681. 殺しのドレス
《ネタバレ》 意外としっかりした正統派なサスペンスで普通に楽しめた。 しかし、冒頭がいきなりエロすぎる。ところどころポルノチックだったりするところが、らしいと言えばらしいのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-03 19:08:33) |
682. 母なる証明
《ネタバレ》 必死な母と対極に、何を考えているかわからん息子にもやもや。後半の展開は「ぬう、そう来るか」と唸らされた。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 18:02:16) |
683. 二百三高地
《ネタバレ》 この時代には日本でも骨太な戦争映画が撮られてたんだな。 確かに日本が強敵を痛快にやっつける話を期待していた部分もあったが、 やはりそこは日本。戦争の仕方が突撃ばかりで、死体の山山山。 中盤で画面が真っ暗になりさだまさしの曲が流れ、画面上に歌詞だけが流れるというありえない演出には笑ってしまったが。 日露戦争つながりで次は「日本海大海戦」も観ようかな。 そちらは10年も古いのに主要キャストが三船敏郎、仲代達也、佐藤允と「二百三高地」とかぶりまくってる…。 [DVD(邦画)] 7点(2010-12-14 11:00:43) |
684. アベックモンマリ
《ネタバレ》 序盤がつまらなすぎて大丈夫か?と心配したのも束の間、二組の夫婦のいびつでしょうもない四角関係の会話劇にすっかりひきこまれていた。低予算丸出しだし地味だが、十分に面白い。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-12 16:51:35) |
685. 狩人の夜
ニセ牧師恐い。 サスペンスなのに最終的に感動してしまった。俺もクリスマスだけは信心深くなって孤児のためにお祈りしようかな。君らが、いんぐりもんぐりしている間にだ! [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-12 16:50:38) |
686. おまえうまそうだな
《ネタバレ》 ほのぼのしたアニメではあるが、弱肉強食の厳しさもシッカリ描かれている。 ウマソウ可愛すぎる。絵柄が良くて、キャラクターもそれぞれ魅力的。 バトルシーンが、少年向けバトル漫画みたいになってリアリティなさすぎだけど、嫌いじゃない。こういうトコロで子どもを飽きさせないようにしてるんだろうな。 特に嫌いな所はないが、目新しいところはあまりなく、無難な作品ではあるかな。 ハートの葛藤シーンはちょっと恐かったけど。 最終的にハートとウマソウがどうなるのかを親子等で話し合うことで完結してほしいような作品であり、親子で観賞することにこそ意義があるような作品なのではなかろうか。 [映画館(邦画)] 7点(2010-12-02 18:12:08) |
687. マチェーテ
《ネタバレ》 期待を大きく上回ることはなかったものの、面白かった。 R-18だけあって、グロ描写はなかなか良い。最初の5分くらいが一番凄かった。 セガールは、子供の頃から「この人、悪役じゃないの?」と不思議に思っていて、ずっと悪役やってほしいと思っていた人なので、この役柄はうれしい。 でも、案外見せ場が少ない。もっと大暴れしてほしかったなぁ・・・。 トレホもセガールもデニーロもみんなクールなのが、イマイチテンション上がらない。 こういう映画にはブチキレたキ●ガイがいないと。 ボケたシーンも多いのに、ストーリーが結構シリアスだから見方に困る。 悪人も善人もゴチャゴチャとして整然としないところもちょっと見づらい。 テンポ良いバカバイオレンスを期待していたから、若干の物足りなさは残った。 ミシェル・ロドリゲスが魅力的でしたなぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 00:48:57) |
688. マイノリティ・リポート
何で今まで観てなかったのかわからないけど、面白かった。スピルバーグ&トムの割りにちょいとマニアックな感じのSFサスペンスになってた。SFなのに設定の基盤が予知能力者(オカルト)っていうB級設定が愛らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-22 00:36:15) |
689. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 明らかに早送りされている倍速ゾンビの不自然さに目を瞑れば、ゾンビさんたちの首が次から次へとちぎれ落ちるサービス精神旺盛な楽しい一本だった。草食系ゾンビとか可愛いし。ヒロインの伍長さんも可愛い。ラストはマジでビビった。 しかし、ホントに「死霊のえじき」と別物なんだな。最近のゾンビは身体能力高い。そのうち毒霧やらビームやら出し始めたらもう生身じゃ勝てないから、アーマードマッスルスーツとかで対抗したりする映画が出るだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-22 00:32:48) |
690. ウィッカーマン(1973)
《ネタバレ》 男根崇拝とか、娘さんたちの裸踊りが出てくる序盤はただのイロモノ猥褻映画かと思ったが、終わってみればなかなか深い一本だった。 宗教戦争の縮図が描かれていた気がする。どんな宗教ももっとテキトーに信仰すればいいのになーと思う。何かを根拠なく信じすぎてる人ってのは恐い。ニコラスケイジのリメイク版はひどい出来だそうだが、リメイクするような作品じゃないだろ、これ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 20:08:11) |
691. 斬る(1968)
用心棒や、椿三十郎みたいなストーリーだが、やはり喜八映画特有のコミカルさとキャラクター性の強さが目立つ安心して楽しめる娯楽作になっていた。岸田森はいつ見ても異様な存在感があるなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 20:06:05) |
692. AFRO SAMURAI アフロサムライ
