41. カルト
《ネタバレ》 ネットで『貞子vs伽椰子』の感想を見ている時にやたらに出てきていたキーワードが“ネオ様”。「“ネオ様”ってなんじゃろ?」と調べてみると白石監督のこの作品だったワケです。今までにも“心霊番組を撮影していたらガチに大変なコトになってしまった…”というパターンは色々とあったワケですが、この映画は小ネタが効いていて(最初に登場する霊能者のオモシロ具合w)序盤から退屈しないワケです。オモシロ霊能者とその師匠とが次々と悪霊?に倒されてしまい、いったいどうなってしまうのかーッ!?というところで“ネオ様”登場。皆さん書かれていますが、モロに少年ジャンプ、あるいはセガール映画の世界に突入です(笑)。深夜家の前に集まっていた集団の前に、ネオ様が颯爽と現れるシーンはカッコよすぎて笑いました(笑)そしてあの終わり方も、この世界観の中ではアリかな、と俺は納得できたので無問題。 [DVD(邦画)] 7点(2017-08-20 11:19:37)(良:1票) |
42. 呪怨 -終わりの始まり-
《ネタバレ》 ハリウッド版が『呪怨Remix』であり、“白&黒”が『呪怨Tribute』であるなら、Vシネ版と劇場版のリブートである今作は『呪怨 Cover』というか。昔からのファンとしては「おお!このシーンも拾ったのかぁ~」とニヤニヤしながら見ていました。黒バックに白で名前が入り、時間軸をバラすおなじみの構成ですが「俺のように良く訓練された呪怨マニアならこの構成も苦にならないぜ!フーハハー!」と思ってたら、不動産屋に連れられて家を見に来た夫婦のシーンで「!!!!」とビックリ(笑)でも、その結果として我らが伽椰子さんが脇役になっちゃったのは残念です…。(なお余談ながら、伽椰子さんが他人と会話するシーンってもしかして今回がシリーズ初?) ところでお馴染みの伽椰子日記ですが、今回は違った意味で怖く哀しい日記となりましたね…。(ちょっと途中で『サルまん』の電波漫画を思い出しました)また恒例の階段降りのシーンでは、ちょっと意表をつかれて笑ってしまいましたが、やっぱり“いつもの階段ズリズリ”を見たかったかなぁ~。 そして… 佐々木希可愛すぎワロスw [DVD(邦画)] 7点(2016-07-31 01:57:19) |
43. のぼうの城
《ネタバレ》 “野村萬斎なくしてこの映画は成立しなかったであろおおおおお!”(よく通る大きな声で)と断言できるほどの“のぼう様”と萬斎とのシンクロ率。水上での田楽踊りはまさに狂言サイボーグ、オンステージ!『陰陽師2』でクライマックスのアレがアレだったのとは大違いです!(注:個人の感想です) 意外にハズレもなくハマっていた役者陣は…佐藤浩市シブ過ぎ(笑)成宮チャラ過ぎ(笑)榮倉棒過ぎ←いい意味で(笑)そして、ぐっさん目玉剥きすぎ(笑)…一応全部ホメてます(笑) そして…この映画からは『アッパレ!戦国大合戦』の匂いを強く感じました(群衆シーンからはジブリの匂いも)。おっとっと、コレは非難じゃありませんよ~。見ていて感じた“心地よさ”から連想された部分も大きいと思うので。でも最近は映画を見て、この“心地よさ”を感じるコト自体が少なくなってしまったワケで、そういう意味で「面白い映画だったなぁ~」と素直に思えたので点数はこんな感じで。 [地上波(邦画)] 7点(2014-01-19 10:48:46)(良:1票) |
44. るろうに剣心
《ネタバレ》 おろ?佐藤健の剣心、違和感ないンじゃない?…おろ?咥え煙草のやさぐれ江口洋介、かなりカッコいいンじゃない?…おろ?吉川晃司ってコレがきっかけでサムライにはまっちゃったンじゃない?…おろ?香川照之あいかわらず芝居やり過ぎてるンじゃない?(イイ意味で)…おろ?須藤元気、無駄にキャラ立ちすぎてたンじゃない?(苦笑)…おろ?蒼井優、いつもより色っぺぇンじゃない?…おろ?殺陣シーンはかなり頑張ってたンじゃない?…おろ?「実写化決定!」と聞いた時のイヤな予感はハズれたンじゃない? そして… 「おろ?」って実際の役者の声で言われると、けっこう恥ずかしいもんでゴザるな…ニンニン(違) [地上波(邦画)] 7点(2013-08-16 08:07:31)(笑:2票) |
45. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 昔からディズニー映画やテニエルの挿絵がお馴染みだった身としては、帽子屋やトランプの兵隊や芋虫などのキャラ造形がかなり様変わりしていて、若干「うーん?」と思ったりもして。しかし“ティム・バートンがオリジナルをそのままやるワケないじゃん”と思えば実はまったくの無問題。 そして画面に“成長したアリス”が登場した時には「うわ~こりゃまたキッツイのが現れたなぁ~(笑)さすがティム・バートン!そこに痺れる憧れるッ!」などと変な感心をしてしまったワケですが、クライマックスに騎士のいでたちで颯爽と現れたアリスのチャーミングな微笑みには、思わず“胸キュン”してしまったワケです(笑) しかし…“窮屈な世界からの脱出”“破天荒な人々との出会い”そして“生まれ変わったワタシ”そして最後の出航シーン…うーん、まさに『裏タイタニック』。 [地上波(吹替)] 7点(2013-03-26 05:36:11) |
46. コクリコ坂から
《ネタバレ》 映画の始まりから、なんかテンポが合わないというかリズムに乗れないというか。これは『ゲド戦記』の時にも感じた感覚なので、宮崎吾朗監督のリズムに俺が合わないだけなのかもしれません。などと思いつつも、エンドクレジットを見ながら「まあ、ゴローちゃんにしてはなかなか良かったんじゃないかな、うん」などと“上から感想”を思っていたのも事実(苦笑)。いやあ、深作健太なみにビミョーなポジションの監督でありますなぁ~(個人の感想です)。 しかし「血が繋がっていても、あなたが好き」のシーンに、妙に生々しいサムシングを感じてしまったのは俺だけでしょうか?(苦笑)あの瞬間だけは、なんかゴローちゃんが“ジブリの呪縛”から解き放たれたように感じました。←妄想乙。 [地上波(邦画)] 7点(2013-02-19 11:12:39)(良:1票) |
47. 魔女の宅急便(2014)
《ネタバレ》 主演の小芝風花さん!見ているうちにドンドンとハマってしまうキュートな魅力が素晴らしい!彼女を主演にしたのは正解だったかもですね。ジブリ版とも違う、オリジナルの魅力あるキキだったと思います。 しかしながら、魔法とかファンタジー的世界観を日本に(厳密には日本とは言ってないケド)置き換えるのはやはり無理があるのかなぁ。中盤ちょっと展開がダル~ンとしちゃうのもあって、途中からは【画面の中から『呪怨』っぽいトコロを探す】という行為に夢中になってしまったダメな呪怨ファンな俺(苦笑)。 動物園の飼育員の新井浩文がDQN過ぎて今見ると色々ヤバかったり、浅野忠信が出てくると急に画面がビシッと締まるなぁとか、黒猫のジジのCGが不気味の谷なのは意図的なのか?とか、まぁなんだかんだで見どころはいっぱいでした(謎のまとめ)。 だけど…失意のキキが【飛ぶ意味】を見出したと同時に、覚醒したホウキとシンクロ率無限大(∞)になった場面でオジサンは涙腺大崩壊だったので、そんなに悪い後味ではナイのです。というワケで見ている途中では「コレはレビュー書かないパターンか…?」と思っていたけど、この点数で。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-22 15:21:00) |
48. 呪怨 -ザ・ファイナル-
《ネタバレ》 前後編に分けると見事に後編は失速するというVシネ版『呪怨』の伝統を引き継いでしまった今作。 エレベーターでの“俊雄だらけ”のシーンには、リアルで「やっちまったなあ!」と声が出てしまいました(苦笑) 今回のリブートでは全ての元凶は俊雄というコトになってしまったため、伽椰子タソは完全に“使い魔”ポジションにランクダウン!まぁ今回は、伝統芸“階段降り”をキッチリ披露してくれたのでソコはヨシとしましょう。 剛雄役の緋田康人さんは前回「ありゃ~ビシバの人かぁ~ちょっとイメージ違うんだよなぁ…」とも思ったのですが、今回の俊雄に逆襲されるシーンでのヤラレ顔(逝き顔)には「ああ!これは正解かも!」とちょっと納得(笑)。 後半、おのののかとお母さんが延々とパニくる場面は少し長すぎてバランスが悪かったような気もします。「大丈夫、大丈夫よ!」「何が大丈夫なのよ!」のシーンは身もふたも無くて笑いました。しかし、身寄りのなくなった親戚の子を引き取っただけのお母さん、娘にあんなに罵倒されて可愛そう…。また、病室の女の子と俊雄の交流(?)には「まさかハートウォーミングな展開?」とも思いましたが…『悪魔っ子』(ウルトラQ)から『ヒドゥン』になったダケのハナシでしたね(笑)この辺は『グラッジ3』っぽくもありました。ちなみに平愛梨が決然と家に乗り込んで行くシーンで、脳内で『21世紀少年』のテーマが鳴り響いたのは俺だけでしょうか? 旧劇場版2作の主演女優二人はその後にウルトラスキャンダルに襲われてしまいましたが、今回のお二人は大丈夫なのかとちょっと心配だったり。いやいや、今後も御活躍を期待していますよ。アモーレ! というワケで…Vシネ版からず~っと追いかけてきた『呪怨』シリーズも遂にファイナル…『学校の怪談G』から『ファイナル』まで、アメリカ版も含めて『呪怨レビュー』皆勤賞を達成してちょっと満足なのでありました!