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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ももへの手紙 《ネタバレ》 
・・・ジブリ?・・・と思ってしまうくらいのジブリ(が輝いていたころの)映画でした。『小難しい演出を無くしシンプルにした千尋orポニョ』か『マスコットが全然可愛くないとなりのトトロ』と言った具合。無論、ただ表面を真似ているわけではなく、しっかりと内部まで作り込んであり出来は良い。  基本は父親を失った少女ももと、妖怪三人組(この三匹も『天然』『ウッカリ』『山ちゃん』と個別化され『内面』は可愛い)による日常。起こる騒動も野菜泥棒やイノシシに追いかけられる等ショボいが、そのショボさが『小さな女の子がほんの少しだけ前向きに歩き出せるようになった小さな出来事』と言う本作の雰囲気に合っていた。  登場人物もメインは深く、サブも適当な人数が適度に掘り下げられており、各人の魅力を十分引き出せていた。  マイナスな部分としては、話の『構成』がほぼ『トトロ』であり、後半起こる『騒動』も地味で盛り上がりに欠ける。余り大規模にするとテーマに沿わなくなるが、『ももと妖怪が頑張って世の中的には小さな騒動で済んだ』な感じにすれば、より盛り上がり且つ最後の別れが感動的になったと思えるだけに残念。  総評  ピクサー同様『目新しさの無いネタでも丁寧に粗無く作れば十分面白い』と言う高水準な『ファミリー向け映画』なので、予告を見て興味を惹かれたら十分満足できる内容です。   ・・・・さて、ここから極一部の方に向けた感想を。  とにかく終始ももちゃんが可愛かった。絵柄だと地味だがそこは創意工夫。例えば慣れない土地や見知らぬ同級生、地元民に対しては序盤人見知り全開ながら、妖怪相手には本来の小学6年生らしい元気でちょいマセな性格とオーバー且つ多彩なリアクションを見せそのギャップが可愛い。服装も日によって時には上だけ、時には上下共に変わっていたり水着になったり芸(?)が細かく可愛い。『トトロのさつき』『電脳コイルの女の子全般』に魅力を感じた方なら全然『有り』だと思える可愛さを・・・・ん?文章が気持ち悪い?俺もそう思う!  性格もコイルの『(知識の無い勇子+優子)÷2』と言った感じで、実質一人で物語を進行させるには理想的だと思う。  演技に関しても及第点、少なくとも棒でイライラすることはなかった。  プリ○ュアのようにキラキラ輝く可愛さも良いが、たまにはこういうしんみりとした趣向の『作品』を見てみてはどうだろうか。
[映画館(邦画)] 8点(2012-04-22 15:47:03)(笑:1票) (良:2票)
22.  リアル・スティール 《ネタバレ》 
主人公は『無鉄砲』『自意識過剰』『能天気』、止めに息子の親権をロボット代欲しさに『売る』と言う最低野郎。 逆に息子は計画性や先見性、度胸もあり(根本的な性格は父似だがその『扱い方』をが上手)、イラッと来ない程度にマセており父親の駄目さと相まって可愛い。 そんな二人の前に現れるロボットのアトム、最初は息子の玩具程度だったが、次第に父親も興味を示し、ボクシングのモーション登録に付き合うがそれが彼の内に眠る情熱に火を付ける。 そして少しずつ『人間』として『父親』としてまっとうになっていく彼を見て、息子も次第に心を開く。 『不仲→友達→親子→親子兼親友』と変化していく二人の関係を『殴り合う→ハイタッチ→謝罪→父親の姿を笑顔で見つめる子供』等演者の表情や行動でクド過ぎず表現し、それを見つめながら黙々と戦うアトムの三人の描写がとても丁寧に描かれていた(借金取りに息子の金も巻き上げられ謝罪する所とラストの『父さん』が凄い良)。 ボクシングも『動き』『スピード』『操縦者との兼ね合い』等が『ロボットボクシング』と言うスポーツを過不足無く見事に演出しており、最終試合は本当に手に汗握る展開で父親とのシンクロは鳥肌立った・・・・ぶっちゃけトランスフォーマーの100倍興奮。 アトムも自立意識は無い(有りそうな演出もあったが明確には描かれなかった)が、その事が親子を前面に出すと同時に自身はそこから一歩引き見守る『陰の功労者』的なポジションになっており正解だと思う。 人間の動作をコピーする機能も、単にバトル演出以外にロボを励ます→そのモーションをロボが真似して励まし返すと言った鏡に向かって鼓舞的なシーン、派手さと威力を重視した『殴り合い』ではなく、父親に教わった蝶の様に舞い蜂の様に刺す『真のボクシング』の動きをすることで現役ロボと互角以上に戦える理由になっていたりと設定の使い方が上手い。 