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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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601.  冷たい月を抱く女 《ネタバレ》 
悪意や女の恐ろしさはひしひしと伝わるけど、サスペンスとしては平凡。中盤までの「連続レイプ殺人事件」の謎が、単に「無精子性」の証明のため「だけ」の設定と知って、違う意味でびっくり。ここが一番のどんでん返し(笑)。  中盤以降のテンポの良さにごまかされがちだけど、作品としてかなりご都合主義的な展開が多いと思う。金に不自由していないはずの一流の外科医が、社会的信用と地位を失う危険を犯してまで詐偽に加担するのかとか、救急車で運ばれるのに必ず計画した病院の外科医のところに連れてってくれるものなのかとか(それより前に彼が別の急患を担当させられていたらどうするんだろう?可能性としてはかなり高いと思うんだけど)。  また、致命的な証拠になるような注射器を中に液体が入ったまま残してあったり、全額寄越せと言われている訳でもないのに(半分でも1000万ドルもあるんだから、そこで妥協しとかないか?)、頑なに要求を拒んで分かりやすい罠に引っかかったりと、ちょっと黙っては見ていられない部分が多い。  邦題もセンスは良いものの、やはり「女」って言っちゃダメでしょ(笑)。怪しい女なんて彼女しかいないんだもん。  PS.自分の趣味は手品ですが、あのお婆さんの手際がなかなか良かったのに感心しました。「空中でのリフルシャッフルは難しいんだよな~」とか、「パームがうまいな~」とか、ストーリーより、そっちばかり見てました(笑)。
4点(2004-09-26 23:03:43)
602.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
かなり監督の意図的な「挑発」が見える映画。人間社会の縮図としてのドッグヴィルには、負の人間性を象徴するような出来事ばかりが起こる。閉ざされた共同体に入り込む「異物」としての主人公。異物を受け入れることで、他者からの見返りを期待する村人たち。その彼女を受け入れさせたりと、他者を説得する行動自体が自己目的化する男。その善意が彼女のためではなく、内側に向けられた自己満足であることにも気付かない愚かしさ。そして、期待が裏切られたという一方的な思い込みから、その感情を相手に対する憎しみに転化させる自己正当化と自己欺瞞。  監督は人間社会で起こりうる典型的な人間性の露悪を、壁の無い舞台セットを使って文字通り「劇的」に描こうとする。そしてラストにおける「粛清」こそが、この作品を見ている我々に対して向けられた挑発であり、監督が最も言いたかったことであろう。  私自身がそうであるように、誰でもあの虐殺シーンを見て少なからずカタルシスを味わってしまうという脚本構成が曲者。詰まるところ、それは自分が見てきた村人たちの「罪」に対する「罰」として、今度は彼女の立場に一方的に同調して「殺されて当然」と殺人をも許容している自分自身の人間性と向かい合う構図になっている。良くも悪くも嫌らしい作品である。
7点(2004-09-24 21:07:05)(良:2票)
603.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 
「13ゴースト」の監督か~。納得。作品としての中途半端さに通底するものがある。この作品もやはりホラーとしてもサスペンスとしても中途半端。限られた予算のなかで健闘しているのは分かるが、それ以前に基本となる脚本があまりにも陳腐。「サタンの使いが魂を集めている」というオチだと知った時の脱力感ときたら…。映画「ジェヴォーダンの獣」のレビューでも書いたことだが、まず作品として、ホラーならホラー、サスペンスならサスペンスとして「徹底すること」が大事なのではないだろうか?違うテイストを隠し味として入れるのもいいだろう。しかし、それは基本となる部分において徹底的に作りこんだ後にすべきことのはずだ。この監督さん、はっきり言ってホラーやサスペンスを撮る才能は無い。まず「恐怖とは何か」ということを勉強するべき。
2点(2004-09-24 20:43:37)
604.  氷の微笑
ウソSEXの中途半端なエロシーンのおかげでテンポが悪くなっている。サスペンス映画としては極めてオーソドックスだが、始めに「シャロン・ストーンの裸体ありき」で作られた、志の低さが作品としての質に現われている。  人物関係の「意外なところで意外な繋がりがある」という要素が弱いため、ストーリー展開やオチの意外性に欠けている。また、最後まで真犯人と動機をはっきりさせないというのも、単に脚本の粗を目立たせないようにするためで、見る側が色々な解釈を楽しむことが出来る程、練り込みがされているようなレベルの作品でもない。 
