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681.  ラ・ブーム
あらまあ、懐かしい。私コレ映画館で観たんですよ。なんで? ・・・確か「スタンド・バイ・ミー」と同時上映してたと思う、もちろんメインはリバーのほうでしたけど、ソフィー・マルソーの可愛らしさにびっくりしました。 フランスのアイドル映画ですね、ソフィー・マルソーのファンのための映画。この映画で学んだことはですね「へーフランス人も生ガキが好きなんだ~」てことです。 あと思い出すことは、私たちのすぐ後ろの席にいたカップルの男のほうが、上映中ず~っとシーンごとに駄目だし、クレーム付けまくってました。そのクレームの内容はどうでもいいですけど、「ラ・ブーム」が内容は関係ないアイドル映画の王道なら、そのカップルの男も映画館での迷惑な人の王道でした。 ソフィー・マルソー、すぐ消えちゃうかなと思ったけど、その後いい女優さんになりましたね。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-10 22:14:06)
682.  タンポポ 《ネタバレ》 
最近WOWOWで伊丹作品の特集をやっていて、何年かぶりで観ました。とにかくお腹がすく映画、ムショウになにか食べたくなってくる。美食家だった伊丹さんらしい作品ですね。しかし、チャーシューとネギの細切りをのせたネギソバのネギは炒めないほうが好みです。 フランス料理店でのエピソードが好き。フランス料理といえば舌平目のムニエルしか知らない日本人、スープといえばコンソメしか浮かばないし、しかもビールを注文する。そんな人があんな店に行く必要あるのか?皮肉なシーンでしたね。唯一フランス通の人が注文していたりんごと胡桃のサラダ、マスタード風味のドレッシングで食べると美味しい。 パスタをズーズーすすって食べるシーンなんですが、昔伊丹監督自身ヨーロッパの空港かどこかであのようにパスタを食す日本人のおっさんと居合わせ、同じ日本人として小さくなってしまったとエッセイに書かれていたことを思い出してしまいました。 中華風えびの踊り食い?あれ、私も一度やってもらいたい(笑) でもやっぱりドキっとしたのはくちびるにタラ~と滴る・・・はちみつ?あのシーンは忘れてた、いちばんエロチック。とにかく美食とエロスは切り離せないものですね。 ラストにお乳飲んでる赤ちゃんをもってくるところも憎いね、人間の食の原点でしょ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-06 12:43:46)
683.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 
個人的にこの映画ほど観るたびに感じることが変わるものはありません。 とても品よく、ところどころコミカルでもあるのですけど、仕事人間の男が家庭人となり父と息子が絆を深めるというのはあくまでも表面的なことだと思う。 ジョアンナの言い分、言いたいことは理解できても共感、同情できないというのは最初から変わりません。あの程度のことは結婚して子育てに追われる身となった女なら大抵経験することです。 まだ母親が世界の全てといっていい年齢の我が子を捨ててまで見つけたい生きがいとはなんなのか、あまりにも身勝手なジョアンナ。こうなったのは夫の責任だと言い張っている。最初は「ママがいい」とベッドで泣き、その後「パパとはいつ会えるの」と泣く幼い息子、この息子に与えた混乱と悲しみをジョアンナが語るシーンはありません、自分がどれだけ辛かったかということに終始している。 子供の親権を争う裁判、尋問されるテッドがおもわず声を荒げて訴える、これが全てのような気がした。ジョアンナは自我を通すために我が子と家庭を捨てた、テッドはそれまでの収入を捨て我が子と家を守った。仕事と家事と育児を両立させ、こなすことできたのはテッドです。 親権を勝ち取ったものの子供を諦めるジョアンナ、この彼女に花を持たせているようなラストもひねりがあっていいです。 こういう映画ができるっていうことはこういう女性が現実に多数いるってことです、そしてこの二人の復縁はあり得ないですね。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-08-05 12:01:20)
