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とっすぃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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41.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
バタフライ・エフェクトってタイトルはあまりにも大袈裟すぎるし、ちょっと違うんじゃないの?とも思うけど(笑)、でも、しっかり面白かったからヨシです。 ただね、俺はDVDに収録されてたハッピーエンディングで全然いいと思ったし、どっちのエンディングにするか、きっと監督は相当悩んだだろうなぁって思ってたんだけど、なんと解説でアッサリ「これは有り得ない(整合性が取れない)のでヤンぺにした」んだそうで。。。(^^; うそ~ん。。。そんなに緻密な整合性なんて気にして撮った映画かぁ?ってツッコミ入れたくなった(笑) ていうかね、逆にそういう視点で見ちゃうと、ストーリーの破綻してる部分が気になっちゃう。 そうじゃなくて、「後悔先に立たず」的な"wisdom"?、貴方の一言一句一挙手一投足が未来に与える重大さを考えよっていうような"訓戒"? そういうものは劇中でしっかり語れているんだから、そんな「ファンタジーとしての整合性」なんてのをエンディングでチマチマ気にしなくていいんじゃないの?と思えるんだよね。 過酷な経験もしたし、こんなにも哀しい決断をしたんだから、もう主人公は許してあげようよっていう(笑)  勿論この「やりきれなさ」が映画の印象を深いものにしてるのは分かりますけど、いっそ「ケイリーの幸福の為に」ってのをストーリーのメインに据えない方がよかったんじゃないかと思えたりもします(笑)  あと、「過去に戻る能力がある」と知ったんなら、もうちょっと計画的に動きましょう(笑)  とかグジグジ言いながら、作品そのものはアイデアも展開も面白いしスピード感もあるので、グイグイ惹き込まれたんですけど(笑)  大丈夫。 観る価値は十分にあり(笑)  8点献上しときます。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 02:47:30)(良:1票)
42.  笑の大学 《ネタバレ》 
つまらん。。。 三谷幸喜の2時間ものの駄作っぷりをイヤというほど味わってきたはずなのに、なんで観てしまったんだろう。。。 酷すぎる! ヒトラーの寿司あたりまでは期待させられたけど、あとはクドクドクドクドつまらん映像をただただ垂れ流してるだけ。 なんだよ、「笑いのセンスのない検閲官とのすれ違いの中で、意に反して脚本が面白く膨らんでいく」っていう喜劇なんじゃねぇのか??? そういう意味での役所広司のキャスティングはいいと思うけど、中盤あたりからそのキャスティングもどうでもよくなってくる(吾郎ちゃんはハナっから「違う」)。 そして、三谷幸喜お得意のつまらんギャグの連発。 んで、なんだ? 「笑いのない喜劇を作れ」って謎かけへの解答が、「赤紙が来たもんで」ですか? なんだ、それ??? ただの逃げじゃん。 そんなので納得できるかよ。 だいたいね、喜劇の作り手側から「笑いに尊厳を」ってな「押し付け」をするのは、あまりにも不遜で傲慢。 そして、ムっチャクチャかっこ悪い! 「笑いが偉大である」ことは、見る側が自然に感じるからこそ意味があるんだし、そんなこと今更言われなくても分かってるっての! こんなの、よく映画館で上映してたよなぁ。。。 信じられん。
[ビデオ(邦画)] 2点(2006-09-16 01:44:21)(良:1票)
43.  ハザード・ストーム 《ネタバレ》 
