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661.  ショート・カッツ
何組かの夫婦の日常を淡々と描いているわけですが、それを飽きさせず、どうなっていくんだろうと思わせてくれるアルトマン。下品になることなくシニカルに見せてくれるのがよいです。ジェニファー・ジェイソン・リーのテレフォン・セックスのシーンは現実的で笑いました、その仕事ぶりを見ているクリス・ペンの表情がまた良いのです。「マグノリア」?んー このスタイルを引用したってだけで視点、焦点がまったく違うと感じる。イっちゃってる人も結構出てはくるけど、こっちにはユーモアがあり登場人物たちの性質ね、ここが違うのよ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-10 12:36:19)
662.  エクソシスト 《ネタバレ》 
怖いっていうよりキモイって感じかな。今観ると笑っちゃいますね。いちばん驚くのは当時から全く変わらないマックス・フォン・シドーでしょうか。日本でいったら大滝秀治かなあ。 未投稿だと思ってたらしてました。ちょっと書き足してみます。 小学校高学年か中学になったばかりだったかなあ、「観たい!」と言ったらまわりの大人たちから反対され、民放で放送されるまでおあずけになった映画です。当時は完全に怖いもの見たさ、ただ悪魔の退治の方法が意外でした、いちばん衝撃を受けた部分です。 悪魔にとりつかれたリーガンのそれは視覚に訴えるものはありますね。 今私にとっていちばんの恐怖ってなんだろう、やっぱり自分の子が私より早く死ぬことですね。この世の悪魔の存在を意識するかもしれません。ということはこの映画の登場人物で最も怖い目にあったのはリーガンの母親、エレン・バースティンではないかと想像します。 悪魔払いの儀式が始まったというのにカラス神父はどことなく身が入ってない、冷めてる。しかしメリン神父が絶命したとなるや一気に怒りが爆発した。リーガンから悪魔を追い出したものは必死の祈りではなく、人間の怒りだったわけですね、かなりの説得力だと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2009-09-09 20:22:05)
663.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 
これはいつ観たんかなぁ、10年は経ってると思う。その時に感じたこと、思ったことはですね、ゲイリー・オールドマンのダメっぷり。情の湧かない徹底したドロドロのダメ男っていうのが印象的。 比較的女性に好評価のレナ・オリン演じる悪女なんですが、すみません私は不快でした。悪女っていうより、どうしようもない犯罪者で、「ターミネーター」「ヒドゥン」・・・などに登場する殺戮、破壊マシンでしかなかったです。 違った言い方をすれば怒りと嫉妬でどうにかなりそうな許せない浮気男をセイバイしてくれる必殺仕置き人「モナ」でしょうかね。 ジュリエット・ルイスはいつものジュリエットでした。個人的にはアナベラ・シオラですね、この三人の女の中でいちばん腹の中がわからない、奥さんとして良妻なのか悪妻なのかもはっきりわからないナタリー。はっきりとした安否もその後もわからないままじゃなかったですか?違ってたかしら?? しかしこのテのダメ男ってのはしぶといですなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-06 13:26:49)
664.  ニキータ 《ネタバレ》 
もっと前のフィルムノワールとはまたちがっていいですね。当時のおふらんす映画はなんか小難しいようなダラダラした自分探し的な作品ばかりだったように記憶してます。そこへいいかげんにせんかい!みたいに「喝」をいれてくれたように感じました。ただし前半ね。ジャン・ユーグ・アングラードが登場する後半からつまらなくなった。頼りなげでさえない男に恋するニキータはここでは必要なかったように思う。だいたいですね、死刑執行にレストランでの最終テスト、あんな修羅場をくぐり抜け晴れて工作員となった人間がですよ、いともあっさりと一般人と恋に落ち、メソメソ泣いてばっかりて・・・ちょっと展開甘すぎです。過酷な代償とはいえプロフェッショナルに成りきれないニキータ、そこが人間らしいといえばそうなんだけど「だから女はさぁ・・・」て言われても文句言えないじゃん。 手のつけられない粗暴で荒んだジャンキー、何のためらいもなく至近距離から警官を撃ち殺したニキータ、うっかりボブの目にとまりみっちり殺し屋として教育されるも、恋愛した途端「もう人殺しはいやよ」「愛しているからこそ去る」とはいったいなんなんだ・・・極めて自己中心的です、困ったものです。私は女だから女には厳しいですわよ(笑)愛しているからこそ去るというよりも、愛しているからこそ逃がし守った男二人が美しいのだ。リュック・ベッソンはやはり男だから男の美学を描きたかったのかもしれない。それを語るためのニキータと思えばなんとなく納得。 私としてはチェッキー・カリョと任務か人間性かで葛藤する姿が見たかった。彼はニキータを女として愛していながら任務を優先するストイックでプロフェッショナルな男。これが私好みの映画の中のイイ男キャラなのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-03 13:30:08)