4点(2004-09-21 11:12:19)
605.  悪霊喰
「罪喰い」としなかったのは、日本人にはピンと来ないイメージになってしまうからでしょうか。ジャンル的にもホラーとは言えませんね。もう少し、主人公の「罪喰い」として生きていかなければならない葛藤や苦悩を中心に描いて欲しかった。いまひとつ「凄絶さ」に欠けてます。「罪喰い」の作り方(?)や存在理由に関わる部分に、人間の弱さや欲望を肯定するような必然性が弱いです。「人間でありながら人間を超越した者」としての凄味も感じられません。その辺の演出がイマイチ。「ベルセルク」でも読んで勉強しましょう、監督さん。二時間無いのに、それ以上に感じてしまうテンポの悪さと、中途半端な安っぽいCG演出もマイナス。
4点(2004-09-20 09:53:36)
606.  ライアー ライアー
個人的にコメディは苦手なのですが、この作品は楽しめました。「ウソをつけない」という設定と海外コメディ特有のノリとの相性が良いのか、「笑い」自体はワンパターンで大仰なものでありながら、あまり不自然さや嫌味を感じさせません。  また誰でもオチが分かっている、予定調和的な感動ドラマではあるものの、コメディとのバランスとテンポの良い脚本構成のおかげで、押し付けがましさを感じること無く、最後まで素直に見ていることが出来ます。  
7点(2004-09-16 02:04:48)
607.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
相変わらずの「ディズニー節」炸裂の内容。この否定的にも肯定的にも取れる点が、毒にも薬にもならない万人受けを狙った最大公約数的な作品しか作れないディズニーアニメの限界を示している。良識派の親が子供に安心して見せられる事と、その作品が人生の寓意に富んだ真の良作である事は、大抵の場合一致しないという、その典型。  出てくる魚たちは基本的に善人(善魚?)ばかりで、断片的なイベント毎に必ず何らかの手助けをしてくれる存在としてしか登場しない。また、どんなに窮地に陥っても適当にどうにかなってしまうご都合主義の連続。もちろん一時的な娯楽性はあるが、そこから何か学ぶものがあるとは思えない。  CGのずば抜けた美麗さも、「表現の本質」からかけ離れつつある危惧を覚える。
4点(2004-09-15 00:09:42)(良:2票)
608.  デス・トゥ・スムーチー
色々な寓意に富んだ良作。誰もが何らかの形で味わうことになるであろう、人生における栄光と挫折。この作品の登場人物たちも、大なり小なり人生の盛衰を味わっている。そして、そうした転換期にこそ、その人間の積み重ねてきたものや、真の人間性が問われるのだろう。  
7点(2004-09-15 00:09:15)
609.  ゴールデンボーイ(1998) 《ネタバレ》 
<原作未見・映画版のみの評価>  原作を知らないので、それなりに楽しめた。ナチズムへの傾倒の危険性を通して、狭義の意味から、人種、年齢を問わず、人間全般に普遍的に当てはまる、「他者より優れていたい」という本能の危うさを説いている作品だろう。  トッドの罪が表沙汰にならず、「選民意識」のみが継承されていくというラストこそが、永続的に受け継がれていく人間の業の深さを強調している。  ただどうせなら、もう少し突っ込んで、戦争犯罪やホロコーストを糾弾していくうちに、はまり込みやすい「他者を糾弾する事の目的化」という危険性を追求して欲しかった。 
6点(2004-09-14 23:55:47)(良:1票)
610.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
リアルタイムでの評価ならもっと高得点だが、やはり時代の流れは感じざるを得ない。冒険活劇の基本要素を全て含んだテンポの良い作り方はさすがではあるが、今見るとセットもちゃちだし、どんなに絶望的な状況でもテキトーに何とかなってしまう「ご都合主義的展開」の連続は、まさにテーマパークのノリで、さすがに見ていて冷める。途中の冒険アクションを楽しもうにも、「挟まれるはずのない石の扉が下りて来たり」、「必ず脱出口が見つかる遺跡に閉じ込められたり」と、結果がどうなるか分かりきっている「危機」に対して、素直にハラハラ出来る年齢ではなくなってしまいました。まさに【ズパック】さんの言う通り、聖櫃の部屋から脱出すんのに、石一個どけるだけで外に出れんのかよ!でした(笑)。
4点(2004-09-14 01:36:04)(良:1票)
