21. ひとよ
《ネタバレ》 興味深い内容なんだけど、それぞれのキャラの行動がどうにも解せないものがあって、いまいち入り込めなかったな。 佐々木蔵之介さんのエピソードと力業でまとめたけど、さすがに無理があるのでは。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-22 16:30:08) |
22. 予兆 散歩する侵略者 劇場版
《ネタバレ》 そうか、こちらも劇場版が存在したのですね。 ドラマのほうでも観ていましたが、なんとなくこのシリーズにハマったんですよね。 現代版の「怪談」みたいな雰囲気が好きで。 あっちのキャスティングよりも地味なようでいて、必要十分。 素人目的にも、予算や士気に余裕がある気がします。 コンプラ的にも。 地上波のような世界では仕事をしづらくなった、製作者や演者の受け皿になって面白い物語を観られれば、私たちも幸せです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-12-19 02:33:16) |
23. 残穢 -住んではいけない部屋-
《ネタバレ》 竹内結子さんのルポタージュ形式で紐解く、ミステリーホラーとでもいいましょうか? 橋本愛さんが住むマンションにまつわる異変から、まー繋がるわ繋がるわ覚えてるわ覚えてるわ。 別物の猟奇、怪奇、なんかと手繰れば手繰るほどコンボ。 穢れという表現、よくわかりませんが心が弱ればそんなものもみえるのかな? 深淵というか、なんというか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-05 04:56:06) |
24. 鬼談百景
《ネタバレ》 夜中に放送されていたのに出くわしたら、なんか引き込まれて最後まで。 このパターンは面白い映画のことが多いですね。 面白いから観るわけだし。 なんと10本ものオムニバス。 贅沢ですね。 これだけの数がありながら、どれもそこそこ楽しめた。しかしこの数でこられると、のちのちどれがどれだか記憶もあいまいになってひとつひとつが深層心理に染み込んでしまいそうな怖さがありますね(笑) ともあれ全編を通しての『こんな手紙が届いた』の竹内結子さんのナレーションは秀逸。 さすが伝説のリングの被害者。 つくづく彼女の最期が惜しまれてならない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-12-05 03:00:26) |
25. フューリー(2014)
《ネタバレ》 あまり背景を知らずに鑑賞。 正直戦争映画は得意ではないけど、ブラピのでてるヤツならって感じで観ました。 まぁ、軸となる人がいればこそ観られるってな感じで、その点楽しめました。 たしかに最後の戦闘はやりすぎだなとは思いつつ。 こういった史実があって、つくられた映画なのか、なんなのか。 その辺からしてさっぱりわからなかったので、まぁそこはともかくですが。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-14 00:18:06) |
26. SUNNY 強い気持ち・強い愛
《ネタバレ》 ことのほか良かったなぁー。 青春パート、大人パート、どちらも良かったです。 そこに音楽。 モテキの手法ママともいえるけど、ま、いいじゃん。 韓国版は未見ですが、これ単体で十分満足できました。 篠原涼子さんが広瀬すずさんを抱きしめるところなんかはベタだけど、欲しい感じでさーね。 なんだか元気が出だし、しんみりしたし、女性のパワーをたくさんもらいました。 当時コギャルだった方々は、より楽しめたんじゃないかな? この女性の強者たちのなか、たちうちできる野郎といったらリリーさんぐらいなもんですかね。 安定の捌きで安心して楽しめました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-11-13 22:23:35) |
27. 新聞記者
《ネタバレ》 あまりエンターテイメントに政治色がでるのは良くない気はするけど、もし本当にこういったことが事実なのだとしたら、そこらへんのホラー映画なんかよりよっぽど怖い。 ま、事実かそうでないかを除いても、このような作品の主演女優にいつもの面々が立てないという事実は間違いない様なので、それ自体気持ち悪い。 それにしても松坂桃李さんの最近の役柄がダークサイド気味過ぎて、なんだか心配してたけど、ご結婚もされたみたいだしよかったです。 って、なんのこっちゃ。 政権の持続がこの国の平和を保っているなんてことで、情報操作をしてるけど、マスコミがそれやっちゃ終わりでしょ。 テロ行為とみられてもおかしくないんじゃないかな。 マスコミが政権の番犬にならないせいで、我々がマスコミの番犬をやらなきゃいけないとは、面倒臭い世の中ですね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-31 06:18:04) |
28. ソウル・ステーション パンデミック