ただ結局『アトムって何?』と言う謎が残っている(昔『誰かの』スパーリングロボで頭にある傷など妄想力をくすぐられる)ので是非『2』でそこら辺を補完して欲しい。 父親が『母さんは最高だった』と言って現彼女とイチャイチャするのはどうかと思うが、まぁキスのし方もフランクだったので『友達以上恋人未満』と見ればギリギリ? 『ヒューマンドラマ』と『バトル』と言う難しい組み合わせを1本の作品内で上手く料理出来ていました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-12 20:27:56)(良:2票)
23.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
 右肩上がりにド派手になっていくCGや盛り上がるBGM等アクション映画としては及第点以上の出来。  さらにびっくりしたのがストーリー。確かに素晴らしいとまではいかないが、突っ込み所や矛盾点はパッと見て気になる所は無く(あったかもしれないが少なくとも気にならなかった)、所々箸休め的シーンを入れつつしっかり順を追って描いており一本の筋になっていた。ミュータントを用いた人種差別的内容も、雑過ぎずクドくなりすぎず丁度好い按排でした。  他にも史実の事件(キューバ危機)と絡め、そこにミュータントが介入した事により『我々の世界』と『彼らの世界』と言う二つの世界を分かつターニングポイントにしたりと実にエンタメの『ツボ』を分かっている作りになっています。  細かい所でもセレブロや恵まれし子らの学園を始め、ストライダーやローガン等この先のストーリーに関係するシーンが多く『起源』と言う意味でも十分その役割を果たしていました、てかローガン出たのはマジビックリ(チョイでしたが)。  前作の『ウルヴァリン』をローガン一人にスポットを当てた『個』の映画とするなら本作はX-メン果てはミュータントと言う『組織』の原点と言う別角度からスポットを当てた作品でありアクション映画としても前日談としても楽しめる内容でした。確かにあれだけの事されちゃマグニートが頑なにエグゼビアとの戦いを避けていたのにも納得。  個人的に好きな『大統領』が地味な能力ながらジャンパー相手に互角の戦いを見せたり猫口が激烈キュートだったりと大活躍で満足。   最後に、ぶっちゃけメガネが邪魔にならないし、十分大迫力だったので『3D』はとっとと消えて欲しい。
[映画館(字幕)] 8点(2011-06-11 17:59:07)(良:2票)
24.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
 『人前でしゃべれない王様が笑いあり涙ありで困難に立ち向かっていく』と言う、ヒューマンドラマとしてはベタな内容を予想。まぁ流れ的には大体合っていたが、完成度の高さは予想以上だった。  まず話のメインとなる主人公の悩み(スピーチはもちろん自分の子供と話す時も口籠ってしまう)からラストの演説までに起こる出来事や事件が1つ1つバランス良く組み込まれており、ダレる前に次のお場面に飛び、なおかつ描写不足になったり唐突な展開になったりもしないので最後まで集中して観れました。  また登場人物もメインとなるのは主人公夫妻と医者の3人なので、顔も覚えやすく掘り下げるための尺もしっかり取れているので好感が持てます。  特に主人公の王様(王位に就いたのは中盤ですが)。無理矢理王位に就かされてしまった上ドイツとの戦争も濃厚と言うプレッシャーに耐えきれず泣き出してしまいますが、それまでの描写や台詞、俳優の演技なども相まって、いかに彼が『真面目で国民の事を思う優しい王様』かと言うのが伝わってきます。  そしていよいよスピーチの時、若干しどろもどろになりながらも友の身振りや口パクで辛うじて原稿を読み上げます。そして次第に喋りが滑らかになっていき、最後は友も何もせず見守る形でスピーチを終えます・・・・・ああ、思わず涙が。  脚色の程度は分かりません。また際立って素晴らしいと言う部分も表現しにくいのですが、とにかく全体としての出来が良い『ハイアベレージ』な作品でした。笑いの表現ンも全体的に面白く、作品の雰囲気を壊さず程良いさじ加減で投入されているのも○。  少なくても前回の受賞作品に比べればアカデミー賞候補としてうなずける内容でした。   追記:受賞おめでとうございます。