611.  T.R.Y.
始まって10分で底が見えた。見るのがこれだけ苦痛に感じる映画も珍しい。途中を早送りしながら、何とか最後まで見たが、正直きつかった。やっている事は大胆で良いが、肝心の中身がスカスカ。ご都合主義的なシナリオ展開に加え、テンポも悪く、各登場人物のしゃべるセリフや内容が幼稚で聞くに堪えない。出演者の演技が大根に見えるのは、そのあまりにも安易で陳腐なセリフをしゃべらされているせいであり、決して役者のせいではない(と思いたい)。たいして心を通わすイベントも無いのに、「彼を信じる」とかって…。何を根拠に言ってるの?安っぽいんですよ、そういうセリフが。その上、中途半端に日本語と外国語が入り乱れるので、聞き苦しくみっともない。カンフー映画をマネたような下手くそなアクションシーンを入れるヒマがあるなら、もう少し脚本のレベルを上げてもらいたい。
0点(2004-08-30 10:03:43)
612.  スカイハイ[劇場版](2003)
<原作未読・TVシリーズ未見・映画のみの評価です>   何たる駄作。原作は知りませんが、幾つかあるエピソードのひとつなのかな?それとも完全に監督オリジナル?どちらにしても、よくこんな陳腐で幼稚な脚本を平気で作れるものです。いったい対象年齢はいくつなの?まともな感性があれば、今どき「悪魔を呼び出すために、人間の心臓を六芒星(ダビデの星)の頂点に捧げる」なんてウルトラ・スーパー・ド陳腐なオカルト要素を大真面目に入れるなんて、とても恥ずかしくて出来ませんよ(地図に三角形を書き始めた時、「ま、まさかなあ」と思ったら案の定)。  おまけにこの監督らしい中途半端なアクションで味付け。「ALIVE」や「VERSUS」、「あずみ」以来、相変わらずの演出センスの発展性の無さに呆れます(全部見てきている自分も自分ですが)。その他、「愛のためならこの世を地獄に変えたっていい」とか、「君のためなら世界を敵にまわしたっていい」といった、もはやギャグにしか使えないようなセリフの陳腐さ、クサさや、役者の学芸会レベルの大根っぷり等、いくらでも突っ込み所はありますが、疲れるので止めます。
1点(2004-08-30 09:55:31)
613.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
この作品が戦争に対するブラックコメディを狙ったと言うよりも、第二次世界大戦後の軍拡競争という、滑稽な大国の「覇権主義」と「自己目的化」自体が、既に愚かしいコメディの要素を内包していたと言う事ではないでしょうか。その結果の滑稽さを嫌でも直視させるこうした映画こそが、意外と今まで核戦争を抑止させ得る効果を持っていたのかも知れません。だとしたら10点でも足りませんが(w。  ただ、当時としては非常にインパクトがあっても、さすがに今となっては、こうした核戦争を題材にした反戦映画も目新しくありませんし、どうしても古さは否めません。当時の時代性と危機感を象徴した反戦映画の走りという点に敬意を表してこの点数で。
7点(2004-08-30 09:49:07)
614.  カルマ2 《ネタバレ》 
こちらの善意が相手によっては悪意に取られるというのは現実にもありそうなだけに恐い。おまけにその相手はもうこの世の者ではないのだからなおさら。ただ、基本的に「恐怖演出」がワンパターンで、途中までの展開が退屈。あの怨霊になった女性の霊も目立ちすぎ。幽霊ってのは出そうで出ないから怖いんであって、あまり出過ぎると見てる方も耐性がついちゃって逆効果。また全体の雰囲気作りやストーリー展開が、最近の邦画ホラーや洋画サスペンスのツギハギといった印象で、どこかで見たようなシーンや演出が多い。特にラストの「オチ」が少し唐突で、いまいち意味不明。  PS.にしても、原題の「熱血青年」には爆笑。最初、このタイトルが出た時、間違って山下真司が出てくるような昔の青春ドラマを借りてきたのかと本気で思ってしまった。ホラーを見る前に爆笑した経験はこれが始めて。
3点(2004-08-29 09:24:10)
615.  エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア
