41. パリ、恋人たちの2日間
ジュリー・デルピーの初監督作品。アメリカに住むカップルがヨーロッパ旅行の途中彼女の実家のパリに訪れた2日間の会話劇。2人の微妙なすれ違いを文化の違いと合わせて面白おかしくシニカルな笑いを盛りだくさんで描いています。初監督作品をなぜこの作品にしたのかとの問いに「ビフォア・サンセット」の脚本が評価を得ていたので会話劇に出資してもらうのが都合がよかったと来日トークショーで語っていました。アメリカ人男性(ジャック)をちょっと馬鹿にしすぎでは・・・と思ったけれどとっても面白かったです。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-05-26 20:14:49) |
42. フー・アー・ユー?
「ユー・ガット・メール」「ハル」等似たような設定かもしれませんが主人公二人が丁寧にそして魅力的に描かれているのでとても新鮮に見ることができました。最初は単調に感じるものの次第に二人の繊細な演技に引き込まれていきます。本人が水に潜ったというイ・ナヨンの人魚シーンはとても美しいです。チョ・スンウの弾き語り熱唱場面も見所?映画にぴったり合った魅力的な音楽は選曲、作曲をパン・ジュンソク氏が担当されています。重くなくさらっと見ることができてさわやかな気分になれるとても好きな映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-26 20:11:27)(良:1票) |
43. 菊花の香り ~世界でいちばん愛されたひと~
これでもかと不幸&病気の話で客を泣かせようとする韓国ドラマのような話でした。あからさま過ぎるとなかなか泣けないのです。韓国でベストセラーとなった同名小説を映画化だそうです。原作は良い話なのでしょうか。こういう話でも良い映画もあると思うのですが、今回は何がいけないかといえば登場人物に全く魅力がないこと。演出もエピソードも特に心に残った場面はありません。主演のチャン・ジニョンも頑張っていたけれどあんまり彼女の魅力を感じることができませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-22 18:13:10) |
44. TUBE/チューブ
ペ・ドゥナが出演していたので見てみました。いやー。びっくりするくらいB級映画。 とても2003年の映画とは思えない、ストーリー、セリフ、演出、音楽。作った人がもちろん確信犯、・・・であってほしい。何度も何度も甦る不死身な主人公。銃を持っているはずなのになぜか一対一で日本刀(韓国刀)で勝負。笑わせていただきました。「シュリ」の脚色と助監督を担当した、ペク・ウナクの初監督作品。「シュリ」をつまんないと思ってしまった自分には今回もやっぱりダメでした。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-22 18:09:51) |
45. ナビィの恋
西田さんの下手糞な歌からおじいのファンキーな三線、オペラ、そしてマイケル・ナイマンまで音楽が本当に素晴らしいです。沖縄の離島の素朴な風景、キレイな海、真夏の太陽の輝き、趣のある沖縄家屋、鮮やかなブーゲンビリア。音楽も映像も何回も何回も繰り返して見たくなる心地のよい映画だと思います。奈々子とおばあの恋の行方にドキドキし、最後ちょっぴり切ない気持ちになる素敵で贅沢な映画です。 [映画館(邦画)] 9点(2008-05-08 18:48:18) |
46. ノーカントリー
《ネタバレ》 寒々とした砂漠の景色、メキシコとの国境、トレーラーハウス、モーテルと自分が想像する絵に描いたようなアメリカがありました。この殺し屋さんみないな凡人からは理解不能な人も世の中にはたくさんいるのかもしれない。・・・係わりたくない。主人公と思っていた人があっさり死んでしまって、最初しか出てこないと思っていた一見ちゃらちゃらした奥様がもう一度最後に出てきて殺し屋さんと会話する静かなシーンは声のトーンも表情にもセリフにもとてもドキドキしました。 [映画館(字幕)] 6点(2008-05-07 11:40:14) |
47. 接吻 (2006)
最初から最後まで緊張感が途切れず独特なこわーい雰囲気が漂っている映画でした。自分はトヨエツはどの役をしてもトヨエツに見えてしまうのですが、今回の小池栄子さんは小池栄子さんではありませんでした。鬼気迫る演技で表情からセリフの言い回しにしてもものすごい迫力にもかかわらず自然な演技で京子そのものでした。問題のラストシーンについてはどのように解釈していいのか自分はやっぱりよく分かりませんでした。事件を扱っている映画なので衝撃的なシーンが映し出されたりとしんどいため2回目はまだ当分見たくはありませんが見終わった後、あらゆるシーンが頭に浮かんできてしばらくいろいろ考えてしまう映画です。 [映画館(邦画)] 8点(2008-05-03 02:29:29) |
48. アドレナリンドライブ