684.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
CIAそして中東だし誰が何で誰がどうなんだとワケわからなくなるかもしれないと予想してましたが、最後まで混乱することなく社会派問題作というような重苦しさ、陰鬱さもなくハラハラするも安心して楽しみました。 なんでここに狂暴な犬がいるわけ?犬に噛まれるってどうよ、なんて思ったけどその後の展開にかなり関わってくるわけですね。 フェリス、ホフマン、ハニの三人の関係がなぜか心地よかった。馴れ合うことのない緊張感でしょうか。この三人、タイプは全く違うけどそれぞれカッコイイ、イイ男たちです。リドリー・スコットの男を描いた作品は最高です。 結局イスラム世界のテロリスト対策は同じアラブ人のハニがうわ手ってことです。CIAの凄腕ベテラン諜報員もかなわない。この結果、やはりリドリー・スコットはイギリス人なんだとあらためて思うわけです。 頭がキレてダンディでスマートなジェントルマン、ハニ。フェリスを救出しに来た時もあの修羅場にばっちり高級スーツにネクタイで登場です。マーク・ストロングというのね、しっかり覚えました。なんとなくアンディ・ガルシアに似てると感じた。 で、ラッセル・クロウなんですが、またまた見たことない役柄、キャラを見せてくれました。ラッセルは演技の幅を広げてきましたね~。悪役、憎まれ役をこなしてこそ役者の醍醐味ってもんです。冷酷というよりひょうひょうとして愛嬌すら感じた。 レオに蹴飛ばされて椅子ごと後ろにひっくり返ったシーンがいいなぁ、あそこ凄く気に入りました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-03 16:14:00)
685.  綴り字のシーズン 《ネタバレ》 
この一家はかなりインテリで家族以外の友人やご近所や同僚との交友もなさそうで、TVのおバカ番組を見ながらバカ笑いすることもなく、夕食後、父と息子はバイオリンとチェロでクラシックを奏でるという、まるで日本の皇族とでもいうような一家です。そんな設定と品よくまとめあげられているおかげで別世界のハナシのようですが、いえいえ結構少なくないと思います、こういう一家。真面目だし、間違ってはいないと思うけどユーモア皆無、スキがなさすぎ。 案の定、息子はカルトにのめり込んでステップもなにも関係なく踊り狂い、多感な年齢で両親を事故でいっぺんになくすという経験でトラウマ、傷を抱えている奥さんは精神のバランスを崩し、他人の家に勝手に上がり込んでまで、光とやらを集めるために奔走することになった。そしてまだ無色透明な娘もおかしな方向に行きかけた。 結論、夫の父親の主義主張が絶大、君主的な家庭はロクなことありません。ギア演じるお父さん、典型的なその手のお父さんでした。たぶん異を唱えたりされると延々と懇々と言い含め自分に同意させるようなところがあるのでしょう、静かで穏やかで判りにくい傲慢さというのかな。「お父さんの料理」を家族の誰も特別望んでないし喜んでもいないのにお父さんは腕をふるう、でも汚れた鍋を磨くことはしないの。作っただけで料理した気になっているお父さん、後片付けはいつも奥さんか子供たち、後片付けをする家族のシーンを外さないところとか、他にも「あっ!?」と感じるなかなか鋭い描写をしている。「そんなことに拘るよりココ、こっちが肝心」みたいなところが随所にあるんですよ。 予備知識なしで観たわけで、中盤ビノシュがなんかおかしくなってどうなっていくのか見当もつかなかったけど、神だのなんだのワケのわからないことばかり言っているからというのじゃなく、このお父さんはオープニングから不快であり、おもわず引いてしまう人物だった。