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つむじ風さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 223
性別 男性
ホームページ http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/
自己紹介 ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。
旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。
作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。

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41.  ちょんまげぷりん
期待していなかった小品からの感動。出会えた幸せに素直に感謝。 日本人が亡くした宝物と日本人が持ち続けた悪習を、現代社会と江戸文化を比較しながら、さらりとユーモアたっぷりに描いた佳作です。
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-26 01:28:12)(良:1票)
42.  必死剣 鳥刺し 《ネタバレ》 
池脇千鶴をこんなに美しく撮るなんて・・・これは、詐欺なのか魔法なのか!  観客に媚びるような過度な演出は控え、回想シーンを巧みに織り交ぜながら、美しい庄内地方の自然を背景にして、男女の心情変化を描きます。 『誰の為に死ねるか?』の問いに『愛する者の為に生きる』という答えを最期に出した彼は、必死剣を繰り出さねばならぬ状況に追い込まれます。このラストの殺陣が、現実の切り合い(殺し合い)を見事に表現した素晴しい出来です。  一見すると、とりとめの無い時代劇に見えますが、実は映画の面白みがじっくり詰まった秀作です。まさに~外見は飾らず志は高く~武士(もののふ)のような生き様の作品というべきか。 
[映画館(邦画)] 8点(2010-07-28 01:35:13)
43.  冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 《ネタバレ》 
前作「エグザイル」の痺れ度には及ばないまでも、香港ギャング映画の神髄を継承するジョニー・トーの世界を十分味わえる快作! 台詞が少なくて良い(私でも理解できる英語)。俳優陣の表情が素晴しい。圧倒的な銃撃シーン。切なく響く音楽が良い。マカオ・香港の夜景が良い。 主人公の記憶喪失から糞転がしみたいな決戦に至る後半が、張り詰めた緊張感連続の前半と比較して少々物足りないが、ここまで胸躍らせてくれれば申し分なし!
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-06 02:18:44)(良:1票)
44.  NINE(2009) 《ネタバレ》 
「シカゴ」の完成度・当時の衝撃度と比較すれば分が悪いのは事実であるが・・・映画の枠組みの中というより広義のエンターテイメントとして、私のお気に入り女優がここまで勢揃いし、過去に魅せた事の無いパフォーマンスを次々と披露してくれただけで感激です! この道のプロのファーギーの「赤のタンバリン」ショーは別格として、ここまでいやらしいペネロペ・貫禄のミセスM(007もびっくり)・白の世界で煌めくケイト・神々しいまでのキッドマン・そしてpureからsexyに変貌する黒のマリオン。イタリアらしい原色主体の色彩が心を踊らせ、幸福感を増幅させます。 平凡な作品の役柄でも十分稼げるオスカー常連のスター達が、この未体験ゾーンに挑戦した事に拍手を送りたい。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-12 02:01:08)
45.  脳内ニューヨーク 《ネタバレ》 
この作品を論理的に理解する事は、凡人の私には不可能であった。なにしろ、奇才カウフマンの頭の中そのものを、映像化されたのだから。 臨終の直前、自分の一生が走馬灯のように脳裏に駆け巡るという。朝方に見る夢は、妙に現実味があるが、自分の潜在意識によって、僅かに歪曲されるという。 人間の生涯を振り返る~結ばれなかった恋人。人生の岐路の選択。かけがえのない家族・友人。充実した日々。されど果たせなかった夢~ 理解不能な作品のはずなのに、胸の奥の酸っぱい果実が押し潰され、自然と目頭が熱くなる。カウフマンの極めて個人的な脳内エキスに刺激され、自己の半生を重ね合わせ、想い起こす。 人生は、映画の脚本のように都合良くは進まない。だからこそ、素晴しいのだと。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 00:48:33)
46.  空気人形 《ネタバレ》 
人形に感情を持たせる題材から、人間の本質を垣間見せるという「ピノキオ」的手法は、決して珍しくはないのだが、現代東京を舞台にダッチワイフを起用するとは・・・変態是枝監督の面目躍如! 是枝ワールドの素晴しさは、人と人との関わりの中で見え隠れする人間の弱さ・愚かさ・残虐性~それこそヒトの本質か~を究極の優しさに満ちたカメラアイで、さりげなく切り取る所業にある。人間のダークサイドをこれほど美しく描写できる者は希有だ。「誰も知らない」同様、東京の光景のワンカットのみで私は目頭が熱くなる。 今回は、ぺ・ドゥナ(何と云う肉体美!)という愛玩具を手中に収めた監督は、日活ロマンポルノ的アプローチで若干、自己の悪趣味を披露しつつ、他人の暖かい息で満たされたい孤独な者達を、慈愛と自虐を持って描いています。 オルゴールの旋律が、無機質な豊洲のマンション群の一室・一室に命という灯りを点すように響き亘ります。
[映画館(邦画)] 8点(2009-10-18 03:09:44)
47.  コネクテッド 《ネタバレ》 
あんな廃屋で、どうして電話が通じるの?~誰が電話代払っとんじゃ!~みたいな無理な設定も俳優陣の少々臭い演技も気にしてはいけません。 香港映画の面白みとは、辻褄が合わなくても無理を承知で押し通す力技の爽快さと、ダイヤの原石を掘り当てたようなアクションシーンとの邂逅、そして極めて亜細亜的なユーモアセンス。 その点において、今作は最高の仕上がりとなっています。 グレイスの拉致シーンや軽自動車のカー・アクション、携帯電話店での珍強盗等、見所満載!抱腹絶倒!気分爽快!  謝謝!!