665.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
インディー・ジョーンズシリーズは何回観ても面白いし大好きだし、その昔小学生だった頃、NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」にもハマったのですが、このシリーズにはなぜか魅力を感じません、すみません。 私にとって何が欠けているんだろうかと考えてみた。たぶんキャストかなぁ、好きなタイプの俳優がいない、特にマイケル・J・フォックスがなぜ主役クラスの俳優なのかわからない。あと、何か心に響く訴えてくるテーマみたいなものも感じないんですよ、今書いてて思ったんですが、ここんとこが「ゴースト・バスターズ」にも言えるかもしれない。 でも娯楽作品としては満点だと思います、皮肉でも嫌味でもなくテレビの洋画番組で日本語吹き替えにCMアリという環境で観ても気にならず愉しめる映画だと思う。ただ私、タイムマシンより『どこでもドア』がほしいなぁ・・・
[地上波(吹替)] 6点(2009-09-03 11:16:43)
666.  ウェルカム トゥ コリンウッド
何これ!!好き好き、こういうの大好きです。こんなにゲラゲラ声出して笑った映画はほんとに久しぶりです。まずキャスティングがいい、みんなハマってる。 いつも赤ん坊を抱っこしてるウィリアム・H・メイシー、赤ん坊抱っこしなくなったら今度は石膏でがちがちに固められてやっぱり右腕がふさがってる、笑いました。 トト役のあの俳優さん、いい味出してましたねえ。 哀愁漂うダメダメ男たち、これでもかと続く絶妙のタイミングの悪さ、もう笑うしかありません。ふっとウディ・アレンの「おいしい生活」がよぎりました。 なんていうのかなあ、こういう男を見ると守ってあげたい癒してあげたいって思うんですよ、プライドとか変なミエのない一途さを感じるんでしょうか、良く言えば純情、悪く言えば単純?その境界線スレスレの感じ?なんか母性が湧いちゃいます。 「オーシャンと全く逆の泥棒たちなんてどう?」なんてソダーバーグとクルーニーが一杯飲みながら冗談半分で出た話が実現したのかなあ、なんて想像してしまいました。 ドタバタだけど粋でセンスのいいコメディでした、観た後も思い出し笑いしてしまったわ。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-02 01:43:38)
667.  ブルーベルベット 《ネタバレ》 
リンチのそして変態映画の最高傑作だと思ってます。一見平穏な田舎町に潜む異常な世界、日常の中の非日常ですね。オープニングの青く澄み切った空に真っ赤な薔薇のショットから空き地にすてられた耳のアップ、ゾクゾクしちゃいます。暗くマットな色彩からラストではまた澄み切った雰囲気に戻る、平穏な日常が戻り小鳥を見つけてほほ笑むジェフリーとサンディ、でも鳥はかわいくさえずるわけではなく、何かの幼虫みたいなエサをくちばしにくわえたままキョロキョロしてる、どんな意味があるのか知らないけど、ここがリンチらしくていい。 カイル・マクラクランのまっとうで優等生ぽい二枚目というのがなぜか可笑しい。イザベラ・ロッセリーニの醜さスレスレのカラダとあの雰囲気がやけにエロチックでした。デニス・ホッパーの吸入器にも笑ったけど、なんといってもローラ・ダーンのシュールな泣き顔ですね、コレがこの映画の中で最もド肝を抜かれたシーンでした。 あれで彼女はリンチの秘蔵っ子になったような気がする。。。
[映画館(字幕)] 10点(2009-08-31 16:30:29)
668.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