しかし、ギアはこういう役が上手い、地じゃないか?と思うほどハマる。ラストで娘が最後の一文字をわざと間違えチャンピオンにならないことを選ぶ、心の余裕でしょうか、なかなか良い締めでした。 その娘役の子役のあの女の子、いや~魅力的な子ですね、目がいい、唇がいい、髪の色もいい、顔の特に顎の輪郭がいい。まだ子供なのにあの色気。子役を見てこんなに感動したのはスカーレット・ヨハンソン以来です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-30 21:34:12)
686.  汚れた血
まず、ドニ・ラヴァンにびっくりしました。アレックス三部作のアレックスは当然、カラックス自身なのでしょうね。この時のビノシュはかわいかったです。もっとかわいかったのがジュリー・デルピー。かっちりとした色彩設計に、ここまでするかと面食らった。なにか全体にビシビシ、ピシピシとした神経質なものを感じる作品でした。でも話の内容、もっていきかたはけっこう好きです。 デヴィッド・ボウイの「モダンラブ」でドニが疾走するシーンはいいわ。あそこだけ観てもいいかな。新種のウィルスに感染した血、金庫やぶりの父から受け継がれた血、アレックスが流す血、アンナが昔つきあっていた男と飲んだという、混ぜ合わせたふたりの血(げっ!)いろんな血が出てきました。しかし愛のないセックスをすると感染するとは思い切った設定にしたもんですねえ、目には見えず人によって、受け取り方与え方、感じ方次第でどうにでもなることだし。レオス・カラックスという人はかなり難しいお人柄のように感じます。 ダイブのシーンはひとりもスタントを使わず、俳優自身が飛んだということです。
[映画館(字幕)] 7点(2009-07-27 13:38:51)
687.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
大雨が原因でモーテルに集まった10人、このザーザー降り続く雨、みんなビショ濡れがなぜか今回はジメっとした湿気を感じることなく、いい雰囲気で怖さを盛り上げてくれました。ジョン・キューザックとレイ・リオッタ、やっぱりこの二人がノーマルな役で出てくることはないんですなあ。「囚人護送」の絡ませかたがいいわね。最初からあんまり必要じゃないように思えたティミーの存在、しかし昔実父から虐待を受けていたと語られたり、上着を着るリオッタの背中、デモーネイの部屋の鏡に映る人影など「おや?」と思わせられる。「ここで気づける人は気づきなさい」というシーンでしょうか、私は気づくには至りませんでした。「そして誰もいなくなった」的にこっちもあっちもと行く先々で人が死んでいき、ご都合主義のなんでもありに拍車がかかり始め「おい、おい大丈夫?」となりかけたところでタネあかしと、絶妙のタイミングだと感じました。あのオチならそれまでの出来すぎのエピソードはアリと考えます。なるほど「アイデンティティー」かあと、見終わってタイトルが持つ意味を噛みしめた次第です。ティミーが暴力におびえる子どもの人格ではなく、これこそが殺人者であったというのが怖いし、してやられたというところでした。すごいオチだわ。でもレベッカ・デモーネイ、アマンダ・ピート、クレア・デュヴァルの女優三人がギャーギャーわめき過ぎなのが不快。クレアはかなりハマり役ではあったけどね。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-25 21:04:01)
688.  天使にラブ・ソングを・・・
これは何度も放送されてますけど、ついつい見ちゃいます。キャストも豪華ね。ハーヴェイ・カイテルがおかしいの。ウーピーの頭をパシっと叩くとこが好きです。そしてキャシー・ナジミーね。コメディでは彼女のような色物の脇役の存在はとても貴重です。家族で笑いながら安心して見られるというのもよいです。ところでメアリー・ロバートでしたっけ、あの人だけ他のシスターたちと違い、頭をすっぽりと被ってないけどあれはなぜ?
