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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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501.  サイン 《ネタバレ》 
「シックスセンス」がホラーのうたい文句に反して、  最終的には泣かせるほどの感動作になり、  大衆の支持を得たのに対してこの「サイン」は・・  SFのうたい文句であるのにその怖さや不思議さが伝わらず、  抑揚がなく淡々としているけれど「アンドロメダ」のようなのめりこめる映画でもない。  子役が不気味に暗いのに怖さも感じない。  流れは「シックスセンス」に近い家族愛や魂救済映画。  シャマラン監督って・・  SFには向いていないのかもしれない。  家族愛を描かせたらスピルバーグよりずっとうまいのに。  ラストのオチについては異論もないし私は好きですが、  派手に自滅する世界が見たかったなぁ・・  とにかく後半から観ても十分わかる世界というのが、  それまでの演出や編集はなんなんだろうと思う作品。    人間ドラマはよく描けていて演出がつまらないSF映画と、  人間ドラマは破状しているが演出は面白いSF映画とでは、  どちらが観てよかったか??  ・・2005年の「宇宙戦争」とよく比べられるので興味で観ました。  SF映画とはやはり演出が大事なんだなぁと痛感。  「これは宇宙戦争だ」とホアキン・フェニックスが劇中後半で言うように、  攻撃こそ派手ではないけれどもこの作品も「宇宙戦争」なのだと納得。  しかし演出がまずい。  「シックスセンス」の監督作とは思えないくらい地味すぎて退屈。  テレビ映画かドキュメンタリーのような作りではSFの意味がない。  まだSFテレビ映画の「ヘキサゴン」のほうが面白い。  スピルバーの初期ホラー作なんですが・・  宇宙人の描写はどの映画にも賛否両論ですが、  この作品の宇宙人は・・笑えてしまう。  感動するシーンにもつながってたりするのに、  全身タイツ姿のようないでたち・・  しかし後半からの宗教的な(ギブソンはキリスト教で監督が仏教ですか)  運命ドラマはやはり「シックスセンス」の監督だ・・  ちなみにこのインド系のシャマラン監督は登場人物の一人でもある。  科学的な根拠も描くならば大雨を降らすラストはほしかった・・    しかしトム・クルーズとメル・ギブソンを変えて出演させたら、  この「宇宙戦争」「サイン」どうなったでしょうか??     
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-20 04:47:11)
502.  あきれたあきれた大作戦 《ネタバレ》 
この監督の作品では「見ざる言わざる目撃者」のほうが面白い。  また借りて見てみよう・・  そうなんですよ。  この作品はそこそこは面白いんですがテンポが悪いから、  ただのドタバタ映画になっちゃってる。  切れがないというのかな。  アラン・アーキンのとぼけた演技が好きで観てみたのですが、  ピーター・フォークと掛け合いコメディをさせてるのに、  なんでこんなに切れがないのだろうか・・  だから個人的に厳しい点をつけました。  編集が悪いのかどうなのか・・  笑いのタメを伸ばしすぎで、  切って即次の展開に持っていくとかあるのですが・・  ラストはとてもよいと思うし音楽もいいんだけれど、  俳優がいいだけに残念です。  一見アホウのような役柄のアーキンですが、  実は普通にまともすぎるからおかしいだけなんですよね。  とぼけてるのではなく周りのバカとテンポが合わない。  そのバカたちに合わせてしまうと小ざかしく面白くない。  そこであくまでもわが道を行く普通のオッサンが天然で生きてくる。    メル・ブルックス風というより、メル・ブルックスのほうが面白いですよ。  アラン・アーキンはおとぼけ役がお得意なんですが、  「摩天楼を夢みて」あのエド・ハリスとの掛け合いがよかった。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 16:20:46)
503.  エアポート’80 《ネタバレ》 
