41. トイ・ストーリー2
《ネタバレ》 映像美は、新作が次々と向上してますので特に目新しさは感じなかったです。メッセージ性が強いというか教育ビデオのように感じますね。これを観て物を大切にすることを子供が学べるのであれば良作かと。それを感じるのがジェシーの回想シーンですね。非常に切ないです。個人的に「トイ・ストーリー」の世界観は苦手で感情移入できません。玩具の割には部屋を散らかしたり、定位置に戻らなかったり。挙句の果てには勝手に家を飛び出したり、体に傷をつける等好き放題しています。人間の立場からするとかなり部屋や玩具に違和感を感じるでしょうね。 [地上波(吹替)] 5点(2013-12-28 12:47:21) |
42. 悪夢のエレベーター
《ネタバレ》 悪くはないです。ただ、演技がオーバーなのと管理人の殺害シーンがかなり雑でコメディチックになっているのは、大きな減点。密室劇の作品は数多くあるが、どんでん返しを加えたことで、終盤は面白くなってきますね。佐津川愛美は綺麗ですし、管理人役の大堀こういちの怪演も見所です。画面の外まで息の臭さが漂ってきます・・・。 [地上波(邦画)] 5点(2013-12-27 15:29:41) |
43. イノセント・ガーデン
《ネタバレ》 ミア・ワシコウスカやニコール・キッドマンの役はありきたり過ぎ。根暗と妖艶な女性を演じる2人は、過去の作品にもあったでしょう。非常に地味な作りで、派手なサスペンス作品を期待すると肩透かしをくらいます。少女が快楽殺人鬼になる過程を描いていますが、どうも見せ方がよろしくないのか、切り替わりが解り辛い。原作を一度読んでみたいですね。 [DVD(字幕)] 4点(2013-12-25 16:40:26) |
44. リアル 完全なる首長竜の日
《ネタバレ》 相変わらず綾瀬はるかは魅力のある女優さんで、作品が映えますね。肝心のストーリーですが、どこか単調で主軸の反転は強引。佐藤健が漫画家というのは、ネタばらしの前になんとなく気づいている人は多かったのでは。そういう手法が必要だったのか疑問が残ります。首長竜自体は綺麗なCGでしたが、急にハリウッド張りのアクション映画に切り替わり、置いてきぼりをくらった人も多いでしょう。そこそこ上映時間も長いので、ストーリーに入り込めなかった人は、退屈。私はなんとか最後まで集中できましたが、鑑賞後特に残るものはなかったですね。目覚めてからの世界を少し描いてくれた方がスッキリしたかも知れません。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-25 10:27:18) |
45. シュガー・ラッシュ
《ネタバレ》 幼い頃からディズニー作品に囲まれて育ってきましたが、知らぬ間にずいぶん映像が綺麗になっていますね。ヴィヴィッドカラーで昔のようなじっくり作品に浸れるような映像ではないが、CGにはCGの良さがあります。作品のクウォリティも高く、パロディのネタを知っている方ならいっそう楽しめるでしょう。ザンギエフの立ち位置に違和感ありましたね。ベガとバイソン位で良かったかと。私の子供時代はメダルゲームに夢中でした。じゃんけんゲームやボウガン等のミニゲームでコインを稼ぐスタイル。今はそういうゲームもほとんど廃盤になっており、じっちゃん・ばっちゃんがゲームセンターに入りびたり、お金をガンガン投じて暇つぶしをしている光景にげんなりします。小さなゲームセンターも潰れ、ラウンド1のような大型店しか生き残れないっていうのも寂しい限りです。と言えども私はそれほどゲームセンターに通っていた訳ではないので、作品のキャラクターは半分程度しか認識できていません。それでもどこか懐かしさを感じるキャラと世界観・音楽には十分に楽しめました。ジャンルが大きくズレてキャラ同士の共闘っていうのも斬新。適役もコテコテのクズで、小難しいことを考えずに勧善懲悪の流れを楽しめる内容。結婚式まで突入した時には、やり過ぎとは思いましたけど。今の子供には元ネタが解らないかと思うが、娯楽的にも教育的にもお勧めです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-21 14:49:57) |
46. オーシャンズ13
シリーズを重ねるごとに、キャストが豪華になっていきます。キャスト経費が恐ろしいことになっていそうですな。前作よりは舞台もカジノに戻り、エンタテイメント性が強くなっています。エレン・バーキンとアル・パチーノは存在感が強く、キャストが多い中も映えていました。地震やダイヤモンド強奪の過程には少し無理がありそうですが、コメディと考えれば気になりません。今回はトゥルアーやテリーも仕留めて完結ということなのでしょう。ここまで大所帯になるとスケジュールや予算でシリーズ継続が厳しいのは解るが、残念ですね。 [地上波(吹替)] 7点(2013-12-21 05:23:41) |
47. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 これは期待はずれ。ゾンビ映画なんだけど、前半から中盤にかけての緊迫感がなくて、ストーリーに入り込めない。終盤のメタルギアな展開は面白いし、ゾンビを騙すっていうのも斬新で好きです。走るゾンビは「ドーン・オブ・ザ・デッド」や天井まで這う「デイ・オブ・ザ・デッド」で満喫済みですので、特に目新しさは感じない。壁のシーンは、一瞬「進撃の巨人」が脳裏に浮かびましたね。よくも悪くもブラッド・ピットの存在感だけで成り立っており、その他出演者のキャラが非常に薄いです。家族の存在も最初と最後だけしか印象なく、いっその事一匹狼のような主人公の方がしっくりきたのかも知れない。ゾンビ映画の中で、可もなく不可もなく。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-21 02:58:47) |
48. オーシャンズ12
《ネタバレ》 前作と比べるとエンタテイメントに欠けていると思うし12人のキャラ説明がなくて感情移入しにくい。ベネディクトの存在感は薄いし、本人ネタも滑っている。ラストのネタばらしに何の驚きもなかったことが残念。「エントラップメント」のオマージュ的なカッセルのセンサー破りはどうも現実味を感じないですね。不可能でしょう・・・あれは。それでもシリーズ独特の緩いノリは好きです。ベストシーンは、携帯の盗まれたブラピの表情ですね。 [ビデオ(吹替)] 5点(2013-12-21 02:56:05) |
49. 華麗なるギャツビー(2013)
《ネタバレ》 何度も見たくなるような映画ではないが、予想に反して引き込まれました。豪華なパーティは度を超えているし、一途な愛は想像以上。一度、女性に魅了されると頭から離れない気持ちはよく解ります。それが人一倍強かっただけでしょうね。終盤の雲行きは怪しくなり、どん底への階段を降り始めます。そんな中の最後のコール。デイジーからと思い、死ぬことができたのは、ある意味ハッピーエンドなのかも知れません。それにしても貴族の方々は、庶民とは相いれることが出来ない生き物だと思いました。それと利害関係がなくなると人が去る現実。これは私の周りでもリアルに感じることです。仕事上での付き合いは、退職すると消えていきます。後味の良い映画ではありませんが、完成度の高い作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 12:14:27) |
50. ペーパーボーイ 真夏の引力
《ネタバレ》 他の方もおっしゃてますが、ありとあらゆる不快なものをてんこ盛りに詰め込んだ作品。兄貴の性癖・ワニの腸・破天荒熟女・白ブリーフ・南米特有の汗臭い環境等など、何一つキーワードに共感できません。ニコールの放尿シーンなんかは、この作品の中では微笑ましいぐらいです。ジョン・キューザックの怪演は素晴らしく、あのねちねち感は映像の外まで伝わってきます。沼地生活の家庭に嫁いで順応できる女性はいるのでしょうか?個人的にはこの異臭漂う世界観は地獄と同じに感じます。法廷ものからサスペンスに切り替わるあたりも巧みで、出演陣の演技力と交わり、あまり人にオススメでないが良作です。知名度がないのが勿体無いですね。ただ、もう一度見たいかと聞かれれば見たくないです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-16 14:56:38) |
51. サイレントヒル:リベレーション3D
《ネタバレ》 原作は未プレイですが、相変わらずクリーチャーの造形と世界観は素晴らしいです。特にナースのクリーチャーのシーンは秀逸。ただ、ストーリーが淡々と進んでいき、メリハリがないです。それでも緊迫感は続きますし、時間も短めなので良作かと。ラストのバトルは非常に残念。雰囲気ぶっ壊れちゃいますね。毎度感じることですが、サイレントヒルの世界観って独特で、バイオハザードのようなゾンビ映画よりも得体が知れなくて怖いです。ゲームも一度、経験してみたいところです。それと主演のアデレイド・クレメンスは嫌いじゃないですね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-16 02:58:20) |
52. パシフィック・リム
《ネタバレ》 やはりロボットどんぱち映画は苦手です。リアルさがなく、映画を見せられている感が終始します。登場人物には感情移入できず、キャラも薄い。辛うじてイドリス・エルバの印象が残る程度。ハリウッド女優=菊地凛子というのも頂けない。ハリウッド素人の芦田愛菜がOKならヒロイン役は他にもいるでしょうに。中途半端に使用する日本語も発音が悪いし、なんか浮いてましたよね。怪獣のグラフィックは「ウルトラマン」色が強いですが、ワンパターンで飽きてきます。エヴァぐらいにフォルムを振り切るぐらいの覚悟が欲しかったところ。終盤の海中戦あたりからは、完全にご都合主義に話が進んでいくので、見終わった後に何も残りませんでした。高評価作品ですが、私には合いません。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-15 05:47:47) |
53. クロニクル