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-25 21:02:53)
689.  スティング
今もテーマ曲「The Entertainer」をどこかで耳にするとポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの顔が浮かびます。もう何回観たでしょう。初見はいつだったのかしら、たぶん中学生だったと思う。女の殺し屋が迫ってくるシーンはドキドキしましたよう。誰が誰を狙ってるの?って感じでした。粋で楽しくて痛快な娯楽作品。ニューマンとレッドフォードは文句なくかっこいい。でもロバート・ショウ、チャールズ・ダーニングがこれまた最高です。懲りすぎてないのがいいわ。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-25 21:02:25)
690.  さよなら子供たち
ナチスに関する作品はやはりヨーロッパ映画がいいです。ナチスに限らず戦争の残虐性、非道を訴えるのに、派手な戦闘シーンやスプラッター並みのリアリティは必要ないです。娯楽性にこだわるなら別ですけれど。この時代に一番自由で無邪気でいられる子供時代を過ごさなければいけなかったことが不憫でならない。人種、民族、宗教間の差別、偏見が子供だったルイ・マル自身の体験によって語られているので、日常生活においてのフランス人によるユダヤ人への差別というものも描かれている。密告した使用人もまた、自分の足が不自由だということで差別されていることを感じ、憎しみを持っているのね。ところでこの作品の原題は「Au Revoir Les Enfants」です。どう発音するのかはわかりませんけど・・・
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-25 21:01:56)
691.  風と共に去りぬ
70年近くも前にこんな映画をつくったハリウッドはやはり偉大です。しかも総天然色だ。長さを感じない、何度観ても古さを感じない、面白いというのは名作の条件かな。スカーレットという人は素直じゃないけど正直な人ね。聖女のようなメラニーももちろん素晴らしい。けれどスカーレットがいなかったらメラニーの寿命は確実に縮まっていたと思う。動と静、激しさと穏やかさという二人の女性の生き方を同時に見ることができました。どっちがいいとかいう問題じゃないのよね。私は誰に肩入れ、感情移入することなく、完全に傍観者としてこの物語を観ますね。スカーレットとメラニーの性格のちがいを見ながら、「こういうとこはスカーレットがいいな、でもこいう場合はメラニーのようになりたいな」なんて思いながらですけど。誰が優柔不断でイライラしたかって、そりゃぁアシュレーですがね。スカーレットの気持ちはわかっていたはずなのに・・・やっぱりレットでしょう、でもちょっと意地悪なのよね。勝気なスカーレットにしてみれば、なかなか素直になれないでしょうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-25 21:01:28)
692.  死刑台のエレベーター(1958)
ほぼ半世紀前に20代なかばという若さの監督のデビュー作。いつの時代も、次世代を担う斬新なセンスを持った人というのは必ずでてくるものだ。音楽以外は即興ではなく、かなりよく練られた演出だと思うよ。ジャンヌ・モローもそれまでの「イイ女」の定義を変えてしまったんじゃないかなあ。やはりこれは革命的な作品だといえるのではないでしょうか。だからこそいまだに語られる、話題になるのだと思う。そういう意味もあっての満点です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-25 20:59:58)(良:1票)
693.  スウェプト・アウェイ
たぶん40代前半~半ばのころのマドンナだと思うけど、なんだか老けっぷりを顕著に感じたのは私だけでしょうか、しかし凄い筋肉です。 未見ですが、かなり前に「流されて」というのがあって、これはそのリメイクなんですね?前半はどことなくコミカルでした。 どうなんでしょう、オリジナルが公開された当時より「今」のほうがより多くの男性から支持されるんじゃないかなんて思ってしまいました。あの女王様マドンナだし。「イン・ベッド・ウィズ・マドンナ」のその女王様ぶりからは想像もできないですね、タコやら洗濯物を鷲掴みにしてバンバンやってるところは感動すらしました、やっぱりマドンナは只者じゃないですw こういう話嫌いじゃないです、むしろ好き。ただ私、大自然相手のサバイバルは大の苦手なので、できれば無人島じゃなく都会の片隅の密室なんていうほうが感情移入できたかも。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-25 00:28:30)