まず、この映画を新規登録していただいた管理人さんに感謝m(_ _)m 以下、延々と罵倒が続きますので、なにとぞお許しくださいm(_ _)m   詐欺詐欺詐欺! こんな詐欺行為が許されていいのか、バカヤロー! とにかく罵倒したくて新規登録してやった! こんなにムカついた映画は初めてだ! ストーリー展開や登場人物の心理描写など、まったく共感できない。 行動パターンも有り得ない。 緊迫感もカタルシスも感じない。 まずクソみたいなストーリーだ。 でも、それでも、「Heart of the Storm」という原題を鑑みたなら、製作者の意図は理解できるし、「何を描きたかったのか」も汲み取ってやってもよい。 何より、悪意がないから許してやる。 だがな! それより俺がムカツクのはこのDVDを販売しているメーカーだ! お前等は絶対許さん! このパッケージデザインは一体なんだ!!!! お前等、客をナメてるだろー! 訴えるぞ、マジで! いったいいつヘリコプターが飛んだよ!! いったいどこのビルが倒れたよ!! 雷なんぞ落ちたか!! 「ハザード」って、いったいどこに起きたんだよ!!! 災害なんぞいっこもないじゃないか!! ただの「三流犯罪ドラマ」でしかないものを「パニックスペクタクル」みたいなパッケージで売るな! こんな詐欺まがいの行為を平然とやってのけるこのメーカーは、絶対に許さん!    この胸の怒りをお察しいただければ幸いですm(_ _)m 
[DVD(字幕)] 0点(2006-09-16 01:42:41)
44.  鉄人28号 《ネタバレ》 
■投稿内容変更060916■ イエローカードが来ました(笑)  批評下さった方、ありがとうございます。 投稿内容変更します。   「モーレツに面白くない映画でございました。1点。」    ★管理人様、ありがとうございます。 いつも楽しませていただいております。 これからもよろしくお願いします(^^)
[DVD(字幕)] 1点(2006-09-16 01:37:59)
45.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
やってきて数日で、その世界に愛着がわいちゃうんだ??? 何もかもを投げ打って、昨日今日出会ったばかりの女性(ひいてはその人類)を救っちゃえるんだ??? つか、「タイムマシン」があるんでしょ? なんとでもできるじゃん。。。 つか、環境に合わせて淘汰され進化してきただけの生物(人類)なのに、「モーロックは悪でエロイは善」って決めつけちゃっていいわけ??? あれは単純にその時代の生態系なんじゃないの??? つか、タイムマシンが爆発したら回りのものはあんなふうに消えちゃうの??? つか、老人達はどこに「旅立った」の??? つか、エマはもういいの??? ほんのつい先日(2度目の)別れをしたばっかりだよ??? 恋人を取り戻す為に4年もかけた執念も情熱も、たった1週間でなくなってしまうんだ???  変な映画。。。。 なんだよ、これ???????
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-11 17:43:03)(良:1票)
46.  CODE46 《ネタバレ》 
何を言いたいのかは理解できる。 アーティスティックな映像表現も(こんなの大嫌いだけど)否定はしない。 でもね、こんなテキトーな映画でいいわけがないだろう。 パペルやらクローンやらなんたらウィルスやら記憶消去やら、やたら近未来感漂う設定が出てくるにも関わらず、その社会的重要度(もしくは社会への浸透度や位置付け)が全く説明されてない上に、登場もあまりに唐突。 いきなり「こういう社会システムの中で生きてるんだと理解すると同時に、それに抗う主人公達に感情移入しなさい」なんて、そんなこと言われても無理。 遺伝子学上「生殖」禁止ってのはわかるけど、「性交」まで禁止なのか??? どうやって? 「共鳴ウィルス」や「抵抗ウィルス」はあるくせに、「予防ウィルス」はないんでしょ? (笑) 不倫だぞ? つか、不倫でいきなり妊娠って。。。そんな無茶苦茶な(笑) こんな見境のない馬鹿カップル、応援なんてできますかっての(笑) だいたいさ、ヒロインに全く魅力を感じない上に、恋に落ちる過程も全然理解できない。 なんだ? 母の面影に惹かれたのか? ただの肉欲か? ちゃんと説明しなさい。 平穏な人生を投げ打つほどの絆なんていつ結ばれたんだ? 主人公の心情をもっともっと丁寧に描くべき。 何もかもがテキトー。 統一感なさすぎ。 ラストの一言で泣かせるためだけに、設定を「でっち上げた」映画(に見える)。 こんなので泣けない。
[DVD(字幕)] 2点(2006-09-07 03:22:42)
47.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 
