421. ノートルダムの鐘
一気に見てしまった。アラン・メンケンの数々のナンバーも聴き映えがする。ラストでカジモドに何かいい思いをして欲しかったけど・・・。ま,原作もこうなんでしょうから・・・。 7点(2001-11-10 18:26:15) |
422. ナバロンの要塞
戦争映画,というよりスパイアクションに近い内容である。ストーリーの進行が自然で,俳優たちの演技のうまさもあってか,見応えがあった。グレゴリー・ペックにアンソニー・クインとは,何と豪華なキャスティングか・・・。 8点(2001-11-10 18:20:49) |
423. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
いろいろな意味で凄い,否凄すぎる作品。今となっては,過去となってしまった東西対立の時代を背景に,異様なまでの緊迫感とブラックな笑いが一貫しており,一時たりとも弛緩の瞬間がない。恐るべきキューブリックの手腕,そしてピーター・セラーズの怪演(一人三役!)に快哉,といったところか。それにしてもモノクロ映像が克明に捉えたB52のコクピットのメカニカルなディテール。外側にバイザーの付いた当時のジェットヘルが何とも懐かしい。ラストシーンは,このブラックコメディの白眉であろう。思わず「やっちった~」と叫んでしまった。 9点(2001-11-07 19:44:18) |
424. 小さな恋のメロディ
私も,あの印象的なラストシーンに◎です。非現実とか言われようとも,2人の前途に希望と夢を紡ぐことができるというものじゃないでしょうか。でも,あの2人,私が小学生の頃,国際的アイドルだったんだよな(年ばれ・・)。本当に今何処・・・・・行雲流水,諸行無常・・ 8点(2001-11-03 08:08:49) |
425. 戦場にかける橋2/クワイ河からの生還
二匹目の泥鰌は居なかった,てとこでしょうか。前作からずいぶんたっているし,続編という感じは全くありませんでした。私も,日本兵の極悪非道さに参りました。英米人ってやはりこうしたイメージをいつまでも払拭できないんでしょうか・・・。 6点(2001-11-02 20:53:49) |
426. 戦場にかける橋
今を去ること遙か昔(?),私が幼少の頃,初めて見ました。毅然としたアレック・ギネスと,相対する早川雪舟のこれまた絶大な存在感が妙に印象的でした。連合軍側のみのハッピーエンドものの戦争映画が当時結構TV放送され,子どもながら喜んで見ていた当時の私は,さぞかしいやな小学生だったことでしょうが,異色の戦争映画としてずっと気に留めていた作品がこれです。私の,リーン監督の作品との出会いは,その後「超音ジェット機(サウンド・バリアー)」「アラビアのロレンス」「ライアンの娘」「インドへの道」と続きますが,いずれも大きな構成感の中に,重いテーゼを盛り込んだ名作揃いで忘れ得ぬ作品ばかりでした。 9点(2001-11-02 20:48:04) |
427. ジェーンに夢中!
キャリスタ・フロックハートのイメージ脱却ねらいの作品だったのだろうか。(「アリー」シリーズからの)弁護士がプー太郎になっただけで,やっていることはさして変わらないって感じだ。悲惨な結末で,病める現代のアメリカ社会像が浮き彫りにされるが,何となく底の浅い感じではずれだった。 3点(2001-11-02 19:48:27) |
428. 三銃士(1993)
テンポ感が絶妙で,アクションシーンも過不足無い。チャーリー・シーンも今まで見たうちで一番格好良かった。音楽は今一。サウンドトラックのCDを聴いてがっかりした。 7点(2001-11-02 19:42:23) |
429. GO!GO!ガジェット
私も漫画版「ガジェット警部」を知らずに見ました。大笑いするおバカ映画でしたね。ま,それなりに楽しめたので,お笑いものの好きな方にはお薦めします。 7点(2001-11-01 23:58:22) |
430. キューポラのある街
子どもの頃学校て゜見せられて感動しました。物もお金も今のようにふんだんになかったあの時代,でもそれを補って余りあるもの・・・やはり皆さんおっしゃる「健気さ」でしょうね。 7点(2001-11-01 23:13:08) |
431. ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
新ガメラシリーズを賛美してきた私にとって,この3作目は,評価の難しい作品となった。バラバラに砕け散っていく新しい京都駅のシーンなど,息を飲むような緊迫感とリアリティに溢れた映像だったし,ストーリーも悪くないと思った。では何か゜・・・?1と2で覚えた,昔の戦争映画を見たときのようなあの興奮が感じられなかったのは何故なのだろう。次作に期待・・・。 7点(2001-11-01 22:59:41) |