これ・・映画なんだといぶかしげに観ていました(爆)  もしかしてパロディなのかと中半から思いつつ観ていたのですが・・  なんであれだけの事故にあった乗客たちは何事もなかったかのように、  帰りもコンコルドに乗れるんだろうか??  アトラクションだと思っているのか・・ありえない!  どこまでありえないかというと、  「ステルス」級の脚本(爆)  すごい映画でした。  それでも見終えてしまうのがハリウッド映画の無理やりなところ。  音楽も派手だなぁと引いていたらMIP2や新スパイ大作戦の人でした・・  ああ、だからか007やスパイ系の演出に感じられたんでしょうね。  戦闘シュミレーションは好きなのですが、  これは主役が旅客機のはずではないんでしょうか。  違う映画を観ているような感覚・・  私はこういうシリーズはネタがなくなってくると、  今度は心理パニックを描けるように人物のほうをしっかり描くと見てたんですが・・  人物描写はシリーズを重ねていくとまるで同じようになっていきます。  手術予定で時間を迫られる人、黒人、音楽家・・  また同じかぁ・・と観ていたんですがそれよりも、  機内の緊迫感のないこと・・  前のがアイデアとして水中に沈むのが心理描写もよくできていたのに、  これは単に007やインディジョーンズ系のオチ=雪山でした。  こ・・これは冒険アクションでしょう。  でもアラン・ドロンとシルビア・クリステルを初めて見られたのです。  ドロンはサッカーのアルゼンチン代表だったサネッティに似てたなぁ・・  大手映画サイトallcinemaさんも・・BONB!マーク(おそらく今までではじめて・・)  いや、そこまでひどいとは思わないけど・・(悩) 
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 15:36:24)
504.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
これは・・合いませんでした。  次々と用意されるネタがいつ出されるかのみの興味で、  しかもそのネタを出すシーンがかなり予測できます。  ヒッチ・コックの映画は次の展開がわかりやすく、  最悪最初からエンディングが読めてしまうのです。  今の作品に出尽くされたネタなのかもしれませんが、  テンポが遅いのと緩急がないのとさらに、  私が氏の作品のコメディが全く笑えないところがネック。  紙芝居のように次のネタが丁寧に用意され、  先の先まで読めてしまうのでサスペンスの妙が少ない。  最後で意外な結末となってもそこまでだらだらと見ているので、  あまりびっくりはしないのです。  そして映画のお約束が守られすぎている。  最初と最後は繋がっている。  だいたい犯人は最初に主役の近くに出てくる等・・  シャーリー・マクレーンはかわいかったのですが・・  あと叙情的な景色も悪くはない。  しかし同じようなブラックサスペンスでしたら、  違う解釈の、死体は動かさずの「ロープ」のほうが面白い。  死体が動く面白さは「第三の男」のほうが格段にいい。  もしこの二作を未見でしたらぜひお勧めします。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-04 15:45:18)
505.  オペラ座の怪人(1998) 《ネタバレ》 
お気に入りのダリオ・アルジェント監督版のオペラ座の怪人を観たのですが、  これ・・絶対原作から外れていると思うんですが(爆)  まだ元を見ていない時点ですがそれでもわかりますよ・・  それが「オペラの怪人」を観たあとすぐこれを観たので、  ???とわけがわからなくなりました(笑)  別物としてとらえなければならないでしょう。  しかし私にはこの監督の「サスペリア」のイメージが強く記憶にあり、  あの演出でこれを撮ったら・・み、観たい~!  と、誤解してしまったようです。  殺戮シーンだけアルジェントの演出にしてもよかったなぁ・・  それにまた輪をかけて音楽がモニコーネ!  贅沢すぎる・・未公開というわけはこれなのね(笑)  内容がもうコメディになっちゃってるのですよ。  怪人の設定が赤子のころに劇場の地下に捨てられネズミに育てられた男・・  しかもネズミを狩るプロがいてて機械まで発明してた。  もしホラーで笑いたい人がいたらかなりお勧めです。  私は内容がなくほんとにつまらないこの作品で、  大笑いして受けてしまった・・  うん、でもつまらない。  なぜなら大筋を外してリメイクしているので・・  そしてこの監督にこの音楽とくれば期待しちゃうじゃあないですか。  いやリメイクというより別解釈ですね(笑)  それとかなり主演の女優さんが高木美保さんに似ているのです。  期待はずれでがっかりというパターンで似ているのが、  あの「JAWS」のスピルバーグ監督が「1941」を作ったというの。  あれは何年かの後に割り切り大人の目で観て楽しめたお気に入りになった。  だから実はこのアルジェント版のオペラ座の怪人も、  別物さと割り切り笑える時が来るのかも・・  そのくらいの覚悟で観てください。  そうすれば笑えること間違いなし(汗)  ロード・オブ・ザ・リングの監督がブレインデッドを作ったという例えもありかな。   