[映画館(字幕)] 8点(2009-09-08 00:49:04)(笑:1票) (良:1票)
48.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
男は永遠に子供であり、女は永遠に母である。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-11 02:12:45)
49.  闇の子供たち 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーと見紛うばかりのリアリティ~タイの映画祭での上映中止は当然でしょう。グローバル社会においては「人間の命に値段はあるか?」の答えが、決して「NO」でない事を!本能として「生存する事のみ」が目的の人間が多数存在する事を!我々先進国の人間が普通に生活しているだけで、最貧国の人々から搾取している事を!この映画は観る者に叩き付けてきます。梁石日氏のメッセージを明確に映像化したスタッフの手腕は見事。ここのレビューも少ないが、もっと多くの人に観て欲しい映画です。但し、エンドロールでの挿入歌だけはいただけない。元々サザンは好きだけど、この映画のラストに桑田の歌ではぶち壊しである。立派な映画は商業主義に流されず、貫いてほしいぞ!
[映画館(邦画)] 8点(2008-11-03 00:58:47)(良:1票)
50.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers
ジブリ系の癒しだけでは物足りない方はこちらへ。~圧倒的な映像美・ほとばしるメッセージ~押井芸術は更なる高みへ!
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-25 02:11:05)
51.  ダークナイト(2008)
正義と悪、光と影、健全と狂気~すべてコインの表裏。人間、どちらに転ぶか運しだい。圧倒的な映像と鬼気迫る演技で見事にそれを描ききっています。偉大なるジョーカーに黙祷。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-20 01:08:42)
52.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
スペイン内乱で犠牲になった、悲しい母娘の物語です。一人の少女の妄想を柱にして、戦争時での女の戦い方と男の戦い方が、情緒豊かに描かれています。主人公以外も緻密に人物描写されており、単なるブラック・ファンタジーとしての範疇からは超越しています。残された遺児の運命は如何に・・・
[映画館(字幕)] 8点(2007-11-15 02:30:22)
53.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
とにかく大画面でレイに再会できただけで感激です!TVストーリーと若干内容が変わりそうな次回作に、更に期待!「この次もサービス!サービス!」してねん。
[映画館(邦画)] 8点(2007-11-15 02:12:29)
54.  キサラギ 《ネタバレ》 
未見ですが、舞台の時点で非常に完成度の高い脚本だったのでしょう。アイドルと5人の関係が、ひとりづつ暴露され、5人のパワーバランスが激しく変動する様は、まさしく喜劇舞台の「ドタバタ劇」のセオリーです。飽きさせません。映画では、ビルの一室のみでの強烈な5人の演技のぶつかり合いと共に、舞台では不可能な回想シーン(再現フィルム)が、観客の想像力をさらに引き立てさせます。見事な演出!  昔のTVで親に隠れて観ていた「芸能人水泳大会」。騎馬戦で、毎回必ずひとりのB級アイドルがヤラセで「おっぱいポロリ」をしていたなぁ。こういう娘にも熱狂的なファンがいて、親がいて、恋人がいたんだなぁ~と感じ入りました。
[映画館(邦画)] 8点(2007-08-13 21:44:25)
55.  バベル 《ネタバレ》 
言語の壁、民族の壁、宗教の壁。「ことば」の伝わらぬ虚しさと「ことば」がなくても繋がる人間の絆。 一発の銃弾から始まる4つのストーリー展開は非常に強引ではあるが、それを微妙な時間軸のズレによって描写し、随所に「壁と絆」を織り込んでいます。イデオロギーの戦いから宗教戦争へと変遷した21世紀の世界紛争の火種とかすかな解決への希望を暗示しているような気がします。それは家族愛であり、民族を超えた人を慈しむ心なのでしょうか。パニック状態のスーザンにモロッコ人通訳の母親が、鎮静剤がわりに煙草(大麻)を吸わせるシーンは強烈な希望の光です。 我々が観賞後に感じる一種の不快感は、いわゆる無宗教の頽廃した平和日本人の尺度では、現代の世界標準の現実を直視できないもどかしさからか?これも一種の「壁」(だからあえて東京が舞台に選ばれた?)なのでしょうね。 エンドロールのギターの咽びが、なぜか無性に心に染み渡りました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-09 03:10:46)(良:2票)
