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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  リービング・ラスベガス 《ネタバレ》 
すべてを投げ出して酒に溺れる男と娼婦の出会い。傷ついた心が寄り添うラブストーリー。太宰治臭が漂うような、堕落や破滅への志向性。 究極のダメ男っぷりには嫌悪感。あんないい女に寄り添ってもらっても変わることができず、ボロボロになった女を更に悲しませる男。救われない女の姿が切なく、憐憫を誘う。 なんとかしようにもどうにもその気力が出ないというのはよくわかるが、やっぱり甘ったれた男の弱さを体言したような愛を美化したくはない。
[DVD(吹替)] 4点(2016-02-01 21:34:38)
42.  摩天楼を夢みて 《ネタバレ》 
営業マンの悲哀を感じるけれど好感は持てず、消費者目線で見てしまう。とにかく売ればいいという姿勢が鼻につく。特に、ローマのうざい語りとキャンセルさせまいと嘘も平気でつくところに嫌悪感。 役者は名優揃いでみんな巧くて惹きこまれる。舞台の映画化によくあることだけど、しゃべりすぎて映像で見せる部分が少ない。この作品はやっぱり戯曲のほうが向いている。
[DVD(字幕)] 6点(2016-01-05 18:19:25)
43.  王妃マルゴ 《ネタバレ》 
イザベル・アジャーニは当時39歳のはずだが、19歳の設定のマルゴにも違和感がないのに驚く。その美貌と妖艶なフェロモン全開で、男漁りをするマルゴにピッタリ。 シャルル王と弟のアンジュー公、そしてラ・モール伯爵の三人が、長髪、髭面のイケメンで見分けがつかなくて混乱。アンリ王のダニエル・オートゥィユしか見分けがつかない。画面が暗いのもあって、やっと見分けがついたのが後半になってから。それでなくても歴史的背景や人間関係も知らず、登場人物も多いので、前半でめげそうになる。顔の見分けがついてもう一度最初から見直してみると話がよく理解できる。戦争ものもそうだけど、同じ服装や髪型だと外国人で馴染みのない役者の場合は把握するまでいつも手こずる。 ストーリー自体は面白く、キャラも立っていて、特にカトリーヌの鬼婆悪女ぶりは見事。死体占いや、集団虐殺から毒殺暗殺まで謀略三昧で、主役を食うくらいの存在感。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-29 22:06:02)
44.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 
余命数日と宣告されているのに、そんなことはまったく感じさせないような溌剌さで強盗に励む主人公。そして、思い出したかのように都合よく病状が出て一時的に苦しんだかと思えば、また元気一杯に走ったり笑ったり。コメディーとしてノリかけても、その度にシラケてしまう。 余命幾ばくもない病気という設定が必要だったのか甚だ疑問。病気ではない何らかの事情があったというほうが、ストーリーにすんなり入れた気がする。フィクションだから嘘の世界というのはわかっているが、上手に騙してほしいのに。 主人公を追うギャング2人組のキャラはユニークだし、瀕死の病気設定以外は良かったのでもったいない。切ないはずのラストにも心がまったく動かず。リアリティもクソもなく、イケメンを愛でるためのファンタジーのようで、ボーイズラブ好きな女性には絶対ウケそう。 そういえば、『病は気から 病院へ行こう2』もヒロインが死の病にかかっていたが、全盛期の小泉今日子のかわいさだけで画面が持ったのを思い出す。ただ、小泉今日子に関心が持てなければ駄作でしかないのだろうけど。
[DVD(字幕)] 3点(2015-12-11 23:00:43)
45.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
墜落した飛行機に残された大金を見つけてネコババしようと魔が差したことから始まって、どんどん悪い方へと進んでいく。犯行を隠そうとして犯罪を重ねてしまう兄弟。結局、警察が通し番号を控えていたこともあって金は使えず、失ったものばかり。こんなはずじゃなかった・・・そんな嘆きが聞こえてきそう。 たった一人の兄も殺してしまった弟の虚無感、虚脱感が伝わってくるが、自業自得でもあるし、ジタバタとして好感の持てないキャラなので同情もできない。犯罪者になるには人が良くて不器用な兄のほうが、罪悪感に堪えきれずに哀感を誘う。 お金は人を狂わせるという教材のような映画。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-12-10 21:29:50)
46.  聖者の眠る街 《ネタバレ》 