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-12-04 15:37:42)
506.  気狂いピエロ 《ネタバレ》 
逃亡するという緊迫感もないだらだらとただ旅を楽しむようなふたり、  そのやりとりについてゆきかねてイライラしちゃいました。  男が60代くらいの老紳士で女が少女という設定ならば違和感もなかったのですが・・  とにかく女性があまりにも幼稚です。  無垢とか純粋とかの種類ではありません。  言葉をかわしてゆくのも文学的なものは感じましたが、  共感できないから全然面白くはないのですよ・・  有名な芸術作ですがとにかく合わない世界なので仕方ありません。  「俺たちに明日はない」のほうが全然良かった。  ゴダールはかなり後世の映画に影響を与えているはずなので、  もうひとつ有名な「勝手にしやがれ」に期待したいです。  フランス映画は苦手で数は観ていませんが、  トリュフォーはなんとかついてゆけるのです。  トリュフォーが観れてゴダールが観れないのもなんですし(種類は違うかもしれないけど)    さて、この作品の良かったところをあげてみましょう。  ギャングの女が主人公の男(ピエロと呼ぶ)と逃亡の旅に出るのですが、  彼女の家から車で出てゆくまでが(ほんとに前半だけ)  演出からセリフ回しから全て良いです。  特に車のシーンなどは真っ暗の中に車と正面の男女が浮かび、  対向車のライトのような効果演出です。  最初のパーティ(と思う)のシーンも会話するカップルによって、  色使いを変えてみたりとこじゃれています。  そして一番面白いなと感じたのが、  ベッドで撃たれて倒れている男を背景に、  女はビール瓶を握り冷蔵庫の開けたドアの後ろに隠れます。  主役の男と組んで2人目のこれから部屋に入る男を殺すのです。  この展開が1カットで撮っている(と思う)ことが不思議な新鮮さでした。  舞台劇のような面白さはふたりが逃亡してからなくなりました。  会話していくうちに女性のほうにイライラしてきたのも確か。  前半のテンポと演出が続けばなぁと思いました。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-21 00:03:51)
507.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
これが西部劇観賞3作目となります(ただいま克服中)  「ワイルドバンチ」は娯楽があり面白かったけど濃すぎた。  「砂塵」は楽しかったけどあまりに娯楽すぎた。  さて・・超有名なるこの作品。  濃すぎることもなく娯楽もあまりないどちらかというとサスペンスドラマ。  大人の西部劇だと思いました。  本当の西部劇ファンに受けるべき渋い心理的な娯楽があるのでは・・  だからついてゆけませんでした(爆)  上映時間と劇時間を同時にしたという点では「ロープ」と同じなのですが、  全然「ロープ」のほうが面白いです~  時計があちこちに出てきてさて汽車が到着する時刻はと気をもませるのですが、  あまり復讐の殺し屋が来ることに恐怖はなかったなぁ・・  主人公が仲間もできずたったひとりで戦うために遺書を書くシーンはちょっときたけど・・  テンポも悪くはないのですが時間をテーマにもしているので、  劇中のドラマの背景に時計を使うと現在時刻が気になり、  あ、まだこんな時間だとか気になって集中できなかったり(笑)  昔は劇場で実際の時刻に合わせて上映されていたそうです。  G・ケリーの出番は少ないですがやはり「裏窓」のほうがきれいだったなぁ・・  どちらかというと現代的なかわいい美人なので時代衣装は合わない気がします。  G・クーパーも年齢を重ねた「昼下がりの情事」のほうが好きです。  というとなんだ趣味に合わなかった映画か~としか見えないのですが・・  有名な「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」のあるシーンが出てきますよ。  時計ももちろんですが棺おけを2つ用意するくだり(話だけなんですが)  出た~!と笑ってしまいました。  でも後半やラストはかなり大人な渋い演出ですよ。  私も西部劇を数観るようになればその心がわかると思いますが・・  アクションの娯楽はほんの少しだけであとは想像力です。  観るというより読むに近い作品かもしれない。  日本の侍ものみたいな感じでしょうか。  男は孤独であるの世界・・ハリウッド的には女性が活躍しますね。  主題かもよくわからなかったのですが、  劇中にみんなで歌っていた「リパブリック賛歌」はよく聴きますね。  ♪ひとりひとりが腕組めばたちまち誰でも仲良しさ~だっけ・・  日本の歌詞でゆうとあああれかという(苦笑) 