CSにて鑑賞。 しかしまあ、相当無理矢理詰め込みましたなー。 TVシリーズを物凄く中途半端に観てた(つまり全体のストーリーを知らない)ので、あらすじを確認するのにいいかなーと思ったんだけど、それでもかなりの無理矢理感が見て取れる。 ご新規さんは全然ついてこられないんじゃないの? まあ、ファン向けなんだろうけど、それにしてもこれじゃファンは逆に納得できないだろう。 じゃ、いったい誰が観たら楽しめるんだ???って感じです。 かっちょいい追加シーンはTVシリーズとは別物だし、木馬同窓生達の描き方はやっぱり嬉しいし、このパートⅠでシャアとアムロの再会シーンまで届いたのは楽しかったけどね。 でもさ、ゼータって元から脚本がくどいから、この(詰め込んだ)劇場版だと、もうセリフが実況アナウンサーみたいになってるよね(笑) これだけべらべらべらべら喋らせちゃさすがにマズいっしょー(笑) そんな感じでビュンビュン会話が進んでいくから、もう船の名前なんだか人の名前なんだか地名なんだか。。。(笑)  これだけ端折られると各登場人物の感情の動きなんか全然意味不明だし(笑) こまった映画でありますな。 そういう意味で、俺みたいに「TVシリーズを途中で挫折した人」向けの映画なのかもしれませんな(笑) てなことで大盤振る舞いの4点(笑)   でも三部作かぁ。。。 うーん。。。 なんだか観るのしんどそうだなー。。。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-09-02 04:02:17)
48.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
なんだ、こりゃ。。。 もはやなにがなんだかちんぷんかんぷん。 これを「新訳だ」と表現することにも憤懣やるかたなしだが、それよりも、人物、戦場、戦闘、ストーリー、それら全ての描き方にまったく感情移入できない。 御都合主義の権化。 こんな映画、いったい誰が喜ぶのだろう。 一見さんもコアファンも俺みたいに中途半端な挫折復帰組も、誰が観ても納得できないであろう。 誰も彼も、なんでそんなにベラベラベラベラ喋るんだ? いきなり愛を囁いたり、いきなり不機嫌になったり、いきなり想いが通じたり、いきなり戦闘になったり、いきなり良い人になったり、いきなり寝返ったり、いきなり登場したり、いきなり強くなったり、いきなり。。。いきなり。。。 もう何もかもが変で、最初から最後までイライラしっぱなし。 よくも、こんなつまらん三部作を制覇したもんだと自分を褒めてやりたい。 こんな映画いらない。
[DVD(邦画)] 2点(2006-09-01 04:28:27)(良:1票)
49.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
ふむ。 「100万回生きた猫」を思いだしましたな。 つか、これってホントは無茶苦茶重いテーマなんだけど、相当軽いノリでできてます(笑) あれはクローンってよりも「精神記録再生装置」だろうってな気がしますけど(笑)、まあ、それは置いといて。 「エンターテインメントの為にこの設定を利用した」とみるか、「この重いテーマをエンターテインメントに仕上ようとした」とみるか、そこが問題ですね。 これは完全に前者なわけで、気楽に楽しめました。 なんせシュワちゃんなんだしねぇ(笑) 「お前がクローンだ」ってとこは(なんとなくわかっていつつも)ちゃんと驚けますし、描かれてる世界の気持ち悪さもナイス。 問題提起もそれなりにしっかりやってくれてたと思う。 こんなハッピーエンドでいい題材だとは思えないけどね(笑)  まあ、いいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 14:07:05)(良:1票)
50.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 
