461. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 ○前二作に比べると、面白さが増している。見せ方が洗練されている。この見せ方は後の「ウエスタン」に通じている。○さすがに三時間は少々長いか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 16:27:47) |
462. 息子(1991)
《ネタバレ》 ○もう20年近くも前の映画なのに、若者像、老人像ともに今もめちゃくちゃ通じるところがある。残念だが。○老人ってこうやって追いやられ一人になっていくのか。三國連太郎がアパートで歌うシーン、最後に家に帰って妄想するシーンには感動した。 [DVD(邦画)] 7点(2009-11-29 12:06:53) |
463. ブロンコ・ビリー
《ネタバレ》 ○この手の映画を監督・主演となると多少の胡散臭さはあるが、良質のドラマ・コメディになっていると思う。○各々の設定やシチュエーションが深い。○イーストウッドはアメリカ映画界から西部劇を消したくなかったんだろう。普通の西部劇とは違ったアプローチが良い。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 12:49:30) |
464. アラバマ物語
《ネタバレ》 ○正義とは、真実とは、いろいろ考えさせられる映画である。ただ、グレゴリー・ペックの法廷モノという意識があったため、有罪になってからの展開や前半の展開は意外ではあった。○ブーがロバート・デュヴァルであるとは全然分からなかった。だって毛があるんですもん(笑) [DVD(字幕)] 7点(2009-08-17 12:03:09) |
465. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 ○評価の難しい作品。あちこちにいろんな解釈の生まれるシーンがあって考えさせられる。○終盤、奥さんになだめられるジミー。一家族としてジミーの行動は正当化されるべきなんだろう。あくまで家族と言う単位で見れば。しかし、パレードでショーンに指ピストルされる。やはり捕まるんだろう。○いろんな巡り合わせはあるが、ジミーがデイブを殺すのと、ジミーの娘の殺人犯が見つかるところだけが都合良過ぎる。まぁ仕方ないだろうが。○ショーンの奥さんのエピソードがストーリーとどう関連しているのかが不明。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-17 11:52:39) |
466. ゆきゆきて、神軍
《ネタバレ》 ○なんて凶暴な人物だと思うと同時になんてエネルギッシュな人物なんだろうと思った。他のレビュワーにも書かれているが、今作は奥崎謙三のドキュメンタリーだな。○このサイトでのジャンルの中でバイオレンスに分類されているのは頷ける。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-07 22:51:01) |
467. セルピコ
《ネタバレ》 ○後の映画のセリフでよくセルピコが出てくるのが納得できた。○セルピコが正義感溢れる警官になる経緯がもっと明確に描かれていればさらに感情移入できたはず。○ニューシネマ期の作品なのでてっきり殺されて終わりかと思った。○アル・パチーノの熱演が光る。後に見られるオーバーアクトもそんなに観られない。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-15 08:58:21) |
468. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 ○映画史上に残る大作。○全く古臭さを感じさせない。カラーがそこまで主流でない中、これほど綺麗な画を作り出せるとは素晴らしい。○時間の長さもそこまで感じさせない。○やはりスカーレットという人物は万人受けはしない。彼女に感情移入はなかなか出来ない。○原作もそうなのかもしれないが、オチが少しばかり弱い。○マックス・スタイナーのテーマは秀逸。○黒人初のアカデミー賞というのも期待して見たが、案外この程度でと感じた。○映画を語る上で絶対に外せない映画であることは紛れもない事実。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-01 09:46:42) |
469. マルコムX
《ネタバレ》 ○スパイク・リー渾身の一作だろう。彼にとってマルコムXもデンゼル・ワシントンも大きな存在だろう。○恥ずかしながら、マルコムXについてはあまり知らなかったので、良い勉強になった。○約3時間半というかなりの長尺だが、テンポが良く観られない長さではない。○皆の知るラストへ向け、徐々にサスペンス味を帯びていく様子が上手く表現されている○暗殺シーンは「ドゥ・ザ・ライト・シング」のラストと通ずるものがあり、どこかエネルギッシュな印象。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 20:06:13) |
470. 気狂いピエロ
《ネタバレ》 ゴダールの中では分かりやすい方らしいが、それでもあまり分からない。でも最後まで観られた。にしてもエンディングのインパクトは半端ない。また観てみたい作品でもある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 12:48:12) |
471. 鉄道員(1956)
《ネタバレ》 日本人受けしそうなストーリー展開。泣いたりしなかったが、確かに良い映画だった。この手の作品は溢れてるから、オチが読めてしまったのが残念だった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 11:18:42) |
472. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 なんと恐ろしい話なんだ。こんな話が合ったとは知りませんでした。というか当時でも子供の失踪が紙面をにぎわしてたんですね。それがびっくりでした。メッセージ性はその通り。脇のマイケル・ケリーが良い味出してます。 [映画館(字幕)] 7点(2009-05-10 23:56:50) |
473. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 それにしてもベティ・デイビスの魔女っぷりは恐ろしいね。あんな嫌がらせ受けたら精神やられるよ。そして、ラストの告白は少し衝撃。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:25:49) |
474. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
《ネタバレ》 当時の若者の戦争への思いが、上層部の中途半端な対応で変な方向に爆発してしまう。終盤の銃撃戦がむごく、むなしい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:18:47) |
475. バウンド(1996)
《ネタバレ》 ○なかなか先が読めずサスペンスとしては佳作。○映画における同性愛の要素は微妙だが、B級の雰囲気やスタイリッシュな演出はハマッていた。○にしても、ジーナ・ガーションにはもっとブレイクして欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-10 22:51:45) |
476. 野のユリ
《ネタバレ》 ストーリー展開の中で説明不足は多少あるものの、なかなかの佳作。やはりシドニー・ポワチエの存在が大きい。黒人初のアカデミー賞を今作で取ったことも大きな意味がある。彼の歌は「手錠のままの脱獄」でもそうだったが、惹きつける力がある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 22:48:24) |
477. キートンの警官騒動
《ネタバレ》 ○「セブン・チャンス」にも勝るとも劣らない数の警官。これほどの数に追われたら不通の人は降参します。しかし、キートンは逃げます。彼は追いかけられるのが好きですね。○エンディングは彼にしてはブラックでしたね。たまにはこんなのも良いかなって感じでした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 21:05:29) |
478. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 ○今作はボンドの復讐がメインで、ボンドガールの復讐はちょっと取って付けた感あり。そしてボンドガール自体の出番がどうも少ない。あまりに助けすぎるのもどうかだが。○アクションシーンも序盤・中盤と良かったが、終盤はロケーションの割にあっさり。○でもまぁテンポも良かったのでそこそこ楽しめた。 [映画館(字幕)] 7点(2009-05-10 20:50:29) |
479. 評決
《ネタバレ》 法廷モノの醍醐味が詰まった映画。二転三転するストーリーが面白い。ポール・ニューマンも落ちぶれた弁護士を好演。ただ、なぜギャルヴィンがそこまでやろうと思ったかの心理描写が弱い。脇のジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデンがいい味出していますね。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 20:43:23) |
480. ローマの休日
《ネタバレ》 期待して観たからかそれほどでもなかった。オードリー・ヘプバーンの魅力は大したものだが、話自体がそれほど面白くない。ヒロインが王女様で、相手役が新聞記者という設定が活かせているのはほぼラストシーンのみ。ウィリアム・ワイラーならもっと面白い作品を作れたのではないかと思う。でもまあいわゆる名作として観る価値はあったかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-04 19:20:03) |