694.  氷の微笑
ポール・ヴァーホーヴェンですからね。品のない作品であろうということは予想してました。予想は的中しましたが、特筆すべきはやはりシャロン・ストーンです。「のしあがってやるわよ!なんだってやるわ」というハリウッド女優シャロンのガッツとファイト、クールな美貌、知性、そして相棒が殺されようが元彼女を撃ち殺そうが衰えることのないマイケル・ダグラスの性欲、これらがこの作品の全てです、まさに本能。そしてシャロンは大スターになりました。あっぱれです。  忘れかけていたけど、どなたかの投稿で記憶がよみがえり、思わず修正投稿してしまいました。 暖炉の前で?シャロンが巻きつけていたチェックのブランケットが素敵だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-24 20:51:20)
695.  やわらかい手
「あの胸にもう一度」のあのマリアンヌ・フェイスフル、スタイル抜群だった彼女。この役のために体重を増やした、なんてこともあったのかしら。顔立ちは昔と変わらずチャーミング、太っていなければ今も充分ミステリアスなイイ女といえると思う。 世界中の女が老いも若きも関係なく年中ダイエットに精を出すはずだ。  映画ですが、自分でも気付かなかったマギーの「神の手」これで人生が変わるというのが本題ですね、難病の孫を助けるための家族愛の物語ではありませんでした。 マギーは最初から息子夫婦に依存してるわけではなく「息子命、孫命」ではない、ここがいいのです。基本的には完全に自立しているけれど、自分に自信が持てなかっただけなのでしょう。そして風俗店のオーナーが「愛のあるイイ人」なの、ここが大きい。 映画としてのレベルは決して高いとは思えないけれど、淡々と話が進んでいくのが心地よかったです。ヨーロッパの映画の淡々さが好きです。 しかし、人間いくつになろうと、何がどうなるかわかりませんね。死ぬその日まで夢と希望は持ち続けましょう!!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-22 19:08:03)(良:1票)
696.  こわれゆく女
ちょっと前に何年かぶりで観ました。「痛々しくてもどかしくてハラハラする」というのは変わりませんでした。 もう最初からこわれてしまっている奥さん、結婚して夫を家族を愛するあまりというよりそれ以前の問題という気がしないでもないし、そんなロマンチックというか健気で可愛らしい理由ではないと思う。 奥さんの生い立ちかな?そしてこの夫婦がブルーカラーであるといのが余計にリアルというか生々しく感じました。 お互いを思う気持ちはあっても、男と女の気持ち、感覚のズレみたいなものも感じました。夜勤明けに同僚を大勢家に連れて帰る夫、退院する妻を病院には迎えにいかず、全快祝いだと同僚を大勢家に招くことを優先する夫。でもこの奥さんは夫と二人だけの時間を過ごすためには自分の子どもでも追い払ってしまう人でもあるわけね。その子どもたちは子どもらしく、おかしな演出がしてないところがいい。 お互い良かれと思ってしたことが逆に相手を傷つけたり負担を感じさせていまう・・・夫婦ふたりともが激しくて、私としてはショックを受けると同時に軽く疲労を感じる作品、傑作だと思います。 女であり主婦であり母である私が強く思うこと・・・専業主婦であり、家事と子育てを中心に近所付き合いに夫の身内、同僚、友人との付き合いもそつなくこなす、これが幸せと思える場合のその根拠、それはひとえに夫なのです。夫が自分に対してどう向き合っているのか、これに尽きる。この女の役割は無条件でやって当たり前のことではありません。メイベルのように表面を取り繕うことなく感情を出せることが私は羨ましい。 そして今回は観ているうちにニック・カサヴェテスが監督した「シーズ・ソー・ラブリー」をちらっと思い出したのでした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-07-13 19:58:11)(良:1票)
697.  パッチギ!