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”… あとは…『VS』だな(複雑な笑い) (追記)アモーレ平さんに続いて、佐々木希さんも…末永くお幸せに!←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建) 2020/06/12追記 佐々木希さんにも遂に伽椰子さんの【Ju-on】が…。←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建) [DVD(邦画)] 6点(2016-08-03 06:13:10) |
49. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
《ネタバレ》 ドラマの本放送もそんなに熱心に見ていたワケじゃない俺でも“あの曲”をバックに画面に流れる過去映像のコラージュで、もうすっかり胸熱になっちゃうから不思議(笑)。やっぱりこの作品は“あの時代”を象徴する存在だったンだな~(なぜか過去形)と改めて思うワケです。しかし…“大切な命を奪われた”にしても“組織の腐敗許すまじ”にしても、まぁおっしゃるコトは分かるケドさ、子供は殺したらダメだろ~。過去の殺害時間に合わせて、寝顔の写メを捜査本部に送るだけで意図は伝わるべさ。「おいおい!マジで殺す気だったんかーい!」とビックリしちゃいましたよ(苦笑)。 他にも“突然バス”とか“慎吾の無駄遣い”とか“「バナナだ」って指示なんだよ”とか言いたいコトは色々ありますが、エンドクレジットに織田裕二の歌が流れてくれば、これはもう気分は大団円なワケです(笑)コレってやっぱり、なんだかんだで歴史のある作品の強みなんでしょうね。「らぶ、さんばでとぅ~な~い♪」 [地上波(邦画)] 6点(2013-11-17 07:57:29) |
50. パラノーマル・アクティビティ2
《ネタバレ》 まあ一応は前作の謎解き(全然解けてないケド)となる前日譚なワケで、あの焦げた写真やら、第1作の冒頭部分のリピートで「おおっ!」と思わされたりとガンバってはいるようですが…基本的には「(悪魔の)やってるコトは同じやんけ!」とか思ってしまうワケです。 まあ今回は、年頃の娘ちゃんが水着でプールではしゃいだりしてるからイイネ!(笑) [DVD(吹替)] 6点(2013-04-20 09:11:38) |
51. BECK
《ネタバレ》 あれ?俺けっこう面白かったんだけど…。堤監督の映画にしては、素直な映画だったとも思います。キャストもみんな魅力的でしたが、特に向井理とカンニング竹山が好演でしたね。 そして、みんなが疑問視しているコユキの歌の“表現”に関しては、俺はアレでいいと思うンですけどね…。ちょっと『TO-Y』を思い出したりして。(注:ロックがテーマのマンガ『TO-Y』には、歌詞は一切出てこない) ちなみに… ロックフェスで、最後にリュースケがギターを弾きながら現れる感動の場面で『キカイダー』を思い出したりしていたのはナイショですw [地上波(邦画)] 6点(2011-11-14 16:15:15)(良:1票) |
52. 武士道シックスティーン
《ネタバレ》 原作ではカッコ良かった磯山のサムライキャラですが、実写にすると危ない人ギリギリですな…。(誤解のないように付け加えますが、成海璃子さんは、その危なさとキュートさとナイーヴさを秘めた演技でサイコーでしたので念のため)そして冒頭の「磯山がボケーっとしてるうちに早苗に面を打たれるシーン」を見ながら「剣道を映画にするのってムズカシイんだなぁ…」と、思っちゃいました。子供が剣道やってるもんで…。 とまぁ、色々とナンクセつけちゃいましたが“青春女子の爽やか友情モノ”が好きな人ならニコニコしながら見られることうけあい。キチンと「武道の先生」していた堀部圭亮さんが個人的には良かったです。 [DVD(邦画)] 6点(2011-08-26 19:00:42) |
53. マーターズ(2015)
《ネタバレ》 オリジナル版の腑に落ちなかった点(ツッコミ所)を理詰めで修正して、ハリウッド基準の倫理観マシマシにして、胸糞&後味の悪さを消し去って、いわゆる【エンタメムービー】に落とし込んだ結果、『イベントホライゾン』を見ていると思ったら『エイリアン2』を見ていた!という驚きの結果に!(苦笑)なんだかオリジナルの良さが全て消えてしまったという印象でした…(´・ω・`) [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-14 17:43:17) |