481. 彼女を見ればわかること
努力もしているし、幸せなはずなのに・・・ どこか満たされない女性の心理を上手く描いています。 登場人物の交錯のしかたがおしゃれ。 それぞれの人物に共感できました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-06 20:09:23) |
482. 疾走
中学生に生きることを問いかける・・重いテーマです。 ジャニーズ映画と思って来ていた女の子、終わってから 「良く分からなかった・・」 確かにあの歳で軽い気持ちで来た人には、難しい。 テレビなどで作られた価値観に生きている人には、分かりづらい。 しかし、何年か経ち経験を重ねるとこの作品の持ち味が分かるかもしれないな・・・ 若い人のつぶやきを聞いて、ふとそんな気がしました。 こんなことを書いている私自身も「疾走」を消化しきれたか?と問われれば。 「いいえ、これから考えます。」ととしか答えられませんが。 ちょっとアンバランスで荒削りなれど「疾走」の世界観は好き。 SABU監督の深いところなのでしょうか? 中谷美紀さんのはかなさが美しかった。 絶望と希望の境い目を見たような気がしました。 [映画館(字幕)] 7点(2006-02-01 20:07:37) |
483. 戦神 ~ムーン・ウォリアーズ~
アンディさんが若くて可愛い♪ マギーさんもとても綺麗です。 時代劇のコスプレも良し、ファンタジーで分かりやすいお話しも良かった。 テンポのいいアクションに乗せられ、あっという間の90分でした。 肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品。 とても気に入りました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-29 22:38:15) |
484. 透明人間(1933)
主人公の凶暴性と苦悩がひしひしと伝わってきました。 登場シーンの不気味さも印象的。 宿屋の女将さんが緊張をほぐしてくれました(笑) いたずらに毛の生えたぐらいの悪さが、次第にエスカレート。 怖さが増すにつれ、透明人間の存在が大きく感じられました。 仕事で疲れた時とか私、ついついこういうB級ものに手が伸びます。 科学者にフラスコと泡だった液体とかあると、ワクワクするのです。 魅力あるモンスターと分かりやすいストーリーに、心癒されるのでありました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-23 20:47:05) |
485. 世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す
シンプルと言いましょうか、円盤がかなりすっきりしています。 昔の焼き○ばの器ってこんなだったなぁ・・と回顧っぽくなっているところへあの宇宙人の登場でしょ(笑) 上手く出来てるとは言えない造詣ですが、私は好きです、ゴロンとしていて。 もったりした展開も時代を感じさせ、ほのぼのしたSFとはこのことです。 いまひとつの要素が多いものの、ハリーハウゼンさんのファンとしては捨てがたい一本。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-01 20:43:46)(笑:1票) |
486. RETURNER リターナー
金城さんと鈴木杏さんの掛け合いが楽しかったです。 この作品は西洋かぶれの感が否めませんが、新作の「ALWAYS 三丁目の夕日」ではオリジナリティを出せていたと思いました。 邦画なので好意的に7点 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-01 07:23:05) |
487. 太陽がいっぱい
若いころ観てすっかり忘れていたので、ラストはそうだった~と感心しました。 しかしこの作品の魅力は、なんといってもアラン・ドロンさん。 見ているこちらが味方したくなる、惹きつけられるものがありました。 たとえ許されない犯罪を犯したと分かっていても。 儚さと危うさが良かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-31 22:25:58) |
488. トリック大作戦
実にバカバカしい~o(≧∇≦)oキャ♪ チャウ・シンチーさんはともかく、アンディさんがここまでとは(笑) こういうノリ好きです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-31 22:11:14) |
489. キング・コング(2005)
思い入れの強い作品のリメイクは、得てして残念な感想が多い私です。 本作もそうでした。 私も1933年版「キングコング」のファンなので、ミスター・グレイさんのご意見、ごもっともと感じています。 「ロード・オブ・ザ・リング」は複雑なお話しなのであの長さが必要でしたが、本作は短くさっぱりとしたほうが向くお話しでは?と思います。 登場人物の背景などは雰囲気から、イマジネーションを働かせて推測する、思いを巡らす。 お話しに語られない部分も楽しむのは、私だけでしょうか? 2005年版はあまりにも微にいり細にいり語られるので、観客のほうは受け手になってしまう。 観たそのままではなく、自分の心を使って作品を消化し、うるうるとした気持ちになりたかったです。 しかし同時に、これだけの作品を作ったキャストやスタッフを高く評価しています。 裸足、薄物であれだけのアクションを見せたナオミ・ワッツさんに拍手! 日本の女優さんも綺麗ばかりに拘らないで、ナオミさんの女優根性を見習って欲しいと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 16:24:46)(良:1票) |