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-27 03:27:02)(良:2票)
25.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
 やはりスコットは凄ぇ!  彼の作品全部に言えることだが、とにかく構成能力が凄まじく高い。  話的には『兵卒のロビンフットが騎士になりすましリッチな生活を手に入れようとするが、気付けばなりすました領主の義理息子になり、気付けば民に好かれる領主になり、気付けば兵をまとめフランス軍に勝利し、その功績を妬まれた王様から隠れるため森へ・・終』と、並の監督が作れば3時間は越えてしまうような内容を、非常に絶妙なテンポと繋ぎの上手さでダレること無く高い密度で2時間30分以内に収めている。  キャラの位置関係もキッチリ決めており、と言うか掘り下げているのは主人公とヒロインのみ。後のキャラは本当にそのシーンを盛り上げたり話を進めるためにだけに存在し、格好良い死に様や特定の敵役もいない。だからこそ主人公の活躍とストーリーに集中できる。正に盛り上げるための『脇役』として最高の仕事を皆がしているのである。  そしてたっぷり時間を割いて描かれているロビンフット(ラッセルクロウ)がまぁ素敵。劇中2回しか言わなかったが、2回目の『優しく誘えよ』を聞いた瞬間私の中の乙女心がキュンキュン唸りを上げ思わずウットリ、男も惚れこむナイスガイでした。  ただ難点を挙げるとすれば、この監督の作品ってコレだと言うクライマックスが無い気がします。印象的には『75点~85点』のシーンが起伏なく続く感じで、全体的な作りは素晴らしいが、100点級のズドン!と突き抜けたクライマックスが無い(実際最後の合戦シーンもブレイブハートと比べるとちょっと・・・)。そのため緩急の激しい作品を好む方にはちょっと合わないかも。  しかし、個人的にはそれも『味』として楽しめますし、主人公の底無しの格好良さを前面に押し出したエンタメ映画『ロビンフット・エピソードゼロ・そして伝説へ・・・』。最後も綺麗に『俺達の戦いはこれからだ』で締めてくれました。
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-11 00:33:50)(良:3票)
26.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
 アメリカ製のガチマジメタルヒーローシリーズ第二弾。  『主人公の余命が僅か』『友人と決別』等、非常に続編っぽい内容だが、戦闘シーンはもちろん、そう言った暗いシーンだろうと所構わず笑いを挿入してくる。友人とケンカ別れし、生命の危機に瀕している主人公の取った行動が『ドーナツ屋に行きいじける』だった時は会場中吹き出した。  不謹慎とも取られるかもしれないが、『まぁそこは映画なんだから楽しく見ようよ』と言う制作者の意思が伝わってくるし、それに関しての演出も上手かった。  全体的にアクションも悪くなくラストの友とのタックバトルは非常に爽快かつ大爆笑だった。  難点があるとすれば、ラスボスがめっちゃあっさり倒される。てか部下のロボットの方が強くない?  ダークナイトを『重厚』な作品と捉えると本作は全く真逆の『軽快』な作品。重いテーマや芸術的な映像はなく、軽いノリと笑い、そして大迫力のCGで主人公の活躍を見て楽しむ典型的(だが高品質)の娯楽映画。とにかく『楽しい映画』が見たいと言う方にはお勧めです。  続編が楽しみです。
[映画館(字幕)] 8点(2010-10-23 05:24:16)(良:2票)
27.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 作品の出来としては6点。引くぐらい見事な悪である殿様を暗殺すべく立ち上がる13人の漢。状況説明や準備と合戦との尺のバランスが丁度良く、肝心の合戦内容も笑っちゃうような仕掛けや13VS200と言う戦力差を覆す無双パワーテンコ盛りで最後まで飽きずに見れました。  ラスト、首と胴を切られても『山育ちで治りが早い』と言う理由で復活した伊勢谷さんは、ラストの『この作品はフィクションです』のメッセージと相まって、純粋なエンタメ作品として見てほしい監督なりのメッセージと取れ、その潔さには好印象。  そして+2点の理由。はっきり言って私はCGや銃撃戦、ワイヤーを使った格闘等を入れた日本のアクション映画はアメリカの足元にも及ばないと思っている(勝負できそうなのはGOEMON位)。