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 12:58:31)
508.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
・・見事につまらなかったです。  面白いと思う人もいると思うけど私は合わなかったです。  最初にディズニーと現れた瞬間、まさかピーターパンやフック船長みたいなお話か?  とひいたのですが、やはりそんな感じでした(アニメはディズニーいいんですが)  この長い作品中全くヒトコマも笑えなかったのです。  笑わせようと見えるというかコメディに入る前にタメが入り笑えない。  同じギャグや同じことを何度も繰り返す。  採点も同じような冒険モノで「バロン」と比べて明らかにバロンが大笑いできたので・・  それにバロンはついてゆけない独走ギャグわが道を行く精神がある。  これはそれがなぜか感じられず立ち回りばかり目立ちました。  チャンバラ(に見えるのよ)が固い、笑いが台本どおりのような間合いがある・・  と同じように思う人もいるはずです。  何も考えずに楽しむには時間が長く間延びしてしまいました。  役者も主役級を揃えているのになぜなんだろうか??  さてこの作品をなぜ観ようかと思ったか?  冒険モノだろうということと、  好きな役者が出ているからです。  さてその好きな役者とは・・ジェフリー・ラッシュです。  ところがこの役もそつなくこなしてはいるものの、  コメディなのか娯楽なのか中途半端な演出ゆえちょっと・・  そういえば同じように「フック」でも、D・ホフマンの演技が映画と合っていなかった。  役者はよくても演出がチグハグだったのかもしれません。  このての映画はどれだけ役者をそろえても演出が難しいのかも。  ドタバタになっちゃってお金だけかかっちゃう・・  ということで意外にもワケがわからない「バロン」を再評価したくなったのでした。  ところで面白いことに私はこれがJ・ディップ出演作初観賞です。  実は・・苦手なのですよ(爆)  苦手な俳優が今のハリウッド映画で活躍しているほとんど上位の人!というこまりもの。  観る映画というかジャンルが限られてしまうので努力しようと思います。  さて・・これをディップ初観賞は失敗でしたね。  これは演技も素顔もわかったもんじゃあないですね(苦笑)  J・プライスが(未来世紀ブラジル)どこに出ていたのか・・?  
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 12:33:58)
509.  エルマー・ガントリー/魅せられた男 《ネタバレ》 
アカデミー賞作品といえど合わないものは個人の評価をつけたいです。  一応賞作品でシリアスな社会風刺ドラマですので、  気になった方はいかがでしょうか。  人によって色んな見方があると思うので・・  まず私はB・ランカスターが合わなかったです。  「泳ぐひと」はまだよかったけれど、あ、「ドクター・モローの島」もだ・・  ちょっと濃すぎるんですよね。  で、奇妙に明るい役とか多かったり(今回もですがハイです)  伝道師に恋し自らも宗教活動のまるでエンターティナーとなる主人公。  ほんとエンターティナーですよ。  選挙活動かミュージカルか・・とにかく濃い(爆)  ここまで宗教に入れ込むと怖いよ~ということを描きたかったのか、  それとも単なる人間はただの人間でしかないということなのか、  主人公の弁舌達者ぶりと悪を説くおどしのような説法、  しかしその対極にある本当の熱心な信者は愛を説き、  その個性が同じ舞台に立てば立派な商業としても成り立つ。  こういう演出は舞台的で面白いのですが、  音も大袈裟だし品が感じられなかったです・・  コミカルな風刺もほしかったわけで、  シリアスなんだけれども暗くも感じなかった。  それがあまり印象に残らないという評価です。  結局主人公の勝手さから始まったことなのです。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 12:30:01)
510.  上流社会 《ネタバレ》 
