501. 3人のエンジェル
とかく「プリシラ」と較べられるけど、芸術性では負けているかもしれないけど私はこっちの方が断然好き。オカマに抵抗のあった私ですら、気軽に楽しめた。三人三様の個性もよく出ているし、村人たちとの交流も良い。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-20 12:00:31) |
502. プリシラ(1994)
ド派手なコスチュームとショウは好きずきがあるだろうけど悪くはない。だけどしゃべってる内容がどうも品が良くない。音楽は「愛はかげろうのように」から始まって、「ゴー・ウェスト」「恋のサヴァイヴァル」「ママ・ミア」と好きな曲がいくつもあるのに・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2013-11-19 22:41:26) |
503. 清須会議
コメディ風に描きながら、誰にもわかる歴史教科書でもある。無骨な柴田勝家に対し、機転のきく策略家秀吉の対立が実におもしろい。見る前は秀吉がどうして大泉洋なのか疑問に思ったけど、大正解だったと思う。 [映画館(邦画)] 8点(2013-11-19 14:44:37) |
504. Mr.レディMr.マダム
オカマが出てくる映画はどうしても苦手なのだが、道徳党の党首が○○死したあたりから途端におもしろくなる。やっぱりコメディなのだが、さほどドタバタすることなく品よくまとめられている。ところで、情婦や未成年を問題視するのはわかるけど、黒人を問題視するのはお堅いじゃなくて、差別偏見だろう。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-19 06:21:39) |
505. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
以前見たときはおもしろく平気で見られたのだが、今見直してみるとあまり気持ちいいものではない。年月が経つと見方も変わってくるものだとつくづく感じるし、どこがおもしろかったのかわからなくなっている。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-17 06:22:20) |
506. 奇人たちの晩餐会
テンポが良く最高におもしろいコメディ、よくできている。これを舞台で見たら笑い出してしまうと思う。10点満点をあげたいけど、軽々しくバカバカと言ってほしくないので-1点。字幕と吹き替えと繰り返し160分続けて見てしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2013-11-16 23:04:07) |
507. みかへりの塔
《ネタバレ》 非行や盗癖、虚言癖など、問題を抱えた児童を集め、厚生と社会復帰を目的とした学院が舞台で、30代の笠智衆や20代の三宅邦子が登場する。先生がお父さん、保母がお母さんとなって、10人ほどの子どもたちと家庭を築き教育を行うのだが、実際の学院長と小説家豊島与志雄の共同原作を元に清水宏が監督した映画だ。だが子どもたちが非行歴があって手に負えないほどには見えず、キャンプか何かの集団レクレーションくらいに感じてしまうのは私だけだろうか。学院が一丸となって水を引く工事を行うところなどももっと盛り上げてほしかった。深みがいまいち [DVD(邦画)] 5点(2013-11-16 06:57:55) |
508. 5つの銅貨
良い映画だった。この映画は実在のコルネット奏者の伝記物であり音楽ものなのだが、娘ドロシーが生まれてからの物語はファミリーものと言っても差し支えないだろう。娘を寄宿舎に入れ顧みなかったばかりに、娘の病気はレッドにとっては相当なものだったろう。命より大切にしていたトランペットを河に投げ捨てるシーンは私の胸に強烈に響いた。なおこの映画は名作であることは随分前から知っていたのだが、私がジャズや金管楽器が好きでないばかりに見るのが延び延びになってしまっていた。ところで皆さんはトランペットとコルネットの違いがすぐにわかりますか? 丸みがある方がコルネットです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-15 08:57:46) |
509. ペコロスの母に会いに行く
先行上映にて鑑賞。長崎出身の原作者、長崎出身の監督、長崎出身のキャストによる長崎を舞台にした映画。認知症の年老いた母とペコロス(小タマネギ)のニックネームを持つ息子が主人公の物語。岩松了のハゲっぷりと赤木春恵のポケっぷりがたまらなく良い。笑いと涙のなかに喜劇を得意とする森崎東監督らしいユーモア溢れる映画となっている。ふんだんに長崎弁が使われているために若干抵抗のある人も出てくるかもしれないが、それが長崎から全国へ向けたメッセージとなっている。「ぼけるって悪いことばかりじゃない」と。 ところで婆ちゃん役の赤木春恵さんを見るのは久々だったが、かつては武田鉄矢主演の金八先生の学校の女校長先生として活躍していたっけ。 [映画館(邦画)] 8点(2013-11-13 00:34:43) |
510. 残雪(1968)