また凄い女を演じたものですねぇジュディ・デンチは。まさに女、共感共有と支配だ。そして日記の「良い日」には金色の星のシールを張り付けている、物凄く怖いです、なんと鋭い演出をするのでしょう。 シーバのような人は等身大、まあ普通にいるタイプの人と私は思います。 バーバラが階段に腰掛けて修羅場を上から見下ろすシーンが印象的でした。そしてシーバとバーバラをやはり上から見下ろす人、同じ目線で見る人がいてその目線のちがいで感想も変わってきそうです。 これは誰に何に焦点を当てているのか、それはバーバラなのでしょうけどバーバラの何が問題なのか核のところがわからないのが不満。所々で挟みこまれるレズビアンぽい描写は余計なものと感じた。 ラストでまた標的を見つけるバーバラ、おもわず「コレクター」のラストが浮かびました、もう~このサイコばーさん、誰かなんとかしてくれ~人の生活、人生に踏み込み引っかき回す大迷惑な人。 しかしジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技力には大満足です。シーバのどこか崩れたような服の着こなし無造作なヘア、しぐさや動作にそこはかとなく感じる隠微さには女の私もドキっとしてしまいました。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-30 12:39:07)
669.  愛の嵐
ずいぶん前から知っていた映画で、批評やあらすじを読むことも多く、そのせいか私にとっては禁断の映画になってました、でもついに観てしまいました。 まず「嵐」ではないですね、残念な邦題です。愛を表現、語っているとも思えませんでした。愛とひとことでいっても色々ありますけどね。 「猫のようなルチア」もうコレしかないです、いつでも逃げられる体制をとりながらこっちをじーっと見てる、お腹がすいてるのに媚びない猫、アレなんですよ。 サディスティックで優位に見せながらどんどん溺れていくのは男で、だんだん冷静になっていくのは女、そんなことも思いました。「僕の天使」なんて言うあたりが子供ぽく、はしゃいでるみたいだ。 今だからそう感じるのかもしれないけど、性描写は衝撃というよりも観てるこっちが色々想像を掻き立てられる、背徳的な気分にさせられ、それがなんかイイ気分なんです。 映画としては、そうですねーカメラワークがあんまり良くないかな、だから淡々というよりダラダラ感になっちゃうような気がします。 なんといってもダーク・ボガードとシャーロット・ランプリングを得たことが大きいと思う。 もうこの二人、存在そのものが淫靡で耽美、ウィーンの街は退廃的、そして密室。体が覚えてしまった刻まれてしまった感覚、生か死かといったら死。エロティシズムだわー観てよかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-29 21:21:19)
670.  ワン・ナイト・スタンド(1997) 《ネタバレ》 
最近CSでの予告を見て思い出しました。ココを見て「リービング・ラスベガス」のあとに制作されたことを知って驚きました。 脚本もマイク・フィッギスだったんですね、いったい何をいわんとするかよくわからなかったというのがいちばんの感想です。 そうですねーNYの夜は物騒、HIV、社会的地位も信用もある成功した男も家では奥さんにたじたじ、夫婦交換もアリ・・・こういったその時の話題、問題を詰め込んだ大人の映画のフリした、ゆる~い人たちが出てくるゆる~い映画っていう感じでしょうか。 出だしがなかなかいい雰囲気だったので期待したんですけど、最後はコメディみたいになっちゃったわね。 音楽はかなり好み、でもいきなりブロンディの「ハート・オブ・グラス」がかかった時にはのけぞりました、あんまりいい意味ではありません。 この当時、アメリカはどうだったのか知らないけど、個人的にはこれぞバブルの匂いがぷんぷんする映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-29 21:16:53)
671.  マグノリア 《ネタバレ》 
「ブギー・ナイツ」は大好きだし、群像劇も好きなんだけどこれはちょっとね。作品によっては全く気にならないものもあるけどこれは長い!実際に長い映画なんだけどその長さが耐えられない。「まだ終わらないの?」とイライラしてしまった。そう、この作品は最初から最後までイライラさせられた。ジュリアン・ムーアのヒステリックなアップ、トムの長髪と汗まみれのような演技。脇役も味のある人たちばかりなのになんで?  何年かぶりで再見してみてこんなことを感じました。 登場人物のそれぞれの事情は一通り順番に語られることで理解できる、けれどそれ以降がかなりしつこい演出と感じました。キリキリ、キツキツの神経衰弱。だから疲れるのかもしれない。なんだかんだいってもみんな自分のことで頭も手もいっぱいいっぱい。正真正銘第三者のこっちが逃げ出したくなる。 他人の悩みや愚痴を聞かされるということはこういうことなんですね、会うたび話すたびに延々と聞かされたのではやっぱりうんざりします。 ラストのあのオチなんですが、あれだけしつこく引っ張っておいてアレはやっぱりないですよ、無責任というか、ここまでしたならきっちり締めてくれと思った。 「そこまで言う?!そこまで・・・?!」とお手上げ気味の登場人物たちなんですが、あの土砂降りで一気に状況が変わるといいますか、正気になるといってもいいのかな?「ショート・カッツ」は地震だったのですけど、あの土砂降りも天災といえばそうなるわけで、そう思うと人間ってほんとにちっさい存在なんだなぁなんて思った次第です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-29 20:15:18)
