど、観客にしてみれば、オリジナルを知らない人にとってオリジナル版にも目を向けさせる窓口という意味があると思う。私もこれについて言えばオリジナルを知らないひとりだから、素直にこれを見てサンタを信じていた幼い頃を思い出して、現実にサンタがいようがいまいが、いつまでも心の中に確かにサンタがいるって思い出せる。サンタクロースの持つ暖かいテイストに溢れていて心に残り、時たまこの映画を思い出したくなる。現代社会のシニカルさもありながら心に残る優しい映画に仕上げてくれたおかげで、その後にオリジナル版があると知ってすごく見たくなった。オリジナル作品への窓口としてはかなり高いレベルだと思う。だけど残念なことに、近所には旧作の方は置いてないのでまだ見ることはできないんだけど・・・ちなみに私はこれを夏に見ます。クリスマスシーズンは貸し出し中になっちゃうっていうのもあるけど、暑がりなんで雪の降る街や北極の風景を見ているだけで涼しい気分になれるんです。 8点(2004-07-19 11:50:20)(良:1票) |
25. 13F
こういう素材は私にとってはど真ん中ストレート、のはずなんですが・・・すごく気になるんですけど、登場人物が憑依されていた間のことを随分すらすらと思い出してるような気がして違和感あるんですが、映画のつくりがハードな分余計に気になってしまいます。それで興ざめしたせいかな・・・娯楽映画なのに見た後すごく疲れました。話があっち行ったりこっち行ったりしていくうちに、見ているこっちの方がバーチャル空間から抜け出した登場人物のようにえらく体力使い切っちゃった感じですね。ラストはラストでまた謎が増えるし・・・っていうか、ああいうオチあり?矛盾してませんか?って気もします。ハッピーそうな画面を前にしてすごく混乱している自分がいます。もう一度見てみようと思うけど、もうちょっと時間置かないとまともに見れないと思う・・・こういう疲れる映画は私はダメですね。(04.07.18現在)最低点が5点で極端な低評価をする人がいない作品でも、自分が面白いと思うかどうかは別問題であることを思い知らされました。勇気を出して2点つけます。 2点(2004-07-18 20:55:06) |
26. ガタカ
《ネタバレ》 反発は覚悟の上で書くが、これは「アメリカ万歳」映画だと私は思っている。 一般的にアメリカ万歳映画だと思われているアレやソレに高評価を与えている私なんだけれども、それらの圧倒的なスケール感は、今の時代ではやはりアメリカじゃないとできないということは否定できないし、軍や宇宙技術といったアメリカの充実した「ハードウェア」に依存している面は大きい。一方こちらは未来のNASAである「ガタカ」が舞台だが、中心に描かれるのは遺伝子によって人生を決められた人間の運命への抵抗と、それへの勝利並びに敗北である。 どうも日本人の多くの傾向として、滅びや別れの悲しい運命が待ち受けていようともそれを潔く受け入れる姿は美しいと考えがちである。この映画を見た人の中にも主人公に対し「何もそこまでしなくたって・・・」と思う人は少なくないと思う。しかしその運命の渦中にいる者にとっては今にも逃げ出したい現実でしかない。実際映画の中では何かと遺伝子的に優れた弟と比較され、生きるために必要な自尊心さえ傷つけられる。主人公が宇宙飛行士を目指す理由も現実から逃げることだった。アメリカという国はフロンティア精神と言われるように自ら進んで開拓していくイメージがあるが、実際のところは清教徒が迫害を逃れるために新世界に希望を求めたというのが本音であり、やがて移民が増えるに連れ徐々に西へ西へと地平を広げていく過程で自由、自主、独立、開拓・・・アメリカのパブリックイメージであるこうした国民性を手に入れた。時には銃で先住民を駆逐する「犯罪」を犯しながら・・・主人公もこうして宇宙という「西海岸」へ到達し映画が終わる。 決められた運命を受け入れるのは美しく見えるが、本来人間と言うのはより良い存在になろうとすべく努力を重ねる。それは生きるために必死に道を探す、「生物」としての人間の姿でもある。(私は決して主人公の犯罪を肯定しているのではない。ただ自分の生きる道が自分の運命とは違う所にあると知って罪を犯すことを選んだその心を否定はできない)ドクターが最後に不正を許したのもジェロームの人生の選択も、あくまで自分自身として生きようとした主人公に胸を打たれ夢を託したからだと思うが、その姿は自分の道は自分で切り開くプラスのイメージでのアメリカ人の在り方でもあった。 これはアメリカの精神の部分に光を当てた「アメリカ万歳」映画だと思うのだ。 9点(2004-07-17 18:58:03)(良:1票) |
27. オースティン・パワーズ
冷凍睡眠ってやっぱり寒いって思うものなんでしょうか。それが伝わったのかどうか知らないけど、寒い映画だった。 1点(2004-07-16 23:23:25) |
28. ツイスター
えっ、これにストーリーってあったんですか? 3点(2004-07-16 22:08:56) |
29. ベルベット・ゴールドマイン
頬紅だけでベールを少年にしてしまうなんて!?残念ながら私にはそれしか分かりませんでした。特定の分野に対する基礎知識が必要な映画ですね・・・私には「サイケな映画」ぐらいの印象です。グラムロックまで行かなくとも、オースティンパワーズが面白い人には分かるのかな? 5点(2004-07-14 22:02:30) |
30. デリカテッセン