《ネタバレ》 「愛する二人が実は○○だった」はよくあるドラマのストーリーで、青春ラブロマンスが一転して悲恋映画となる。この映画の中で一番感動したのは、主演の舟木一夫でもなく大好きな松原智恵子でもなく、彼女の母を演じた千石規子だった。本当に心がこもっていると思う。余談だが、この映画にはザ・モップスというロックバンドがちょっとだけ登場する。そのボーカルを担当していたのは後に有名になる鈴木ヒロミツだ。 [映画館(邦画)] 5点(2013-11-11 22:38:37) |
511. スプーン一杯の幸せ
当時百恵ちゃんと人気を二分していた桜田淳子の主演映画。バドミントン姿がまぶしかった。何とかもう一度見てみたい。 [映画館(邦画)] 6点(2013-11-10 07:27:14) |
512. 電車男
映画としての難点は多々あるようだけど、夢みたいな?お話は大好き。難しく考えないで、純粋なラブストーリーとして見よう。応援している名無しの人物たちが良かった。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-09 21:39:11) |
513. 風雲児 織田信長
主役がりりしく格好良い、いかにも東映時代劇という映画だ。こういう名だたる強い武将を描くにはその方が良いのかもしれない。しかし人間ドラマとしてみると同年の大佛次郎原作、市川雷蔵の「若き日の信長」の方が好きだ。4千の手勢で4万の敵とどう戦うのか期待して見たのだが、何と言うことはなかった。それに中村賀津雄の木下藤吉郎も百姓出には到底見えない立派すぎ、錦之助の弟だから仕方ないのだが・・・。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-08 08:42:25) |
514. ザ・レイプ(1982)
《ネタバレ》 見かけは裁判が土台になっているが、決して社会派ドラマではないように思う。レイプだろうとSEXだろうとあの瞬間において女に受け入れる気持ちがあったかどうか、素人っぽい女性検事に対して、玄人っぽい弁護士は核心をつく。ある意味被害者路子を一番理解していたのは、恋人ではなくこの弁護士ではなかったろうか。加害者だけではなく、裁判を通して社会からもレイプされたはずなのに、「女と一発ヤッて、5年は重いでしょ」と路子は乗り越えてしまったように思う。裸体の田中裕子に注目が集まるが、私には踊っている姿の方がとても魅力的。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-07 07:02:50) |
515. 告発の行方
昔見たときはただのレイプ裁判ものとしてしか見ていなかったのだが、今回見直していろいろ考えさせられた。こういった事件はとかく男が悪いとか女にも原因があるとかいう議論で終わってしまいがちだ。だがレイプはちょっとしたきっかけや弾みで起きてしまう。(少なくとも米国では)そしてその場の雰囲気でとんでもなくエスカレートしてしまう。その恐ろしさをまざまざと知った。また映画では煽った入れ墨男は別として、さほど善人悪人がはっきり区分けしているわけでなく実にリアルだ。あの女性検事だって最初は司法取引して現実的だったし・・・。ジョディ・フォスターの体当たり演技だけでなく、作品そのものが評価されていい映画だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-06 06:49:08) |
516. アイズ ワイド シャット
トム・クルーズ演ずる医者の行動が解せない。何を言いたいのか、何に着目して見ればいいのかよくわからない映画だった。ショスタコヴィッチの音楽だけが印象的だった。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-05 15:47:11) |
517. 風の中の子供
ほのぼのとしていてとても良い映画だ。子供の心理をよくつかんで、表現が秀逸。高い木に登ったり、川遊びしたり、思えば私たちもあんな時代があったなあと懐かしい。ところでこの映画は前畑がんばれの平泳ぎや田島の三段跳び優勝のベルリン五輪の翌年、畳の上で泳ぐ姿に思わず笑み。 [DVD(邦画)] 7点(2013-11-05 09:03:36) |
518. 憧れのハワイ航路
「東京の花売娘」「啼くな小鳩よ」「憧れのハワイ航路」と戦後の歌謡界に君臨した岡晴夫の出演映画。歌はたくさん聴いたけど映画はもちろん初めて。さらに天才少女歌手美空ひばり出演とあっては見ずにいられなかったが、映画自体は甚だ・・・。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-04 11:17:58) |
519. 運命じゃない人
映画の作りが何と言ってもおもしろいしすばらしい。時間軸を変え別の人物の視点で描くと、何がどうつながっていたか手品の種明かしを見るようによくわかる。 映画そのものはたいして内容はないのだが、脚本が大変良いということか。 [DVD(邦画)] 8点(2013-11-04 08:51:24) |
520. アフタースクール
初めから観客をだまそうとしている映画だし、私の方も見事だまされた口だが、それでもやっぱりおもしろい。「運命じゃない人」もおもしろかったし、内田けんじ監督の映画(脚本)作りはすばらしい。最初は頼まれたからといってほいほいついて行く教師がどこにいるのかと思ったのだけど、ちゃんと訳があったのだ。何度も繰り返して見るDVD向きの映画。 [DVD(邦画)] 8点(2013-11-04 08:50:58) |