701. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 サマーキャンプで仲間の目を盗み、性行為に及ぶという羨ましくも怪しからん男女が犠牲者になる。今では通例化されたと言って過言でない、ホラー・スプラッタームービーに於ける死亡フラグの先駆ですね。 ベタ過ぎてどうということは無い作品ですが、特殊効果の頑張りや、ちょっとしつこいカメラワーク、そして何より音楽がとてもイイ。 …蛇足ですが、さすがにもういい年なので「キャンプ場にて劣情をもよおすようなやんちゃっぷり」は薄れてきたが、女子に脱衣モノポリーなどという魅力的なゲームに誘われた日には、さすがの私もどうなるか解ったモノではない。 脱衣モノポリー。生死を分ける、まさかの分水嶺である。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-19 23:18:58)(笑:1票) |
702. 重力ピエロ
《ネタバレ》 他の伊坂原作映画と比べるのは筋違いかもしれませんが、テーマに引っ張られたせいかテンポが少し重い。 ですが、ムリヤリに感動させようとするイヤラシさがないので、印象は悪くない。 蛇足ですが、整形後・夏子の「美麗なビジュアルに反した非モテ女子の口調」が、ギャップ萌えの私としてはツボだった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-10-11 00:36:38)(良:1票) |
703. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
天才犯人vsしたたかコロンボの、完全な出来レースみたいな作品とはいえ、解決シーンは気持ちイイ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-08 00:21:28) |
704. ソウ ザ・ファイナル 3D
どこまでも増え続ける「蛇足」も、なんと7本目。相変わらずの悪趣味っぷりを、今回も楽しませて頂きました。しかし「FINAL」と銘打っておいて(あくまで邦題にしか付いてませんが)、このラストシーンて酷くない? てか、まだまだ「SAW」という蛇に、足を描き増やす気アリアリじゃないですか。 あーもう。こうなりゃ「新SAW」だとか「SAW・ビギニング」だとか「SAW・episode0」だとか「SAWオブ・ザ・デッド」だとか「SAW・トーキョーナイト」だとか「SAW・イン・ザ・ニューヨーク」だとか「SAWはつらいよ」だとか「SAW・ジグソウよ、永遠に…」だとか…ああ、もお!何処に向おうが、このシリーズ。最後まで付き合わせて頂きますよ。 …あ、言い飽きましたが、次回作に期待。(ファイナルらしいけど) [DVD(字幕)] 6点(2011-07-12 05:07:07)(笑:1票) |
705. カラフル(2010)
青臭くもあり生臭くもあり、そして瑞々しさも併せ持った、非常にバランス感覚の長けた物語だと思います。 なかなか巧く丁寧に作られたアニメーション作品ではありますが…「アニメならでは」的な演出が、冒頭の落下シーン以外は、ほぼ皆無なのは如何したものか。 萌えっ気を除外してアニメ作品としての格を上げた点は評価できるが、逆にアニメとして勝負すべきポイントをことごとくハズしまくってしまい、アニメ作品としては本末転倒な演出に堕してしまったような、気がします。 物語的には7点、アニメ的には4点、四捨五入して6点といった所ですね。 [DVD(邦画)] 6点(2011-06-27 00:31:09) |
706. 刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM>
《ネタバレ》 既述ですが、私も「いつまでも隠している物証」に疑問を覚えたクチですが、サブリミナル効果を逆手にとったコロンボの狡猾さが、実に気持ちよかった。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-27 00:08:25) |
707. 刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
《ネタバレ》 レビューの「ネタバレ有無」で「ネタバレ無し」と選択しても、タイトルからしてある程度のネタバレは忌避できない。この「みんなのシネマレビュー」のシステムにケンカ売ってるとしか思えない邦題が、難点。面白かっただけに、惜しい。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-05 00:24:06)(笑:1票) |
708. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
《ネタバレ》 私的には「コロンボ史上、最もいけ好かない犯人」だったので、そこそこ凡庸ながらも解決シーンはスカッとしました。 [DVD(吹替)] 6点(2011-05-31 00:30:22) |
709. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
《ネタバレ》 足りない物証を嫁の(女のと言うべき?)アイデンティティで補完するという、コロンボの見事さが、めっさ若いパット・モリタという出オチに食われたカンジ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-05-09 07:03:48)(良:1票) |
710. 修羅雪姫 怨み恋歌
この作品が二作目とは露知らず、鑑賞してしまいました。その内にでも一作目を観て、改めてレビューさせて頂く所存です。 とりあえず、この作品の「いかにも小池一夫!」という世界観、ステキ過ぎます。 そして梶芽衣子の「眼力」に魂を射抜かれつつも、ちょっと「日本髪」はイマイチだったなぁと感じてしまう私でした。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-28 13:16:27) |
711. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
《ネタバレ》 あの葉巻ケースを工場の敷地内で開けてりゃ、物語的にもミステリー的にも大惨事だったんじゃなかろうか…と思わせるような脚本上の隙が、致命的。 そこそこ面白かっただけに、惜しかった。 [DVD(吹替)] 6点(2011-04-25 06:44:43) |
