21. スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
好きです。惑星ホスの戦闘シーンが格段に綺麗になっていて通常版と迫力が段違いでした。あと、べスピンの映像が大幅に修正をうけていて驚きました。ここまで変えられるものなんですねえ。人間ドラマが盛り込まれているところや、ヨーダの哲学的、禅的思想のおかげで前作よりもテンポとスペースオペラ感が低くなっていますがとても厚みがあります。続編としてはかなり面白いと思いました [DVD(字幕)] 8点(2006-06-07 21:23:40) |
22. モダン・タイムス
面白い…。笑って笑ってホロリ。チャップリンコメディの常套手段ですがその手腕にどっぷりはまってしまいました。デパートのシーンはどれも秀逸で、特にあのローラースケート。うますぎるしどうやって止まったんだ?自分的には風刺、批判より人生の、人間の幸せのほうにメッセージ性を感じました。見終わった後、自然と自分の顔が微笑んでるのに気づく数少ない映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2006-05-29 14:28:11) |
23. スタンド・バイ・ミー
いいですね…本当にあったかくなる映画でした。S・キング原作のの映画はまだ見た本数が少ないのですがこれは間違いなく今の時点でトップです。よくある「大人時代と交互の少年時代」ではなく、少年時代を続けて描いたのがいいと思いました。他愛のない取っ組み合い、キャンプ、死との直面…。友情などという言葉では表せ切れない切ない思いがこみ上げました。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-27 22:46:04) |
24. 天使にラブ・ソングを・・・
いやあ素晴らしい。楽しいですね。いい歌ばかりですが最後の賛美歌がダントツで良いです。泣ける映画で気持ちがすっきりするのもいいですが、笑って楽しんですっきりするのはコメディの特権だと思います。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-25 12:09:02) |
25. トゥルーライズ
面白い。非常に楽しい。コメディとハードアクションのとんでもない融合ですね。キャメロンとシュワのコンビがなせる業だと思います。個人的に好きなのは「何とか言ったら!」「…なかなかいい馬だね」(馬、尻尾を振る)のくだりです。作品全体のテンポが良く、すいすいサクサク進んで退屈しません。楽しんで作っている感じがします。ラストの戦闘機の空中戦は興奮します。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-20 22:00:36) |
26. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 はじめて観たころは何も考えず楽しんでいたのですが、最近観るとかなり深いものを感じ、再び楽しめる映画になりました。ED209(だったかな?)の動きはさすがに違和感を感じましたが、その存在は結構好きです。あの完成されたロボの動きは潔さを感じます。最後の「お前はクビだ!」の言葉に、融通が利かないはずのコンピューターの意思を通り越して悪を討つかっこよさがいいです。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-16 21:41:04) |
27. ゴーストバスターズ(1984)
《ネタバレ》 あのマークいいですね、「ゴーストお断り」。何気に科学技術が現実的だったのにも感心しました。(陽子と陽子をぶつけて中性子を発射し、イオン化させて閉じ込める。科学の盲点という点では「エボリューション」に引き継がれましたね)プロトンパック欲しかったなあ。狂科学者が破壊の神をニューヨークに降臨させる、という設定も個人的に好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 11:27:58) |
28. ダイ・ハード
《ネタバレ》 ここまでぼやくヒーローも珍しいですね。ビルの構造を利用して敵の追跡を巧みにかわすシーンが面白いです。金庫突破のシーンの喜びの歌はなぜか清清しいです。見事に監督の手腕にはまってしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 11:08:04) |
29. ドラえもん のび太と竜の騎士
《ネタバレ》 いやはやもう感服です。すさまじいまでのイマジネーションですな。今回は明確な敵がおらず、戦闘は少ないですがストーリーとスケールがぐいぐいと強力な魅力で引っ張っていきます。彗星の衝突説は当時恐竜絶滅の一説にすぎなかったのにそれを踏まえてあの冒険にするとは…。あと題名もかなりよいと思います。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-04-22 12:21:55) |
30. ドラえもん のび太のパラレル西遊記
《ネタバレ》 快作ですね。「お前たちこそ一体…ぬわにものだあああ!」ああ先生!このシーンが超強烈でそのイメージが作品のイメージとなってしまってます。ゲームから魔物が出てきて現実世界を支配するというアイデアは秀逸です。始終現代世界に漂う不気味さは「魔界大冒険」のようでスリルがありました。そして孫悟空の謎。タイムマシンを使ったうまい見せ方ですね。三蔵の「観世音菩薩様…」も面白い。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-22 12:07:56) |
31. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 「リニアモーターカー…ごっこ」で腹がよじれるくらい笑った。劇場で見た記憶がある数少ないドラ映画です。これを観た人は教科書で土偶を見たら100%ツチダマを考えるでしょう。強烈ですから。自然の描写が綺麗だった事も覚えています。神隠しの場面の神社の描写、あれ怖いです。 [映画館(邦画)] 8点(2006-04-18 16:02:17) |
32. ドラえもん のび太の宇宙開拓史
《ネタバレ》 前作からアクションと冒険を前面に出した感じで気持ちよいです。しずかちゃんがジャイアンスネ夫を説得して、「ばっかだな!来いスネ夫!」「う、うん!」と夕焼けの中を駆けていくところが大好きです。終盤で激しいアクションが展開して、あの「永遠の別れ」にスーッと引き込まれていきます。このときの曲の入りが秀逸だと思います。ただ…一点だけ、納得がいきません。のび太とギラーミンの決闘はなぜ省かれたのでしょう…惜しいです。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-16 00:49:46) |
33. ドラえもん のび太の恐竜
《ネタバレ》 実に26年も前の作品ですがストーリーのテンポが良く、飽きません。この作品からあの黄金期が始まったのですからその意味でも記念碑的作品でしょう。内容は…というといささか無理が無い事も無いですが「ドラえもん」という世界観を認知していれば純粋に楽しめる作品だと思います。そして五人の役割である「先導者」「優しさ」「人情」「現実主義」「清楚(語弊があるかもしれません…)」が確立された作品でしょう。最後のバレーボールと、ハート型に寄り添ったピー助と彼女(?)のフラッシュバックが藤子F不二夫氏の優しさを表していると思います。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-16 00:37:05) |
34. ワイルド・ワイルド・ウエスト
突っ込みを前提に作られているので単純に楽しむという意味では非常に楽しかったです。メカとかもぎりぎり現実的かな。とうもろこし畑の追いかけっことか最後のクモの攻防はあほらしくも面白かった。ただ…。磁力を使った一連のギャグシーンはどう考えても「ジョジョの奇妙な~」のバステト女神の話にみえて仕方がない。線路とか…。 [地上波(字幕)] 7点(2006-11-18 11:41:49) |
35. 風の谷のナウシカ
ほとんど完璧に近い作品なのに私の中では8~10点まではいかないんですよね…。何でだろう?見るたびに考え込んでしまう。主人公の根拠の薄い使命感とか、明るさなのかな?それとも「オームの触手は傷の治療だけで他の器官や骨格なども治せてしまうってのか」というくだらない揚げ足取りなのか?でも作品としては非常にレベルが高いと思います。そしてテーマがものすごく暗いです。うーむ。残りの3点はこの為なのかもしれない…。「楽しむ」という意味ではあまり良くはありません。 [地上波(邦画)] 7点(2006-10-09 23:59:23) |
36. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
暗い…。初めて観たときはあまりの暗さとストーリーの動きに戸惑って置いていかれた感がありました。しかし何度も見返していくうちにどんどん面白さが膨らんできました。SWならではの構造でしたね。恋愛の表現は正直稚拙で冷めてしまいましたが、小さな星の小さな生物の気まぐれな感情は壮大な宇宙から見ればほんとにちっぽけなものなのかもしれません。そして今回もR2に拍手。飛んだか。 [映画館(字幕)] 7点(2006-10-05 13:30:24) |
37. ホット・ショット
わはははは!気持ちのいいアホさだ!あの男前のチャーリー・シーンがまじめくさった顔でここまでやってくれるんですから。突っ込む暇もないぐらいのバカの応酬に息つく暇もありません。結婚式が決まる→黒猫が横切る→はしごの下をくぐる→鏡が割れる…。なんちゅうシーンだ!でも面白いから良し!日本でもこんな楽しいのが出来たらいいのに…。 [地上波(吹替)] 7点(2006-09-28 13:19:11)(良:1票) |
38. グリーンマイル
同じ原作者・同じ監督・同じ場所でこうも違うもんですか。私は断然こっちのほうが好きですね。ファンタジー要素がいい感じに絡んでいて非常に気持ちが良かったです。ネズミに関するシーンも印象的です。 [地上波(吹替)] 7点(2006-09-18 12:46:15) |
39. スーパーマン リターンズ
笑いながらやたらに人を殺す、ジョークを飛ばす、クールと見せかけて実は本質は熱いものを持ってるぜ、などという「人間くさい」ヒーローが映画界を闊歩しているこの時代に颯爽と現れたやつ。変に曲がらないで一本筋が通ったやつ。いやあかっこいいなあ。嘘臭さがあまり感じられずすっきりした印象で、非常に楽しかったです。ただ一つ、レックス・ルーサーにはもう一暴れしてほしかったな。ジーン・ハックマンのような「知的で悪党だがお茶目」なやつでいてほしかった。再起望む。 [映画館(字幕)] 7点(2006-08-24 00:24:46) |
40. リング(1998)
怖いよ。貞子。いやあ、みごとに乗せられてしまいました。もう井戸の中はのぞけません。他の方が書いておられるように現実的(科学的)要素と非現実的要素が混ざってるのが私的に大好きで、最後なんか震えたもんです。しかし、後で原作を読みましたが、こっちのほうは恐怖も勿論ですが、貞子の人生が非常に可愛そうで、やりきれないんですね。映画では説明不足でした。そして、非常に曖昧な記憶ですが、この原作を本当に忠実に再現していたドラマ?を見た覚えがあるんですが…。それを覚えていたのはこの作品の題材がやっぱり強烈だったからなんでしょうね。 [DVD(邦画)] 7点(2006-08-12 22:18:58) |