ホームレスで貧困、劣悪な環境にあっても真面目に生きようとしている者もいる。ところが、同じような境遇の者が犯罪者になって足を引っ張ってるという皮肉な構造。 もっとおもしろくなりそうだったのに、終わってみると意外と内容的には薄かったような。ギュッと詰めたらオムニバスの一編に収まりそう。ただ、キャラと雰囲気は惹かれるものがある。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-22 22:36:16)(良:1票)
47.  バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ 《ネタバレ》 
シリーズ四作目は、一話減って三話のオムニバス。 ①変なマイルールを押し付けるペンションオーナーに酷い目に遭う話。古臭くて笑いどころがない。 ②異常な潔癖症が引き起こした騒動。バカヤローというよりも、ちょっと世にも奇妙な物語のほうに寄った感じ。 ③詐欺女にカモられるユン・ピョウ。香港のアクションスターもこれだけカタコトだと田舎臭く間が抜けて見えるが、それが役柄には合っている。 ③はかろうじてこれまでのコンセプトを守っている気もするが、①と②は完全に外れてしまっている。 誰もが感じる理不尽なことに対してバカヤローと怒る気持ちが共感できるのに、主人公が極端な変人なので共感できず、バカヤローと言われる対象になっている。しかも、明らかに笑わせようとしているところで笑えず、スベった感があって居心地が悪くなる。 このシリーズもこれで打ち止めになるのも当然で、遅すぎたくらい。続編を作る類のものでない企画ものなのに、無理やり搾り出していた感があり、結局右肩下がりになって終わった。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-11-18 23:48:59)
48.  バカヤロー!3 へんな奴ら 《ネタバレ》 
①~④話のオムニバスでシリーズ三作目。 ①帰省渋滞のイライラは誰もが共感できる類だが、大の我慢ならともかく、小のほうでは話が小さすぎる。特に男の小ではエピソードにもならない。 ②わがまま出戻り長女を演じる松本伊代の超絶大根ぶりが見もの。内容はオチが全然オチになってない。 ③就職情報会社の課長が辞職の続く部下の引きとめに四苦八苦。この課長が変人っぽくて魅力がない。 ④商店街のクリスマスをバカにする息子世代が、結局商店街の良さを認識するというありきたりのパターン。 シリーズも回を追うごとにつまらなくなっている。今回は一本も当たりがなかった。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-11-18 23:47:30)
49.  あなたが寝てる間に・・・ 《ネタバレ》 
ピーターが事件に巻き込まれて意識不明なのに、家族が能天気すぎる。医者が大丈夫だと言ったとしても、もっと心配して付きっ切りになるだろうに。昏睡中にライトなラブコメディが進行しても、あまりに都合がよすぎて乗っていけない。 クリスマスも一人で過ごす孤独な女をサンドラ・ブロックのような男に引っ張りだこに見える女が演じるのも全然説得力がない。嘘つきのヒロインにも惹かれない。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2015-09-28 22:22:19)
50.  ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 
神の預言とか神の信託とかがキリスト教圏を舞台にした映画にはよく出てくる。ジャンヌ・ダルクは中世フランスの女闘士というぐらいの認識しかなかったが、神の啓示を受けたと国王にアプローチしたのは知らなかった。神の啓示を受けたと主張する現代のカルト宗教家にダブる。こういうタイプの人間にはどうも胡散臭いものを感じてしまう。 ジョヴォビッチは凛々しくて魅力的だが、狂信的でヒステリックな主人公には魅力を感じない。人を殺したことがないと言いながら、結果的に戦いを先導して多くの人を死なせている。言動に矛盾がある。 結局「神の徴」も自分が見たいものを見て、いいように解釈していただけ。冷めた視点でジャンヌを問い詰める神の化身(ダスティン・ホフマン)が、宗教と人間のリスクを浮き彫りにしてくれる。  教祖となって人を動かすことができるのは、たとえ間違っていたとしても確固たる信念(というよりも思い込み)と、それに基づくブルドーザーのような行動力を持つ人物だろう。カルト教祖も自分が心底神の使いだとか生まれ変わりだと信じているから、それに洗脳される者が出てくる。それにしても、19歳の田舎娘の妄想のような直言がああも簡単に受け入れたのは、迷信がはびこるような時代だったからか。ジャンヌによほどのカリスマ性があったのかもしれないが、この映画からはそれが感じられなかった。 身も蓋もなく言ってしまえば、思い込みの激しい痛い女に振り回されたお話。でも、ジャンヌ・ダルクを悲劇の英雄として祀り上げるよりは、こうした人物像に描いたほうが現実的で良かった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-17 01:50:17)