いやぁ、アメコミ出身のヒーローって実社会とのスリ合わせ(存在の説得力づくり)に苦労してらっしゃいますなぁ(笑) それこそまさに伝統であり王道であるスーパーマン。 そりゃもう大変ですよね(笑)  まあ、なかなか面白かったんですが、スーパーマンって等身大のヒーローの視点で見せる映像って、実はここらがイッパイイッパイなんでしょうね。 もはやスーパーマンの超能力に目新しいものもないですし。 なので、びゅんびゅん飛んでたり目一杯怪力を搾り出してたりするシーンより、ビルの谷間をしゅわ~~と飛んでるシーンの方が実物っぽくて好きです。 ストーリーはどうでしょう。 アクションシーン以外のシナリオが結構冗長で正直眠くなりました。 カットワークもそんなに長回しする必要ないんじゃないかなぁ? カタルシスももう一押し。 もっとしっかり悪者を懲らしめて欲しかった。 CGはソツなくまとまっていますが、家のテレビで観ると結構ショボくなるかもしれません。 当然ですが、お気楽に楽しむ映画です^^ できれば映画館でどうぞ。 しかし。。。スーパーマンも男なんだねぇ(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2006-08-28 19:52:57)(良:1票)
51.  ダイヤモンド・イン・パラダイス 《ネタバレ》 
あー。。。我が愛しのブロスナン様、007を卒業なされた途端えらくお気楽な映画にご出演でございます(笑) ノリとしては嫌いではないんですが、「盗み」がメインでないんなら、もっと心地良いストーリーにして欲しかったなぁ。 愛するローラとの約束を破ってまでダイヤを盗むのなら、それ相応の理由付けが欲しいわけです。 確かにスタンのアレって、プロットとしては「おお!」と唸らされるけれど、「えー、そっちなのかよぉ」ってちょっとガッカリします。 なので、ラストの「リモコンカー」も(前振りからの上手なオチに持ってきてあるにも関わらず)楽しくない。 俺が脚本家なら、「ライバルを助ける為に引退前の最後の一仕事」ってストーリーにするなー。。。 ピアーズ=ブロスナン演じる「スタイリッシュな大泥棒」なら、恋人を傷付けることなく、極悪人を懲らしめた上で、ライバルに花を持たせ、栄光の生活からキッパリと足を洗う。ってなカッコよさがバッチリ似合うと思うんだけどなー。 どうでしょ?
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-27 00:23:42)
52.  ALWAYS 三丁目の夕日
いやぁ、泣いた泣いた。 いい映画に出会えたなぁと思う。 実のところ。最初はどういう映画かわからなくて、どんな角度でこの映画を観たらいいのか悩みかけていた。 各登場人物のそれぞれのストーリーが、まとまりなくとっちらかってしまいそうな気がして、「大丈夫かなぁ」と思っていたんだけど。 ところが、アクマ先生の家族が云々ってあたりから、もう泣きっぱなし。 無駄にひねらず素直に「いいお話」、もっと言えば「お約束」なんだけどね。 構成が上手いんだよなぁ。 笑いも涙もサジ加減が絶妙。 オーバーすぎず、そして、ありきたり過ぎない、そんなストーリーを上手に集めて、キレイに絡めて見せてくれる。 素直に泣いてしまおうって思えるんだよなぁ。。。  昭和30年代かぁ。。。 俺はかろうしてその残り香を嗅いだくらいなんだけど、あの時代が一番「いい時代」だったんだろうな。 戦争の事後処理も一段落がついて、さぁ高度成長に向かおうという時代。 そしてまだ人の心が豊かだった頃。 それは、きっとノスタルジィではないと思う。 いや、素敵な映画でした^^
[映画館(字幕)] 9点(2006-08-26 16:39:44)(良:2票)
53.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち 《ネタバレ》 
あー。。。もうダメ。。。 ついていけない。 TV版を途中で挫折しておさらいのつもりで観てみたんだけど、「なんで挫折したのか」という理由を思い出さされてしまった(笑) どいつもこいつもベラベラくっちゃべってんじゃねーよ、もうっ! 映像で見せなよ。 つーか、こんなにたくさんの登場人物がいるにもかかわらず、誰にも共感できないってのはどういうことなのか。 全員にイライラさせられる。 美女がこれだけ登場してるのに、みんな変な性格の奴ばっかりだし(-_-; 「総集編に深みを出すのは困難」だってのはよくよくわかるけど、それにしたって、これはヒドい。 総集編というよりダイジェスト。 だというのに、ストーリーそのものが全然わからんという、人を食ったような作品。 そこに「なんだかカッコよさげ」なセリフが上っ滑りしてチョロチョロと漂ってるもんだから、これがまたウザいったらありゃしない。 アムロが早々に退散してしまった後は、シャアとブライトのツーショット以外ワクワクできるところがない。 モビルスーツだって、ゼータと百式以外全然そそられない。 こんな映画、いったい誰が喜ぶんだろう。。。 第三部? もう観たくねーなぁ。。。
