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ドラりんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 433
性別 男性
年齢 36歳
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41.  ルパン三世VS名探偵コナン<TVM>
両者の作品世界を必死に融合しようとする努力は垣間見える。もともと水と油のような作風の2作品を一つにまとめるには、やはりそれなりの無理は必要なわけで、多少強引な展開には目をつぶるべきだ。だからコナンがあり得ない高さから着地したり、五右衛門の出番が極端に少なかったり、言葉の壁が全くないなんてことは責めまい。それよりも目暮警部と銭型警部が知りあいだったり、ルパンが小五郎に変装してたりなどのコラボ作品ならではの展開や、ルパンとコナンの劇中音楽が交互に挿入されるなどの演出でファン魂をくすぐられると良いんじゃないか。でもまあ確かに、一本の作品として見るとストーリーは薄っぺらいし、あまり面白い話ではない。それよりもうっとうしいと思ったのは「似た者どおし…」などの突っ込みテロップ。バラエティじゃないんだからさ。次回があるのかはわからんが、こういったコラボは数年に1回あると楽しいんじゃないかな。
[地上波(邦画)] 5点(2009-04-18 00:50:08)
42.  パコと魔法の絵本
このセンスは凄い。前2作の物語世界は、何だか私にはのめり込めなかったんだけど、少なくとも今回は現実世界ではなく、“絵本の世界”を表現しているのだから、この突飛な映像にも納得がいく。そういった観点で本作を見直すと、その映像表現の卓抜としたセンスに改めて驚かされる。邦画でここまで効果的にCGが使用される作品もなかなかないだろうし、実写との融合しかり、カラフルな絵作りは日本人離れした並々ならぬセンスを感じる。更に最初から最後までカラフルな作風が続くのではなく、ところどころコントラストを落としたシーンも挿入されるので、目が疲れるギリギリの範囲で止めているのはさすがだと思う(この辺りがハリウッドとの違い)。しかもそれでいて物語もしっかり作り込んでおり、バカバカしいまでに役者陣が本気で演技をしているので、非常に説得力がありラストの展開にはホロっとさせられた。役所広司の演技力は言うまでもないが、個人的にはオカマを演じた國村隼の役者魂に改めて驚かされたぞ。
[DVD(邦画)] 8点(2009-04-18 00:30:33)
43.  ジェネラル・ルージュの凱旋
前作「チーム・バチスタの栄光」がドラマ版にさえ負けてしまうクオリティの低さだったので、全く期待しないで鑑賞。だが前作から一転、キャラクターを掴んでいるおかげか今回はすんなりと物語に没頭できた。最近話題のドクター・ヘリや病院の患者収容量のキャパシティの問題などの時事ネタを効果的に盛り込み、本格的なメディカル・サスペンスへと作りこんでいる。更にトレーラー事故による大規模な病院搬送のシークエンスを作ることでモブ・シーンを形成してスケール感を大幅に助長し(いわゆる物量作戦というやつか)、パニック映画の要素を盛り込むことによって、娯楽映画の要素をクリアしたのは歓迎すべき点である。確かに細かく考えると、最後の領収書ネタはあれはないだろうとか、多少誇張された人物描写があるのは事実だが、コミカルなノリと大幅に向上したテンポで最後まで強引に押し切っているので、鑑賞中はそれほど気にならなかった。この調子で次は「イノセント・ゲリラの祝祭」を映画化して欲しいが…興行成績は前作より下回っているらしい。何だか微妙な気分…。
[映画館(邦画)] 8点(2009-04-18 00:17:36)(良:1票)
44.  スターゲイト