《ネタバレ》 アフロの侍がブラックビートにのせて、情け容赦なく人間、ロボ、化け物を斬りまくる。 ばかばかしいながらも、絶望的で残酷なストーリーや演出はシンシティに似てるかも。 登場人物も日本人が多いのに吹き替え版がないというのもひとつのこだわりなんだろうな。動きまくるし、アンバランスでクールなバイオレンスアニメとしてなかなか楽しめた。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-23 14:08:24) |
693. 96時間
娘のために特効野郎の父ちゃんが、手際よく悪党どもを殺しまくる無難に面白いアクションでした。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-23 14:05:17) |
694. ナイト&デイ
トムが敵を陽気に殺って殺って殺りまくって、たくましいキャメロンがキャンキャン騒ぐだけのアクションコメディなんだが、なかなか先が読めないし、豪快で楽しい。 後半はひっぱりすぎな気もするけど、最後まで退屈することはナシ。 トムが強すぎるし、ふたりとも陽気すぎるのでハラハラドキドキ感はまるでナシ。 アクションに次ぐアクションではあるが、発想が豊かで飽きさせないように出来ている。 血が噴き出たり、ベッドシーンがあったりしないので、家族皆さんで安心して笑って楽しめるような一本。こんなに健全なのにこんなに楽しい映画は最近貴重かも。 すぐに忘れそうだけど。 [映画館(字幕)] 7点(2010-10-11 15:38:21)(良:2票) |
695. じゃりン子チエ
《ネタバレ》 大阪の下町の雰囲気がとても良い人情劇。 確かにクライマックスが猫決闘話ってのはどうかと思うが。 2時間に詰め込まれるのは勿体無いくらい愛嬌のあるキャラクター、エピソード達なのでテレビアニメ版か原作にも手をだそうかなぁ。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-05 11:15:02) |
696. 狼男アメリカン
《ネタバレ》 首チョンパもあるし残酷描写には力が入ってるが、基本的にはゆるい。 死んだ友達がゾンビになったり、動物園を全裸で疾走するシーンはなかなか笑えて楽しい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-02 22:07:32) |
697. ミックマック
《ネタバレ》 いやー、相変わらず凝り性な監督だこと。「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」に通ずる細かい小道具や、映像、BGMなどのセンスは言う事なし。 上記2作が、割とダークファンタジー、ダークSFであったのに対し、本作は飽くまでもポップでライトなコメディ。ひたすら軽い。 高くもない低くもない変なテンションを保ったまま、飽くまでも軽い。 それが楽しくもあるんだが、テンションの上がり下がりが少ないため、抑揚が弱くなってしまっているところがある。もっと緊張感のあるシーンがあっても良かったかと。 それと、妙なフレンチユーモアがイマイチ笑えなかったから、この映画の変なテンションにもノリ切れない部分もあった。 何だかんだ言っても、コレに似た映画ってあんまりなく、独特の世界観はやはり素敵。 決してただのオシャレ映画監督でないジャン・ピエール・ジュネ監督の味が充分に発揮されているのは確かで、毒っ気も薄く、嫌な気分になることはまずないと思うので、誰にでも安心してすすめられるコメディであると言える。 ノリきれなかったのに関わらず、何かもう一回見たい気がする妙な映画。 でもこれ、いたずら(ミックマック)ってレベルじゃないだろ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-25 23:17:41)(良:1票) |
698. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 真珠湾攻撃にいたるまでの日米の苦悩、混乱を描いたドキュメンタリー風戦争映画。序盤の淡々とした政治的駆け引きの云々が長くてしんどいけど、後半の爆撃シーンは圧巻。日米合作とはいえ、この題材をここまで中立的に描いた事が凄い。 ともかく、「パール・ハーバー」とか見るならトラ・トラ・トラ!(パール・ハーバー見たこと無いけど)最後の山本五十六の苦虫噛み潰した表情での一言がとても印象的。どちらにとっても苦々しい結果となってしまいましたね・・・。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-25 23:09:18)(良:1票) |
699. ギャング・オブ・ホラー
《ネタバレ》 スヌープ・ドッグの俺カッコいいっしょノリでラップとともにお送りされるグロ成分強めなスラム街でのトワイライトゾーン。挿入されるアニメーションはマッドハウス産。なんだかクソっぽいのにくだらなくて面白い。 一話目の、ギャングに家族を殺された女の子が悪魔からデスノート的な力をもらって復讐にギャングを殺しまくって、殺した奴がゾンビになって・・・って話はかなり面白いので、これで長編一本いったら傑作だったかもしれないのにちょっともったいなかったな。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-25 22:38:07) |
700. 屋敷女
《ネタバレ》 妊婦さんがハサミを振り回すマジキチ女に追っかけまわされるフレンチホラー。 ホント胎教に酷く悪そう。ザクザクぶっさしまくって痛々しくって、血みどろで悪趣味。 それなのに最も悪趣味なクライマックスのシーンではボカしが入って少し興ざめ。 だったらもっとカメラ位置で巧いことやってほしかった。 (もっとも、ボカシなしバージョンもあるそうですが、それはそれで酷そうだし) しかし、なかなか飽きさせないつくりになっていて、「いやぁー、やめてえー」とか言いながらキッチリ楽しんでしまいましたとさ。 誰にもすすめないけど。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-11 19:22:14) |