《ネタバレ》 韓国のアニメ作品を初めて観ました。 もちろん『ファイナル・エクスプレス』が面白かったから。 一応、エピソードゼロとゆーか、前日譚の役割をきっちり果たしてたかな。 アニメとしても滑らかだし、ゾンビの不気味さもよく表現できてたし、なぜアニメなんた?ってゆー違和感はなかったですね。 自分語りする独特の韓国マインドは興味深いものがありましたね。 ご当地国制作においても、やはりこーゆー国民性の表現になるんだなーって。 ともかくハッピーエンドにはなりません(パンデミックの前日譚だし)、とはいえ、それにしても、救いのない話でした。 そもそも出てくる人の背景が悲しかった。 『家』ってのもテーマになってたと思うけど、最後の舞台がモデルルームだったのは、絶対狙いがあるはずですよね。 わたしにはわかりませんでしたがw [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-23 03:57:38) |
29. 新感染 ファイナル・エクスプレス
《ネタバレ》 ゾンビ好きとしては、『韓国映画のお手並み拝見』的に鑑賞させてもらいましたが、やっぱり、さすが!でしたね。 超特急に乗り合わせたそれぞれのキャラクターも立っていて、ドラマを持たせていましたね。 そう、パニック映画における人間の本質をあぶり出す上で、ゾンビって最高のエッセンスなんですよねーw とは言えパンデミック直後の舞台のせいか、ゾンビという認識よりか、暴力デモとしてとらえられ、生存者にとってなかなか有効な手立てが打たれないまま進みます。 そこらへんらもう少し追われる側に情報が与えられてる方がよかったかな。 ゾンビの特性や殺しかたなどがわかればもう少し押し寄せるゾンビの波で遊べたかも。 逃げるか防御かなので基本ゾンビと扉を隔てた押し合いに終始する羽目に。 観てるだけで、体に力が入っちゃって、肩こりましたわ。 でもってゾンビ映画定番の、骨肉の人間対人間の争いね。 避けては通れないけど、走りまくるゾンビの中でも、なかなか焦点が定まらなかった印象も。 ともあれ危機に直面したとき、どんな行動がとれるか?をわかりやすく再確認させてもらえました。 コロナ禍に落とし込んで考えてみるのも、いいかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-20 03:07:11) |
30. 少女(2016)
《ネタバレ》 本田翼さんの能面のような表情に魅せられ、たまたまBS放送してるのをついつい最後まで鑑賞してしまいました。 とゆーわけなので山本美月さん、真剣佑さんなど演じる役柄や、画づくりなんかは惹き付けられるものがあったけど、お話しがよくない。 他人が何を考えてるかわからないってゆーよーな関係性の割には、濃密すぎるお互いの関係性たるや。 どないやねん!?とさすがに突っ込みたくなってしまいますわ。 R指定までいかないくらいの、匙加減でまとめたのは評価できると思います。 最近なんでもショッキングにすりゃいいと思ってる映画が多いので。 正直これまであまり演技がお上手じゃないかなと思ってたお二人の主演、今回の作品では凄く良かったと思います。 脚本には勝ってたんじゃないかな? [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-14 12:46:19) |
31. コンフィデンスマンJP
《ネタバレ》 ドラマのテイストを知っているので、まぁそうなんでしょ?って感じ。 全てをひっくり返すネタバラシまでまさに完パケでした。 それにしても長澤まさみさんのクルクルよく動く表情や挙動はこのシリーズならでは、ますます磨きがかかってなかなかに突き抜けたものを感じさせます。 主演を張りまくったキャリアがついに花開いたんじゃないかなってぐらいの到達ぶりは、さすがです。 ほかのゲスト演者もなかなかに豪華な面々でスペシャル(映画)を彩ってました。 パープルダイヤのくだりも、ウン百億の為なら30億くらい出しちゃうとかって、まんま犬の騙しテクニック(初級扱い)だったりするところはいかにも古沢良太脚本って感じで良かったです。 しかし、それにしても、三浦春馬さん、竹内結子さんの悲しい出来事は、作品にも暗い影を落としてしまいましたね。 この映画のコンフィデンスマンみたいに『なんちゃって!』ってならないのは辛すぎます。 実際、鑑賞に際して、なかなか観ることができませんでした。 少し時間が経ったので、なんとか見届けることができました。 お二人のご冥福をお祈りしたいと思います。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-13 01:47:51) |
32. インターステラー
《ネタバレ》 映画監督を絵描きに見立てたら、好きなタッチなのよね、ノーラン監督。 2001年のキューブリック監督もそうだけど、この宇宙というテーマを取り扱うに、テイストが自分の好みに合うかはかなり重要。 だって、わかんないんだもん。 委ねられるかどうか、だからね。 広い宇宙のなかでちっぽけな生命のちっぽけな脳ミソに語りかけてくるのを感じさせてくれたから、それでOK。 しかし録画から観るまでにかなり覚悟を要したのも事実。 かなりコンディションを整えて、やっと観ることができました。 自分こそ帰ってこれないかと思うたわ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-12 09:22:49) |
33. ジャッキー・コーガン