ちょっと前に観たのですがココの評価の高さに投稿するのを少々ためらってたんですけど・・・んー私の感想としてはですね、「ケンカに明け暮れる若気の至り的ヤンキー暴力映画」です。あえて在日としたその理由、意義がよくわからないというか薄かったんじゃないでしょうか。深く掘り下げて描いてはいないということですね。その分、これでもかと出てくる暴力シーンに後半辟易した。若手の俳優たちはパワーがあってよかったのですが、やんちゃな兄を持つ真面目な美少女のヒロイン、そのヒロインにぞっこんになる男の子のキャラ、出産と暴力を交互に見せるシーンだとか、どこかで見たことあるようなモノばかりで新しさはまったく感じなかったです。基本はやっぱり「ロミオとジュリエット」になるんでしょうか、シェークスピアって偉大ね。まぁ、井筒監督らしい作品ですね。いつも思うんですけどね、産気づいてから産むまでわめき過ぎ!!あんなにギャーギャーわめいて産む女はいませんよ。  点数の全てはキャリアアップする前の一番勢いのある時期というような若手俳優たちのエネルギッシュでひたむきな演技に対するものです、これだけは評価できました。 作品としてはですね、ブームに乗ったとでもいうような、在日問題を都合よく利用した娯楽作品としかいえず、まったく評価できません。観る側の視点で評価の違う映画でしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-10 11:42:47)(良:1票)
698.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
デ・ニーロが演じた若き日のビトーが秀逸でした。ビトーの時代とマイケルの時代を交互にみせてくれる。ビトーとクレメンザが銃の修理を頼むシーンで修理屋が息子に「カーマイン、この人たちにフルートを聞かせてあげろ」と言います。カーマインとはコッポラのお父さんの名前なんですね。街で拾った男にビトーがアメリカ式の名前をつけてあげる、その男が後にマイケルを消そうと画策するハイマン・ロスだったりとその繋がりもおもしろかったです。この作品ではマイケルの孤独がよく表れていました。家族のありかたが大きく変わった時代でもあるのですね。雪の降り積もるある日、帰宅した一家の長であるマイケルを家族が出迎えるどころか帰ってきたことにも気付かない。孤独を如実に物語っていました。ファミリーは守ったものの、マイケルは家族を失ってしまいます。一言だけ言わせてもらうならマイケルはなんであんなにトムをないがしろにしたんだろ?父に忠実ではあったけど自分に対しては不安だったのかしら?
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-07-08 23:11:29)
699.  プリティ・ウーマン
シンデレラストーリー現代版ですからね。作品について現実的に考える必要など全くないですね。映像とあらすじをそのまんま受け取ればよいのが、ラブコメです。この作品でジュリアは大スターになりました。ジュリアが一番輝いている作品ですから、ジュリアを観る作品です。イキがよくってゴージャスでちょっと下品なヴィヴィアン役はジュリアの魅力が全開だ。ギアにはハッキリいってアカ抜けたスマートさはないが、それ故なのか財力、権力はあっても愛のない男エドワードとして、ジュリアのエスコート役がハマっていると思う。ホテルの支配人ヘクター・エリゾンドもいい。かならずハッピーエンドを迎えるラブコメは安心して成り行きを楽しめるのがよいです。単純に楽しい、ひと時の夢を見させてくれるのがラブコメですね。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-07-08 23:11:02)(良:1票)
700.  ダイ・ハード
アクション部門ではやはり最高傑作だと思うので満点です。高層ビルを縦横無尽に飛び回るブルース・ウィリス。決して若くてハンサムではないし、筋骨隆々でもないし、ハゲてるしそこらのオッサンみたいなブルースがランニングいっちょ、おまけにハダシで傷だらけになって頑張る姿は頼もしい。この作品からじゃないだろうか、どう見てもアクション・スターには見えないオッサン俳優がランニング着てアクションするのが目立ってきたのは。そしてそのアクションの数々はアイデアいっぱいで痛快、爽快でした。アラン・リックマンはこれが映画デビューになるんだそうですね。それまではイギリスの舞台に。なんでこんな魅力的な俳優が今まで映画に出てくれなかったんだろうと恨めしかったです。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-07-08 23:10:29)
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