401. ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
《ネタバレ》 メアリーポピンズとサウンドオブミュージックを足して2で割ったような話・・・と思ったら、前のレビュワーさんも同じコトを書いていた(笑)。でも前者2作よりかなりアクが強くて品がないところがすごくイギリス的というか。その悪趣味を楽しめるかどうかでかなり評価が分かれそう。自分にはちょっときつかった。子供と観るなら素直に前出の名作を見ることをお勧めします。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2009-05-31 22:27:43) |
402. アンブレイカブル
《ネタバレ》 凝った装丁と帯に惹かれてハードカバー小説を買ってみたら、中味は安っぽいペーパーバックのアメコミだったという、ガッカリ感が否めない作品。こういう話ならバットマンシリーズぐらいはじけた演出にしてくれないと食い合わせが悪くて消化不良になる。弾けてるのはサミュエル・L・ジャクソンのヘアスタイルだけじゃん!ナイーブそうなのにいきなり「ホントに不死身か撃って確かめよう」と父親に銃を向ける子供といい、そんな危ない我が子をほったらかしてデートに出かけてよりを戻す両親といい、小学生レベルの雑なストーリー展開なのに妙に細部にこだわった映像になってるあたり、いかにもアメコミ好きの大きなコドモが作った映画という印象。だいたい、たまたまヒーロー体質に生まれただけで善人と決めつけられ、とにかく人助けをして英雄になるべし、というアメリカン・ヒーロー性善説が幼稚で退屈。デビルマンの複雑な苦悩を見習え。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-16 14:40:44) |
403. チャプター27
妄執に取り憑かれて人を殺した主人公の孤独と狂気がヒシヒシと伝わってきたが、それだけと言えばそれだけ。ビートルズやレノンと同世代で、彼らに思い入れがある人が観たら何か違う感慨が残るのかも知れないが、そうでない自分にとっては被害者が誰であってもあまり感想が変わらない気がする。徹底して痛い男を完璧に演じたジャレッド・レトの役者魂に感心して、「キモいモノ見たさ」で最後まで観てしまった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-15 14:24:06) |
404. 奥さまは魔女(2005)
ニコール・キッドマンは頭の足りないバービー人形みたいでイメージ通り。この歳でこの可愛さはまさに人間離れしていて、「魔女」の貫禄十分。しかし、いかんせんダーリンに魅力なさ過ぎ!こんな知性のかけらもなく見た目もオッサンな男がモテはやされる設定は無理すぎる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-15 14:12:38) |
405. フォーガットン
景気よく吹っ飛びます。途中まで引き込まれた私の期待感も一緒に・・・。拉致といえば隣国を連想する日本人が多いと思うが、アメリカでは真っ先にこっちを想定する人が多そう。なんだかなー。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-11 02:07:29) |
406. となり町戦争
コメディなんだかシリアスなんだかどっちつかずで中途半端な印象のまま終わってしまった。まさに平和ボケしてる日本人が無理に作った戦争映画という感じが否めず、やるせない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-05-11 01:54:32) |
407. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 冒頭の荒廃したNYでの狩猟シーンはなかなか凝っていて面白かった。でも、ありがちなバイオハザードものだと分かった時点で鑑賞意欲ががた落ちに。ウイルスが感染してゾンビになり生存者と闘うという馬鹿の一つ覚えが絶えず新作として出てくるのはよほど安定した人気があるジャンルなのか?結局信じる者は救われるという安直な宗教観を肯定しているのもつまらなかった。奇跡の血清で蘇った元ゾンビがヒロインとなって活躍するんだったら面白かったかも。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-08 14:27:46) |
408. 冷静と情熱のあいだ
むしろ冷静と打算のあいだをウロウロしているように見える二人。自分にとっては、これほど感情移入できない恋愛映画も珍しい。観光映画というジャンルがあるのなら、まあまあの出来なのでは。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-04-25 22:02:41) |
409. ウルトラヴァイオレット(2006)
人間離れしたミラの美貌を愛でる90分。長岡秀星の「迷宮のアンドローラ」を思い出しました(笑)。綺麗なもの好きの方に。映画好きの方には・・おすすめしません。子役(かわいげは無いけど)の演技力に+1点献上。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-08-14 14:38:18) |
410. 無花果の顔
役者としての桃井かおりが好きなので観てみたものの、最後まで主題がなんなのかもよく分からなかった。色々とこだわりがあるのはひしひしと伝わってくるが、一つの作品としてのまとまりがなく、動画版「桃井語録」のような印象。女優としての桃井かおりのイメージは、年齢不詳で侮れないオトナの女、というものだったが、その本人が脚本・監督を手がけた作品を観たことで、実際の彼女がその役柄以上に不思議ちゃんであることが伺えてしまって、映画を撮るということは、その人の本質を露呈してしまうことなのだな~としみじみ感じた。その好例ということで3点献上。ちなみに、山田花子はけっこう良い役者だという意外な発見があった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-07-17 14:36:32) |