《ネタバレ》 ハリウッド版『AKIRA』。終盤の超能力の制御が効かなくなったあたりは面白い。前半のイタズラシーンなんかは、内容を濃くするか時間を抑えた方が良かった気がします。のほほんしてて好きなんですが、少しダレました。ゾンビ映画のようなハンドカメラ撮影も間延びするので不要。それと透明人間的な感じで、エロに走っても面白かっただろうにね。主人公の荒んだ生活環境や醜い性格が起こした事件ではありますが、あ~いうタイプの人間って学校に数人いたような気がします。超能力の元を一切説明しないスタイルも好感が持てました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-14 17:20:34)(良:1票) |
54. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 「地獄でなぜ悪い」の影響で代表作のこちらも鑑賞。でんでんの迫真の演技が光ります。黒沢あすかのサイコぶりも評価できますし、神楽坂恵の美魔女ヌードも必見。ただ、内容は誰一人感情移入できず、そして臭う。バイオレンスには抵抗ないんだけど、汚いのはちょっとね。その辺が作品と合うかどうかじゃないかな。ラストは急に薄っぺらくなった気がします。「地獄でなぜ悪い」のリリーでも感じたが、上っ面だけ善人そうに見えても人間の中身まで解らないですよね・・・ほんと。 [DVD(邦画)] 5点(2013-12-14 05:37:16) |
55. 崖っぷちの男
ありえないというのが本音ですが、時間も抑えてテンポが良いので合格点。飛び降りとか父親オチはどうかなと思います。それとエリザベス・バンクスが主人公を信用し、上司まで彼女を応援する展開には無理があります。アンソニー・マッキーが見方というのは少し意外だったかな。観衆が自殺コールをしているシーンがありますが、リアルにそういう現象が起こるんでしょうかね?私自身、遭遇したこともありませんし、ノンフィクション映像も見たことないので疑問が残りましたね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-13 04:18:10) |
56. PARKER/パーカー
《ネタバレ》 いつものステイサム映画です。今回は怪我だらけで、ヒロインに身分もすぐにバレてしまうなど、詰めが甘い男です。後半のアバラ4本、手の平串刺しなどの重傷からの動きは人間じゃないですね。気の小さい悪党ハードウィックを演じていたマイカ・ハウプトマンは愛嬌のある良い俳優です。ヒロインとはくっ付かないパターンですが、ハッピーエンドでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-12 15:43:31) |
57. スプリング・ブレイカーズ
言われないと気づかないフランコにアイドルのセレーナとヴァネッサが出演しています。あとは、おっぱいとお尻と薬、酒のみ。他の方も言っていますが、ランボルギーニは作品とマッチしてカッコイイ。中身はほとんどなく、青春ものというジャンルにも当てはまらないかと。日本人には非現実的な空間で解り辛いですよね・・・こういう作品は。 [DVD(字幕)] 4点(2013-12-09 03:04:05) |
58. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 全てが中途半端で、残念な作品です。敵は強いのか弱いのかが解らない。地球まで侵略する技術があるのに、しっくりこないですね。敵の弱点なんかもいかしてないですし、ビジュアルもセンスがないです。キャラも薄いので、感情移入も出来ません。ラストの司令塔の破壊ですが、ロケット1発であそこまで総崩れになるものだろうか。アメリカ万歳映画というのは間違いない作品。「宇宙戦争」の方が、振り切っていて好きです。 [地上波(吹替)] 4点(2013-11-20 15:13:42)(良:1票) |
59. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 キャストの演技が振り切っていて良いですね。國村隼、二階堂ふみ、堤真一の表情が良いですね。そして、ふみちゃんのテーマソングが頭から離れない。胸の露出も高く、本作では非常に魅力的でした。髪型からして初め蒼井そらかと思うほど、似てましたね。ガラスの口づけシーンは強烈です。序盤は、作品のチョイスをミスったかなと思うほど、場面の切り替えが早かったですね。中盤以降から話に入り込め、終盤のはっちゃけぶりは最高でした。血は構わないけど、汚いのは苦手でゲロのシーンは苦手。量もありえないですし・・・。個人的には超お勧めですが、人を選ぶ作品。 [映画館(邦画)] 9点(2013-11-17 02:58:57) |
60. ハナミズキ
《ネタバレ》 ガッキーがとにかく可愛い!!沖縄出身なのに北海道に違和感なく馴染んでいるのが良いですね。他に褒める点はないです。まず、釣り合わないでしょう・・・あの二人。主人公が女々しく餓鬼すぎる。一方、ヒロインは学生時代から努力し続けているキャリアウーマンです。既婚なのに浮気はするわ、仕事もぶれるわ、駄目男で感情移入がまったくできません。ストーリーもかなり強引で、カナダのシーンはありえない。ガッキーのファンなら見る価値がありますね。余談ですが、田舎の視野の狭さには驚きます。恋愛、結婚、離婚が作中によく出てきますが、全て近すぎでしょう。実際、こんなもんなんですかね。 [地上波(邦画)] 5点(2013-11-15 03:07:42)(良:1票) |