う~ん、ごめんなさい!うちの叔母(芸能界と関わりのある人)がいいよこれ!って勧めてくれたんですが・・・全然笑えませんでした。うちの叔母とはよく話をするんですが価値観と考え方がまるっきり正反対で・・・私の場合、コメディは笑わせてなんぼと思うので笑えないコメディは1点以下です。 叔母さんごめん。 1点(2004-07-06 12:26:38) |
31. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 セガール出番半減。出ずっぱりだったら、ここの平均点半減。 6点(2004-07-05 14:23:45)(笑:1票) |
32. コン・エアー
DEAR ニック、素晴らしいアクションと好人物振りを見せてくれた。20年後には「エアフォース・ワン」のリメイクをやろうと思うから、その時には私が君を主演に推薦するよ。LOVE,ハリソン April 1,20XX 5点(2004-07-05 13:28:51) |
33. エアフォース・ワン
コン・エアーとこれの違いが分からない私は逝ってよしですか? 5点(2004-07-05 13:19:23)(笑:2票) |
34. フェア・ゲーム(1995)
シンディ・クロフォードは今どうしてるんだろうね?スーパーモデル出身の彼女はミスター・ユニバース出身の現州知事と同じような感じだっただろうが、内容ははっきりいって「シンディ・ザ・グレート」にもなりえていない、彼女は結局「女シュワ」にはなれなかった。 3点(2004-07-03 06:27:23)(良:1票) |
35. クール・ランニング
ちくしょーーー!!ジャマイカの能天気野郎どもに泣かされた!!! 9点(2004-07-02 10:28:02) |
36. 踊る大捜査線 THE MOVIE
天国のいかりやに感謝の+1点。キョンキョンは浮いてた。 6点(2004-07-01 13:24:44) |
37. 天使の涙
《ネタバレ》 今じゃ大根の呼び声高い金城武。これを見ると認識変わりますよ。しゃべれない役ってのがよかったんだろうけど、表情豊かでのびのびしてます。金城武の魅力をうまく引き出す腕にかけては、ウォン・カーウァイは最高ですね。金城ファンは必見でしょう。内容はさておき。 7点(2004-07-01 13:11:45) |
38. 暗黒街 若き英雄伝説
これの武が一番かっこいいと思う。吹き替えなんだけどね武。 6点(2004-07-01 13:08:35) |
39. ホット・ショット
窓の外とかエキストラの1人とか、さりげな~いところまで手抜かりなく小学生並みのバカやっててさすがエイブラハムズ。「風と共に去りぬ」をパロッたシーンではチャーリー・シーンの耳が微妙にでかくなってるのが笑えた。存在そのものがバカの提督は未だに5本の指に入るバカキャラです。これでいてストーリーそのものはカナーリ真面目なのがさらに◎。こんな分かりやすいギャグ映画近頃なかなかないなあ。 8点(2004-07-01 12:09:22)(良:1票) |
40. スターゲイト
バカと言われようが自分の信じる道を行く人が私は好きだ。映画界でバカと呼ばれる道を選び突き進む勇者エメリッヒ。そして、そのエメリッヒの「バカである自由」がとめどなく溢れているのが「スターゲイト」である。 最愛の息子を失い傷心の大佐に、どことなくジョン・レノンに似てる学会窓際族の考古学者、この2人が生きる意志と場所を見つけ出すのがストーリーの本筋だが、そんなこと忘れそうなほどに怒涛のように押し寄せる「前にこんなのあったよね」的デジャヴ映像の数々。常に進歩が求められるハリウッドじゃただでさえ顰蹙買いそうなのに、さらに恥の上塗りと言うか、その全てをいかにも超大作と言わんばかりの音楽が盛り立てる。だけどその「いかにも」が私は好きなんだ。エメリッヒって本当に映画が大好きなんだなって思う。どの作品もそうなんだけどハリーハウゼンなんかの古典SFテイストへのオマージュがあるよね、これもそうだけど。古典だけじゃなくて割と最近(「インディジョーンズ」や「スターウォーズ」シリーズに、後に自分で作るID4!)のやつまでやっちゃってるけど。最新技術を惜しげもなく使うくせに古いテイストはそのまま残しちゃうから「トンデモ」って思われるのかな。それでもいいじゃない、昔はきっと今よりずっと映画に夢が溢れていたと思うしそれを思い出すんだ、こういうの見てると。これは映画への夢と自由な映画作りを求めてハリウッドにやってきたドイツ人の心象風景であって、何でもありなエンターテインメントの闇鍋状態の中に、悪評されようが大好きな映画への夢を再現しようとしているひたむきなおバカさんの姿がある。それでいて見過ごされがちなドラマ部分もきちんと仕事していて、ロストイントランスレーション状態の異星人と会話が出来るようになる過程は説得力あるし、失意の大佐がやる気になった理由を理解させる手法も効果的。ラストの「敬礼」はマジ感動したよ、泣きはしないけど。しかし最近はエメリッヒも、「バカ」と呼ばれるのを気にし出したのだろうか。ID4の「地球は人類が守る」やDATの「地球環境は人類が守らねば」(ありゃりゃ大して違わないや)みたいにもったいぶったテーマなんて捨てて、これのように夢と自由というアドレナリンを爆発させた映画をまた作ってくれ。そしたらまたあたしは10点つけるよ、間違いなく。 10点(2004-07-01 09:24:10)(良:3票) |