481. ドリームキャッチャー
各ジャンル要素をつなぐ世界観があればそれなりに楽しめるような気もする。 しかし、ここまで低評価なのも意外(斯言う自分もそうですが)。 [地上波(字幕)] 3点(2007-09-04 11:15:19) |
482. 3人の逃亡者
《ネタバレ》 とにかくシチュエーションの作りが不十分。例え警察に疑われようが逃げることはない。大前提が説得力ないものだったら、白けるばかり・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-29 19:45:58) |
483. 学校の怪談3
相変わらずアトラクション効果しかない妖怪の多用はクライアントの要求を満たすためでしかないのが残念。もっとスマートに扱えないものだろうか。 [ビデオ(邦画)] 3点(2007-08-28 00:05:33) |
484. ルビー&カンタン
《ネタバレ》 このプロットはルビーの企てをカンタンが狂わせていくものだろうが、そもそもそのルビーの思惑が判然としない。 ギャングに恋人を殺された復讐として復讐相手の金を盗み、更にそいつを抹殺するという計画だったのでしょうが、その途上、金を盗んだ段階で警察に捕まってしまったという状況説明が明確にされていない初歩的な失敗が原因だろう。 しかも、終盤では話をまとめるためでしかない強引な展開が・・・(女の登場、カンタンとの友情、etc)。 フランシス・ヴェベールということで職人的な仕事ぶりが見られると思ったら裏切られる代物です。 [DVD(吹替)] 3点(2007-08-26 17:58:51)(良:1票) |
485. 猿の惑星
発想の面白さとラストの衝撃ってだけで展開自体に芸は無い。 [地上波(吹替)] 3点(2007-08-12 05:38:26) |
486. クール・ランニング
選手たちに切実な動機があるわけではなく、障害も単純なアクションで容易に解決。 予定調和の努力と根性、感動ムードで満足できる人に限った作品かな。 [地上波(字幕)] 3点(2007-08-11 05:05:10) |
487. トラブルボックス/恋とスパイと大作戦
タイトル通りトラブルを箱詰めしただけ。 延々とトラブルを立て続けに見せるだけで構成がない。 解決法も、あの集団が登場した時点でひとつの手段として想像できてしまうし・・・。 [DVD(吹替)] 3点(2007-08-08 19:17:00) |
488. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 説得力を欠く荒唐無稽な設定や展開をお伽話だからと納得したとしても明らかな失敗が多々目立つ。 どこに焦点を置きたいのかわからない内容ですし、このプロットならレミーがリングイニを利用してパリの一流店、一流シェフを目指すという方向性をしっかりと打ち出し、軸とすべきだか、そのシチュエーションは成り行きで始まり、成り行きで進む。 そして、リングイニというのは何者なのだろう? 冒頭、勝手に料理へ手を加えているので、おそらく料理人に憧れてはいるのでしょう。しかし、その後はレミーに任せっきりでご満悦。終いにはウェイターにおさまってご満悦。何をしたかったんだ、こいつは(レミーに依存しているだけなので、友情関係も描けずじまい)。シェフに憧れるが才能の無さを痛感して、それでも料理に関わる仕事をしたいとウェイターへ、という描写がなされていれば問題ないが、これじゃあ逃げてるだけのろくでなし。単なる脇役なら問題ないが、進行上の重要人物だし、それなりの扱いをしているんだから、もっと気を遣いましょうよ。 そして、何より思ったことが「配慮が足りない」。上記2例もちょっとした配慮で容易にフォローできると思う。解決となるネズミ仲間の助けも料理人意識を欠く行為なのに後悔や反省の描写が無い(レミーが一番彼らがいかに不潔で無神経か知っているはず。全身洗わせればいいという問題じゃない)。あくまで「窮状故、やむなく」とすべきであって、「助けてくれるんだ、ありがとう。うまくいった、やったー」で終わっちゃダメ(それでもかなり強引な内容ですけど)。 ・・・と、欠点をあげればまだまだきりがない。プロット自体はこの方向性でいいと思うが、全体の印象となると失敗作となってしまう残念な作品。 土壇場での監督交代や脚本の建て直しがあったらしいけれど、まさにその影響が如実に表れている。 [映画館(吹替)] 3点(2007-07-25 13:56:30)(良:2票) |
489. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
昔は満点に近い印象だったのですが、今観ると随分すっとぼけた内容です。 と言うより内容ないくらい。 ただ最終的に言いたいことはわかりますよ。思いっきり台詞で説明してますから。 でも、やっぱりそこに持っていくためにはパイロットを志す動機が明確でなきゃ始まらないし、その過程での苦労にクローズアップしなくちゃ。 かなり雰囲気の良さや多彩なビジュアル、テーマの公共性で誤魔化してる。 [ビデオ(邦画)] 3点(2007-07-21 12:09:31) |
490. SF巨大生物の島
世界観を披露して終わるだけの内容なので、評価は低い。 でも、この映像は今では逆に新鮮で楽しめますね。 [地上波(吹替)] 3点(2007-07-17 18:31:44) |
491. グリーン・カード
そもそものシチュエーションもそうですが、展開する度に「なんで?」という疑問符がのぼり、無理に話を面白くしようとしている感が・・・。 作りたい窮状は十分わかるのですが、状況設定にはもっと気を使って欲しいものです。 [地上波(字幕)] 3点(2007-07-03 06:50:29) |
492. メゾン・ド・ヒミコ
それぞれの展開に説明の付くような配慮はされていますが、どうにも説得力を欠く。 他者を理解したい、してあげたい、というところを描いているのでしょうが、各々の設定事項と展開させたい内容の相性がどうにも悪い。 そもそも文芸作品であって、成り行きを見守るだけの内容なので、自分の基準である構造的な部分への評価は難しい。 [映画館(邦画)] 3点(2007-06-30 20:46:24) |
493. アポロ13
トラブルへの対応を見せるだけなので作話に於いての芸は無いですが、明快且つ圧倒的な危機的状況によって興味をもって見続けられる。 シチュエーションの重要性を実感。 [地上波(吹替)] 3点(2007-06-28 23:55:58) |
494. アニー・ホール
ウディ・アレンの語りが面白い・・・だけ。嫌いじゃないですけど。 今でもあまり見掛けませんが、当時としてもこんな風にやかましい作品は物珍しかったから評価が上がったのではないでしょうか。 [DVD(吹替)] 3点(2007-06-25 17:00:16) |
495. ガタカ
《ネタバレ》 シチュエーションは面白いけど、危機的状況を全く別個にある捜査の進展で解決させるなんて駄目でしょう。 テーマ的にも遺伝子レベルで判断される世界というのは現実にフィードバックさせる内容に繋がらず、単にそういった科学への危惧しか示せない代物になっている。 [DVD(吹替)] 3点(2007-05-29 18:22:49) |
496. パプリカ(2006)
残念。作画陣の頑張りが相当なものなので余計にそう思えてならない。 サスペンスやスリラーという手合の作品にあって、こうも客観的な視点で描くのはいかがなものだろうか。 基本は敦子と粉川の視点の入れ替えで進行するが、敦子に絞るべき。 メインストーリーも甚だチープだし・・・。 この監督は映像的ギミックにしか興味がないのかしら? [DVD(邦画)] 3点(2007-05-23 15:24:06) |
497. ゲロッパ!
《ネタバレ》 映画館で観たのですが、殆ど内容を覚えていない。 ただ、ラストにそこまで救っちゃったら、台無しじゃないかと落胆したのを覚えている。 [映画館(邦画)] 3点(2007-03-29 18:42:53) |
498. クレイマー、クレイマー
父親のドラマ(家族の重要性に気付く)は裁判前に全うされてしまっているので、どうにも母親登場からの流れが機能していません。 [地上波(吹替)] 3点(2007-03-27 18:22:09) |
499. タイタニック(1997)
嫌いじゃないんですけどね。 物語でもなければ、表現でもない。 急場の人間模様を映しているだけ。 [DVD(吹替)] 3点(2007-03-27 08:23:07) |
500. パニック・ルーム
ワンシチュエーションものをいかに演出するかに魅力を感じたのでしょうか。 でも、もうちょっと中身のあるものを選んでくれよ。 [映画館(字幕)] 3点(2007-03-27 08:10:18) |