521. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
大冒険の航海映画だと思ったら違った。 航海はするのだが、大冒険ではなく、いきなり目的地に到着してしまったので呆気にとられた。 せっかく海が舞台の映画なのだから、もっと船の中の生活とか、危険な海の航海をしっかりと撮って欲しかった。 ほとんどが戦い中心の映画なのだが、別に舞台が「海」ではある必要がないではないか? それと戦いに関しては、不死身の海賊たちがいやに慎重に戦っていたような気がする。不死身だから堂々と戦えば良いのだが、それでは監督も緊迫感がなくなると思ったのだろう、ちょっと設定にムリがあるのではないか? 5点(2003-12-16 12:35:49)(良:1票) |
522. 戦場のピアニスト
主人公が泣いたり、わめいたり、キレたりせずに、淡々とこの状況を乗り切っていくところがリアリティがあった。 極限状態の人間は、無感情になるのだと思う。 涙が出るうちはまだ人間は絶望していない、人間が本当に絶望したら涙も出なくなり無気力・無感情になる。 ドイツはこれからもアカデミー賞にネタを提供し続けるだろう。(シンドラーのリスト、ライフ・イズ・ビューティフルなどもこの悲劇を映画化して受賞している) ナチスの行った行為は、永遠の人間ドラマとして語り継がれるはずだと思う。 9点(2003-12-16 12:32:14) |
523. 猟奇的な彼女
ついに最後まで名前が出なかった主人公の彼女が素晴らしかった。男のほうは、優しい人間なのかもしれないが、情けなく思う。 よく暴力男に依存する女性というのがいるが、この男の場合はそれと似ている。 「所有欲」は愛情が変形したものに過ぎない。 8点(2003-12-13 23:41:51) |
524. アビス(1989)
《ネタバレ》 主人公が死んだと思ったら宇宙人に助けられたとき、怒涛の感動が押し寄せてきて不覚にも涙が出てきた。 家でビデオで観たから誰にも見られなくて助かりました。 8点(2003-11-29 02:47:19) |
525. 菊豆/チュイトウ
死者を弔う儀式は見もの。 チャン・イーモウは外国の評価の高い監督だが中国では評判が悪い。その理由は中国の悪い部分を見せているからと言われる。しかし彼は本当に中国を愛しているからこそすべてを映し出そうしている、 8点(2003-11-27 22:02:32) |
526. アメリカン・ビューティー
父親という存在は、「あなたは私の父親だ」と母親が子供の前でそれを認める態度を取ることで、子供は父親を承認できるわけで、あんな母親では、それは不可能だ。娘に軽蔑される親父は最悪だ。しかしケビンスペイシーは最期の最期で人間らしさを取り戻した。 9点(2003-11-27 20:28:02) |
527. チョコレート(2001)
子供役は救いようが無い。ハルベリーはあいかわらず、毅然とした表情を携えながら、時に情けないほど惨めな表情を見せたりするところが、つい応援したくなるところであり、彼女がこの映画で大きなものを掴んだことにかんしては素直に嬉しいと思う。 9点(2003-11-27 20:27:20) |
528. ラストゲーム
駄目人間でも親父として1流でした。さすがデンゼル。深みのある人間を演じていた。 9点(2003-11-27 20:25:28) |
529. フィールド・オブ・ドリームス
シューレスジョーか!それにしても大リーグ好きにはたまらない映画です、私のような。 9点(2003-11-27 20:23:51) |
530. 魔女の宅急便(1989)
この映画の世界観が好き。ヨーロッパ風の幻想的な古い町並みを見ているだけで楽しい。 飛んでいるキキの視線から街を見下ろすアングルもOK! 音楽もラピュタに次いで良いのではないだろうか 9点(2003-11-27 20:21:56) |
531. ニュー・シネマ・パラダイス
ユーヒーさんが言っているように、主人公のトトが一瞬にして老ける瞬間は、頭をハンマーで叩き割られたような衝撃を受ける、 短い人生は時間の浪費によってさらに短くなる、 気づいたらもう自分の死ぬ番! 死ぬ前に何かを残したい、あのテープのように。 8点(2003-11-27 20:15:03) |
532. あの頃ペニー・レインと
嵐の中に飛行中、「私はゲイだ」と告白した男がいたが、あれには爆笑。キャメロン・クロウに興味がなくても、もちろん楽しめる映画。 8点(2003-11-27 20:13:15) |
533. クロコダイル・ダンディー
いやぁ面白かった!原始人がタイムスリップして現代にやってきたという感じ。最期の駅の場面は拍手 8点(2003-11-27 20:10:13) |
534. コヨーテ・アグリー
この映画はぜひDVDで見てほしい、コヨーテアグリーが詳しく説明されている。アメリカに行ったらぜひ行ってみたいところの1つ。 8点(2003-11-27 20:09:46) |
535. ダンス・ウィズ・ウルブズ
広いアメリカ大陸には、いろんな人種やいろんな立場の人間が、それぞれの言い分を持って、さまざまな生き方をしている。そういうものに触れることができるのが映画の長所。 8点(2003-11-27 20:09:18) |
536. ジュラシック・パーク
いまだとCGも当然だけど、この当時に見たあの恐竜の迫力といったら想像を絶するよ。私は娯楽映画の天才監督のNO1作品だと思うね。 8点(2003-11-27 20:07:01) |
537. すべての美しい馬
やっぱり評判が良くない。しかし人には好みというのがあるからね。私は8点。骨折り損のなんとかの旅みたいだが、最期に馬じゃなくて、車を見たとき、あー帰ってこれたんだなぁ、と主人公以上に私は嬉しかった。 8点(2003-11-27 20:06:19) |
538. ペイ・フォワード/可能の王国
キリスト教の「与える行為」をメッセージにした映画だと思う。世の中には自分の存在に対する悩みを解消できない人間が多すぎるから、他人に与えなくちゃいけない。そうすることで自分の存在は良い意味で軽くなる。 8点(2003-11-27 20:05:26) |
539. スモーク(1995)
片目の母親に、しがないタバコ屋の親父、堕落した娘、バラバラな家族を見ても、人が人を求め合っている姿に暖かいものを感じる。 どうしようもない駄目な人間たちもみんな必死で生きている 8点(2003-11-27 20:03:14) |
540. 十二人の怒れる男(1957)
私が陪審員制度にかけられたときは、あの11人の陪審員だけは遠慮したい。 99%殺されてしまいます。 8点(2003-11-27 20:01:10) |