51.  バックドラフト 《ネタバレ》 
父の死から疎遠になってしまった兄弟が、確執の末に兄弟の絆を取り戻す。父の死、兄の死を乗り越えて、立派な消防士に。 ミステリー仕立てのアクション感動もののはずだけど、少し陳腐で先が見え、感情移入するところもなかった。ストーリーありきのアクションでないと、いくらアクションに迫力があっても乗れない。大掛かりな火災シーンなどお金はかかっているが、ストーリーにあれこれ詰め込んだ割りに肝心の部分が残らないという、ハリウッド大作の典型的ながっかりパターン。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-08-27 20:29:49)
52.  フェノミナン 《ネタバレ》 
タイトルから勝手にSFサスペンスのイメージを持っていたが、全然違ったヒューマンファンタジー。突然得た超能力もエイリアンの仕業ではなく、脳腫瘍が原因とはちょっと苦しい気もするが、ファンタジーだからそれほど気にせずに。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-08-27 20:27:13)
53.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
ドアが閉まりかけた電車に滑り込みセーフか、アウトか。よくある状況だが、その些細なことから大きく人生が変わってしまう。 電車に乗って家に戻って浮気現場に出くわしたヘレンAと、乗り損ねて浮気を知らずに進行するヘレンB。ストーリー自体はよくある話なのだが、パラレルワールドを一つの世界にうまく表現していて感心する。ジェームスと結ばれたヘレンBのほうは死んでしまったが、ジェームスとはまだ何も起きていないヘレンAのほうは生きているというのも意外性があってユニークだった。 そのヘレンAがヘレンBの遺志を継ぐように、ジェームスとの恋を予感させるラストがオシャレ。そのため、一方ではヘレンの死でバッドエンディングになっているにも関わらず、明るいイメージの締めくくりに。 グウィネス・バルトロウも魅力的でよかった。ただ、相手役にクセがあり、ラブストーリーにイケメンを求める女性にはウケが悪いかも。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-27 20:24:24)(良:1票)
54.  ダメージ 《ネタバレ》 
息子の婚約者とあまりにも簡単に関係を持つ父。てっきりそれまでに面識があって何かエピソードが隠されての成り行きだと思ったが、そういうのはなかったことにビックリ。まるで街でナンパしたくらいの軽さで唐突なベッドイン。息子の婚約者で正体もよくわからない女に、ちょっとモーションをかけられたからといってホイホイ乗る父親ってのもどうなんだろう。  ルイ・マル監督の描く男女の関係は、いかにもフランスっぽい雰囲気。どろどろとした情熱的な不倫を、禁じられたロマンスのように官能的に描く。少しでも理性があれば火の中に飛び込むようなマネはしないように思えるが、コントロールを失って破滅しか待っていない恋に身を焦がす。すべてを失った本人は自業自得としか言いようがないけれど、裏切られた妻と息子は救われない。ジュリエット・ビノシュは、いい年した男がすべてを捨ててのめりこむほどの女には見えなかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-19 21:50:30)
55.  赤い航路 《ネタバレ》 
ド変態の倒錯カップルに巻き込まれた夫婦のお話。愛の反対語が憎しみではないことがよくわかる。愛と憎しみは表裏一体。作家に酷い捨てられ方をした女の激しい憎悪と歪んだ愛が悲劇を招く。振り回されたナイジェル(ヒュー・グラント)はとんだピエロ役。この倒錯した世界に入りたいとも理解したいとも思わないが、見物している分にはおもしろい。とてもシリアスなドラマなのに、豚の仮面を被ってのSMプレイには笑ってしまった。  ポランスキー監督はミミ役のエマニュエル・セニエと結婚してたのか。仕事を最大限プライベートに利用しているスケベ親父というイメージ。ナターシャ・キンスキーをはじめ少女に手を出したり、挙句は淫行容疑で捕まったりとやりたい放題で問題の多い人物だが、ホラーにサスペンス、コメディと引き出しも多くて才能は感じる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-12 00:12:42)
56.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