実は「裏窓」を観てかなりG・ケリーの美しさにこの作品を期待したのですが・・  こちらは現代的すぎな女性になっちゃってて不満。  リメイクは原作を超えないと言われますがカラーなので楽しみにしていました。  ところが豪華さはこちらが上なのに原作の駆け引きの妙や品がない。  ミュージカル化もあまり成功してはいないと思いました。  原作と比べると配役も好きになれないですね。  ほとんど原作と同じ作りなのですがもし仮にこちらを先に観たとしても、  原作の白黒のほうを私は良いと思います。  それはわかりやすすぎて恋の妙や愛の深さが描ききれてないから。  ミュージカルということで新聞記者が突然主役女性に恋するような安易な設定。  もろ「プリティブライド」のほうの世界に近くて合わなかったです。  良い点は最初の方のコミカルな勘違い家族を演じるところ、  あれは色がついてるから現実的に面白い。  それと豪華なセットに色がついていることくらい。  舞台を時代的に華やかなアメリカ的に演出したわりに、  ロングショットが多く絵画的で演技合戦が楽しめなかった。  でもG・ケリーはまた違う映画で観てみたいです。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 12:15:53)(良:1票)
511.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
う~ん、よかったのはリチャード・アッテンボローが見えたくらい・・  お話が閉鎖的なのでこれは逆に面白いかなぁと思って観てたのですが・・  限られた空間で限定された登場人物がどう演技するかという、  まあ場所は不時着した砂漠ですが舞台劇のような役者の演技が中心。  く・・暗いです。真剣に観てると実に真面目で暗いです(爆)  まあこの設定では仕方ないでしょうけれど、  砂漠が無人島に思えました。  ジェームズ・スチュワートをカラー映画で観たかったので借りたのですが、  もうこの時代になると白黒のときのイメージ(いや、若いから)はないです。  「スミス都へ行く」のときの無垢な疑いのない目はなかった(当たり前だ)  そして借りた作品も生死をかける男たちの人間ドラマなのでシリアス。  命がけの脱出劇といえば冒険ジャンルなのですが、  砂漠から出てゆけることこそ冒険なのでほとんどが砂漠の上。  壊れた航空機をどうやって飛ばせるのか?  それとも航空機をあきらめて砂漠をあてもなく歩くのか?  非常に簡単なストーリーなのですが脚本はよくできていますよ。  さてしかし、映画で見せられるとどうか・・  世にも不思議なアメージングストーリー的な感じもするので(ヒントはエポックさ)  ファンタジーなところも入れてほしかったと思います。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-09 15:17:08)
512.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
逃げまどう人々があの描写では人事だととれてしまいます。 「宇宙戦争」を3回も観にいったから言うのではありません。 今カトリーナでアメリカは大変なことになっています。 この映画と比べなくても現状は予想できるのではないでしょうか。 もちろん阪神淡路大震災のように世界中にお手本として言われているのが日本です。 が・・他民族国家のアメリカが主役の映画、普通に考えてもみんな善人というのはおかしい。 パニック映画のある責任としては災害時にひとはどういう行動を取るかということも描くべき。 そんな暇はないくらい津波や雹は速かったかもしれませんが、 避難地などどこででもそういう描写は出せたと思います。 暴徒を描けとは言いませんがパニックになった分別のないひと、 そういうひとも出さないとただ映像が美しいだけの神から見た映画となってしまう。 避難地から大移動するひとと残るひとなどを見ると聖書そのものです。 昔の「地球最後の日」くらいでも先を争う人々は描けていました。 書物を燃やすシーンなどは過去のSF映画でとてもいい作品があります。 「華氏451」は映像的には地味かもしれませんがある意味怖い映画です。 私はこの映画で1番の見せ場は津波でも氷漬けでもなくここだと思いました。 それは、タクシーやバスがゆっくりと水かさが増す道に浸かってゆくシーン。 あそこは怖いと思いましたよ。 タクシーのホイルハウスから窓・・やがてバスまで漬かってゆく時間が怖いです。 気に入らないなぁと思ったところを付け加えれば、 大統領の演説シーンです。 字幕のせいもあるのかもしれないので誤訳でしたらお詫びしますが・・ アメリカ国境からメキシコに大移動したアメリカ人たちを迎え入れたメキシコ。 そのことを賛美しているのでしょうが、「発展途上国が手をさしのべてくれた」 みたいな字幕ではなかったでしょうか。 もうちょっと言い方があると思うのですが、これが直訳だととても悲しいです。       