矢口監督の映画を初めて見たのがこの映画だったのでこの映画が一番好き。ひみつの花園を先に見ていればそれが一番だったかもしれないし、ウォーターボーイズもそう。作品が出るごとにマンネリを感じてしまうのがちょっと悲しい。よくあるドタバタコメディなので映画館ではかなり笑いが起こっていたし自分も笑った。石田ひかりも安藤政信も垢抜けない雰囲気とか一生懸命なところとか二人の魅力が出ていてとても良かった。 [映画館(邦画)] 7点(2008-05-02 23:18:13) |
49. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 最後の緊張感のあるシーンと演技が好きで好きで最後だけ何度見たことか・・・。ピクシーズもぴったりで最高です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-01-20 01:44:15) |
50. 真実の行方
とれあえずエドワード・ノートンに惚れます。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-20 01:36:52) |
51. 王の男
悪くはないけれど思っていたよりは良くなかったです。どの人にスポットを当ててもストーリーがいまいちぼけてしまっている感じがしました。 [映画館(字幕)] 5点(2008-01-20 01:28:51) |
52. サイボーグでも大丈夫
《ネタバレ》 意味不明で途中で付いて行けなくなり眠気が襲ってくるのですが、わけ分からないことを言っている主人公たちがふと素に戻り核心的なセリフを言うところがなかなかツボです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-01-20 01:18:47) |
53. 俺たちフィギュアスケーター
期待しすぎるとがっがりするかもしれません。自分はがっかりしました。B級と言われればB級でしょうがないんですけど。せっかく男子フィギュアペアって題材で面白い映画ができそうなのに・・・。それが生かしきれていないのが悲しい。 [映画館(字幕)] 4点(2008-01-20 01:05:58) |
54. once ダブリンの街角で
この映画は歌がいいと評判で期待して見たのですが、あまり歌は自分の好みではなかったのが残念でした。でもダブリンの街がこの映画の雰囲気にぴったり合っていたのが良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-01-20 00:48:30) |
55. メゾン・ド・ヒミコ
いかにもなステレオタイプなゲイ像が自分には大袈裟過ぎて受け付けませんでした。 [映画館(邦画)] 3点(2008-01-19 23:52:04) |
56. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ジョン・キャメロン・ミッチェルの魅力大全開です。最初はイロモノにしか見えなかったヘドウィグが最後の方には美しく見えるから不思議です。 [映画館(字幕)] 9点(2008-01-19 23:17:56) |
57. さらば、わが愛/覇王別姫
この映画のレスリー・チャンは神がかっていて素晴らしいです。切なくて大好きな映画です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-01-19 22:22:51) |
58. マッチポイント
面白かったです。最後の最後まで期待を裏切りませんでした。 [映画館(字幕)] 7点(2007-04-08 18:24:27) |
59. 絶対の愛
キム・ギドク監督にはめずらしく、訳ありでもなんでもない普通の今どきの男女が主人公なのがとても新鮮でした。でもやっぱりちょっと変わった人たちでしたけれど。毎回修羅場になるカフェ。懲りずに何度も足を運ぶ二人をある意味尊敬します。相手を好き過ぎるのも大変だな・・・と思いました。なんだか切なくて悲しかったです。 余計なお世話ですが「絶対の愛」ていう邦題はどうかと思ってしまいました。確かにそうですけれど原題の「時間」でもぜんぜん問題ないどころか、深い意味がある良い題だと思うのですが。それとフライヤー・ポスター等のビジュアルもヒドイ。デザイン担当された方どういうセンスしているんだろう。まあ確かにギドクファンなんてこのデザイン通りのイメージなんだろうけれど・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2007-04-08 17:41:39) |
60. カポーティ
何の予備知識もなく見ました。 映画は映像もキレイで音楽もよかったと思います。 見終わったあとなんとも言えない気持ちになりました。 主演の人の一貫したキモいしゃべり、表情等とても独特でした。 夢に出てきそうです。本物のカポーティもあんな感じだったのでしょうか。 [映画館(字幕)] 6点(2007-04-08 17:37:43) |