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ぶんばぐんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 216

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41.  ストレイト・ストーリー
1994年にNYタイムスに紹介された実話に基づくお話。73際の老人(フランソワース演じるアルヴィン)が、アイオワ州からウィスコンシン州まで約500Kmを芝刈り機(小型耕耘機みたいなもん)に乗って、10年前に仲違いしてしまった弟に会いに行く。時速2kmよ、あーた。すべての景色が、アルヴィンの目線で、ゆっくりゆっくり流れてゆく。最後の再会シーンも、押し付けがましい音楽も何もないエンディングで、私は静かに静かに泣いたのでした。
9点(2000-10-12 12:44:30)
42.  ザ・ハリケーン(1999)
デンゼルの秀作!しかし、リアリティという点では、無実のカーターが投獄されるシーンは、まるでガンジーみたいでなあ。
9点(2000-10-04 03:44:02)
43.  シッピング・ニュース
スペイシー、ブランシェットと来たら、皆さんの期待外れ感はわかる気もするけど、私はこの映画、好きです。堅実なキャストに支えられた深い作品だと思う。皆それぞれに重い過去のわだかまりを抱えたまま、折り合いをつけ切れずに、それでもそんな自分に懸命に向かい合いながら生きてゆく。弱い人間が、苦悩しながら絶望しながら懸命に生きようとする姿は、お手軽な「癒し」や「救い」がお膳立てされていない分、うんと現実的だった。そもそも何に癒され、何に救われるかは、傷を負った当人の問題であって、見ている私たちが決めることではないような気も・・・。映画が終わった後も、きっとこの人達の人生は続いてゆくのだろう、人間だもの(盗作)。
8点(2002-09-04 13:53:49)
44.  シュレック
おお!強いお姫さまっていうのが、今風だねえ!マーフィー・トークのドンキーも良かったが、あたしは、ドラゴンの純情さにゃ涙が出たよ。岩の陰(デッカイもんで)でコッソリ涙ぐんで「アタシ貴方より大きいし火も噴いちゃうけど、貴方のことが好きなの。ごめんね」って。 ディズニーの古典キャラで遊んでくれたのが楽しかった。白雪姫とシンデレラが花嫁のブーケを奪い合う場面なんか、拍手喝采。
8点(2002-05-01 15:46:51)(良:1票)
45.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
いやあ、もう何でもアリなのね。イブリンが○○○○(字足らず)なんて、どーやったらそないなるねん。でも、守られるだけじゃなくて、「愛するオトコはアタクシが守る!」というのは、なんつーか、今どきのオンナだわね。たいしたもんだわ。ん?これって、いつのおハナシなのよ。
8点(2001-08-05 17:22:22)
46.  カーラの結婚宣言
「純真無垢」な主人公二人の熱演には大拍手。ジュリエット・ルイスのキラキラ瞳と、ジョヴァンニ・リビシーの爆笑には、心が洗われるような思いがした。「わたしたち、結婚するの!」と決めた二人に、心から声援を送りたい。が、が!カーラの実家が金持ちじゃなかったら、どうなっていたんだろうと思わずにおられない。「差別」を「階級」で解消してしまえるような錯角に、ちょっと待てよ、と。
8点(2001-08-04 14:44:26)
47.  お熱いのがお好き
モンローが喋るの初めて観た!「アタシ、あんまりおツムが良くないの、ふふ」と、肩をすくめてみせるマリリンが愛らしい(しかし「ブロンド・ジョーク」というのは、ここから生まれたのか?)。アメリカが誇る二大コメディアンが出ているとなれば、これは観ておかなければと思ってビデオ借りたんだけど、なんつーか、安心してみれるコメディーだよね。
8点(2001-07-23 04:48:42)
48.  ショート・カッツ
こういう淡々としたストーリーに欠かせないのが人物描写の厚み。いい俳優を揃えたもんだ。全員が関係の糸で繋がっているという展開は、「マグノリア」に通じるものがある(でも○○○は降らないわよ)。でさ、なんでJ.レモンが「あの写真」持ってたの?
8点(2001-07-23 04:31:47)
49.  13デイズ
「アメリカの愛した大統領」JFKが、キューバ危機をどうやって乗り越えたかという、13日間の極度の緊迫感と重圧感。実際には第三次大戦は免れたわけだから、筋書きはわかっているのに、それでも面白い。ケネディ兄弟役の二人もケビンも、上手かったと思うけどなあ。特にJFK役のブルース・グリーンウッド、声がいい(顔は好みじゃないけど、七三分けは似合っていた)。実際のケネディー兄弟をかなり理想化しているというか、「追憶」の中の彼らはあくまでも「アメリカの良心」を代表し続けるんだなあ。
8点(2001-07-20 17:21:01)
50.  ギフト(2000)
何回か目を覆ってしまったシーン(「く、来る!」ビビり屋なもんで)があったけど、決して怖いだけじゃない。「出てくる」にはちゃんとした理由があるということ、やや似た設定の「ホワット・ライズ・ビニース」よりはるかに出来がいい。「怖がらなくていいのよ、ギフトなんだから」というブランシェットのお祖母ちゃんの言葉に、観ている私もかなり落ち着いた。それに「ギフト」を受け入れて生きるブランシェットが、ちゃんと見すえようとしていることが励み(?)になる。ブランシェットも良かったが、この映画のジョヴァンニ・リビシーがものすごくいい。前半と後半、顔が全然違うのよ。それから、法廷での弁護人は、「グリーン・マイル」のあの人。ちょっとしか出なかったけど、存在感あった。
8点(2001-07-19 15:09:44)(良:1票)
