41. ワンダフルライフ
物語設定のアイデアの勝利ですね。また、古い学校のような建物や、美しい映像も魅力的だし、ARATA君のたどたどしい演技も、ゆったりとしたテンポも、この映画の世界観にはマッチしていました。 8点(2004-03-09 02:51:48) |
42. ライフ・イズ・ビューティフル
ベニーニが、なぜ、この映画の舞台として「ホロコースト」を選んだのかがよくわかりませんでした。そういう政治的な問題をぬきにしても、前半のコメディの部分はふつうに映画として面白くないし、後半は「子ども」をダシに「感動しろ」と強要されているようで気分が悪かったです。単純に僕が『ニューシネマパラダイス』も含めた「感動」系イタリア映画と相性が悪いってだけなのかもしれませんが。 3点(2004-03-08 18:17:26) |
43. アンダーグラウンド(1995)
映画館でみて、監督・脚本のエミール・クストリッツァの想像力のパワーに圧倒されました。ユーゴスラビアの現代史を、こんなかたちで描く事ができるなんてと驚愕したことを覚えています。ブラックユーモアと政治的なメッセージの絶妙なバランス。ふざけたマルコのキャラと悲惨な戦争や民族分離のコントラスト、そして美しく印象的なラストシーンまで、「映画」の持つ力を見せつけられました。 10点(2004-03-08 18:06:14)(良:1票) |
44. から騒ぎ
ケネス・ブラナーが監督として絶好調だった時代の勢いが感じられますね。豪華キャストみんなが楽しそうに演じていたのが印象的で、それを軽妙なコメディとしてまとめあげた演出にも感心。安心して楽しめる一本。 8点(2004-03-08 17:52:29) |
45. ヒート
どうしてかわかりませんが、何度見ても寝てしまって、全部通して見た事がありません。パチーノとデニーロのかっこよさだけでは、睡魔に勝てないようです。この映画に3時間も必要なんでしょうか? ちなみに同じマン監督&パチーノの「男」系映画『インサイダー』は大好きな作品です。だからこそ、なぜこの映画はダメなのか不思議。 3点(2004-03-08 17:44:55)(良:1票) |
46. エリザベス
まさにケイト・ブランシェットを見るための映画。どんどん美しくなっていきます。政治ドラマのほうは普通。ただ、この映画をインド系の監督が撮っているというのが、なんとも不思議な感じがします。 7点(2004-03-08 17:37:39) |
47. スピード(1994)
とにかく何度観ても飽きない。個人的にはもっとも多い回数観たアクション映画だと思います。複雑な背景は一切なく、爆弾を仕掛けられたバス(と地下鉄)の暴走というシンプルなアイデアだけなのに、これだけの娯楽作品に仕立てあげたのは見事としか言いようがない。なかでもすばらしいと思うのは、爆弾を仕掛けられたなかの極限状況と、物理法則を無視した(笑)バスの大ジャンプやキアヌとサンドラの脱出シーンの爽快感との見事な対比。この爽快感を味わいたくて、結局何度も観てしまいます。あと、旅行好きの人には、サンタモニカ発ハリウッド行きのLA名所巡りも楽しめます。唯一残念だったのは、終盤の失速観が否めない点。あと、監督ヤン・デ・ボンのその後の迷走ぶりも悲しいです。 [映画館(字幕)] 9点(2004-03-08 17:25:10) |
48. リアリティ・バイツ
「ジェネレーションX」って言葉自体、もはや「死語」ですよね? 僕は、当時学生でOB訪問のあとに恵比寿ガーデンシネマで見て、冒頭のウィノナのthe answer is...I don't know..っていうのに、妙に共感した覚えがあります。「現実は痛い」っていうのがテーマの話だったはずなのに、最後は結局ラブコメ化してしまうのも、この世代というか時代を象徴してて、僕はけっこう好きです。ある時代を切り取った作品として評価してます。結局、この作品あたりを境にウィノナのキャリアが低迷しちゃったのが残念。 8点(2004-03-08 16:54:45) |
49. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
うーん・・。これは「映画」なんでしょうか? ビデオで見たんですが、序盤は、10分おきくらいに意識を失って何度も巻き戻して見ました。ただ、後半のライブシーンだけは一見の価値があるかも。そこだけで3点献上します。 3点(2004-03-08 11:12:03) |
50. 青いパパイヤの香り
カメラワークが心地よい映画でした。あまりの心地よさと後半ほとんどセリフがないんで寝そうになりましたが。たまにはこんな映画もいいかも。あと、ポスターのデザインは秀逸。 6点(2004-03-08 01:25:09) |
51. ギャラクシー・クエスト
半信半疑でレンタルしてみましたが、面白い! キャストがいいですね。個人的には、アナウンスを繰り返すだけのシガニー・ウィーバーがツボでした。サム・ロックウェルも、うさんくさい役を嫌みのない魅力的なキャラにできる人ですね。前半は、おバカ系映画かと思わせて、後半はじーんと感動してしまいました。見て得した気分になれる一本。 9点(2004-03-04 11:06:35) |