知的障碍者の弟に、父の自殺で過食症の超肥満体となった母。姉や妹とも小さないざこざを起こしながら父親代わりとして一家を支えるギルバート。その肩にかかるずっしりとした重みが、こちらにも伝わってくる。 小さな田舎町の家に縛られた閉塞感に、家を捨てた長兄を恨む気持ちもあったはず。店の常連客の奥さんと不倫でもしなければ息が詰まったのだろうか。ずっと我慢していたギルバートが思わず弟に手を上げてしまったところにはどっぷり感情移入。誰だって理性の糸が切れてもおかしくない状況だ。 母を死んでからも皆の笑いものにしたくない一心で下した苦渋の決断。古い家ごと母の遺体を焼いた四人の子供たちは、どういう思いで炎に包まれた家を見つめていたのか。そこに慟哭するような悲壮感はなく、これで良かったのだという少しの安堵と解放感のようなものも混じっていたような。自分たちを縛りつけてきた家に別れを告げ、再生の時を感じとっていたのかも。ギルバートとは対極にある旅する女性が救いとなって、ラストは自由を得た明るさが感じられる。 主演のジョニー・デップも良かったが、障碍者の少年役のデカプリオは見事な演技で感心されられた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-25 00:38:38)
57.  冷たい月を抱く女 《ネタバレ》 
サスペンスとしては最後まで引っ張られるのだけれど、かなり無理のある設定とストーリー。レイプ事件が本筋にどう絡んでくるのかと思ったら、夫の無精子症を事件解明に使いたいためだけだったとは。いくら医療過誤の裁判で大金がもらえるとしても、美しさを誇る女が自分の綺麗な体にメスを入れるリスクまで冒すだろうか。自分が何よりかわいい女はこんなこと絶対しないと思う。超一流の外科医がリスクを冒して詐欺に手を染めるとも思えない。二人でこんな手のこんだリスクの高いことをしなくても、もっとうまい方法はありそうなものなのに。 ネタバラシされても、それって明らかに無理筋だよねと感じてしまうので、せっかく張り詰めたサスペンス感が一気に萎む。タイトルとニコール・キッドマンということだけでも悪役の予想がついてしまって、医療ミスの被害者というカモフラージュが効かなくなっている。 キッドマンは安定の美しさ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-25 00:35:49)
58.  人間椅子(1997)
江戸川乱歩原作だが、苦手な寺山修司系のアングラ臭がする。異常なほどに潔癖症な小説家の妻と腹話術師の夫の愛と倒錯の世界。官能的な内容のはずなのに、エロスがまったく感じられないのもつらい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-14 01:00:40)
59.  ファニーゲーム 《ネタバレ》 
アメリカの某サイトが選出した「一度見たら二度と見る気になれない不穏なホラー映画」17本のうちの一つ。 まとわりつく不快感がすごい。卵をもらいにきた男が、人をイラつかせる天才。普通に見えて実はイカレたサイコ野郎ってのが、ヤクザなんかより怖い。お金目当てとか抗争とか、犯罪に理由があるなら、相手が理解できるのでこれほど怖さは感じない。なんだかわからないから不気味で、防ぎようもない。  リモコンで逆再生したところで、これってSFだったっけ?と唖然。これはアンチテーゼなのだろうか? 主人公に都合よく展開する映画が多い中で、本作は徹底的に主人公に都合悪く展開している。奇跡は主人公に起こるものなのに、ここでは悪役に起こる。ゲームでうまくいかなかった場合、「あ、今のやり直し」と一つ前の場面に戻るのはよくあること。それと同じように、2人組の一人が撃たれて、ゲーム的なやり直しが行われた。 この逆再生は、過激すぎる内容へのエクスキューズとも取れる。少年を狂気で殺するというタブーも、リアルさをあえて損なうことによって「これは作り物ですよ。マジに怒らないでね」と。個人的にはこの唐突なファンタジー演出は余計だったと思う。 監督はこの映画を見ている者が不快になるように作ったというが、それは見事に成功している。
[インターネット(字幕)] 5点(2015-05-28 23:53:05)
60.  ブローン・アウェイ/復讐の序曲 《ネタバレ》 
逆恨みを募らせる天才爆弾魔と、IRAで元部下だった爆弾処理隊員。爆弾のスペシャリスト同士の攻防戦。 ドカンと来るぞ来るぞと思わせる演出は巧いが、ストーリーはわりとよくあるパターン。 主人公と爆弾魔が対峙しながら迫り来る爆破の緊迫感を出すシーンなのに、ドミノ倒しのような変に凝ったゲーム感覚の仕掛けがそぐわない。 トミー・リー・ジョーンズにはオモシロCMキャラのイメージが強くついてしまったので、こういうイカれた悪役には違和感を感じるように。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-05-20 19:46:37)
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