《ネタバレ》 いい感じにグダグダなチンピラ映画。 優しく殺すとか言ってるブラピがうっすらマトモなんじゃないかと見えちゃうクズ会話。 オバマやブッシュの大統領スピーチをBGMに展開される物語は、まさに場当たり的。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-30 23:11:37) |
34. トゥルー・グリット
《ネタバレ》 コクバーン、マティ、ラビーフ目が離せなかったですね。 少女の行動力や大人に物怖じしない感じ、物語の全編にわたって、貫かれていました。 この映画には撃った者と撃たれた者の会話がいくつか描かれます。 不思議ですよね、コクバーンとラビーフ、マティとチェイニー、有無を言わさぬ関係性を決定づけそうなはずなのに、その二人の会話には『そのことは、まぁ置いといて』みたいな感じですすみます。 そこのところが、なんとも単純でない深みみたいなものを感じさせてくれて、追跡の旅を彩ってくれました。 どう転ぶか見当もつかない乾いた暴力は、いかにもコーエン節で、そういった雰囲気も満足な作品でした。 ほんと語り口がうまいですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-22 05:13:00) |
35. 天気の子
《ネタバレ》 君の名は。に影響を受けたんだろうか?受けたんだろうな、この作品自体。 なにか釈然としないものを抱えてエンディングへ。 家出少年が東京で居場所を見つけていくくだりは面白かったんですけどね。 思いやりと独りよがりの加減がおかしいんでしょうか。 新海作品ではここのところのバランスが自分の価値観と合わなくて、ついついこんな鑑賞後感になります。 そのことは今回で間違いなくわかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-14 20:53:02) |
36. ヴェノム
《ネタバレ》 寄生型エイリアンに倫理観のない財団主、特撮は良くできてるけど、映画自体の正義観をヴエノムに乗っ取られてしまったので、イマイチ、いやイマサン乗れない。 [地上波(吹替)] 5点(2021-08-13 06:41:16) |
37. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 テレビの地上波初放送での、自身としても初鑑賞。 久しぶりのテレビでの洋画吹き替えもいいもんだし、なにより番組としての追加要素がよかった。 ドキュメンタリーものという事で、予備知識やその後の当事者たちへのインタビューなど、なかなか気の利いた内容に感服しました。 大抵テレビ映画といえば、オリジナルをカットカットで切り裂いて、わけわからん煽りで宣伝してってゆーのが通例な印象を鮮やかに裏切ってくれました。 作品自体も、とても胸に染みる内容で、これならテレビが薦める映画も是非観ていこうと思いました。 なんてったって、映画の面白さのきっかけをくれたのは幼少期にみたテレビ放送の映画なんだから。 [地上波(吹替)] 8点(2021-08-02 13:43:14)(良:1票) |
38. 祈りの幕が下りる時
《ネタバレ》 阿部さん、溝端君に連れられて、昇太さんにケツ叩かれながら捜査してる分には楽しかった。 最後まで犯人は誰なんだろう?真相はどうだったんだろう?と楽しめた。 確かに登場人物の辻褄があうとなったら、真相はあれなんだろう。 しかし血縁の証拠はとれても、真相はあくまでだれのものでもない回想シーンのみ、じゃなかったかな? とりわけ小日向さんと桜田さんのトンネルのシーンは強烈でしたね。 あれやられちゃったら、少々整合性なくてもその後の事件の進展を飲み込まざるを得ません。 音尾さんも嫌な役回りだったけど、彼のおかげで引き締まったシーンになったとも言えます。 ドラマシリーズは観ていなかったため、エンドロールの昼飯巡りについてはポカーンでしたが、松嶋菜々子さんの演技も観られたし良しとしよう。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-03 10:34:10) |
39. 小さいおうち
《ネタバレ》 女中のタキが小さいおうちで過ごした日々の回想自叙伝のてい。 戦時中の様子や、おうちのなかでの出来事、そしてラストに繋がる物語。 見ごたえがありました。 そんな感想を記しにきたら、みなさんのレビューでフムフムなるほどな解釈。 いやー、なるへそ。です。 映画を観たあといろんな感じかたができる映画って、やっぱりいい映画だなって改めて思いました。 [DVD(邦画)] 7点(2021-06-19 07:30:58) |
40. ランボー/ラスト・ブラッド
《ネタバレ》 老舗の暖簾をくぐってみたら 見たこともない料理がでてきて 『なんそれ』的な。 完全なる社会不適合者に堕ちたランボーさん。 1作目で、町から彼を追い出そうとした保安官が正しかったのだと 自ら証明してくれました。 長かったね、ゆっくりおやすみ。 ピタゴラスイッチで楽しく遊んでも、 ダブルタップのような介錯を怠らない 君のやさしさは忘れません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-22 22:43:36) |