そこで本作はその土俵で勝負せず『殺陣』や『侍』『武士道』等アメリカには真似できない(できても似非モノ)日本独自の要素で勝負しているので非常に新鮮に感じた(印象としては武版座頭市や7人の侍のアクション部分を強調した感じ)。確かに『殺陣が単調』『敵に魅力的なキャラが少ない』『13人全員のキャラ立てが出来ていない』『みんな負け方が一緒』等改善点はあるが、それを差し引いても『ジャパニーズ・エンタメ・アクション』の1つの可能性を示した本作の存在意義は大きいと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 01:36:28)(良:1票)
28.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 
 リメイク元の作品は小学生時代にダニエル編だけ視聴(内容はほとんど忘れてますが)。  うん、面白かった!中国に引っ越すことになった主人公が現地で出会った女の子と仲良くなるが、それを気に入らないガキ大将にボコボコにされる。その時ジャッキーに助けられ、カンフーを習い大会で正々堂々決闘をすることになる。  ストーリーに目新しさは無いが、小学生が主人公の映画自体少ないので非常に新鮮に感じられた。  構成も、ヒロインやジャッキーとの出会い、イジメや引っ越しによるストレス、修行を通した主人公の成長、最後の戦い等どれもこれも非常に丁寧に分かりやすく作られており、2時間越えの作品ながら無駄なくぎっしり中身が詰まっているので全く疲れや退屈さを感じなかった。  格闘部分も小学生ながら大人顔負けの出来、イジメも結構エグくやるがそれが逆に物語の迫力を増している。  細かい所では、主人公がいじめられながらもいじめっ子に反攻を企てたりと結構アグレッシブで、ウィットなジョークをかましたりと非常に好感を持てる(小学生と言う点も頑張る姿が素直に可愛い)。師匠のジャッキーも、ミヤギの様な仙人みたいな完ぺき人でなく、心に傷を抱え、それを弟子と共に乗り越え成長していく所が人間臭くて好き。主人公と心が通じ合うシーンはグッと来たし、敵の師範にビビった所も面白い。  ヒロインの女の子も美人過ぎず、ある意味どこにでもいる小学生っぽくて良い。あと所々に掛かるBGMも内容にマッチしており○。  気になった点(最初の友人の唐突なフェードアウトや、格闘時のアップやブレの多様等)もあるが、まぁ時間の関係や良い所に比べて些細なことなので割愛。  青春映画としては見て損は無し。恋にイジメ、修行と大忙しながら確実に大きく成長する主人公は見ていて非常に楽しかった。吹き替えも素人起用は無いのでどちらでも視聴をお勧めします。
[映画館(吹替)] 8点(2010-08-16 09:27:13)(良:2票)
29.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
悪く言えばありきたり、良く言えばアクション映画において大切な要素をしっかり詰め込んだお手本のような作品。 凸凹コンビ、激しい銃撃戦、怪しい任務、裏切り、そして切なくも心地よいエピローグ等見所が目白押し、ただ、それらにスタッフ達の個性みたいなものが無く、『スタンダードなアクション映画』どころか、なんというか映画を教える授業で見る『アクション映画とはこういうものです』みたいな教材で使われそうなイメージ。 なら面白くないかと言われればそうではなく、監督の個性が色濃くでる(それ自体は良い事だが)作品が多いこのご時世ここまでオーソドックスなアクションは逆に新鮮で、楽しめてしまった。 途中先輩スパイが潜入捜査と称して相棒に麻薬を吸わせるのだが、別の映画で同じようなシーンがあり、それは主人公を罠にはめる為の嘘(麻薬中毒者として殺害するつもりだった)だったので、上司からの指令もあやふやな感じなのもあってそのパターンかと思ったら、本当に潜入捜査の為で、怪しい相棒もただ破天荒なだけの正義と平和を愛するタフガイだったのも逆にビックリしたと言うか安心した。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-11 14:51:33)
30.  ONE PIECE FILM Z 《ネタバレ》 
ちっちゃくなったナミちゃん可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好いっ!
