441. クォ・ヴァディス(1951)
昔はこういう史劇がよくありましたね。キリスト教のコアな信者の女性(デボラ・カー)を好きになってしまったローマの軍人(ロバート・テイラー)と、その時の皇帝ネロ(ピーター・ユスチノフ)の迫害をテーマに話は進みます。映画の題名の”Quo Vadis?”というのは(このクエスチョンマークが大事なんだよね(笑))、ネロ帝の迫害が続くローマに向かう殉教者ペトロあるいはペテロの「主よどこに行くのですか?」ということばです。思想・信条の自由と、他人への無償の愛などがテーマの宗教劇ですね。 7点(2003-12-03 09:37:49) |
442. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
訓練キャンプで憎たらしい上官が、前線に出ても嫌みだったのは受けました。ノルマンディ上陸から雪のバストーニュを戦い抜いた、アメリカ軍第101空挺師団の一部隊の戦いぶりを描いた戦争物です。ウィンターズが丘を駆け上って目の前に現れたドイツ軍少年兵を撃ち殺すシーンはとても印象的です。何も台詞はないけど、スローモーションと回顧を合わせて、彼が幾ばくかの葛藤をしているのがわかります。もちろん戦争だから人を殺すのは仕方ないのかも知れないけれど、歴戦の勇者になったあの時点でも、逡巡することがあるのだなと、人間性を感じさせる場面です。ただ、ストーリーは長くって、全体的な感動としては、「プライベートライアン」の方が私は上でした。 7点(2003-12-03 08:58:30) |
443. ハリーとヘンダスン一家
惜しいよなあ。扱っているテーマはとっても面白いのに、結局は「E.T.」のようなストーリーになってしまって、二番煎じの感がしてしまいました。もちろんリック・ベイカーの特殊メイクはすばらしく、ジョン・リスゴーよりも表情豊か(笑)に見えるほど。「E.T.」にならない何かが欲しかったです。 7点(2003-12-03 08:41:41) |
444. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
あの二人に、こんなおバカな子供が出来ていたんだね(笑)。お約束のような、「お、おまえ、そんなことするなよ!」攻撃の連発で、それが全体のスリルを盛り上げています。レイチェル・ワイズがあんなに強かったとは、”1”からは想像も出来なかったなあ。 7点(2003-12-03 08:26:42) |
445. ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど
不倫なんだよなあ。なんであんなに簡単に夫以外の男に気を許してしまうんだよお!(苦笑) という前半と、手に汗握る後半の戦闘シーンが別世界のような作品ですね。koshiさんお書きの通り、あのAFV関係は、この映画が製作された時代を考えればかなり秀逸な形状をしていました。アメリカ製のM3ハーフトラックに十字をつけてドイツ装甲車に見立てていたのが主流でしたから、あのSdkfz251は当時のレベルでは秀逸です。といっても後部ハッチがないとかいう突っ込みはありますが(笑)。映画の方は、クリストファー・プラマーの夫が寛容なところを見せていいですね。それでハリソン・フォードも改心してしまう(笑)。ということで、不倫部分でマイナス1点。 7点(2003-12-03 08:24:31) |
446. パニック・イン・スタジアム
無差別テロが横行する今だからこそ、現実味を帯びている話だと思います。東京ドームとか、国立競技場とかで爆弾を持った犯人が何かをしでかしたら、とんでもないことになっていると思いますよね。この頃のチャールトン・ヘストンは活発に動き回ってアクションしていたね。 7点(2003-12-03 08:11:21) |
447. レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース<TVM>
これは真面目に演技してます。どちらかというと、「三十四丁目の奇跡」に近いかな。 7点(2003-12-03 08:00:07) |