駄作揃いのローランド・エメリッヒの監督作の中でも良作に入る部類。ゲートをくぐるまではB級SFサスペンスとしてのワクワク感と50年代のSF映画のような懐かしさを兼ね備えていて良い。主人公の頼りないがおっとりしたキャラクターもありがちだが、それはそれで良い味を出している。だが問題はゲートをくぐった後…ってここからが本筋のはずなのに、とてもとても異星には見えない映像に脱力。私は最後の方まで「ほんとは地球だった」なんていう“猿の惑星”な結末を想像してたぞ。戦闘シーンはレーザーとか使ってそれなりに派手なので面白くは見られたが、見終わった後の印象がイマイチ残っていないのは痛いところ。
[DVD(吹替)] 5点(2009-04-18 00:05:15)
45.  椿山課長の七日間
ツッコミどころを挙げだしたらキリはない。そもそも子役に関して言えば、男の子が志田未来ちゃんと入れ替わっているようにはとても見えないし、様々な場面で矛盾した描写が目立つ。最後の展開なんかは理屈じゃ説明出来ないしね。ファンタジーな作風だと考えたら良いかもしれないが、だったら不倫とかを絡めるのはいかがなものかと思う。まあ西田敏行のコミカルなキャラクターが、テンポ良く物語を運ぶので最後まで一気に見られたので良しとするが。更に和久井映見の天国の番人(?)がやったら親切だったり、天国の決まりが事細かに決まっているのも、何だかのほほんとして笑えた。
[地上波(邦画)] 6点(2009-04-16 02:13:41)
46.  少林少女
ここだけの話だが、私はこれを見たあと、あまりのつまらなさに寝込んでしまった。疲れていたからだろうか?2時間もつまらない、何の緩急もない画面を見続けることが人体にどれほどの影響を与えるのか。私は身をもって痛感した。「めっちゃつまらん」なんて評判を聞くと、どれだけつまらないのか?とかつまらなさを笑ってやろうという心理にかられるのが人間の性。だがしかし、これは度を越している。何せ楽しめるところが一つもない。「少林少女」というタイトルなのになぜラクロスをやっているのか意味不明なのは言うまでもないが、出てくる役者がみんな没個性で台詞は棒読み。アクションシーンもダラダラやっているだけで盛り上がらない。クライマックスの仲村トオルとの決着も何じゃあれ?CGもクソみたいに薄っぺらいので迫力ゼロ。近年稀に見る駄作っぷりに開いた口が塞がらない。ってか、企画の段階でつまらなくなることをなぜ想定出来なかったのか不思議でしょうがない。
[DVD(邦画)] 0点(2009-04-16 02:07:35)
47.  ランボー
このシリーズは今回初めて見た。「ロッキー」のような内容を予想していたけど、半ば殺人マシーンのように表現されるランボーが、ここまで重苦しい内容だとは思わなかった。爽快感溢れるアクション映画を想像していたので面食らった。しかし、冒頭から孤独に追われるランボーの姿はかなり痛々しい。直接的な描写もいくつかあるが、当時ベトナムからの帰還兵がアメリカ本国で差別されたことが、生々しく画面から伝わってきた。そんな自分たちを除けもの扱いしたランボーの怒りが、ラスト近くのガソリンスタンド爆破などへの“怒り”に繋がるのだ。ラストのランボーの語りは、軽い感じでは見れない“泣ける”ものになっている。
[DVD(吹替)] 7点(2009-03-27 23:23:59)
48.  クライマーズ・ハイ(2008)
「日航機墜落事故」を題材に扱ってはいるが、本筋は新聞社内でのある種血なまぐさい抗争と権力争い。誰もが良い記事を作成しようとしているし、誰もが人々に事故の悲惨さを伝えようとしている。それが故に巻き起こる男たちの闘争を、各俳優陣の名演技で最後まで勢いよく見せる展開は非常に楽しめた。一見すれば社会派サスペンスとして製作された作品ではあるが、全体の構成は「仁義なき戦い」に始まるヤクザ映画に近いような気がする。またそんなヤクザ映画にも通じるのが役者の良さだが、本作も負けず劣らず役者が良い。熱く、手に汗握る男の映画というのはこういうものを言うのだろう。
[DVD(邦画)] 7点(2009-03-19 22:55:50)
49.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望
