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21.  新幹線大爆破
ハッキリ言ってストーリーはムチャクチャです。あり得ないです(特に川下りと首都高と喫茶店のくだり)。とにかく「勢い命!」で押し切った映画であり、この理屈抜きの勢いは、なんとなく数年後の『太陽を盗んだ男』にも通ずるものがありますが、本作はサスペンスの要素が強い分、そのムチャクチャがかえって仇になった部分もあったので、若干減点。
[DVD(邦画)] 9点(2008-03-15 20:37:42)
22.  世界大戦争
おそらく核戦争のよる人類滅亡を描いた世界初の映画では? 本作の3年後にキューブリックが『博士の異常な愛情』で、人類滅亡をコメディという形で描きましたが、これはまさに対局。思い切り真剣。しかも戦争をする側ではなく、何の抵抗もできないまま巻き込まれていく一般市民の側から描いているからなおさら怖い。観賞後しばらく、夕日を見るたびにフランキー堺のあの絶叫シーンが脳裏をよぎって困ったものです。でもそれぐらいあのシーンは衝撃的だったし、ヘタな反戦メッセージなどよりよっぽど説得力があったと思います。未見の方はぜひ、お正月にご鑑賞ください。間違いなく休みボケが木っ端微塵に吹き飛びます(?)。
[DVD(邦画)] 9点(2008-03-08 22:51:18)
23.  ホテル・ルワンダ
ルワンダ内戦のことを知らなかったわけではなかった。教科書にも載っていたし、当時ニュースでも新聞でも見ていたはずだ。しかしそれだけだった。自分にとって全てはブラウン管の向こう、紙面の片隅の中にしか存在していなかった。学校では入試の出題範囲外として「ないもの」扱いさえされた。「ないもの」扱いしていたのは僕も同じだった。日常生活は何も変わらなかったし、ルワンダについて考えようともしなかった。9.11の時は連日夜通し食い入るようにテレビを見続けていたというのに…。世界情勢を見つめる自分の見識の狭さを容赦なく突き付けられる別の意味で「地獄」の二時間でした。国中で殺し合いが続き、目の前で隣人が殺され、いつ自分も殺されるか分からないという状況に立たされた時、世界中がただ傍観している。これほど怖いことがあろうか。あれから12年、ルワンダを描いたこの映画は諸事情から日本での公開が危ぶまれていたという。この国はまたしてもルワンダから目を反らそうとしていたのだ。観賞後、僕は何に対してというわけではなく、久しぶりに猛烈な不快感に襲われることとなった(ちなみに1点減点の理由は全編英語だったこと。内容に関しては文句ナシです)。
[DVD(字幕)] 9点(2007-04-29 23:11:42)
24.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
どうしても間延びした印象は否めませんが、狂犬モンタナの存在感の前では全て帳消し。「Okey!」連発のラストはもう凄過ぎる。あんた本当にアホや(褒め言葉)。そういやアル・パチーノって『ゴッドファーザーPARTII』でも寝室を襲撃されてましたね。自宅の防衛力が弱い男だなぁ(?)。
[DVD(字幕)] 9点(2007-02-28 23:52:49)
25.  仁義なき戦い
主要な登場人物が多いにも関わらず展開が早い早い。誰が誰だか分からないうちにどんどん死んでいくので、一体どういう抗争が起こっているのかが一回観ただけでは正直言って分かりづらいです。ただしこれも『ゴッドファーザー』と同様に登場人物が整理できた二回目の鑑賞で初めてその面白さに気付き、その後一気に『完結篇』まで制覇。イヤもう凄い、凄過ぎる。まさに人間見本市。人のいい広能、理想と現実の狭間で苦悩する鉄ちゃん、仁義に殉じた若杉の兄貴、卑怯な槙原、そして狡猾な山守。そう、オフィスをちょっと見渡せば皆揃ってるじゃん! こんな奴らばっかじゃん! そのことに気付き愕然として以来、仕事や人間関係で行き詰まるたびにこっそり夜中『仁義』を見て喝を入れる生活が続いている(ダメじゃん)。
[DVD(邦画)] 9点(2007-02-28 23:44:13)(良:1票)
26.  硫黄島からの手紙
今まで見た戦争映画の中では間違いなく一番「怖い」作品でした。とにかく刻一刻と迫り来る死への恐怖感がもうハンパじゃない(集団自決のシーンはトラウマ必至)。胃は2時間半の間キリキリ痛みっぱなしで口の中はカラカラ、映画を観ていてこれほどフィクションであることを忘れたのは初めてです。『父親たちの星条旗』とは対照的にドラマ的な面白さを一切廃し、ただただ敵に追いつめられていく日本軍の様子を淡々と捉えたドキュメンタリーのような構成だったからこそ、ここまで圧倒的な恐怖の再現が可能だったのでしょう。戦場にドラマなどない、あるのは血と恐怖と死が織りなす地獄のみ……。硫黄島からの手紙、確かに受け取りました。
[映画館(字幕)] 9点(2007-02-28 23:00:16)(良:1票)