448. バード・オン・ワイヤー
ゴールディ・ホーンのタレ目、かなり好きです。麻薬組織とFBIから追われることになった、元恋人だった男の騒動に巻き込まれるというのは、彼女の映画にありがちなモノですね。ヘリコプターでぼこぼこに撃たれるシーンがかなり印象的です。 7点(2003-12-03 07:35:05) |
449. バーディ
《ネタバレ》 ベトナム戦争の後遺症に悩む青年のシリアス物語かと思わせておいて、ラストの飛び降りで肩すかしを食らわせる演出には、ハッとしてgoo、あ、いや、グー♪ 7点(2003-12-03 07:29:59) |
450. ノッティングヒルの恋人
まあ楽しく観たのでよしとしましょう。結論見え見えだし、設定がありえないけどね(笑)。 7点(2003-12-02 23:29:33) |
451. ノートルダムのせむし男(1956)
ジーナ・ロロブリジーダが綺麗でした。アンソニー・クインも若いねえ。でもなんでイタリア女とメキシコ男でフランスなんだろうなあ。 7点(2003-12-02 23:22:45) |
452. 人間の証明
西条八十の詩がモチーフになった有名なCMが公開当時流されましたね。ジョー山中の歌も印象的です。原作を先に読んで映画を観た後脚本も読んでしまったほどのめり込んだけど(笑)、今考えると普通の人間ドラマだったなあ。ジョージ・ケネディがいい味を出していました。 7点(2003-12-02 10:42:06) |
453. 二代目はクリスチャン
志穂美悦子版”セーラー服と機関銃”といった感じでしょうか(笑)。まあ、部下の男たちがどんどん死んでしまうので、悲しいよね。 7点(2003-12-02 10:36:22) |
454. ニキータ
アンヌ・パルローが、ホントは気が弱いんだけどつっぱている女殺し屋を好演していますね。ジャンヌ・モローが出てくるだけで場面が引き締まるのは貫禄ですかね。 7点(2003-12-02 10:24:26) |
455. ナバロンの嵐
《ネタバレ》 ”要塞”の続編で、こちらもアリステア・マクリーンの原作ですね。でもナバロンはどこにも出てきません(笑)。今度はユーゴスラビアでネレトバ渓谷に架かる橋を爆破するのが目的です。川の上流にあるダムを破壊してという発想は面白いですし、映画の絵として観ると迫力もそこそこあるのですが、前作のような疑心暗鬼のハラハラドキドキは影を潜め、普通のアクション大作になっています。ダムを壊してドイツ軍に打撃を与えるのって、イギリス人が好きみたいで、「モスキート爆撃隊」(1969)あたりでも使っていたね。 7点(2003-12-02 10:07:36) |
456. トワイライトゾーン/超次元の体験
飛行機に取り憑くグレムリンは面白かったね。サンダース軍曹がこの撮影で死んじゃったヘリの落下シーンはとても残念です。合掌 7点(2003-12-02 09:15:01) |
457. トッツィー
あの不気味な女装でバレないのが不自然ですよね(笑)。でも、まあまあ普通に楽しめました。 7点(2003-12-02 09:01:17) |
458. 時をかける少女(1983)
公開当日、雨の中徹夜で並んで知世ちゃんの舞台挨拶を観た思い出がよみがえります(笑)。大林作品ですから、特撮の技術もヘナヘナですし、大事な主役のケイオーボーイが大根役者ですから、知世ちゃんと尾美としのりが光って見えるんですよね。でも切ない青春物語として楽しまなくてはいけませんね(微笑)。醤油工場の屋上で尾美としのりがハンカチを顔に載せるシーンが好いね。 7点(2003-12-02 08:59:02) |
459. トゥームレイダー
あんなデカいバイクでジャンプしたら、しかも、片手でハンドル操作して片手で銃をぶっ放していたら、着地の時に間違いなく転倒します(笑)。そんなことを突っ込んでも楽しく観ました。最近クチビル女は流行なのかねえ。 7点(2003-12-02 08:44:14) |
460. トイ・ストーリー
テレビの吹き替え版しか観ていないので、唐沢・所コンビのしか知らないけど、そこそこ面白かったのではないでしょうか。 7点(2003-12-02 08:42:04) |