作品が現実化してしまうという自己パロディの形式で撮っている割には、結局、展開がいつものパターンと一緒で、わざわざ番外編(?)として作っている意味が無い。見ている観客からすれば、作品内現実も結局は「虚構」でしかなく、作中人物がどんなに「これは現実なんだ」と強調したところで、夢の世界からフレディが現われてしまう地点で、他のシリーズと何も変わらなくなってしまう訳で。  やはり「作品内現実」という設定を活かすには、あくまでフレディは「現実の存在」という前提で作る必要があったはずだ。つまり、誰か現実の人間(スタッフ関係者やファン)が、何かの思惑のために、「フレディを演じて」殺人を犯している、というミステリー的設定にした方が面白くなったはずだし、他のシリーズとの差別化もはかれたはずである。  で、ラストだけ、「実は…」みたいに、夢と現実を曖昧にするという終わり方でよかったのではないだろうか。  
4点(2004-08-28 02:11:49)
616.  REC【レック】(2000) 《ネタバレ》 
これまた陳腐で古臭い設定のサスペンスホラー。設定や展開、オチに至るまで、既存の作品の劣化コピーで、当然のようにオリジナリティや新鮮味など絶無。犯人はそのまんっまだし、おまけに「二人でやっていました」、というエレガントさの欠片も無い、どうしようもないオチ。  今や、ホラーにしてもサスペンスにしてもミステリーにしても、いかに従来のパターンからの脱却を目指すかを模索すべき段階なのに、まともな感覚の持ち主なら、とても恥ずかしくて使えないような「手垢塗れの設定」を大真面目に使っているような監督の愚鈍な感性からは、今後、何も独創的なものが生まれるはずがない。  しかし「こんな作品は作ってはいけない」という反面教師としての価値ならある。
0点(2004-08-23 18:31:12)(良:3票)
617.  半落ち 《ネタバレ》 
好きな人には申し訳ありませんが、こういう「泣かせよう、感動させよう」という狙いが露骨に見える設定や演出はどうしても受け付けません。  作品の出来としても中途半端。あんなオチでは、到底ミステリーとは呼べないし、ドラマとしてもテーマが押しつけがましい。  もちろん、言いたいことはよく分かりますよ。「人間の尊厳」とか、「魂の在り処」とか、「骨髄移植によって受け継がれていく命の重みと自己存在の意味や価値」とか。  しかしそういう点を理解していても、この感動の押し売りと、大雑把な展開には抵抗がある。きちんと描くべき「妻を殺すか、殺さないか」といった元刑事の動揺や精神的葛藤も、導入の謎のためないがしろにされていたりする。また、警察の隠蔽体質批判や内部対立など、物語の主軸がブレていて、共通のテーマの割に、各々描ききれていないアンバランスな結果になっている。「始めに感動ありきで、あとは水増し」、という姿勢で作るからこういうちぐはぐな印象を与える内容になる。  出演者もメジャーどころが多い割に、何故か大根に見えるのも痛い。多分、用意されたセリフ回しや演出の陳腐さに原因があると思う。  「人は誰の(何の)ために生きているのか」というテーマなんて、漫画にしろ小説にしろ、どんなジャンルでも描かれる基本中の基本。ことさら声を大にして押し付けるようなマネはして欲しくない。
3点(2004-08-20 00:53:19)(良:1票)
618.  たそがれ清兵衛
幕末の不安定な時代を、同じく先行き不透明な現代とシンクロさせ、平侍の生き様を通して、平凡な日常と向き合う生き方や本当の幸福とは何かを問い掛ける。ただ、テーマが地味なだけに、どうしても展開も地味にならざるを得ない。「平凡に生きることは悪い事ではない」とする、いわば「癒し系」映画。
6点(2004-08-18 13:44:00)
619.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 
秀逸な脚本に脱帽です。コメディと割り切って見れば楽しめます。特に「映画好きの殺し屋」がいいキャラです。現実の舞台を映画のようにドラマチックにするためなら、仲間を殺すことも厭わないなんて、カッコ良すぎ!
7点(2004-08-18 13:38:41)
620.  七人の侍
当時の世界観や、舞台設定のリアルさは必見。侍は己の価値観に殉じることで死に意義を得た。そして、その義を利用し、生き延びるしたたかな百姓たち。その対比がラストシーンで鮮明に描かれている。さらにその「自らは戦わない」という構図が、戦後の日本とアメリカの関係性を象徴しているという皮肉も込められている。  ただ、古い映画のため音声が聞き取りにくいのと、仲間を集めるまでが長すぎるのが欠点。序盤の百姓達が長老の家にぞろぞろ出向くシーンなど、もう少し編集してテンポアップして欲しい部分も多い。
8点(2004-08-18 13:36:38)
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