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-11 11:38:32)
513.  オーメン2/ダミアン 《ネタバレ》 
1があまり面白くなかったので期待したんですが・・  観てみると1のほうが俳優がよかったのとオカルト色が強くまだよかった・・  ところでこの作品ってそんなに古い映画ではないのですが、  車のシーンは合成なんでしょうか・・  窓の外の景色が合成みたいな感じに見えて仕方なかったので、  え~??50年代の映画ですかぁ?とびっくりしてしまいました。  あと1のときも思ったのですがセットだとわかるような場面が多すぎます。  最近の映画はもちろんセットも多いけれどわからなく技術でカバーしている。  でもこれは同時期のエクソシストなどのホラー映画と比べるとわかるのが多い。  特に冒頭の遺跡シーンなど(1では特典でセットだと言ってました)わかるって・・  惨殺シーンも1のほうがよかったかな。  演出に品がありません。殺しのシーンだけ近代的なのはいただけない。  それでもエクソシスト2よりは点がいいのは家族の中でのダミアンがあるから。  ママまでああなってしまっては3はどうなるのでしょうか??  3も私は観ないといけないのかなぁ(と飽きてきたのですが)   どうしてもわからないところがあるのですよ。  それは2だと思っていたけど違ってたから・・  そのシーンとは・・車か馬車が男をはねて首が転がる(たぶん)  で、ダミアンは黒いスーツを着てて笑っている。  それと空に666の字が浮かぶんですがこのシーンってなんなんでしょう。  もしかしたら借りたDVDにはない特別版とかノーカット版なのかなぁ??    今回は1で出てきた黒い犬はほとんど出てこず、  黒いカラスが頻繁に現れてまるで「鳥」のっようですが、  私は最初から鳥でもよかったなぁと思うくらいです。  山犬という字幕が出るたびに怖くなくなるのです。  悪魔の化身ということで犬は実際に聖書に出てきたとしても、  犬・・怖くないからなぁ(苦笑)  まあこの映画で最高によいのは音楽ですよ(1でもそうでしたが)  観たことがない人でも気になる音楽ですね。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-11 11:28:46)
514.  地球へ2千万マイル 《ネタバレ》 
あたたたた~やってくれましたねぇ・・  東映系の昔の怪獣モノが苦手な私にとってこの作品はどう評価していいものやら・・  金星人対象!  うそっ!?これ象も特撮なんだぁ・・  この場面は評価しなきゃあならないでしょう!  だれがこんなの考え付く?再現する??  まるでプロレスのような戦いにおかしすぎて大うけ!  うまいうまいよ、このシーンは。  デビルマン(は苦手なんだけれど)のOPでマンモス対デビルマンや、  とにかく永井豪の漫画には(特にデビルマン)レイ・ハリーハウゼンの特撮キャラが勢ぞろい。  永井豪はいいかげんあやまりましょう!  余談ですがサム・ライミ!まだハリーハウゼンが健在(SF殿堂受賞おめでとう)のうちに、  永井豪と一緒に手土産でも持ってハリーハウゼンにあやまるべきだ!  ・・みんな好きなんですよね、このカクカクした動きがもう愛らしくてくせになる。  ただし今回の金星人は私には合わなかったなぁ・・(これをいかすと思う人って・・)  動きはこの特撮職人のキャラの一角獣に似ていますね。  象と絡ませることに新鮮味と違和感がありものすごくツボにはまる。  一体だけだと異性人を地球人が勝手に孵化させて大きくなったから殺したみたいな、  そのわりにあっさりとエンディングを迎えてしまうのは寂しい。  この時代にしては迫力ある映像なのに白黒というのは見づらい。  57年だともうすでにカラーがあったはずなのに惜しい。  本物かどうかはわかりませんがイタリアでの追撃はリアル。  コロシアムを登る一角獣(笑)金星人は結構見もので、  まだ未見のキングコング(リメイク上映間近なので予習しようかな)に興味。  まああとは冒頭の海にまっ縦に落ちたロケットが面白い。  そこから金星人の卵のカプセルが見つかるんだけれど。  その星の説明を生き残った主人公に詳しくしてほしかった・・  ビーナス(金星)に密かに到着しててしかも卵まで持ち帰るなんて、  昔のSFは飛びすぎて説明のしようがなかったのでした。  だいたい説明は決まっていて、  「わからないことばかりだ」とか「神の仕業だ」とか突っ込ませない方法で清い(とも言う)  