411. 幸せのポートレート
サラ・ジェシカ・パーカーを見る度に「誰かに似てる・・」と思っていたが、やっとそれが「やつれたゴリエ」だと思い至った。ああスッキリ。メレディスは私の映画視聴歴で1,2を争う「不愉快なヒロイン」確定。この強引な展開でもheart warmingってことになるアメリカさんはやっぱり病んでる。多様性を受け入れるのと節操がないのは別だろう(でも似たようなストーリーなのに「月の輝く夜に」はナゼか好感持てた。)器の大きいパパ&ママと、ポートレートの美しさに免じて3点献上。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-08-11 22:04:17) |
412. 砂と霧の家
《ネタバレ》 なんともまあ後味の悪いものを観ちゃったな、というのが正直な感想。どんなキャラクターであろうとその人なりの魅力を見つけるのが得意な私が、メインキャスト3人の誰にも感情移入できなかった珍しい映画。中でも保安官の男は間違いなくキング・オブ・大バカ野郎で、その暴走ぶりはただひたすら人間の愚かさを表現したかったのか?と思うほど。浅はかで身勝手で薄情でバカで…私の映画鑑賞史上まれに見る「愛すべき点がどこにもない」救いようのないバカ男だ。こんなヤツのせいで早死にしてしまったベラーニの息子が可哀想すぎる。キャストの演技力に敬意を表して3点献上。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-12 23:50:37) |
413. ゴッド・ディーバ
フランス人にはこういう世界観は受け入れやすいものなのだろうか?神であるホルスのキャラが微妙でテーマが重いのか軽いのか判断に迷う内容だった。溶接シーンには笑った。あんた神様じゃなかったっけ?でもここで笑う作品じゃなさそうだし…フィフス・エレメントの方が悩まず楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-09 13:01:09) |
414. 普通じゃない
ユアンのダメ男っぷりはなかなか良かったけど、可愛い気のないキャメロンは本当に可愛くない。自己保身のためなら殺人だって犯しかねない天使というのは初めて見た。彼らのキャラは面白かったが、他に見るところ無し。クライマックスの「ハートに矢」は笑うべきなのか、感動すべきなのか・・ワケワカラン。さらにエンディングでダメ押しされた。 3点(2004-12-10 23:53:26) |
415. 忘れられない人
結構好評価なんだ~!とびっくり。多分、役者陣が私の好みに合わなかったのだと思う。そう思いたいぐらいつまらなかった。いくら窮地を救ってくれた恩人でも、いきなり寝てる間に不法侵入されて寝室にクリスマスツリー飾られたら喜ぶより怖いだろ!同じダイナー職場恋愛ものの「恋のためらい」と比べるとあまりのチープさガキっぽさにかなり退屈してしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2004-10-15 14:15:35) |
416. チェーン・リアクション(1996)
ロン毛のキアヌは本当にオタクに見える。本作でのキャラ的にはこれでいいのかも知れないがやっぱり不気味。モーガン・フリーマンの役は中途半端でもったいなかった。アクションもしょぼい。重厚感がなくオモチャみたいな装置も気が抜ける。連鎖反応というからには全編を通して何か因果応報みたいなテーマがあるのかと思いきや全然。 3点(2004-10-10 06:04:23) |
417. 黄泉がえり
《ネタバレ》 柴崎コウのPVとしては上出来?この映画が成功して誰が儲かるのかを考えると私の2時間を返せという気がしてくる。ベタな演出だけど伊東美咲のシーンだけは泣けた。 3点(2004-10-09 10:40:39) |
418. さよなら、人類
ジャンルとしてはコメディらしいのだが、彼の国ではこの映画で大衆が爆笑するのだろうか。いや、そもそも爆笑することがない国民なのだろうか。果たしてどこが笑いどころなのかと思案しつつ、どこから面白くなるのかとじりじりしながら観ていたら終わってしまった。登場人物が皆さん顔色悪くて不気味だったが、それも彼の国では笑いどころなのだろうか。謎。 [映画館(字幕)] 2点(2016-02-15 23:51:09) |
419. 脳内ニューヨーク
エターナルサンシャインだって途中で挫折しかけたのに、なんで観始めてしまったのか・・心にうずまく???に悪酔いしそうになりつつ、なんとか映像を追うという何この罰ゲーム。この映画を楽しめる人はカウフマンと同じくアタマの構造が天才仕様なのかもしれない。ならば、もうちょっとそれらしく格調高い邦題が付いていれば、観客と作品のミスマッチが防げる気がして、もったいない。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-12-07 10:30:51) |
420. バビロン A.D.
《ネタバレ》 ストーリーもキャラクターにも全く魅力が見出せず、何が何やら。アクションシーンも想定外にショボイし、節操の無いコカコーラ・ゼロ・ジェットだとか、あんまりな駄作。ダメ押しにラストもワケワカメ。このヴィン・ディーゼルの残念感といったら、最初は格好良かったのに我が身の落ち目を自虐ネタにするまで堕ちたヴァン・ダムを彷彿とさせ、なんとかここで留まって欲しいと願わずにはいられない。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-09-24 00:42:35) |