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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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41.  告白(2010)
中島監督の前作『パコと魔法の絵本』と前々作『嫌われ松子の一生』に私が1点という低い点をつけているのは何もかもを映像では語らずに言葉で語っているからなんだけど、深田恭子の独り言のようなナレーションで進んでゆく『下妻物語』が6点なのは何故か。例えば『パコ~』で絵本の物語が言葉で紡がれてゆくのも『嫌われ~』で言葉が歌となってストーリーを語ってゆくのも全然かまわないのだ。大事なところ、伝えたいところまで全てを言葉にしちゃうからダメなんだ。『下妻物語』には伝えるべきメッセージなんてなく、ひたすらエンターテイメントギャグ映画だったから良かったのだ(人物の行動をちゃんと映画的に処理していたし)。そしてこの『告白』もまた登場人物それぞれの独白という言葉で進んでゆくが『下妻物語』同様にメッセージなんてものはなく、ひたすらマンガ的エンターテイメントであるから「重要なところを言葉で語っちゃう」ことを回避し、結果その部分での私の大幅減点も免れることになる。独白が必ずしも真実ではなく、イコール・ストーリとならないのもいい。が、そのことを訂正してゆくのも他の者による独白でしかないわけで、例えば少年と少女の関係が少年側からと少女側からでは全く違うということだって一つの画で現せることは出来るのだ。もちろんそれぞれの独白が違う事実を語ることに面白さがある作品なのはわかる。でもその一つの画を「伏線」として出すくらいしてくれないと、私の中での高得点はあり得ない。あしからず。 でも5点は合格点ですから。
[映画館(邦画)] 5点(2010-10-28 13:49:13)(良:1票)
42.  悪人 《ネタバレ》 
「出会い系」というツールが結ぶ男女の出会いを発端に、一人は殺され一人は初めて人を愛する。一つの出会いが運命的な出会いとなる。それが二つあるわけだ。なんて映画的なんだろう。となると「出会い系」という安易で軽薄なツールを使う登場人物たちの孤独さを象徴するシーンの連なりがこの作品の肝となってくる。原作どおりとはいえ、GT-Rに三連メーターなんていう車オタクぶりを見せる妻夫木。居酒屋で友人に対して虚勢を張る満島。妹カップルの出て行ったあとの乱れた寝室をぴしゃりと閉める深津。それぞれの孤独を表すなにげないシーンが効果的に配されてゆく。なのに「国道のあっちとこっちを行ったり来たりするだけの人生」(正確じゃないけど、そんな感じのこと)という決定的な孤独環境をセリフにしちゃう安易さよ。「レイプされたと訴えてやる」と声を張り上げるそのときの「絶対」を連呼する満島の短絡思考表現の絶妙さに比べて岡田のわかりやすいだけの人物造形のスカスカさよ。そしてやっぱり出てきたバカの一つ覚えのようなマスコミの描き方。とどめは一生懸命に何かを語ってくる音楽の鬱陶しさ。いいところも多々あるのに、どうしてそんなことしちゃうのってのがもっとある。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-21 16:31:11)(良:3票)
43.  ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲
仲里依紗が挑発ポーズで歌い踊るシーンがたっぷりとあるんだけど、たっぷりあるのも頷ける歌唱力とダンスパフォーマンス。あのふくよかなお腹には個人的にそそられはしないんだけど、これ見よがしに映し出されるボンレスハム状態のお肉はそうとうにエロい。見てはいけないものが映し出されているような、そんな気恥ずかしさがある。ストーリーもストーリーを中断させるギャグも世評の悪さとは裏腹にけっこう気に入ってます。でも「白馬の家」の二人と喪黒福造のような都知事のセリフ過多がどうにもこうにも。たしかにセリフ過多は子供向けヒーロー番組っぽくもあって、もしかしたらわざとしているようにも思えるのだが、そもそもセリフ過多の要因でもある「続編」であることに問題がある。むりに前作から繋げなくともよい。辻褄を合わせるためのいろいろがかなり鬱陶しかった。ホントは25歳のすみれちゃんを演じた子役の子の顔はどこか若かりし原田美枝子を彷彿させて今後が楽しみ。