27.  ゆれる
信用と懐疑、羨望と嫉妬、そして真実と嘘。二人の兄弟を引き裂いたのは一人の女性の死を期に初めて露呈した互いの胸の内だったわけだが、果たして偽ることは罪なのか。時には自分を偽ることでしか保てない人間関係もあるし、逆に真実が誰かを傷付けることだってある。真実と嘘の間で翻弄され、時に喜び時に悲しみ、揺さぶり続けるのが人間。あの壮絶なラストに僕は思わずそんなことを考えてしまいました。
[映画館(邦画)] 9点(2006-10-28 12:14:29)
28.  パルプ・フィクション
ハッキリ言ってこの映画、時間どおりに並べると「なんや、その程度のことやったのか~」で終わっちゃいます。しかし、それをただムチャクチャに並び替えただけでこんなにも面白くなるなんて! すごいぞタラ! キャラクターも本当にみんな味があっていい。特に、U・サーマンの美貌と半分ラリッたようなJ・トラボルタの表情、そしてL・ジャクソンの髪型(!)は生涯忘れないであろう。あと、ブッチが日本刀を振り回すシーンは思わず笑った。すでにこの頃から『キル・ビル』の種は蒔かれていたんですね。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-15 12:51:56)
29.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
何とも深い…。基本的には「精神病院に縛られた患者たちが解放されていく物語」なのだが、そう単純には割り切れない映画である。というのも、時にマクマーフィを単なるわがままな乱暴者として描いてみせたり、一部の患者に対しても「いつでも帰れるのに自主的に病院にとどまり、それでいて文句をタレる」という設定を加えることで、ある意味観客から彼らを突き放すような形で描いているように思えるのだ。あとあの婦長さん、決して悪い人ではないですよね。むしろ病院側の人間の中では一番まともにさえ思える。確かに規則に束縛されたガチガチの石頭かもしれないが、彼女は彼女なりに患者たちのことを考えているわけだし(本当にぞんざいに考えているのなら、あのようなミーティングは決して行わないでしょう)。単純に「患者=善」「病院=悪」と割り切らせず、最後まで観る者を揺さぶり続ける。「こんな彼らをみてあなたはどう思いますか?」と。そして僕は思わず考えずにはいられない。日常生活の中で、ブツクサ愚痴るだけでそこから行動に移そうとしない僕も、実はあの入院患者たちと変わらないなんじゃないかと。う~ん…。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-14 00:00:52)
30.  アラビアのロレンス
今更いうことじゃないけど、これぞまさに超大作。とにかく長いが、それでも全然気にならない(完全版でもそれは同じ)。とにかく砂漠をここまで描ききった映画はないでしょう。地平線いっぱいに広がるテント、顔も服も真っ白になってしまうぐらいの砂嵐、観ているこっちまで汗をかいてしまうような灼熱の太陽、どれをとってもため息が出るぐらいにすごい。『スターウォーズ・エピソード1』にも砂漠のシーンがありますが、全然迫力が違いますね。印象的な「絵」が多い映画ですが、特に好きなのはマッチの火が砂漠の夜明けに変わるシーン。『2001年宇宙の旅』における、骨が核衛星に変わるシーンなみの凄さがあります。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-22 21:28:51)
31.  灰とダイヤモンド
『世代』『地下水道』を観た上で数年ぶりに再鑑賞してみたらガラッと印象が変わっていました。正確にはこの三本は独立した映画で続編モノではないですが、観ているうちに何となく主人公マチェックが、『世代』『地下水道』での戦いの生き残りのように思えてきます(サングラスの件は明らかに『地下水道』と結びつけようとしています)。それだけに、恋人ともに生きるごく普通の市民生活への憧れと、骨の髄まで染み付いた抵抗運動への執念との狭間で葛藤するマチェックの姿が実に痛々しく、ラストもまた残酷極まりない。ということで、新時代を生きられなかった無数の灰とダイヤモンドのために評点アップの9点贈呈。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-20 21:18:54)
32.  自転車泥棒
こんなに暗くてジメジメしたイタリア映画は観たことがなかった。観賞後こんなに暗い気分になった映画は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』以来である。結局、あの親子にハッピーエンドは訪れなかったが、体を張って親父を守ろうとした息子に、ささやかな希望を感じずにはいられない。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-20 20:56:15)
