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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
新米天使のミスでまだ生きるはずだった男を死亡扱いにしてしまったことから巻き起こるファンタジー。 その設定があまりにマンガチックな陳腐さで、冒頭でもう期待薄かと思われたが、次第に引き込まれていった。 都合のよすぎる天国ルールやストーリー展開が気になるが、コミュニケーションのずれがうまく演出されていて楽しめる。 ジョーが記憶を失っているのに女が気づくラストシーンは、そうなるだろうなとわかってはいても期待に応える展開で、余韻があってすばらしい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-16 23:43:08)
42.  チャイナタウン 《ネタバレ》 
映画脚本のお手本のような作品。 謎が少しずつ明らかになって衝撃の真実にたどり着くまでが丁寧に描かれ、サスペンスの王道といえる。 伏線がきっちり張られていて、もう一度見直すと見落としていた伏線が幾つもあることに気づく。 ラストの片目を打ち抜かれるところにも、見直せばそこに至るまでに幾つかの伏線が。 悪が完全勝利するという後味の悪さはあるが、余韻のあるエンディング。 好きな映画には入らないものの、完成度の高さには感心してしまう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-17 19:53:48)
43.  話の話
ノルシュテインの映画は初めて見たが、その独特の世界が新鮮だった。 まず、画のすばらしさに引き込まれる。 どうやって作っているのか気になり、ノルシュテインのドキュメンタリー映像を見てみた。 CGを使わず、ものすごい労力をかけて作っていることに驚く。 わずか十秒ほどの街角のワンシーンに、数ヶ月かかることもあるとか。 ディテールに徹底的にこだわり、妥協を一切許さない姿勢がすばらしい。 手書きの切り紙を使った独特の技法で紡ぎだす世界は詩情にあふれ、まさに映像の詩人と呼ぶにふさわしい。  セリフがほとんどないシュールな作品だったが、わからなくても人の感性に直接訴えかけてくる。 沈む夕陽を眺めていると、センチメンタルでノスタルジックな感覚を呼び起こされるが、それに通じるものがある。 名画や名詩と同じように、そこに普遍的な何かがあるから心が揺り動かされるのだろう。  ストーリーがシュールなものは元来苦手なので評価はしづらいが、最もアート性の高い映画といえるかも。
[インターネット(字幕)] 7点(2013-02-02 21:46:04)
44.  JAWS/ジョーズ
エンターテイメントとしてよくできた映画。 この手のパニック映画が流行するきっかけとなった作品で、その話題性、影響力は記憶に残る。
[地上波(吹替)] 7点(2013-01-27 22:19:08)
45.  チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 
1979年の映画なのに、現在を予言したかのような問題を提起している社会派ドラマ。 どうしても3.11の原発事故が想起され、怒りが沸いてくる。 利益を追及するあまりの安全軽視や事実の隠蔽をする人たち。 いかにもステレオタイプの役柄だが、現実にも存在するからやりきれない。 原発自体の是非は意見の分かれるところだろうけど、その部分に関しては許されることじゃない。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-10 00:41:22)
46.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
1971年にこの映画を作ったキューブリックはさすが。 当時は近未来の設定で描いたものが、そのまま現在に当てはまる。 優雅なクラシック音楽をBGMに描かれる暴力とセックス。 ポップでシュールな演出に、センスの良さが光る。 今見ても面白いが、公開当時にリアルタイムで観ていたらもっと衝撃的だったか。  アレックスに施された治療は、人間としての自由意志を奪うもの。 善悪を判断して道徳的に善を選ぶような真の更正ではない。 アレックスの自殺未遂により、責任追及を恐れた政府がアレックスを元に戻す。 その結果、アレックスが女とファックしているラストシーンが象徴的。 社会でまた犯罪を繰り返すことを示唆しているのが恐ろしい。 いわゆる人権派は反対するだろうが、アレックスを元に戻していいのか? 治療が犯罪者の人間性を奪うことになっても、それに相当することをした報いだろう。 また犠牲者が出ても、社会に戻した人たちは誰も責任を取らないだろうことが腹立たしい。  アレックス役のマルコム・マクドウェルが好演。 こんな邪悪な顔つきは見たことがない。 アレックスらの使う造語が、理解しえない隔たりをうまく表現している。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-31 00:19:59)(良:1票)
47.  燃えよドラゴン
あのテーマ音楽、ヌンチャク、怪鳥音は、インパクトが大きかった。 ストーリーは復讐ものということくらいしか残らないけど。  ブルース・リーのカッコ良さで、すべてが許される。
[映画館(邦画)] 7点(2012-12-13 20:21:36)
48.  エイリアン 《ネタバレ》 
三十年以上前に出来た映画とは思えないほどしっかりしている。今みても、十分おもしろい。最初に映画館で見たとき、同僚の腹を食い破って生まれたエイリアンが飛び出してきたときはビビった。こういう作品は、映画館の大スクリーンで観ないと迫力出ないんだよなぁ。 最後までハラハラさせられる。画面が薄暗いことが多くて、エイリアンをはっきり判別できないのがストレス。それによって、想像力がかきたてられるという効果もあるかもしれないが。