相も変わらずツッコミどころは満載だが、原作未読の私でも結構楽しめた。前作を不満なく見れれば、変わらず展開するストーリーに付いていくのもそれほど難しくなく、入れ替わり立ち替わり登場するキャスト陣も豪華で楽しめるだろう。だがやはり前作同様、理屈や整合性を求めてはいけない。前作は大掛かりな爆破や巨大ロボットの登場で派手さを醸し出していたが、今回は一見するとそれに相当する見せ場がないため派手さに欠ける部分があるが、それを群衆シーンの多様で補っていたり、新しい国会議事堂や万博の荘厳さやともだちランドの不気味さを演出することでケレン味を出しているようだ。次作へのつなぎ方も悪くはなく、「もう一本見てみるか」という気にさせてくれる。とにかく前作を楽しめた方なら楽しめるし、また逆もしかりといったところか。
[映画館(邦画)] 8点(2009-02-26 20:15:59)
50.  20世紀少年
破天荒で支離滅裂だが、娯楽作として実に豪華で面白かった。確かにツッコミどころを挙げればキリがない。なぜ“ともだち”にあれだけのカリスマ性があり、幾人もの信者が集まったのか。政府や警察などの国家権力をどうやって巻き込んだのか。米軍はおろか自衛隊が全く動かないのは何故なのかなどなど……。だがそもそもコンセプトからして「少年時代の空想が具現化される」というこの物語に、最初からリアリティを求めるのは野暮というものではないだろうか。原作を読んでいる者は原作とのそっくりさを楽しみ、未読の人間はスケールの大きい物語を楽しみ、豪華キャストに彩りを感じる。童心に返って頭を空っぽにすれば結構楽しい。羽田空港や国会議事堂の爆破、巨大ロボットの破壊、更にラストの新宿での大爆発など見どころも多く、個人的には物語世界を堪能した。要するに、こっちがどれだけ世界観を理解し、ノレるかが楽しめるかどうかのカギだと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2009-02-26 20:11:18)(良:1票)
51.  ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発
「日本以外全部沈没」に落胆したので、まったく期待してなかったが、大真面目に馬鹿やりつつ怪獣映画への多少の揶揄とたっぷりの愛情が込められた作品として好感が持てる。まずタイトルバックからして感動。あの明朝体のスタッフロールは昭和の特撮への愛に溢れている。その後も「ガメラ対ギャオス」における伝説の命名ネタを悪意たっぷりにパロっているし、「キングコング対ゴジラ」の埋没作戦や「ウルトラセブン」の“フォースゲートオープン”が意外な形で登場したりバランやバラゴンの名前が突然出てきたりと小ネタ満載。風刺ネタも河崎監督の前作はいやらしさが残ったが、今回はゆるい毒気に溢れて笑えた。特にロシアネタは何気なく突き刺した感じが良い。北の将軍ネタは最初から予想が出来ていたが、肝心のギララが霞んでしまうのはちょっと微妙かも。ところで、劇中で表示される字幕が小さいのは難点。読みづらくて少々フラストレーションが溜まったぞ。それにしても、ラストのギララ対タケ魔人の戦いは意外と怪獣映画してたのが驚き。バカバカしいように見えるけど、昭和の怪獣同士の戦いって意外とあんなもんだった気がするんだよね。とにかく、本作は“この手のマニア”なら見るべし。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-25 03:01:49)
52.  日本沈没(1973)
原作を知っていると、どうしてもダイジェストのように感じてしまうが、あの膨大な量を見事に映画化したものだと賞賛したい。「日本が沈むまで」の盛り上げ方が大変素晴らしく、じわじわと恐怖を煽っていくところはパニック映画のお手本といっても良いだろう。最大の見所は、言わずもがな東京大震災のシーンだが、恐らく本当に地震が起こればああなるだろう、という説得力がある。ガラスが割れて人々に降り注ぐシーンなんかはまさにそれで、本気で対策を考えたくなるほど。技術面で見てもあの東京震災の描写は素晴らしく、ミニチュア特撮の最高峰であると言ってイイ。。「門を開けてください!!」や「このまま何もせんほうがええ」など印象的なシーンが目白押しなのも良い。それだけに、いろんな方が言っているように、コンビナートの爆発シーンに違和感ありまくりだったのが残念だ。またラストの展開がやや急ぎ足気味なのがどうしても気になる。だが、不満はあっても10点を付けるだけの力のある良い映画であることは間違いない。