[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-05 20:08:09)
31.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
『ゲーム内の隠しアイテム=世界的に大人気なオンゲーの利権+莫大な富』と言うのはベタながら、それを求めて『社運』や『命』を掛けてゲームすると言う説得力は持たせてある。 まぁ正直ストーリーや演出に奇抜さは無いが、とにかくハリウッドの財力とスピルバーグの権力(こっちは想像だが)をフルに活かして古今東西のゲームや映画が所せましに登場するお祭り映画としては、登場作品を知っている数に比例して興奮度も上がるだろう。 細かいところでは、ゲーム内でうっかり本名を名乗ってしまったり、パスワードのメモを貼っておく等と言ったネットリテラシーの低さが敵味方共に命取りになったりするのは面白かった。ただそう言った演出の傍ら、今問題になっている『歩きスマホ』の上位版(視界を完全に遮られるゴーグルを付けて屋外の歩道を疾走)みたいな事をやっているのは良くなかった。 あと、主人公が自分のミスで叔母やその周辺に住んでいた住民を死なせておきながら、その事をまったく悲しまずゲームを続けたり、ラストもその事を忘れてるかのようなハッピーエンドを迎えていたのもマイナス。爆殺しようとする理由は無くもないが、例えばあらぬ罪をでっちあげて逮捕とかじゃダメだったのかな。 それと、メカコジラが旧作引用じゃなくて新規デザインだったのは残念。ハリウッドの超絶CGで動くところを見たかった。  総評 『ガンプラのパッケージ並のクォリティーで動くRX‐78』と『十代(コナミのTCGアニメの主人公)が波動拳(カプコンの必殺技)を使う(叫ぶ)』だけで私は元は取れました。
[映画館(邦画)] 7点(2018-04-20 23:05:50)
32.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
 内容としては前作の続きなので、観ていればより楽しめるが、観てなくても『一応』話は分かるようになっているのは良かった。  逃亡したレプリガント(人造人間)を捕らえるために作られたレプリガントである主人公。今日もいつものように仕事(逃走レプリガントの排除)をしていると、大昔に製造されたレプリガントの白骨死体を見つけるが、調べると世界を揺るがすとんでもない情報が・・・・と導入部は引き込み十分。  その後も操作を続け少しずつ確認に迫っていくと、自身の出生にまつわる重大な謎に行き着くことにと、話のスケールがどんどん大きくなっていくので、2時間越えの尺もそれほど気にはならなかった。ただ希望としては捜査中にもう少しアクションシーンが欲しかったら、そうなると3時間越えの可能性も出てくるので致し方ない。  全体的なミスリードやどんでん返しも、コレまでに起こった大小含めた出来事や発言、『論理的にありえないだろ』『だが映画的ご都合展開と考えればありえるかも』等と言った妄想を膨らませると最後まで楽しめるしオチにも納得できた。  ただ難点もあり、主人公が敵の襲撃を受けて重要人物を連れ去られた際何故か殺されずに済んでいたり、その重要人物の護送も非常に手薄であっさり主人公の襲撃を許してしまったり等、ラスト30分辺りがそれまでに比べてご都合成分が一気に増大し、且つ、主人公が殺されそうになった所で第三勢力が介入等少し演出を考えれば自然な流れに出来たと思うだけに残念に感じた。   総評  流石に『SF映画の新たな金字塔』とはいかないが、十分楽しめた。  それと、謎を追い求める際の捜査や、ちょっとした人物の言動やコレまでの状況証拠からラストの展開に繋げたり、主人公が『優秀な捜査官』と言う自身の能力をしっかり活かしていたのはかなり好感触だった。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-03 20:58:43)
33.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