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-20 12:21:51)
515.  世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す 《ネタバレ》 
中からこちらでは宇宙人が現れるのですが、  よくあるヌメッとしたデザインではなくロボットのような感じでして、  その後殺して捕獲したところ外はダースベーダーのような作りで、  中は干からびた本体が出てきました・・  冒頭からSF映画ではもう昔からのお約束のセリフが流れます。  これは他と違いうまかったです。  この物語のエピローグを語りながら主人公である博士に変わります。  博士もレコーダーに向かい語るのです。  レコーダーに録音された宇宙人のメッセージが後になってわかるのですが、  車を走らせるこれまたお約束の主役夫婦の車上を行き過ぎるUFO、  車すれすれに通り過ぎるさまは「未知との遭遇」  もちろんこちらのほうが元祖なのに怖くないので笑う・・  ふたつめによかったのが誘拐された博士の義父が脳に細工され、  地球人の行動が読まれてしまうところは斬新。  私が最近見たホラー映画のあるヒントに気づき、  お話にでもしようと思っていた脳のスクリーン。  いやぁ・・脳が停止するまでの5分の映像を映画の脚本にできないかと・・  昔のアイデアはすごいなぁと感心。  よかったのはこのふたつだけなのです。  予告でわりと時間をさいてもろ(見せ場)のように建物に突撃するUFOたち、  お約束で世界各地にいるはずのUFOですが逃げ惑う群集はあらゆる言葉ですが、  アメリカ国内しかもある地域しか映りません。    電磁波のようなビームを人類は残された時間で発明し、  攻撃するUFOを落とすのでした。  あら、ユラユラ~ヨロッ・・グワシーン!  と、次々に建物に突撃墜落するさまはレイハリーハウゼンの手作りならでは!  しかし・・脚本がチャチで突っ込みどころ笑いどころ満載。  展開が都合よく速すぎて最後はリゾート地で海水浴はポカーン。  この美しい星はわれわれのものだ!・・みたいなセリフ(最初の声)が流れます(汗)  たいていのSF古典はセリフで始まりセリフで終わるお約束は、  聖書ものの映画と同じですので神がかりだと言いたいのでしょう。  その点SWはセリフでは始まりますがあくまでも読ませるもので、そこがSWのお約束でいいです。  そしてやはり古典の王道を外していなかった「宇宙戦争」の勇気には拍手はあげたい。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-10 12:39:22)
516.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
感動作なのですがあまりに穏やかすぎて合いませんでした・・  いけませんねぇ・・SW3、宇宙戦争と派手なSFを観たので、  テレビ観賞で静かなロードムービーについていけなくなっている・・かも!?  という点を除いてもこれは私にはおとなしすぎでした。  デビッド・リンチといえば偏執的なキモイ映像美を見せる、  カルトな映画を撮る監督さんなのですが・・(ちぎれた耳とか、  あまりに想像させるキモさにホラーより怖くて観るのをやめた)  そのどちらかといえばホラーよりの描写が得意な監督がこの地味な映画を撮ったことに、  フタを開けてみればなんて良質ないい映画なんだと絶賛されました。  が・・題名そのまま筋がわかっているのでサスペンス的な面白さはなく、  出会う人のほとんどがいい人なのはいいんですが、  主役の爺さんがあまり私は好きになれなかったのです。  トラクターで行き着くということにこだわりを見せるんですが、  間に合わなかったらどうするんだ?とは思いつつ、  まあ実話みたいなものだし車で行ったら映画にならないだろうと・・  自分の力でそこに行くことに自分を試すことと兄に勇気を与えること、  色々解釈できますが老人にとってはまさに冒険物語であり、  自分探しの旅なのでしょう。  あまりに長い旅とは裏腹に再開シーンの短いこと・・  この終わり方はヨーロッパ映画のようでもありますが、  「リストランテの夜」のほうが好きで感動しました。  やはり兄弟の回想シーンとかほしかったなぁ・・  シシー・スペイシクの演技がうまいのはわかるのですが、  喋り方がこういううまい役者がやるとちょっと・・  本編ではたいくつでたまらなかったのですが、  予告特典を見るとなかなか感動できるのは・・いったい?? 