[DVD(邦画)] 10点(2009-02-25 02:58:08)
53.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
これはすごい。あちこちでの絶賛の声を聞いて過大評価されているきらいがあるかと思ったがとんでもない。従来のヒーローものとは一線を画す暗い暗い物語構造に脱帽。「世に絶望と混沌を与える」ジョーカーとヒーローでありながら影を背負っているバットマンの巧みな対比が素晴らしく、その二人の人間模様が画面を引き立てる。そして二人のそれぞれの主張が、後半の船上のシーンに活きてくる。映画でここまでドキドキしたのはホントに久しぶりだ。更に映像も文句なし。ジョーカーが病院を丸ごと爆破したシーンには度肝を抜かれた。よく聞く言葉だがあえて言うと「劇場で見たかった」。
[DVD(吹替)] 10点(2009-02-25 02:55:12)(良:2票)
54.  セックス・アンド・ザ・シティ
ドラマ版未見。最初はバカバカしいと思いながら見ていたが、気付いたらスムーズに展開する物語にハマっていた。さすがに膨大なドラマ版にまで手を出すつもりはないが、手堅い作りで好印象ではある。登場人物の設定が突飛で、いわゆるアラフォー世代を狙ったのか全体的にバブリーな印象で、最初から最後までブランドの洪水。シャネルにヴィトンにコーチに次々と登場するブランドを見ていると、ああやっぱり女性はブランドが好きなのかと痛感してしまう。出てくる男性陣がことごとく女性に振り回されているのは男としては何だか微妙な気分だが、やっぱり世界は女で回っているということか。ラストの展開は王道とはいえ、爽快感は抜群。視聴層を考えれば、このまとめ方は正解なんだろう。ただどうしても、サマンサの寿司の女体盛りだけはいただけなかった。私の頭が固いだけなのかな???
[DVD(吹替)] 7点(2009-02-25 02:41:48)
55.  ハンコック
前半の展開は通常のヒーローものの裏を突いたストーリーで面白かった。しかもこれがアメコミ原作などではなく、映画オリジナルということを考えれば更に好感度は上がる。しかも、ハンコックが正規のヒーローとしてデビューするまでの展開に無理がなく、かつテンポ良く物語が運び、とどめと言わんばかりに凄まじいCGが大迫力で展開するのには大満足。この前半には80点あげたいが、後半の失速はいかがなものか。せっかく前半あれだけ面白くしたのに、それを保ったまま終わりまで持っていけなかったのは残念。あーいうウジウジした展開も良いけど、それで終わらせてはダメだと思う。
[DVD(吹替)] 6点(2009-02-21 00:01:33)
56.  チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
出来は良い映画だと思うが、娯楽映画として楽しむのはちょっと難しいかも。もとより、当時の国際情勢をしっかり理解しておかないと、一体どこが敵でどこが味方なのかさっぱりわからない。武器調達のシーンなどもアメリカ製の兵器が中東で戦闘に使用されることに、後に繋がる一種の皮肉があるらしいが、やはり時代背景を把握しておかないと理解できないのが難点。まあ、これを契機に冷戦時代にチャールズ・ウィルソンという代議士が何をしたのかなどに興味を持つことが出来ればこの映画が製作された意義はあると思う。一応、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのほのぼのとしたドラマやちょいエロな演出もあるが、それは添え物程度。ラストのトムの強烈なメッセージをしっかり感じ取るには、少々の勉強が必要ということか。