これまでのスパイダーマンはとっとと社会人になっていたが、今回は最後まで15才のまま(且つ超人的な敵との戦闘経験も無し)で、その部分に焦点を当てて描かれていた。 旧作でも見られた鼻に付く行動や言動も年齢を考えれば不快に感じないし、未熟な部分が多いのも『十代なりに一生懸命』と見ればユニーク且つ微笑ましく見ていられた。 成長の部分に関しても、中・高校生位で、巷で有名なアヴェンジャーズに入れると言われれば有頂天にもなる気持ちも、がんばってアピールしようとしてしまう気持ちも分かる。 そして今回は『叔父の死』に関してはほぼ触れられないが、自分の過ちに気付く原因が『影ながら応援していたスタークの期待を裏切ってしまった』とかなりマイルドになってしまっている。しかし、そこに至るまでの経過がしっかり尺を使って描かれているのでインパクト不足とは感じなかった。そしてその成長した結果を、ラストバトルは中盤着用していたスターク製高性能スーツでなく自作のコスプレ衣装で戦ったり、絶望に負けそうになりながらも立ち上がったり、スタークへの返答でしっかり描いているのも良かった。 敵はこれまでのアヴェンジャーズ系に比べると遥かに『小物』だが、本作があくまで『十代のスパイダーマンの成長』に注力していることを考えれば、単に地球征服をたくらむ悪者ではなく、手段はともかく、あくまで家族を養うのが目的且つそうせざるを得ない理由を作ったのが正義側にあることで倒すことを躊躇してしまう理由付けにもなっているのでこれくらいが丁度良いと感じる。 結果、これまでのスパイダーマン同様『敵を倒すのではなく悪事を止めさせる』と言う目的にマッチしていると思うし、なによりそのおかげで日常やコメディ、その他小規模事件等スパイダーマンの活躍に割ける尺が増えている。  総評 アヴェンジャーズからは基本スタークのみで、敵のスケールもしょぼい等パッと見はイマイチな印象を受けるが。その代償として、今までのシリーズで一番好きなスパイダーマン(※)を描けていると思う。アヴェンジャーズに入らなくてもできる事はあるし、入らないからこそできる事があると気付いた彼の表情は実に良かった。 ※)旧シリーズはピーターの私生活が暗く重いものが多かったが、今回は友人や部活、憎めないポンコツいじめっ子等充実したスクールライフを満喫しているのも良かった。 つか、アメイジングは途中で頓挫したとは言え、2回目のリブートにも関わらずしっかり旧作とは異なる魅力を引き出しているスタッフの愛は凄まじい。
[映画館(字幕)] 7点(2017-08-11 16:04:31)(良:3票)
34.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 
よかったねスコット!おめでとうスコット!! 恐らく自分が知るXメン映画の中で一番扱いが良かったし、ウルヴァリンがカメオ出演程度の出番なので相対的に目立ったといえば否定できないが、それでも自分の力を憎悪しながらもそれと向かい合い、まだまだ非力ながらも精一杯戦う姿はローガンと異なる魅力を感じることが出来た。 CGは圧巻、後半のラスボスVSマグニートとの戦いはCG技術の進歩と言う意味で見ても必見の価値あり。 ストーリーは、『前々作の後日談』だが、『旧3部作時代』のウルヴァリンが『前作』で『歴史改変』を行ったことで生み出されたパラレルワールドと言う、ちょっと分かり難いが、新旧両方の影響を受けて生まれた世界と言う設定は面白い。 その結果か、旧三部作では敵として登場してたキャラが味方になっていたり、プロフェッサーとマグニートの関係が非常に良好だったり、スコットが凄く活躍したりと大胆なアレンジが加えられていてびっくりした(良い意味で)。 細かいところでは、洋画で良く見られる『部下に裏切られた上、その部下に与えた能力で倒される』と言う間抜け要素は控え目(一応間接的に勝利に貢献程度に留まっている)なのもよく、敵のサイロックがとにかくエロかった。 逆にかわいそうなのはチャールズ。車椅子の原因も『流れ弾に当たった』と、一応マグニートとの関係上重要な要素とは言え微妙だったが、まさがあのスキンヘッドすら『事故』だったとは・・・。 敵がチャールズのサイキック能力を手にするべく彼の体を乗っ取ろうとするのだが、『チャールズ!!』とジーンが叫び、彼の体が奪われそうになる超緊迫したシーンで突然ムワーンと毛が消滅していった瞬間噴出してしまった。  総評 このCG技術でもう一度ドラゴンボールを作ってほしい。
[DVD(吹替)] 7点(2016-12-22 05:33:03)
35.  ペット
犬好きは観るべし!!