[DVD(邦画)] 2点(2006-08-26 09:32:02)(良:2票)
54.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
暖かく細やかに心情風景を大切に描いてあることに好感が持てます。 親子喧嘩の原因なんか、泣かせますよね。 こんなに穏やかで心優しい博士なのに、なんで9人もの家政婦が逃げ出したんだろう とか 短期記憶障害ってこんなに不自由なく生活できるんだろうか とか 事故の原因はちょっとイメージダウンな気がするなぁ とか もっと過酷なドラマが起きてもよさそうだけどなぁ とか、その他色々釈然としない部分はありますが、優しい気持ちに包まれるので、ヨシとしましょう。 無味乾燥なはずの数字というものに、ロマンを感じさせてくれます。 淡々としたストーリーだけど、心を爽やかにしてくれるエピソードが盛り込まれてて、飽きることなく最後まで鑑賞できました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-08-25 00:28:27)
55.  逆境ナイン 《ネタバレ》 
何の予備知識もなく観はじめて「なんか島本和彦っぽいなぁ」と思ったら、やっぱり島本和彦だったんですね(笑) いやぁ、このノリは完全に「アリ」だと思う。 「馬鹿映画とはこうあるべきだ」っていうスタッフ達の思いがしっかり伝わってきたし、その馬鹿の突き抜けっぷりも素晴らしいと思う。 「それはそれ、これはこれ」はモーレツにウケた(笑) だが、しかーし! それは前半で終わり。 キャプテンが遊園地行っちゃった時点で、もうダメ。 「あ、そうなんだ、そんな安直な展開を狙っちゃうんだ」ってシラケちゃう。 せっかく盛り上がってきたノリが思いっきり急降下。 「恋」までが逆境だなんて言われちゃったら萎え萎え。 いきなり冷や水をかけられたよう。 試験勉強をしてないのは逆境で、遊園地が自業自得です。 俺がチームメイトだったら、こんなヤツ 退部どころの騒ぎじゃない。 完璧に、一生ものの絶交です。 こんな主人公が後から何を言ったって説得力なさすぎ。 主人公よりチームメイトの方がカッコイイよ、絶対。 それはマズいっしょー。 んで、何? 決勝戦の最終イニング。 いくらなんでも公式戦のルールまで変えちゃダメ。 これは笑えない。 カンドーできません。 「あー、やり過ぎちゃったかぁ。。。」って感じなんだよね。 漫画なら許せるかもしれないけど、さすがに実写でこの展開はキツいな。 主人公は最初から最後まで「熱血バカ」を貫かせるべきだし、変にルールを捻じ曲げたりせずに「男球」をクライマックスに持ってくるべきだと思う。 そこらのチューニングくらい簡単なことだと思うんだけどなぁ。 そんな感じで大きな溜息が出たところに、あのエンディングじゃ、笑えないばかりか憤りすら感じてしまう。 ヒジョーに惜しい映画なんですよねぇ。 せっかくいい「ノリ」が表現できてるのに、ストーリー展開が悪いってのは、さすがに致命的なんだよなぁ。 お願いだから、もう一回作りなおして!
[DVD(邦画)] 4点(2006-08-23 11:34:52)(良:1票)
56.  コラテラル 《ネタバレ》 
殺し屋の手際がイマイチ、運転手が逃げ出せそうなタイミングが何度もある、そもそも何でタクシーを利用するのか等々、ストーリー展開上の穴(というかツッコミどころ)は結構ある。 けれど、それはあまり重要ではない。 というよりも、そこに焦点を合わせてしまうと、製作者が語ろうとしているもっと重要な部分を見失う。 都会の片隅で、善良な一市民が偶然に出会った悪夢。 それは非常によくできたブラックファンタジー。 「善良ではあるが、茫洋とした日常の中で未来へのステップを躊躇う羊」 と 「凶悪ではあるが、まさに現実の中をリアルに生きる孤高の狼」という対比。 「状況に適応するしかない」、「お前は夢を語るだけで、その実何も行動を起こさない」、「これが"仕事"だ」。 痛烈に胸に突き刺さる辛辣な台詞。 タクシー車内の濃密な空気感。 