712. 劇場版TRIGUN Badlands Rumble
私はミリィ・トンプソンが大好きてある。 然し今作の彼女、出番という程の出番も特になく、見せ場という見せ場も特にない、という扱いには、正直がっかりしました。 だが然し「ミリィならば、何でもアリだこんちくしょう!」という私の歪んだ愛情で、なんとか踏破。 感想というか、またマッドハウスでテレビシリーズを始めてくれんものか?と、ちょっと思いました。 劇場版としてのクォリティは「たいしたことなし」といったOVAレベルのテンションでしたが、私的には久しぶりに新作トライガンを鑑賞できた事が嬉しいですね。 及第点プラス、ミリィ・トンプソン(雪野五月)という事で、この点数です。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-21 16:29:48) |
713. 中国超人インフラマン
《ネタバレ》 1980年代の日本の特撮映画レベルを、1975年の時点でクリアしているあたり、結構やるなぁと感じました。(特に殺陣は無駄に高レベル) 巨大化したヒーローが等身大の怪人を踏み殺すシーン(名シーン)など、ヘンテコ極まりないツッコミ所も満載です。 蛇足ですが…「中国のインフラ整備は、私が守る!」的なストーリーと、半ば本気で思っておりました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-19 00:14:17) |
714. TO(トゥー)-共生惑星-<OVA>
「楕円軌道」は緊張感のないテロリストとの戦闘という凡庸なアリキタリ感が拭えない印象だったが、今作はクラシカルで丁寧なSFといった趣で、非常に好印象。 しかし、及第に毛の生えたようなソコソコの点数しか出せないのは、フルCGの面白みのない映像美のせいなんだろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-14 07:58:04) |
715. ルー=ガルー
《ネタバレ》 なんか薄っぺらなイメージ先行型アニメでと言えなくもないが、そこそこ楽しめました。しかし演出と脚本の足並みがちょっとズレているようなきがして、なんか全体的にボンヤリした作品になっているような、気がします。 でも、劇中に使われていたスキャンダルのチープなサウンド、私、好きなんですよねぇ。作品ともマッチしていて、ちょっと嬉しかったです。 見終えてみればこの作品、数多ある京極夏彦作品の映像化では数少ない成功例と思います。 しかし、蛇足ながら監督の藤咲淳一。TVシリーズの「BLOOD+」もそうでしたが、今作品もベリィショート女子を活躍させているところを見ると…「もしやあなたもベリショ萌えですか、監督!」と、歓喜の色を隠せない私だったりします。 故にこの点数は、贔屓目だと思って頂ければ幸いです。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-04 04:45:22) |
716. ルドandクルシ
《ネタバレ》 麻薬王の建てた豪邸がラストのオチでいいものか、と腑に落ちなかったりもするが、華々しくなく地味に締めくくられたバカ兄弟の物語。ソコソコに面白かった。テンポがいいね。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-21 16:47:44) |
717. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
《ネタバレ》 間延びする脚本と、クドクドしい演出にイライラしてしまい、及第以上の評価はしにくい出来でしたが、空港での解決シーンにおける「札束を持ってるにもかかわらず、なんでか3ドル45セント程度を支払えない・しょんぼりコロンボ」が個人的にはツボでした。 [DVD(吹替)] 6点(2010-12-28 01:20:29) |
718. いばらの王 -King of Thorn-
《ネタバレ》 【原作未読コメントです】近未来ライトSF、バイオハザード、クリーチャーパニック、ホラー、ガンアクション、ヒューマンドラマ、ミステリ、妹系萌え、二段オチ、あとはいわゆる胡蝶の夢系など…兎に角、様々な要素がフンダンに取り入れられているが、完全に消化不良。焦点の定まらない、凡庸なアニメに成り下がったカンジでした。 とは言え、それら多様な要素を内燃によって消化でき、原作に対してさしたる思い入れも無く、尚且つアニメ作品に偏見を持たぬ大らかさが鑑賞者にあれば、及第以上の出来だったと言えなくも無いのでは…とも、思います。(どっちだよ) しかし美術や作画、音楽、花澤香菜(そこかよ)などは非常に素晴しく、原作の面白さもソコハカと醸し出している(ような気がする)作品だけに、ムゲに低評価に付すのも気が引ける作品ですねぇ。 [DVD(邦画)] 6点(2010-11-20 03:42:55) |
719. ●REC/レック(2007)
《ネタバレ》 設定や演出が、なかなか巧み。気持ちの良い小技が効いていて面白かった。 特に、頭を高速で揺らしながらダッシュする彼(最後の消防士?)の挙動が、怖い。超怖い。 4歳児の甥に「おうえおあうおうあおうおうあえー」と奇声を発し、彼らの挙動を真似て追いかけてみたが、甥、ビビッて爆泣きでした。やっぱ怖いか、甥よ。 しかし、残念なのはスペイン語の響き。なんだか語感も威勢もテンポ良過ぎて、ホラーに向かないような…面白かっただけに、ちょっと残念。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-13 06:44:22)(笑:1票) |
720. だからワタシを座らせて。通勤電車で座る技術!
ドラゴンボール・エヴォリューションで、見事なまでに「ピッコロ大魔王の、よくわからない配下役」を演じきった、懐かしのアイドル伝説・田村えりりん。 近年ではどんな映画に?と調べてヒットしたのが、本作。 「何だよ、三流以下のVシネマかよ!」と、冒頭10分でウンザリしてたものの、観ていくうちに「寝技のうまい柔道家の攻撃」のようにズルズルと引き込まれました。 「都会暮らし。通勤電車で座りたい」という下世話でドウデモイイ題材を、嫌味なく軽快にみせる演出は、見事。 音楽もダサく、制作費も乏しいだろうと予測でき、キャストも泣けるくらいにマイナーで、見落としてしまう小粒な作品ですが、いやぁ、ウッカリ面白かったです。 [DVD(邦画)] 6点(2010-10-13 06:21:18) |