[映画館(吹替)] 7点(2016-08-13 23:25:57)
36.  ジュピター 《ネタバレ》 
平凡な女の子(地球人)が実は宇宙人(地球人には気付かれてない)の遺産相続人で、彼女を迎えに来た傭兵と恋に落ちたり、その座を狙われたりする。 と結構ベタベタなラブロマンスものですが、遺産相続=血筋とは別にDNA情報が100%一致する者を生まれ変わりと認定し、故人の遺産を引き継ぐ権利がある。なので、一度は故人の遺産を相続した息子2人(このままだと没収)があの手この手でヒロインへの相続を妨害しようとする、と言う設定は結構面白かった。 女性のキャラ付けが良く、上記兄弟の姉は妨害をせず、むしろ世界観解説やヒロインの遺産相続を手助けしたりと、母親を愛していたことが伝わってくる。味方戦艦の艦長も厳格ながら、作戦成功に必要とあらば一度裏切った人間(理由も同情できる)を起用したり、無茶な作戦を立場上静止しながら影で激励したりと男前。そしてヒロイン、突然のびっくり展開に慌てながらも何とか順応しようとしたり、主人公とは両思いながら、立場等を考慮して遠慮する彼の気持ちを汲んであげたりと出来る女性。そして家族を人質に彼女が相続した地球の権利(この設定も好きなヴァンドレッドに少し似ていて嬉しい)を奪おうとする長男に気丈に対応し、自分と家族の命より地球の平和を選ぶ男前。 CGは確かに凄いが、マトリックスみたく独自性は無く単にド派手なだけ。 また、ヒロインの遺産相続を狙う兄弟も手法こそ違えど目的は同じなので、それを順番に解決するために「起承転転転結」と転の部分が似た感じでかつ若干長ったらしく感じてしまった、いっそうの事弟は善人で劇中で兄に諜殺される展開のほうが良かったとも思えた。 あと、ロボット兵器が出るのだが、ファンネルもどきと戦ったりバリアに突撃して故障したりとあんまし格好良い描写が無かったのが残念。  総評 マトリックスと比較するのは流石に酷だが、ド派手なCGを使ったSFラブロマンスアクションとしては十分見て得する出来だった。
[映画館(字幕)] 7点(2015-03-30 17:26:38)
37.  ミュータント・タートルズ(2014) 《ネタバレ》 
シリーズは旧映画3部と十数年前にやっていたアニメを見たレベルです。 キャラの性格やノリはは映画に近いが、ドナテロが科学マニアだったりとアニメの設定も入っている。 4匹のデザインも各自の武器以外に防具やマスク、その他オプション等細かいところに差異があり個性が強調されていて格好いい。 内容は1作目に近く、亀さん達の血から作れる薬で金儲けを考えている悪科学者とフット団VSタートルズの形式だが、冒頭はお互い相手の存在を知らず直接的な接触は中盤あたりから。ちなみにオカマなタコさんやサイと豚コンビも出ません。 アクションは着ぐるみ(?)とCGが両方おりこまれており、ライダーや戦隊系特撮のハリウッド版と言った感じで大迫力、特に終盤開始あたりのスノーチェイスは必見。 個人的に1番好きなラファエロと2番目に好きなミケランジェロが特に目立っていたのは嬉しかった。 ただし、序盤は部隊説明等もする必要があり、上述したようなド派手アクションは後半からなのでちょっと退屈。 また、ストーリー展開や設定(フット団の目的等)に関して、良くも悪くも非常に「軽い」ので、重厚なストーリーやメッセージ性を期待している人にとっては得られるものは無いと思う。 また、ドナテロにも最後のキーマンとして活躍があったのにも関わらず、最も、というかほとんどソロでの見せ場が無いレオナルド。サクロプスしかり、アメコミ世界のリーダーは地味系なのか?「刀」と言う最も熱い武器なのに、ウルヴァリンの爪みたく、それを活かした活躍もなし(むしろ4人の中で1番弱そうな棍棒が武器としては一番活躍してた)。 総評 良くも悪くも分かり易いアメコミ映画。全体的な派手さもマーブル系映画に比べると地味だが、キャラクターと着ぐるみアクションの部分でしっかり差別化はできているので、軽い気持ちで見に行けばそれなりには楽しめると思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2015-02-14 18:44:48)
38.  ゴーン・ガール