[DVD(吹替)] 7点(2009-02-20 23:54:19)
57.  ボーン・コレクター
デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの静と動のキャラクター分けは、見せ場を対比させる意味合いで非常に好感が持てるし、前半から中盤にかけての殺人事件発生から捜査に至る展開はなかなかドキドキさせてくれるが、後半にかけて大幅に失速するのが残念。TV放送でカットされていたのかもしれないが、やはり犯人を明かされた時の「お前誰だよ」と拍子抜けするのは誰もが同じ。本を元に殺人を行うという展開はありがちとは言え嫌いではないが、本作に関して言えばその必然性がない。トリックのためのトリックになっている。やっぱりトリックは犯人にメリットがないと。脚本の構成に難ありだ。
[地上波(吹替)] 5点(2009-02-20 23:43:06)
58.  ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
後半の怒涛の展開はつまらなかった前作に比べなかなか面白かったが、やっぱり相変わらず役者の衣装がコスプレにしか見えず、物語世界に入り込むのが少々難しいのが難点。でも中川翔子が意外とキャラを掴んでいたり、もはや誰だかわからない佐野史郎の化け物ばあさん役などノリにノッている役者もいたのは好感が持てる。中でも、やはり緒形拳の名優ぶりには頭が下がる。こういった子供向けエンタメ映画でも、この人が登場しただけで一気に画面が締まるのは凄い。また取って付けたようなドラマが鼻についた前作に比べ、物語の構成自体に違和感は少なくなっているし、CGの描き方も豪華でクライマックスのがしゃどくろは迫力満点で良かった。ただ細かい点の造りが粗いのが非常に残念で、そういったところの手の抜き加減が全体に響いてしまい、結果的に完成度を落としている。次回は細かいところまで気を配って、世界観をしっかり構築して欲しいと思う。
[映画館(邦画)] 5点(2009-02-19 20:50:57)
59.  感染列島 《ネタバレ》 
まず「感染爆発(パンデミック)」という題材を扱うという着眼点は素晴らしいと思う。実際にO-157に始まり、新型インフルエンザやSARSなど新型ウイルスによる恐怖は現在も刻々と迫っているわけで、この映画で描かれていることが実際に起きても何ら不思議ではないわけだ。確かに荒廃した渋谷などの映像はかなり誇張していると思うが、呼吸器を付け替える決断をしたり、血清療法を自分の体で試したりなど、極限状態における人間描写を映し出しており、本当にこんな事態が起きたらどうなるんだ、という緊迫感を身近に感じられた。更に良いのは、ウイルスに感染した人間がほとんど命を落としてしまうという現実の描写。安易なお涙頂戴によるご都合主義に走らなかったのは好感が持てる。ところで、劇中でのテロップの多用や置ききれなくなった遺体を都市に並べるシーンなどには「復活の日」を思い出した。あれは細菌兵器だったからちょっとアプローチは違うが、本作はそのリメイク的な話だと考えればなかなか興味深い。少々甘いかもしれないが、パニックものとしてはこれぐらいの点数はあげたい。
[映画館(邦画)] 8点(2009-02-16 01:58:41)(良:1票)
60.  TAXi4
高い点数はあげられないんだけど、何だかんだ毎回楽しみにしているこのシリーズ。だがさすがに今回はイマイチだった。そもそもカーチェイスのシーンが大幅に削られているので、ただのコメディに成り下がってしまっている。それでもメインテーマが流れるシーンはそれなりの高揚感を味わえるし、いつもと同じキャラが活躍する姿は安心して見ていられる。でも、リリーが登場しないのはかなり不満。彼女が登場しないことで、シリーズとしての魅力を大幅に失ってしまった気がする。そういえば主演俳優が逮捕されたと聞いたが、続編はあるのかな?
[DVD(吹替)] 4点(2009-02-16 01:45:06)(良:1票)
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