互いの心理描写の妙。 マックスが殻を破っていくカタルシス。  「いつか完璧な状況が整ったら」。。。 いつか? それはいつだ? 明日か? 来週か? 来年か? 10年後か? 50年後か? 実はお前の人生、そのまま何も変わらない(変えない)んじゃないのか? 容赦なくそう突き付けてくる。  何かをつかもうとするとき、全てが順調に進むことなどあり得ない。 そんな「機」を待つばかりでなく(もっと言えば、「そんな言い訳ばかりしていないで」)、不測の事態を恐れず状況に適応する(逆境を乗り越えてでも必ず手に入れるという)強い意志を持って「行動を起こせ」と。 「目的を達成する」というのは完璧な状況ができるまで待っていてできるものなんかじゃない。(今の俺のように)次々と起きてくる問題と取っ組み合いながら前進するその先にあるものなんだ。 「これが"(実現するという)仕事(の本当の姿)"だ」と。  そんな強烈なメッセージがこめられた、非常に痛快な作品。  ただ、このテーマが心に響かない人には、ただの二流アクション映画に見えちゃうだろうけどね。。。(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-21 18:55:24)(笑:1票) (良:7票)
57.  イントゥ ザ ブルー 《ネタバレ》 
すっげー! 海キレー! 文句なしの美しさ。怖いくらいに美しい。そして、その美しい海を泳ぐ美女2人。 もうね、それだけで観る価値があると断言していい。 ジェシカ=アルバは人魚だわー。しかも超キュートなアンヨまでついてる人魚!(←本末転倒(笑)  素晴らしい映像美。 なんですが。ストーリーはねぇ。。。 まあ、面白くなくはないんだけど、どうも釈然としない。 なんだかんだ言いながら、メンバーがヤクの密売屋と取引しちゃった時点で相当萎える。 「選択肢としては仕方がない」とは思うけど、じゃあ、そういうストーリーにして欲しくないと思うんだよなー。 そんで、あんなにヒドい仲間割れをした友達とまた仲良くやれるかぁ? しかも一人死んでるのに。。。 つか、ブライスみたいな性格のヤツが友達ってイヤだ。 それから。 主人公達、ザクザク人を殺しすぎ。 もっと「善良な宝探し屋」であって欲しかった。 こんなバイオレンスにしないで、もっと軽快でサクッと気持ちいいストーリーにできなかったのかなぁ? 軽薄なくらいの内容でもいいからさ。 映像の美しさに対して、ストーリーが過激すぎる。 なりゆきはどうあれ一度は取引しようとしてた麻薬組織の連中を何人もぶっ殺していながら何事もなかったように幸福になるメンバー達。。。 釈然としない。  これなら美女2人が海底を泳いでるシーンを2時間ずっと見せてくれた方が良かったと思うのは、俺だけでしょうか?
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-21 15:58:51)(笑:1票) (良:1票)
58.  ホワット・ライズ・ビニース 《ネタバレ》 
うーん。。。 前半は怖いんだけどねぇ。。。 この犯罪とか霊魂とかと全く関係のない隣人との絡みの部分が一番怖いってのは、どうなのよ? 事件の内容が出てきた時点で、「あ、ハリソン=フォードなんだね」とわかってしまうのは、彼のネームバリューが災いしてますね(彼が単なる「素敵な旦那さん」みたいな脇役キャラで終わるわけないって思うもの)。 なので、こういう形式のストーリーでいくんなら、その予想を裏切るようなもうひとひねりが欲しい。 そのまんまの展開で、ひたすら「ビックリさせる」の連続だもんねぇ。 それもパターンが読めちゃうし。 しかも、しつこいと来てる(笑) んで、「あれって、やっぱり心霊現象なのかぁ」じゃ、つまらないですよねぇ。 「心霊現象は実はトリックで、サスペンスとして最後に謎解きをする」ってパターンの方が面白いと思うなぁ。。。 これって、ロバート=ゼメキスなんですね? そういえばそんな映像だなぁとは感じたけど。。。 たいして怖くない。 「あー、ここでビックリさせるんだろうなぁ」って読めちゃうだけに、身構えてその瞬間を待ってなきゃならないのがわずらわしいです(笑) それと、ラスト、あれはちょっと狙い過ぎだよねー(^^;
[DVD(字幕)] 6点(2006-08-18 03:07:55)