56.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
どこか昔のTVアクションドラマシリーズのようなレトロ&ハイセンスなオープニングがいいですね~「さぁ、これからシリーズが始まりますよ~」という感じ、歌も最高、一発で引き込まれます。 ちょっと腹が弛み始めたが、とりあえずマッチョなボンドが、CGなしの大活劇!お決まり美女との愛と裏切り。バイオレンスとエレガンスを軽快なスピードで描ききる見事な演出。ヒーロー物は、観客が主人公になりきれるかが勝負の分かれ道。その点でこの作品は大成功です。映画館に居る時は「俺がヒーロー」一歩外に出たら「これが現実」アクション映画の見本ですな!
[映画館(字幕)] 8点(2007-02-01 03:04:07)
57.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット 《ネタバレ》 
ハリポタシリーズもファンタジーからついに青春ドラマ化か! 甘酸っぱい初恋・熱中スポーツ・親友との確執・憧れの先輩の死。 大人になる前に、多くの人が経験するであろう事柄が次々と現れます。 「飛び出せ、青春」世代のおじさんは、思わず懐かしさに胸きゅんでございます。 シリーズ中では一番楽しめました。   
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-24 01:24:41)
58.  Mr.&Mrs. スミス
「ウソはないけど秘密があるの」ん~。重いな、この台詞。 流血なしの爽やかアクション・コメディー!好感度結構高得点。
[映画館(字幕)] 8点(2005-12-17 01:30:47)
59.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
原作で感銘を受け、昨年のNHKドラマも楽しく観ました。ドラマでの脚本を手掛けた黒土氏が満を持してメガホンをとった~という感じですね。その時のキャスティングが内野聖陽と水野真紀。2人に10代の設定での場面(荷車を押すシーン)は多少、違和感はあったが、概ね原作に忠実な作りに好感。 そして、今回の映画は、前作を下地に、限られた約二時間の中に藤沢ワールドを凝縮。美しい日本の風景(羽黒山から琵琶湖までのロケは立派!)と男女の機微(木村佳乃がこんなに着物姿が綺麗とは)。殺陣も素晴らしい(人を初めて斬った瞬間は秀逸)。 監督の原作に対する想い入れが肌で感じられます。 原作を知らない方でも十分堪能できる佳作だと思います。かえって原作に執心し過ぎると、淑江の行く末や秘剣村雨をもっと詳しく!みたいになるので予備知識なしの方がいいかも。 最大の?はラストシーン。今生に未練を残さず2人は「結ばれた」のか。映画では観客の判断に委ねています。 憎い演出~美し過ぎます。 
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-18 02:28:44)
60.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
導入部からグングン引き込まれた。3家族の子供時代の家庭環境を丁寧に描き、ケイリーの自殺で「えっ?」と思わせたところから、新たなストーリーが急転直下で始まる。見事な脚本!しかし、各々大事な場面ではあるが、フラッシュ・バックが多過ぎて途中から萎えてしまった。前半の静かな緊張感と比較して後半が展開が激しすぎて、テンションを維持しきれず。ラストはもの悲しいハッピーエンドなのだが、先日観た『エターナル・サンシャイン』とダブッテしまった。~本来結ばれるべき運命の2人は、どんなに世界が変わろうと、必ず再び巡り会って、恋に落ちる~私は『エターナル~』の哲学を支持したいな。それにしても、主要俳優のフラッシュ・バックごとの演技の切り替えは素晴らしく、この映画の魅力のひとつになっている。
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-30 03:21:28)
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