[映画館(邦画)] 5点(2010-05-24 14:44:51)(良:1票)
44.  今度は愛妻家
仕事もせずにフラフラして妻にはいつもえらそうで、その妻はというと文句を言いながらも天然ボケで和ませながら結局は大きな懐で夫を支える。一昔前なら当たり前だったかもしれないこんな夫婦のカタチも今では非常に奇特なカタチになるのではないだろうか。そんな時代錯誤感をまず感じた。いつの映画やねんと。ほとんどが夫婦の自宅のリビングルームを舞台としているため、どこか舞台劇的でもあるのだが(と思ったらやっぱり戯曲の映画化だった)、途中まではそれが良く思えて、最後のほうはそれが良くなく思えたのだが、たぶんその途中までというのはその場所に薬師丸ひろ子がいるからというのが大きい。それほどに薬師丸ひろ子がいい。すごくかわいかった。豊川、薬師丸の貫禄を消し去った余裕の演技、落ち着いた口調はセンスのいいコメディを見ているような気にさせられた。途中で外に出るところも開放感があって良かったし井川遥の意味深で優しい表情も良かった。一方後半の薬師丸不在のパーティシーンの皆が皆すばらしい滑舌でセリフが飛び交う様はまさに舞台劇のまんまという感じでうんざりした。後半、もうちょっと屋外が映されたらとも思ったんだけど、どうだろう。
[映画館(邦画)] 5点(2010-05-20 15:54:06)
45.  パシフィック・リム
ロボットと怪獣の戦う様に郷愁を感じながら盛り上がるのは大いに結構なことだと思うしよく理解できる。が、日本中がギルレモ・デル・トロ、ありがとう的な言説に塗れていることに違和感を覚える。この作品を見る限り、監督が日本のアニメや怪獣ものを特に偏愛しているようには思えない。そのプロットを使っているだけ。オタクでもなんでもない。KAIJUとかだれそれに捧ぐとかに過剰に反応しすぎだと思う。ただ、この人は世界中のクリーチャー・モンスターものをたくさん見ている。これまでの作品を見ればその異形の者への偏愛ぶりからもよくわかる。前作『パンズ・ラビリンス』が『ミツバチのささやき』をなぞっているのもそこに『フランケンシュタイン』が入っているからかもしれない。たしかデルトロ監督のマイベストにコクトーの『美女と野獣』やムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』が入ってたようにも記憶しいている。そういう意味ではもうちょっとカイジュウに畏怖するものが欲しかったように思う。この作品でのギルレモ・デル・トロらしさは異界に通じる出入り口があるという物語の破綻を防ぐ便利アイテムがあるぐらいか。お金をかけた大作ゆえか、とにかく美術を含めた演出に「らしさ」がないのが不満。何が映ってんだかなバトルアクションは不満を通り越して不快。
[映画館(字幕)] 4点(2013-09-05 16:49:03)(良:3票)
46.  あしたのジョー(2010)
リアルタイムでコミックを買い続け全巻揃えたド真ん中世代ですが、アレはアレ、コレはコレ、当時の思い入れを持ち込むつもりはさらさらありません。『ピンポン』『ICHI』でCGを巧みに操りキャラクターの顔が活きるマンガチックなアクションを見せきった曽利監督がどんなボクシングシーンを見せてくれるのか、そこだけを楽しみに見ました。そのポップで綺麗なボクシングシーンは確かに新鮮ではあった。しかし超スローで歪んだ顔を映し出すことになんの意味があるのか。笑うところかと思ったぞ。全体を見てもカメラ揺れ揺れアクションなんかに比べりゃはるかに良心的なんだけど、キレイすぎてボクシング本来の泥臭さみたいなのが消されてしまってイマイチ盛り上がらない。あと、基本アイドル映画なんだろうね、これ。ボクサーではないただの喧嘩屋のころから山Pかっこよすぎ。ストーリーも駆け足なので説得力に欠ける。
[映画館(字幕)] 4点(2011-02-28 18:27:07)(良:1票)