490. 大アマゾンの半魚人
なんか凄いものが出るかも(ワクワク) B級好みの題名に釣られた私ですが、なんと!思いのほか本格的な作り。 ジェニファー・コネリーさんのお母さん?と思える正統派美女(ケイ)に、ウロコもくっきりとぬめぬめした半魚人が襲い掛かる! これは本物!とワクワクさせられました。 そして水中シーンの見事さに息を呑む。 ディビッドのたくましい泳ぎ、ケイの水中バレーのごとき美しさ。 もちろん半魚人の巧みな泳ぎには、しごく感心。 3Dで楽しんだ公開当時の人は、さぞ怖くて楽しかったことでしょう。 レンタルDVDに特典映像も付いていて制作時の話しまで聞けるとは、とても得した気分です。 ケイ役のジュリー・アダムスさん、年を召した今でもお綺麗でした。 興味本位で観て、制作者の真剣さに自分を恥じた映画は本作と「蝿男の恐怖」です。 どちらも大好き。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-01 19:29:28) |
491. 埋もれ木
《ネタバレ》 1番のレビューというのは、なかなか緊張します。 とても気に入った・・例えば「緑玉紳士」だったらば、心のままに感動を書けるのですが。 私としては微妙でしたので。 しかしこの作品は他のサイトでは、「とても気に入った。」と高い評価の方も多いです。 私のレビューは「こういう人もいる」程度に考えて頂ければ嬉しいです。 m(_ _)m お相撲に間合いっていう言葉があります。 間合いが合わないと、立ち合いで待ったになったり、あっけなく押し出されたり・・ 私とこの作品は正に”間合い”が合いませんでしたねぇ。 ファンタジーに浸ろうと思って観ていたら、現実に話しに引き戻され、そちらに合わせようと努力したら、ぱっと別の話しに移ってしまう。 ああ観れば良いのか?こう観てみようか? 思ううちにラストになってしまいました。 ラストシーンでやっとゆっくり映像に浸れたので嬉しかった。 あの馬は実に綺麗でした。 ・・・美しいものをたくさん見せてもらえて、それで満足すれば良いのでしょうけれど。 感覚の違い、すれ違い。 私も年を取って、その時観たらまた違う感想を持つかもしれない、とも思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-30 22:05:38) |
492. ダーク・ウォーター
《ネタバレ》 私はウォルター・サレス監督作品なので興味を持ちました。 ”怖くない”との評判どおり、ホラー苦手の私もじっくり観ることが出来ました。 母と娘の関係を丁寧に描き、ヒロインのピリピリした心情に、こちらも実に切ない・・ ダリアの子供を大切に思い頑張る姿は、同じ母の立場の私にも共感できるものでした。 主役ジェニファーさんの持つ、どこか暗いけれど美しい魅力はこの作品にぴったりですね。 強いけれど一見脆くも思える微妙なところが、こちらに良く伝わってきました。 そして私も目掛けて行った脇役のキャストの豪華さ。 しかし、作品の味はお出汁(だし)の効いた薄味なので・・ クセのある演技とか濃い内容は期待しないほうが良いかもしれません。 上品で丁寧な秀作。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-15 16:02:36)(良:1票) |
493. ベルリン、僕らの革命
”ドイツ人は理屈っぽい”との勝手な偏見がありました。 がしかし、この作品を見るにつけ、そう言えなくもないかも、と実感。 これはそうだからそうなる・・こういう語り口です。 例えばブルジョアが○○だからXXなのだ、とか。 最近は感覚で観るものが多いので、ある意味古風で新鮮にも感じられました。 そして待ってました。ダニエル・ブリュールさん。 『グッバイ・レーニン!』の時に素敵と思い。 この作品のチラシを見て、お~!ダニエルさん出てる、と喜びました。 今回は、もうひとりのスタイプ・エルツェッグさんもヴィンセント・ギャロさん似のハンサムでgood♪ 若い男女3人のドラマが丹念に描かれ、分かりやすいし面白い!と思いました。 がしかし・・・終わってみればこれで良いのかな?と疑問を持ったのも事実です。 別なラストがあれば、それも見てみたいですし、しっくりくるのかもしれません。 視点は良かったので、監督の次回作に期待したいです。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-26 20:37:30) |
494. 007/黄金銃を持つ男
この作品の味わい、好きです。 最近のクリストファー・リーさん(あちこちに出ている)も素敵ですが、やはり若くてはつらつとしている! ダンディでセクシー、スカラマンガという突拍子もない悪役を魅力的なものにしています。 私のお気に入りはリングサイドでのスカラマンガとボンドの渡り合い。 と言っても静かに話し合っただけですけど・・ どちらも好きな俳優さんなので、うっとりして聞きました。 ニックナック(小人)のおちゃめな瞳が印象的。 そしてペッパー保安官と像の取り合わせも笑えました。 無理があるな~と思いつつ、お気に入りの作品。 めちゃくちゃかげんが性に合う(笑) [DVD(字幕)] 7点(2005-10-16 21:12:38) |
495. シン・シティ