[DVD(字幕)] 4点(2005-07-24 12:45:49)
517.  メル・ブルックス/珍説世界史PART I 《ネタバレ》 
いやぁ・・ラストのすぐあとの予告編(続編はないんだけれどね)を見るまでは、  正直3点が限度みたいに思ってたんだけれども、  ものすごいおかしいぞ・・宇宙のユダヤ人!  あまりにも面白いので歌詞を覚えようとしたくらい・・  宇宙へ飛んだユダヤ人、彼らの種族を守るため~♪、  SW調の歌にのせて「SW」のようなエンドロール(出演・製作者名が流れてくやつ)・・  ・・まあなんてシュールな。 本編はたいしたことはなかったけれど、まんま創世記は「2001年宇宙の旅」、  ナレーターがまた「天地創造」のような語りだから期待したら、(なんとオーソン・ウェルズ)  やはり「旧約聖書」ネタは「十戒」は実は十五戒であったとかで・・  ぶっ飛びモーゼはまたその後にも登場して例の術を使う。  そして「ローマ帝国」いきなりデブのシーザーが現れここらからあやしく、  下ネタ満載ズッコケ三昧で(私の好きな時代が・・)笑えなかった。  このあと急に時代が飛び、宗教弾圧になるとミュージカルです・・  尼さんがシンクロ踊るしここらは引いた。  で、ルイ王朝ってかなり飛びますが、あらゆる時代で助けに来るのは、  「ベン・ハー」の白馬ミラクルでありこれは笑えるかも・・ かなり有名で誰でも知ってる名画や歴史がパロられていますので、  笑えなくてもヒマだから予告編は見てみたい??という方、  まあレンタル屋で見つけたら100円の日にでもどうでしょうか!?  本編中一番面白かったのはやはりこれも宗教ネタ。  「最後の晩餐」イエスが裏切り者は誰だろうと見回すシーンで、  (わりかんですかぁ?)と注文を受けた給仕が現れる。  (あ、ユダさん)ギクリとするユダ(ええとワインでした?)イエスは気づかない。  あの間の取りかたは最高におかしい。   
[DVD(字幕)] 4点(2005-07-01 09:48:10)
518.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 
そう私、こういう映画は好きじゃあありません。  アカデミー作品だから期待したのですが・・  不倫ドラマの背景に戦争ともりあがる内容なのですが、  全然もりあがらない・・イングリッシュペイシェントのほうが華がある。  ロシアが舞台でセリフは全部英語というのは覚悟してたのでまあいいとして、  主役ふたりが勝手で自分たちのことしか考えていない。  で、そこまで愛しあっているふうにも見えない。  ジバゴもふらふらしてるし共感はできない。  これはその時々の都合よく進んではまた引き裂かれるという、  メロドラマを見ているようで、もう勝手にすれば?と思いました。  ラーラの美しさだけが理由ならばもうちょっと主人公の描き方に情熱がほしい。    調べて見たら賞も助演が夫役、  主演ふたりはノミネートすらされていない・・  イングリッシュペイシェントも不倫&戦争ですが、賞は交わることのない看護婦役。  たしかに音楽はよかったし、映像も風景画のようでよかったです。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-05-20 04:34:24)(良:1票)
519.  フェリスはある朝突然に 《ネタバレ》 
昔見たときはとても面白かったのですが、 最近これ見て、最後までもたなかったです。 マシュー・ブロドレックのファンだったのですよ。 当時はこのコメディがかわいらしく受け取れたのですが、 う~ん今見たらひねた子供ですよね、この役は・・ 校長役、どっかで見たことがあるのだけれども・・ 筋は題名そのまま、フェリスという学生が ある朝突然学校をずる休みして街に出るいちにちの話。 振り回される同級生役に、ジョン・レノンそっくりの俳優が。 いや、初期のレノンにある顔が似てたんで・・ 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:51)
520.  ツイスター 《ネタバレ》 
「スピード」の監督さんなんですね。 この映画でもっとも印象に残っているのは、 竜巻の中で牛がもがいているところです。 どうやって撮ったんだろうか・・? 実際に牛をああいう状況にしたのだろうか?? そこだけすごかったので、脚本が弱いのですね。 「バックドラフト」のようなドラマにしてもよかったのにな。  
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:01)
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