672.  バーバー
無口で無表情な床屋のエド。でも内面には凶暴性を持っている人。ビリー・ボブ・ソーントンにピッタリだと思う。とっても皮肉で滑稽な作品でした。ジェームズ・ガンドルフィーニは期待通り粗暴でねちっこいやつ。予想外の展開でラストになるのですが、この予想してないことが次々と起こるというのが、この作品の面白いところでした。その結果になった経緯、これが面白いの。スタイリッシュな良質のブラックコメディだと思う。コーエン兄弟の作品は全て観ているわけではないけど、キャスティングも見事ですね。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-08-29 19:18:52)
673.  戦火の勇気 《ネタバレ》 
主なキャストが誰それぐらいの知識で観ました。戦場で味方を撃ってしまう、フレンドリーなんとかというのかしら?それがテーマのサスペンスでした。えーっと映画というものはキャスティングというものもかなり大事なものです。つまりメグ・ライアンです。彼女は「男が女を愛する時」といい、ラブコメからの脱皮を試みて、シリアスドラマに挑戦したようですが、いかんせんあの愛くるしい、暖かい系笑顔美人ですからね、どんなに声を低くし、苦しい表情を見せても、死ぬか生きるかの戦場には場違いな人を連れてきたなあ、と感じてしまうのですよ、私は。物語としてはメグの死の真相はなんだったのかを、やはり自分の犯した罪に苦しむデンゼル・ワシントンが追求していくというのはなかなか面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-29 18:58:37)
674.  ナインハーフ
あー思い出すなあ、もう「ナイン・ハーフ、ナイン・ハーフ」とあっちもこっちも大騒動してた当時。映像美重視の都会的でファッショナブルでエッチな映画という感じでしょうか。氷で乳首だったですよね?急に冷たくされると一気に縮んでシワシワになりそうだけどどうなんでしょう。あの冷蔵庫のシーンは視覚に訴えるものはありますね。 とにかくキム・ベイシンガーがセクシー、あの頃って確か体の線を強調しない無造作な着こなしが流行ってたんですよねぇ、マニッシュっていうんだろうか・・・ヘアもパーマがとれかかったようなウェーブのセミロングだったりね。 全編ほんとにオシャレな映像だったなぁ、ただしミッキー・ロークは私はダメでした。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-26 13:19:54)
675.  ウインドトーカーズ
昨夜本当に何年かぶりで「フェイス・オフ」を観た流れでジョン・ウー作品の一覧を見ていて思い出しました。 一回観ただけだけど、つまらなかったです。ニコラス・ケイジはどの作品を観ても、パチンコのCMでさえもいつも全力だ。その必死の演技も救いにならないの。 ジョン・ウーはギャングVS警察、ギャング同士の派手なアクションが売りの娯楽作品じゃないとダメなのかも。 例えば「フェイス・オフ」の有り得ない設定は気になりません、しかし本作はどう説明していいのかわからないけど、その有り得ない強引な設定が気になるを通り越してシラけてしまうんです。 そしてアクションシーンもとうとう「バカの一つ覚え」と感じてしまったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-26 12:18:25)
676.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
これは面白い!まったくの予備知識なしで観たのがよけい良かったと思う。 無駄なシーンはまったくないし、軽快で演出も伏線の張り方も何もかも粋な映画。 出てくる人が誰もかれも胡散臭いの、唯一信じられたのはドラッグストアの薬剤師?店員さんかな。出来すぎ感アリの娘の言動でこれはもしかして・・・と思ったら案の定そうでした。 でも子供の存在っていうのは万国共通偉大ですね、結果的にロイは安堵を手にしたわけで、カーペットの汚れに神経をすり減らす生活から解放された。しかしカーペットからは最後まで縁が切れなかったラストには笑いました。元奥さんとレジの彼女は似たタイプだし。 通り一遍じゃないハートウォーミングな人生再生映画かな。ニコラス・ケイジがすごくいいです、サム・ロックウェルは久しぶりに見たけどなかなかカッコイイ。 騙しているだけでは気づかない、騙されて初めて気づき学ぶことは大きいかもね。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-23 00:08:05)