ロバート・ロドリゲス監督の美学により、全編こだわりの映像。 原作者とタランティーノさんも加わったので、満足度も高い。 好きですね~男のロマン。 裏世界の女性たちのスゴミと美しさにも、ずしっと来ました。 正義がどうのということではなく、愛に生きる男のハードボイルド。 最近は男性も軟弱な(良く言えば優しい)のが流行りなだけに、新鮮に感じられました。 しかし、褒めている割に7点なのは・・私が流血シーンが苦手だからです。 モノクロでなかったら、観られなかったかもしれません。 殺しあう映画は嫌いですが、これは高評価します。 この作品を観るときに友人(女性)を誘ったら「私、駄目そう~。」 そうです、そうです! 駄目そうな方は、観ないほうが利口。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-12 13:24:35) |
496. スコルピオンの恋まじない
《ネタバレ》 ♪トムとジェリー、な・か・よ・く・ケンカしな♪ ウッディ・アレンさんとヘレン・ハントさんだと、こんなにも息が合ったおちゃめなケンカが出来るんですね。 あははははは!と笑いっぱなし。 ウッディさんの真面目顔のボケは大好きです。 ホントに頭悪そうに見えるところが凄いです(笑) ウッディさんたらシャーリーズ・セロンさんに迫られて・・・ お年寄りで「いっくらなんでも無理があるぅ。」と思っていましたら。 主役はトム・ハンクスさんを想定していたとこちらで読み、なるほどそれなら納得と思いました。 シャーリーズさんとウッディさんのちぐはぐな組み合わせも、笑えたからOKです。 おしゃれでおちゃめな作品。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-09 13:02:35) |
497. 忍 SHINOBI
私は原作も知らず、この作品のことも良く分からず、ふら~と観に行きました。 それが良かったみたいです(笑) 期待が大きすぎないことも、映画を楽しむ秘訣だなと最近感じております。 そんな新鮮な気持ちで、アクションも風景もキャラクターも楽しむことができました。 きっと若い方なのだろう監督の美的センスはなかなか良かった。 これからの作りように期待が持てました。 私にとっての見どころとは。 マイノリティの辛さを描いているし、コスプレのアクションにワクワク。 セリフは控えめが好み(特に邦画)だし、イケメンの俳優さんがカッコイイ。 そんなこんなで、私にはけっこうお気に入り。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-05 22:28:23) |
498. 007/死ぬのは奴らだ
どうもショーン・コネリーさんの濃い持ち味(特に太ってから)が苦手な私。 ですのでロジャー・ムーアさんの登場に嬉しくなりました。 すっきり爽やかですし、ユーモアたっぷりでおちゃめ。 ファンの多いジェーン・シーモアさんの美しさとカリスマ性はさすがです。 白人美女と悪役がなんともはや・・対照的と言うか美女と野獣です。 印象的なのはなんと言っても”鰐”の恐怖。 本編では一瞬で終わってしまう「因幡の白兎シーン」 実は本物の口開けた鰐だと知って、汗が出ちゃいました。 スローモーションとか別の角度からも写すとか、もっと迫力を持たせてたら良かったのでは?と思いました。 鰐に腕を食われちゃっったティーヒー、楽しそうに出演してるのが良いですね。 ニューオリンズジャズもアクセントになっていました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-24 21:25:59) |
499. ステップフォード・ワイフ(2004)
《ネタバレ》 ニコールさんの金髪バービーちゃん姿は完璧。 黒髪のすっきりキャリアガール姿も見られ、変貌ぶりも楽しめます。 うさんくさ~いわざとらしさが、プンプンと匂うところも見どころ(笑) グレン・クローズさんのなりきりカリスマ主婦、迫力があり、おお!と驚きました。 グレンさんをどちらかと言えば私、嫌いなほうでした。 が、しかしこの作品で、私の尊敬の女優になりました。 存在感と演技力、スタイルの良さに拍手! それから、真面目そうなご主人は誰?と思えばマシュー・ブロデリックさんでビックリ! 『レディ・ホーク』の少年も、今はすっかり落ち着きましたね。 じっと見れば、たれ目で可愛い顔は面影ありです。 ヨーダ監督らしいギャグとか、アニメ部分とか、細部まで凝った作りも趣味に合いました。 昔よくやったお人形さん遊び風なのが、この作品のコンセプトなのでしょう。 しかし?ドリーム・ワークス作品で、有名俳優出演&豪華な画面。 お話しも分かりやすいのに、どうして地方では公開にならなかったのか。 不思議、不思議?? 映画の配給会社さんのことは良く分かりませんが、こういう作品こそ劇場で観たかったです。 映画ファンの気持ちに、映画産業の方々も応えて欲しいです! [DVD(字幕)] 7点(2005-08-14 22:51:57) |
500. 微笑みに出逢う街角
《ネタバレ》 トロントに住む3人の女性を、静かに、そして丹念に描いていく。 それぞれが内に秘めた思い・・・ 家族には隣人には伝えきれない、伝えられない思い。 もどかしい、やるかたない。 この思いをどうすればよいのか? 静かだが、それぞれの決意はすごく固いのです。 エドアルド・ポンティ監督は主演のソフィア・ローレンさんの息子さんです。 本作が長編作品デビューだそうですが、ミュージカルの舞台では好評を博しているそとか。 この監督の語り口はとても気に入りました。 これからの活躍に期待しています。 [映画館(字幕)] 7点(2005-08-06 22:38:04)(良:1票) |