特別前夜上映会にて視聴。  これから本作を楽しもうと思うなら、絶対ネタバレ無しのレビューだけ見ることを強くお勧めします。 ・ここまで見事な「起承転結」演出は本当に久しぶり、しかも単純な4区切りじゃなくて「承」以降はその展開一つ一つも目まぐるしく転がるので本当数分先すら予想できなかった。 ・そして、「起」の部分だけ見せて、視聴者に良い意味で間違った本作のイメージを持つようにミスリードを狙った予告にし、見事視聴者の度肝を抜いた(少なくても自分は)広報の手腕にも賞賛。予告も作品の評価を上げる材料になることを十二分に実感できた。 ・「結」にいたっては、最悪の「こんなこともあろうかと・・・・」に思わず絶句。  総評 最後だけ見れば、一人を除き全員が何かしらの「利益」を得ているので、バッドエンドではなく、最後のワンカットで見事に「背筋も凍るハッピーエンド」を魅せられた。
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-11 21:31:44)(笑:1票) (良:1票)
39.  インターステラー 《ネタバレ》 
現代の技術で他惑星移住を目指すガチガチの内容を期待していたら、「勝手に棚から落ちる本がモールス信号になっており、脱出計画基地の場所を教える」「遥か彼方には突然できたワームホールを通る」と序盤から色々雲行きが怪しくなってきた。 あと大げさに演出せず、ジワジワと滅亡が迫っている雰囲気を出したかったと思うのだが、それにしても「地球の危機感」が全然伝わってこなかった。 ところが不思議と面白い、特に宇宙に旅立ってからは、重力の影響による時間進行の差を利用した演出が面白い。細かい科学考察も、物理をかじったかSFに興味ある程度なら突っ込めるほど詳しくないので内容を理解しつつ楽しめる(例:僕)。 あと2Dながら映像や音楽と言った演出が非常に秀逸で、各移転惑星候補も魅力的に描かれていた。 そしてなんといっても一貫して込められていた「橋渡し」と言うメッセージが盛り上がる場面で登場し、最後の「父親→娘→人類→娘(老)→父親」が、細かい疑問点など吹っ飛ばして感動に導いてくれた。 総評 3時間の長丁場も納得のSF(?)ヒューマンドラマだった。
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-06 12:24:10)
40.  アフター・アース 《ネタバレ》 
『宇宙船が事故り運悪く人が住めなくなった地球に不時着、怪我した父親の代わりに息子が、救難信号発信機を取りに行く』的なアクションゲームの様な構成で、テンポ良さや原生動物や毒、自然の脅威、脱走した宇宙怪獣と言った様々なアクシデントも合わさり飽きずに最後まで楽しめた。 父親は意外と息子想いで、息子も反発こそするが、父親に認めてもらいたいのと過去の後悔からきており、二人とも予告よりも好感が持てた。 特に良かったのは、本作のテーマである『親子の絆』と『恐怖』に対する演出。 『絆』は細かい演出に加え、二人の通信状況を変化させる(序盤は会話可能、中盤通信途絶、終盤会話不可だが父親は息子の姿を見る事は出来る)事により、少年の成長を実感しやすくしている。 『恐怖』も少年のトラウマや未知の惑星、恐怖を感じ襲ってくる敵と多くのギミックが用意され、父親との会話(『危険』は存在するが『恐怖』は自分の中にしか存在せず現実には存在しない)や、恐怖の対象に命を助けられたり克服できる準備が施されている。 所々現れるいろんな『家族』。自分が昔命を救った部下にされた感謝の行動を、自分命を救ってくれた息子に同じようにする。終盤の恐怖を克服する演出が父親とは対照的にすることで、決して彼が英雄の息子で彼と同じ方法で恐怖を克服したわけではないと言う柔らかな『差別化』等々細かいながらも繊細かつ丁寧な演出が随所に見られた。 大鷲や目が見えないのに器用過ぎる宇宙怪獣等気になる点もあったが、それらもしっかり演出として機能しているので、結果的に多くがプラスマイナスプラスに働いている。  総評 真新しい設定や謎は無く毛色も違うが、上述した細かい演出やテーマを扱いつつサバイバル系エンタメ作品としても及第点は越えており、シャマラン作品の中では第6感に次ぐお面白さだった。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 12:40:29)(良:1票)
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