59.  エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000) 《ネタバレ》 
くっだらねぇ。こんなのは、核の恐怖を微塵も知らないような大馬鹿野郎が想像だけで描いた、ただの妄想劇だ。こんなクソ女と馬鹿男どもの恋愛劇なんぞを軸に、一体何を伝えるつもりだったんだ? もっと壮絶に死んでいった何億もの人間達を何故に描かない? わざわざ被爆国まで潜水艦を出向かせておきながら、破壊し尽くされた街を何故に描かない? 戦勝国目線の核に対する意識って、こんなにもぬるいものなのか(グロテスクな表現や派手なシーンを見せろというのでは断じてない)。猛烈に落胆した。 「私も最低限、人としての尊厳を保って美しく死のう、いや、死ねるはず」とか思い込んでいやがる。甘すぎる。つまりは「どこか絵空事」なのだ。 ヒロシマは見たのか!ナガサキには行ったのか! そこに晒された阿鼻叫喚の地獄絵に感じるものはないのか! この程度の内容で反核を唱えたつもりになってるんだとしたら、世界はほんとにおしまいだ。 もし、製作者達がエンターテインメントだと言い張るのだとしても、それでも絶望的にツマラナイ。こんなバカバカしいドラマやってる余裕なんかあるはずないだろう。まったく現実味がない。チマチマとつまらんことでストーリーを盛り上げようという意図がミエミエで嫌悪感を覚える。DVDのパッケージ写真だって完全に詐欺行為だ(ほんとにいい加減こういうことやめてくれ)。手抜きシーンがどうこうなんて、いちいちあげつらうこともバカバカしいからやりたくない。拷問のような3時間半。 これほどの長編だというのに、人類が滅亡していくというまこと重大な局面だというのに、描いたのはたったこれだけなのか? もっと伝えたいと思うものはないのか? ダメだ。。。情けなくて本気で泣けてきた。つまらない映画を見せられたからというのも、もちろんある。でも、それ以上に、この「戦争に対する認識の甘さ」に悲しくなるのである。***途方もなくラジカルなレビューですが、どうかお許しください***
[DVD(字幕)] 1点(2006-08-14 16:11:04)
60.  タイムライン 《ネタバレ》 
ぐっはぁ。。。くっだらねぇ。。。(-_-; 腰砕けと失笑の連続です。 原作マイケル=クライトン? まぢ? こんなの絶対にただの駄作じゃん。 「フランスが勝たなければ歴史が」とか気にしてるくせに、あんなにどんどこ人殺しできちゃうって、どゆこと? 「実在した歴史上の人物と恋に落ちて」なんて、もはや旧時代の遺物のような展開でしょー。 しかも、あの程度の絡みだけで彼女の為に自分の生きてる時代を捨てられますかっての! いつそんな深い絆ができたんだよ! って、こんなにつまんないストーリーなのに、カントクが張り切っちゃって、まぁ。。。(-_-; ホントよくやるよね。 タイムパラドクスものの金字塔「バックトゥザフューチャー」は、時間旅行を上質なコメディにして見せてくれたから「難しいこといいっこなし」で楽しめたわけですよね。 なのに、この映画、ミョーに真剣モードで作っちゃってるから恥ずかしいったらありゃしない。 そのくせ、シナリオも演出もつまらんことばっかりやらせてる。 ただの考古学者でしかないヒロインの活躍っぷりは思いっきりの違和感。 あんなにあっさり人を殺させていいのか? 「研究対象であった遺跡や人物を目の当たりにしてるという感動」って、あんな見せ方しかできないのか? 戦闘中に傷付いた自分の耳を見て「あれは俺のことなんだ!」って喜ばれても。。。「はぁ???」です。 タイムリミットだとか装置の故障だとか、ハラハラして盛り上がる以前に、無理矢理盛り上げようとする製作者の意図ミエミエで、シラケまくり。 「あれも見せたいこれも見せたい」でなんでもかんでも詰め込むから、ひとつひとつのエピソードに全く深みがない。 こういうのは「サービス精神」というより、テーマを絞るという決断ができない「優柔不断さ」。 こんなわけわからんような映画になってしまうくらいなら、「ハイテク企業の暗部を暴く」的な部分に重点を置いて見せてくれた方が絶対に面白かったと俺は思う。 映像自体は悪くないんだからさ。 3点。
[DVD(字幕)] 3点(2006-08-13 11:46:26)
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