47.  バイオハザードIV アフターライフ
2Dと3Dがあれば迷わず2Dを選ぶのだが3Dしかなかったのでやむなく。で、見て思うがやっぱり3Dの必要性がさっぱりわからん。ま、そこは置いとくとして。序盤のアリスの大群がなんだか笑いを誘う。お話はシリーズ最高のバカバカしさでなんの捻りもない。てなところがけっこう好きだったりするのだが、アクションまでもが単調でつまらないというのはいかん。スローモーションで見せるならもっとあり得ないアクションを見せてほしい。じゃなければスローにせずに生身のガチンコを見たい。この設定でバイオレンスやエロスが無いのは実に不自然なんだけど、興行上、ゲームから流れてくる低年齢層も考慮してR指定にならないように作られているのだろう。だからこそもっとアクションに力入れようよ。
[映画館(字幕)] 4点(2010-09-14 14:14:34)
48.  孤高のメス
家の前の小さな道を挟んですぐに海がある。大きな湖かもしれないけど。で、なんと見た目、ほぼ海抜0m。なんとも絶好の漁村ロケーションだ。にもかかわらず、何故に標準語よ。ちょっとだけ田舎っぽい響きのようにも聞こえるが。そもそもこの作品は、都市部に比べて設備の整わない地方の病院が抱える問題をテーマにしている。だからこそここはしっかりと「地方」を強調すべき「方言」の出番でしょ。絶好のロケーションにしたって一瞬映されるだけで、なんとしてもこの画が欲しいといった類のものではない。リアルでキレイな手術シーンにいくら力を入れても、こういうところをないがしろにしちゃいけない。
[DVD(邦画)] 3点(2011-09-26 17:01:32)(良:1票)
49.  プリンセス トヨトミ
原作が「こてこての大阪」を回避するためにあえて登場させなかった「新世界」をこの作品は頻繁に映し出す。さらに「たこやき」と「串カツ」と「大阪のおばちゃん」を登場させる。いかにも東京の人が描く大阪だ。イロモノとしての大阪。大阪人はイロモノ扱いをけしてはねつける事はない。むしろ進んで受け入れるだろう。しかし大阪人気質が描かれてこそ成立する物語をいかにもテレビのバラエティ番組向けこてこて大阪の絵ヅラだけで歪んだ大阪人気質を見せられても物語は上滑りするだけだ。そして「大阪全停止」。原作にはない設定なのだが、これによってお話自体に無理が生じている。にもかかわらずなぜ「大阪全停止」を入れたか。それは明らかに綾瀬はるかを走らせるためだ。もっと言うとチチを揺らせるためだ。何かを見せるために物語を犠牲にする、その心意気は買う。が、その何かが何かってことが問題。胸を見せることになんら問題はない(もっと見せてくれ)。その見せ方だ。あのスローモーション。あれは「こてこて大阪」同様に綾瀬はるかの胸をイロモノ扱いしている。なんて失礼なやつなんだ。許せん。この作品は視聴率を取るのに必死なテレビと同じ手法で作られている。ちなみに原作は泣いた。
[映画館(邦画)] 2点(2011-11-24 14:44:44)(良:4票)
50.  グリーン・ゾーン
画面が揺れすぎで何が映されているのか判別不能。映画というのは見るもののはずなのに、これはその見ることをひたすら邪魔して、どうだこれでも見ることができるかと挑発してくる。前衛的だ。などと冗談言ってる場合ではない。と思ってたけどここまでの評価、悪いなりにも最低点が4点というそこそこの評価。もしかして私が見たときだけ映写機になんらかの不具合があって画面が必要以上に揺れていたのだろうか。それとも私の動体視力が他の方たちよりも著しく悪いのだろうか。冗談抜きで。0点はつけることはないと思ってたけど、こればっかりは他につけようがない。だって悲しいけど本当に何が映されてたのかわからないんだから。字幕だけ見てりゃとりあえず内容はしっかりとわかりましたが、それはそれでどうなんでしょう。もしいつの日か見直すことがあったとして、画面に何が映されていたのか判別できればまた修正したいと思います。
[映画館(字幕)] 0点(2010-06-01 14:22:41)(良:1票)
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