432. カットスロート・アイランド
テンポ感が良く,見せ場もふんだんにあり,演出もド派手。でも何も残らない・・・。曲は,ジョン・デブニーだったかな。聴き映えがした。きっと「海賊ブラッド」(誰も知らないか)のイメージがあったのだろう・・・。 5点(2001-11-01 22:52:48) |
433. エマニエル夫人
いやー,家庭用ビデオデッキなんてものが普及するずっと前の,ものすごく若い頃,親の目を盗んで深夜の洋画劇場でこっそり見たのが懐かしい。ソフトフォーカスの綺麗な映像だったな・・・。今は女房の目を盗んで・・・・・見ないよなー・・・。 5点(2001-11-01 22:45:53) |
434. エグゼクティブ・デシジョン
あっ,飛んじゃった・・・。きっと助かってどんでん返しが,と思ったのは私だけだろうか。メインタイトルをちょっと聴いたら,J・ゴールドスミス,とすぐに分かる曲作り。全てに亘って印象に残らなかった作品。 5点(2001-11-01 22:40:43) |
435. エイリアン
シリーズの原点にして最高傑作。あの緊迫感の持続はただものじゃありません。そしてラストシーン。若い頃これを見た私は,恐怖や緊張感以上に,シガニー・ウィーバーの下着姿が網膜に焼き付いていました。 8点(2001-11-01 22:36:02) |
436. 宇宙戦艦ヤマト
小学生の頃から松本零士フリークだった私は,昭和49年秋に本作のオン・エアとともに,日曜の7時半はテレビにかじりつきました。ところが裏番組だった小松左京原作の「猿の軍団」が当時は人気で,私の周りの誰も「ヤマト」を見ておらず,周囲の話題についていけなかった記憶があります。その「ヤマト」がプレイクしたのはその2年後,再放送がきっかけだったと思います。そして翌年の本作登場。メカニカルにしてマニアック,そして美麗な映像は健在でしたが,そこまででした。オン・エアでのあのときめきはわずか3年にして色褪せたものになりつつありました。行雲流水・・・その後何本か作られたようですが,「さらば・・」を見て,「ヤマト」との訣別を誓いました。 5点(2001-11-01 22:29:24) |
437. 犬神家の一族(1976)
私も金田一シリーズでは,これかな,と思います。佐清の恐ろしさと例の水の中から脚2本。えらく衝撃的でした。 7点(2001-11-01 22:16:32) |
438. アナスタシア
実は私もディズニーかと思っていました。絵柄が本当に似てますよね。これと「ムーラン」や「ノートルダムの鐘」が隣り合わせに置いてあっても全く違和感有りませんもの。あのラスプーチンはいかにも悪そうでなかなか怖くて良いです。ま,ロマノフ王朝の悲史を考えると,救いのあるエンディングが,あまりに血生臭い史実と違ってもそこは映画と割り切れば良いのでしょう。 6点(2001-11-01 22:11:29) |
439. ホーホケキョ となりの山田くん
3年程前,「ジブリがとなりの山田君をアニメ化しようとしている」という情報が入ったとき,「冗談だろ」と耳を疑った。翌年それが現実となったときは心底たまげた。野球4コマの草分け的存在であるいしいひさいちだが,朝日新聞連載中の原作を見ても,今一つのものが多く,正直言って今となっては的な存在と思う。それを敢えて映画化に踏み切った高畑監督とジブリって・・・と思ってしまった。いしい御大のアニメというと20年前の「おじゃまんが山田君」を思い出すが,本作は勿論違う。例えるなら,1冊読むのに15分かかるあまり面白くない4コマ漫画の単行本を10冊積まれた感じ。水彩画のような色彩感やほのぼのとした雰囲気は悪くないが,退屈さは最後まで払拭できず,忍耐を要した。 5点(2001-10-28 14:03:42) |
440. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
確かにケビン・コスナーのロビン・フッドには,英国貴族としての格調や紳士然とした物腰は認められない。が,民衆の英雄として若々しく颯爽とした姿は魅力的である。ありきたり,と言われそうだが,ストーリーのテンポ感の良さやアクションシーンの痛快さも過不足無い。そして,マイケル・ケイメンのスコアも秀逸,と思ったらエンド・クレジットで愕然とした。そりゃないだろ~。英国物のスペクタクルのエンディングにポップスを使うことないだろ・・・。格調高いアコースティックな楽曲こそ相応しいのに・・・。視聴者,特に若者ににこんなところで媚びるなよ,と言いたい。よって目出度く減点2。 8点(2001-10-27 20:39:39) |