677.  仕立て屋の恋 《ネタバレ》 
何年ぶりでしょう、再見したので再投稿してみました。 いちばん魅力的なのはやはりこの邦題です。しかしこれって「恋」なのかなぁ、「仕立て屋の趣味」としたほうが何かしっくりくる気がしないでもない。 イールという人はとにかく自分のペースを乱されることを嫌う人のようだ、そういう人にとって人づきあい、とりわけ恋愛は現実、厄介なものなのではないかな。 性処理はもっぱらお金を払ってプロにお願いしている、そういう場所では自分が女を選ぶ立場であり、尚且つベッドに誘うまでの行程が省けるワケです。 映像、演出と雰囲気とセリフのおかげで俗物的で下品にはならないものの、エロティシズムを感じることはまったくなかったです。 憧れた女を毎日覗き、その女にはロクでもない男がついていることを知ったまではよかった、しかし覗いていることを知られたことでその女が結構したたかで性悪だったことも知ってしまう。真実をつづった手紙の存在が私としては引っかかるのよね。お守り?天使だった女への「絶望」とも受け取れる。 パトリス・ルコントという人は女に対して勝手な妄想とか願望の強い人なのかもしれないとも思いました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-22 17:06:19)
678.  団塊ボーイズ
何が最悪ってこの邦題でしょ、何考えてるだろ? すごくわかるし好きなんですよ、こういう内容の映画は。「シティスリッカーズ」とか「スペース・カウボーイ」を思い出しました。 キャストはいいし、レイ・リオッタが登場した時には期待したんですけどねぇ。なんといいますかドタバタ過ぎ。キチンとした背景もないし、ペーソスとかほろ苦さもないの。薄いです、なんか惜しい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-21 19:23:40)
679.  サムシング・ワイルド
15年以上前にタイトルに惹かれて観たきりで、どうしてもまた観たくなりDVDを買いました。800円弱で買えました。 やっぱり面白い、得体のしれない女に振り回される平凡なビジネスマン、「眠れぬ夜のために」とコレは私にとってはうれしい「拾い物」大収穫です。 ハチャメチャなロードムービー、行き当たりばったりな二人の背景は細かく語られないけど、それぞれ孤独で虚しくて人前では滅多に見せない言わない本音とか真の姿があって、それが徐々にわかってくる。そういう部分をことさらシンミリと描いてないから余計に切なく感じる。 最初からどういう展開でどう終わるのかまったく見当つかないというのもいい。 そしてこの映画を思い出したり観たりしてるとトーキング・ヘッズの「psycho killer 」とか「once in a lifetime 」がBGMとして私の脳内にかかるんです。実際は劇中やエンドロールで「wild thing」なんですけどね。 ジェフ・ダニエルズって、あの映画、この映画、あーここにも出てると、名前はわからないけど顔だけは知ってるみたいな類の俳優としてかなりいい位置にいる感じ。 ジョナサン・デミといったら「羊たちの沈黙」だけど、それ以前のポップでファンキーな作品のほうが私は好きです、今知ったんですけどデミ監督は「眠れぬ夜のために」に出演してるんですね、なんか嬉しい。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-19 13:35:29)(良:1票)
680.  殺意の夏 《ネタバレ》 
アジャーニはやはりアデルが強烈すぎたのでしょうか、ここでもやっぱり焦点のあってない目でいろいろやってくれてます。実母との関係がワケありで、精神状態が安定してないといったらいいのかな。男が放っておく女じゃない、なのに愛に飢えている女。みたいなね。どことなくヒッチコックの「マーニー」みたい?でもまさかあのようなラストが用意されているとはね。そうですね、若かりし頃のアジャーニの裸を堪能するにはコレでしょう!
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-13 00:55:50)
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