[映画館(字幕)] 7点(2012-12-06 00:52:52)
49.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 
ドキュメンタリータッチのSFというのが変わってる。 謎の病原体でバタバタと死んでいった人々の中で、なぜ赤ん坊と酔っ払いの二人だけ生存しているのか。 研究所内での出来事がメインで派手な動きはないけれど、迫りくる人類存亡の危機にどう対処していくのかで引っ張られる。 結局、病原体は特定のpH領域でしか活動できないということを突き止める。 SFの中には素人目にも突拍子もない無理な理論の上に成り立っているストーリーもあるが、これなら何となくそんなこともありえるかと思えてしまう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-02 23:38:57)(良:1票)
50.  華麗なるヒコーキ野郎 《ネタバレ》 
ジョージ・ロイ・ヒル監督、ウィリアム・ゴールドマン脚本、レッドフォード主演は、名作「明日に向って撃て!」と同じタッグ。 当然期待は高まるが、期待したほどではなかった。 それでも、「明日に~」と似たような男のロマンと生き様(=死に様)の美学、全編にわたるユーモアのようなものは感じられる。 映画撮影を利用してケスラーとガチ勝負を挑むさまは、騎士や武士の名誉をかけたタイマン対決に通じるものがある。  コミカルな感じだったので、メアリーがあっさり墜落死したのは意外だった。 助けられなかったペッパーは、トラウマになっても良さそうなところだけれどそれほど引きずる様子もなく、アクロバット飛行を諦めない。 死よりも何より夢が大事ということか。少年っぽいところが憎めない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-05 00:00:16)
51.  砂漠の流れ者 《ネタバレ》 
砂漠で仲間に水を奪われて置き去りにされた男が、井戸を掘り当ててなんとか生き延びる。 井戸を拠点として駅馬車の中継地を作って商売しながら、復讐の機会を待つ。 ジェイソン・ロバーツは「ウエスタン」のシャイアン役が人間臭さのある盗賊でよかったが、この映画でも人間臭くて憎めないキャラ。 「ウエスタン」ではブロンソンに片思いの娼婦、その娼婦に好意を秘めるながらブロンソンを助けるというあくまでも引き立て役だったけど、ここではヒロインの娼婦と結ばれる堂々たる主役。 隙あらば女に手を出すとんでもないインチキエロ牧師も良い味を出している。 憧れるようなイケメンや淑女は出てこないけど、それぞれ人間臭い魅力がある。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-20 22:42:52)
52.  小さな巨人 《ネタバレ》 
白人と先住民の間で揺れ動く主人公。まさに波乱万丈の人生。信じられないような展開もあるが、121歳の老人の回想形式なのでホラ話っぽくもあり、抵抗感を覚えずに受け入れてしまう。先住民を女子供容赦なく皆殺しにする騎兵隊は、よくある西部劇の一方的な視点とは違う。 主人公と親子のような関係になったシャイアンの酋長がいい味を出している。死地を山の頂に求めたシーンが印象的。儀式の踊りと祈りの後、霊験あらたかに天に召されるのかと思いきや、何も起こらない。それでも酋長は慌てず騒がず、放った言葉がふるってる。「魔法は効くときと効かないときがある」 すべてに感謝して受け入れる泰然自若とした生き方が、白人社会へのアンチテーゼとして効いている。 ダスティン・ホフマンは適役で、相変わらずの存在感。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-15 19:49:23)
53.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
着々と進めるドゴール暗殺計画に並行して描かれる懸命の捜査。 捜査を巧みにすり抜けていく殺し屋の冷徹さが浮き彫りになって、結果はわかっているものの目が離せない。 犯罪者とはいえ、プロの凄みを感じさせる。 サスペンス性は見応えがあったが、殺人描写の中には「え?」っとなることも。 夫人がベッドで一切の抵抗もせずに眠るように殺された演出には、強い違和感。 ラストでお辞儀の動作を予測できなかったのも、凄腕の暗殺者としてはお粗末。 死んだ人間になりすましてパスポート申請なんて簡単にバレそうな気もするけど、当時のイギリスのシステムなら可能なのだろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-14 01:46:05)
54.  ダーティハリー 《ネタバレ》 
甘っちょろく規則通りに追いかけていては捕まえきれない悪もある。 逃げのびて舌を出す鬼畜どもに対する歯がゆい思い。 悪党をやっつけるためには手段を選ばない鬼刑事がいてくれたら…。 そんな願望を叶えてくれる存在がアウトロー刑事のハリー。 シンプルなストーリーだけど、人気の要因はそこにある。 ラストで凶悪犯をなぶるように仕留めるハリーに溜飲が下がる。
[地上波(吹替)] 6点(2014-10-29 22:43:00)
55.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
反発していたマクマーフィと婦長がわかり合えるストーリーかと思っていたら、結末がロボトミーとはまったくの予想外。 そいつが一人いるだけでグループが良い意味でも悪い意味でも変わってしまうような存在。 マクマーフィがそのタイプで、他の患者たちは人間性を取り戻したかのように生き生きしてきたのだけど。 出る杭は打たれる。 既存の秩序を破壊する異端者は抹殺されるのが習い。 精神病院の非人間的な管理体制の怖さがじんわりとくる。 ラストに大男のチーフが、マクマーフィのやりたかった形で脱走したのが救い。  婦長の淡々とした管理と融通の利かなさが、強圧的に大声を張り上げるようなステレオタイプではなくて、やけにリアルだった。 ジャック・ニコルソンもハマリ役。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-16 01:09:30)