33.  蜘蛛巣城
『七人の侍』よりはこっち派。時代劇なのにシェイクスピア原作ってのがまた凄いわなぁ。本作のように、目ン玉ひん剥いてソワソワと動き回る鷲津を観ていると、「やっぱ三船敏郎はこうでないと!」とつい思ってしまいます。『赤ひげ』の様に落ちついてしまった壮年期の作品にイマイチはまれないのもそのせいかも。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2005-11-20 18:25:46)
34.  生きものの記録
最後がとても衝撃的だった。時代劇・現代劇を問わず、当時の黒澤作品はわりとキレイに話がまとまって終わっていたのに、これだけは違っている。映画が終わっても観客に考えさせようとしているのだ。確かに喜一老人は狂っているかもしれないが、目の前にある核戦争の危機に対して目を反らし知らん顔して生きている奴こそが本当は狂ってるのではないか、と。深い映画です。 初代『ゴジラ』や『世界大戦争』などとセットで観るのもいいかと。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-20 18:14:10)(良:1票)
35.  七人の侍
これが邦画の最高峰かどうかはともかく、確かにもの凄い映画であることは間違いない。七人の侍はもちろん、百姓の一人一人までもが生き生きとしてよい(逆に、野武士に全く個性がなかったのも◎)。最後の豪雨の中の戦いはものすごいインパクトがあるんだけど、実際に戦ってる時間でせいぜい5分程度だったりする。200分強のなかでたった5分。それでもあれだけの印象をもたらすのだからやはり黒澤明は凄い御方です。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2005-11-20 18:02:49)
36.  野良犬(1949)
この映画はとにかく暑い! クーラーをつけて観てもまだまだ暑い! 特に延々と闇市を歩き回るシーンの暑さは凄まじい。逆にあの暑苦しさがないとこの映画は生きてこないと思う。三船・志村のコンビも非常にいい(この映画のように「動の三船」「静の志村」の組み合わせが好き)。あと出番は少なかったけど、『七人の侍』からは想像もつかないようなキャラを演じた木村功が光ってました。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-20 17:48:55)
37.  酔いどれ天使
先に『七人の侍』や『生きる』を観ていたため、本作における志村喬の暴れっぷりにはちょっと驚かされました。しかし本作はやはり三船敏郎に尽きる。個人的には菊千代・桑畑三十郎と並ぶ彼のベストアクトだと思います。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-20 17:43:38)
38.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
冗談でも何でもなく、21世紀最大級の社会派ドラマだと思う。昨今の病的な昭和懐古ブームはひたすら「古き良き昭和」の部分ばかりを強調するが、当然いいことばかりがあったわけではないし、ケンの言うように全ての人が夢と希望に溢れ、心を持って生きていたとは限らない。「あの頃はよかった」なんて言って過去にすがるのは単なる甘えであり、我々は歯を食いしばってでも今を生きるしかないのだ。しんちゃんの最後の「ズルいぞ!」って台詞は、きっと全国のオトナ帝国予備軍に対する容赦ない「喝」だったのかもしれません。
[地上波(吹替)] 9点(2005-11-20 17:24:55)(良:3票)
39.  ナビィの恋 《ネタバレ》 
ナビィがサンラーと駆け落ちした時はオイオイって思ったけど、おじいの気丈な振る舞いのおかげで不思議と不快感はなかった。だからこそ、最後に唐突に奈々子と福之助がデキてしまう展開には思わず呆然。オイオイ。余談ですが、バイオリンを弾いていたアイルランド人の怪しいオッサンが非常にいい味を出してました。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-20 15:18:16)
40.  ビヨンド・サイレンス
こういう身体障害を扱った映画って大抵主人公本人が障害を持っているけど、この映画ではそれが主人公の両親であり、ちょっと違った視点からこの問題について切り込んでいる。とはいえ、それをネタにワザとらしく涙を誘う多くの映画とは異なり、あくまで普遍的な家族愛の物語にしているところに好感が持てます。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 14:20:29)
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