51.  A.I.
人間の傲慢さ、驕りを鋭く描いているようで、最後の最後にはディビッドを「救わず」にはおれなかった。これはキューブリックかスピルバーグか?母の「愛しているわ」という一言を聞きたかったという彼が余りにも哀れ。それにしても<ここからネタバレ>ラストは、強引にディビッドを眠らせてしまったという感じ。この映画の終わり方には、最後まで「人間」の傲慢さを感じたぞ。ディビッドは、今もまだ海の底で妖精にお願いしているのです、というラストで良かったのではないか。前半9点、後半7点。
8点(2001-07-13 12:25:29)
52.  ピッチブラック
いやん、リック(犯罪者)がかっくいい!「おまえのせいだ、おまえのせいだ」とギャンギャン喚く小悪党より、ずっとずっと魅力的!でも、こういう男に惚れた日にゃあ、「俺に惚れたら泣きを見るぜ」どころか「俺に惚れたら死ぬぜ」よね(そして、たぶんほんとに死ぬ)。いやいや、これは見っけものでした。ドラエもんさんに感謝(メシはしっかり食べたけど)。
8点(2001-07-08 16:20:10)
53.  アンブレイカブル
↓うひゃー、皆ボロクソだねえ。でも、この映画そんなに悪くないと思うぞぉ。少なくとも、ハリウッドの勧善懲悪もんにウンザリしているアタクシには、すごく新鮮だった。<ここからネタバレあります>いつ壊れてしまうかも知れない「ガラス細工の男」は、この世に自分の居場所がない。自分が何故この世に生を受けたのかを、苦悩しながら生きて来たんだよね。で、生まれて来たからには、何か理由があるはずだ、というわけで、ウィリスに辿り着く。ウィリスだって、「正義のヒーロー」のわりには、ずぅっと悲しそうな顔をしている。何かの間違いであって欲しいと苦悩する「ヒーロー」なんて、これまでにいただろうか。でも最後は余りにも悲しい。「自分は間違いで生まれて来たのではなかった」というジャクソンが、哀れだ。この二人、これからどうやって生きていくんだろう。
8点(2001-07-01 12:42:19)(良:1票)
54.  僕たちのアナ・バナナ
人種・宗教などの「境界」が曖昧になりつつある現代のニューヨークならではのお話。邦題はただのラブストーリー風になっちゃったけど、聖職者としての信念(Faith)と個人としての信念の間には葛藤があるわけだ。型破りなユダヤ教ラビ(スティラー)とカソリックの神父(ノートン)を中心に、脇を固める役者がしっかりしていて、登場人物がどれも魅力的。だからチョイ役のバーテンダーやカラオケ屋とのちょっとした会話も生きてくる。マドンナ役ジェナ・エルフマンは、パッと見にはもんのすごい美人というわけじゃないのに、動き出すと実にいい。ストーリーそのものはよくある三角関係のようだけど、キャラと台詞で最後まで楽しめる。
8点(2001-06-27 16:50:25)
55.  バウンド(1996)
これ面白ーい!。同性愛のカップルを登場させた映画の中でも、すごく斬新。二人をバウンドしているものは、命を賭けてまで互いを「信頼」できるかどうか。「男が惚れるような男」ってよく言うけどさあ、「女が惚れるような女」もアリだよねえ。キャスティングもよかった。J.ティリーのけだるく甘ったるい話し方が色っぽい。んで、このギャング供のマドンナが惚れたのが、隣に越して来た女(G.ガーション)だったというのが痛快。男に銃で脅されたら女はどうするか。それはねえ、男にはない「武器」、アタマを使うのよ(あら、ごめんあそばせ)。
8点(2001-06-25 05:05:49)
56.  ディアボロス/悪魔の扉
パチーノとセロンの間でオロオロするキアヌ・・・そういう意味では「適役」だったのかも
8点(2001-06-24 16:16:18)
57.  ジュリア
随分前に観た作品だけど、えらい感動したの覚えている。確か、ジェーン・フォンダに子供の名前を尋ねる場面があるよね。この時、ジュリアは牢獄に入っていたのではなかったか。もう一回観よ。
8点(2001-06-24 08:17:15)
58.  マイ・ドッグ・スキップ
ベンジーやラッシー、ベートベンなどの「名犬」の大活躍というんじゃなくて、「普通犬」スキップと少年の関係を描いたというのがいい。共感を覚える人は多いだろう。情緒背景も豊かで、第二次大戦中の南部の緊迫した雰囲気や黒人居住区など、少年の視線で上手くとらえている。うん、これはディズニーの名作。
8点(2001-06-15 03:45:28)
59.  将軍の娘/エリザベス・キャンベル
これは問題作だねえ。レイプより(「より」というより「同等に」だよね)悲惨なもの、それはレイプを告発した女性に向けられる非難や好奇な視線、告発自体の黙殺・もみ消し、社会的差別という「被害者」が受ける「制裁」だろう。個人の尊厳までも踏みにじる軍隊の規律や出世欲を、トラボルタとストウがサスペンス風に暴いていくのはいいんだけれど、当のエリザベスが哀れで何ともやりきれない。男性遍歴やSM指向は、父親を含む男たちへの「復讐」だったのかも。屈折(?)した上司役を演じたJ.ウッズは見事だった。
8点(2001-06-09 16:13:03)
60.  ジャック・フロスト/パパは雪だるま
「帰ってきた父」との輝くような時間が永遠には続かないということを、スノーマンが溶けるという比喩でよく表していたと思う。父親を亡くした子供たちに贈る「頑張って生きてゆけよ」というエールでもあるのだろう。児童文学でもそうだけど、「子供用」と決してあなどるなかれ。マイケル・キートンの表情が十分拝めなかったのは、ちと残念だけど、まあいいや。
8点(2001-06-05 14:14:05)
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