56.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
精神疾患を装っての徴兵逃れがバレて、極寒のソ連前線へ。 身から出た錆とも思えるが、雪の中でバタバタと倒れていく兵士たちの姿に苛酷な状況が伝わってくる。 生死不明の夫をロシアまで行って懸命に探すジョバンニ。 そこで見たものは、助けてくれたロシア女と家庭を持ったアントニオ。 その衝撃は察するに余りある。 一方、アントニオもジョバンニに他の男との赤ん坊がいると知ったときは同様だろう。 お互いの消えない愛の炎を確認しながらも、もう戻れないと悟る二人が切ない。 シンプルな話ではあるが、飽きずに最後までしっかり見せてくれる。 無数の屍の上に咲いた大輪のひまわりがとても印象的。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-15 23:32:23)
57.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM> 《ネタバレ》 
犯人がアイルランド出身の詩人というキャラを生かしたストーリーで、詩人らしい機知、アイリッシュ・ウイスキーが鍵になっている。 銃の密売人の裏切りに「人にはふさわしき贈り物を」と処刑したのは、犯人の特性が滲み出ていておもしろい。 旧シリーズの最終回だからかIRAの革命闘争が絡んでスケールは大きい。 ただ、このシリーズの特長を考えれば、映画のようなスケールは特に必要ないかも。 犯人を次第に追い詰めていく細かい推理ネタ、手数が少なかったのが惜しい。  コロンボを観るなら字幕より吹替え、しかも小池朝雄が断然しっくりくる。 字幕版や他の人での吹替を聞くたびに、小池朝雄の力量に加えてコロンボとの相性の良さを再認識することに。 DVD版では小池の声だけでなく、放送時のカット部分には他の人の吹替えが混在する。 その追加吹替えでは違和感のないように小池のモノマネをしているせいか、軽妙さに欠けわざとらしく感じられる。 そこは制作サイドの注文だろうから声優にまったく罪はないが、気になって仕方がない。 この回のDVD版は全部石田太郎の吹替え。(ブルーレイBOX版には小池吹替えがあるらしい) 新シリーズは小池が亡くなっていたし、内容自体も劣化してしまったので興味がなくなった。 自分の中ではコロンボ=小池朝雄になってしまっているので、カット部分も含めて全部小池吹替えで観れたらと叶わぬ夢を抱いてしまう。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-27 23:14:28)
58.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 《ネタバレ》 
今回は犯行動機を伏せてのストーリー展開で、動機の解明が最大のポイント。 ミステリーとしては凡作の部類か。 昔鳴らした名闘牛士という設定であれば、若い頃のつもりでやって動きが鈍くて失敗するというならわかる。 いくらブランクがあっても闘牛士の本能とプライドで少なくともアクションはするはずで、すくんで動けなくなるとは思えない。 仮にそうなったとしても、名誉回復の手段なら長年の相棒を殺すのではなく、命を懸けても牛とのリベンジマッチを選ぶはず。 ストーリーに無理があるので、すんなりと入ってこない。  ただ『ロンドンの傘』と同じく外国での事件なので、メキシコならでは異国情緒が味わえる。 ロンドンのダーク部長とのコンビもおもしろかったが、サンチェス警部とのコンビも楽しい。 闘牛といえばスペインのイメージが強かったけど、メキシコでも人気なんだな。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-22 20:20:44)
59.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボの傍若無人であつかましいふるまいにはハラハラ。 総領事代理の裾を踏んづけたり、高価な置き物を壊しかけたり、王様の料理をつまみ食いしようとしたり。 それでも、若く進歩的な王様には気に入られたことがラストの外交官特権の壁を突破しての逮捕劇につながった。 白旗を揚げて犯人を安心させながら本音を聞きだす手で、『殺人処方箋』では共犯者に盗み聞きさせたが、本作では絶対的な権力者に聞かせての解決。 言い逃れのできない立証をするミステリーの王道からは外れるが、たまにはこういうのもアリか。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-20 00:49:10)
60.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
「私、悪い癖があってね。人が普段と違うことやると何かあるじゃないかと疑っちゃう」 このセリフに捜査の基本的なスタンスがうかがえる。 細かい観察と推理もなるほどと思わせる。 犯人の足跡が行きと帰りで歩幅や深さが同じなのは、殺人後は飛び降りたり走ったりするはずなのにおかしい。 そうした疑念の積み重ねが、犯人を心理的に追い詰める。 アリバイ工作に使ったビデオテープに、アリバイ崩しの証拠が映っていたのが皮肉。 画廊での聞き込みで、芸術にはチンプンカンプンのコロンボが見ものだ。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-16 18:57:53)
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