61. ICHI
まさか 人 間 ド ラ マ を描こうとしてるんじゃないだろうな?そんなのどうでもいいから「本気で」痛快チャンバラ時代劇を作って欲しい。そうすりゃドラマなんて自然とついてくるよ。どうせ女版座頭市っていう恐ろしくどうでもいいネタなんだから振り切ってやってもらいたい。しょうもない、描きもできないドラマでお茶を濁そうとする邦画が多すぎる。 [DVD(邦画)] 3点(2012-01-27 10:36:05) |
62. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、正直食わなきゃよかったと・・・。最初のほうはわりかし面白かったんですが、後半にいくにつれドンドンどーでもよくなっていった映画です。似たような映画・・・ではないですが、トゥルーライズとかのほうがよっぽどアクションもドラマも良かったなーと。お互いがお互いの正体に気づいてしまうのが割と早いのが残念。夫婦同士の暗殺術を駆使した戦いも面白いけれど、正体の探り合いの攻防戦ももっと見てみたかったな。二人が共闘しだすラスト30分はもう完全にどーでもよくなってました。クライマックスがホームセンターなのももうウンザリ。一昔前の子供むけ映画か。都合のいい小道具を出すためだけの工夫のないシチュエーション。ホームセンターはもうNGにしてほしい。 [DVD(字幕)] 4点(2012-01-25 03:42:16) |
63. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
映画のラストで制作会社のロゴが出るけれど、ワーナーのロゴでグワっと感動してしまった。ロゴで感動するって始めてじゃないかな。映画を見る前は主人公の人生が「数奇な人生」なんだろうと思っていたけれど、最後まで見ると誰もが「数奇な人生」を過ごすものなのかなと思った。 [映画館(字幕)] 8点(2012-01-10 14:41:57) |
64. そんな彼なら捨てちゃえば?
ジニファー・グッドウィンのハッチャケっぷりは見てて楽しいし、ジェニファー・コネリーが鏡を叩き割った後のリアクションもよーくわかる(癇癪持ちなもので・・・汗)。細かいシーン等は好きなところもありますが、全体的には毒にも薬にもならなかった・・・。 [ビデオ(字幕)] 6点(2012-01-09 02:16:56) |
65. ハンサム★スーツ
楽しいっちゃ楽しいんですが、どうも綺麗事すぎる話でした。クラスにいる、真面目で皆に優しく発言も一見正しいけれど、どこか歪んでそうな優等生みたいな映画です。どうも友達になれそうにないです。池内博之の「オレなんか車椅子だぜえ?」のセリフから始まり、「なにが言いたいんだよ、エ?」ってなシーンばかりです。話のつくりは後半にいくにつれどんどん雑になっていきます。主人公が熱く自分語りをし、がむしゃらに走れば映画になるとでも思っているのでしょうか。コメディとしての見せ場もドラマとしての見せ場も、しっかり作り込まなければいけないところほど「ま、いっか」とか「何、今のあれ?』で済ませてしまういい加減さ。一発ネタだけ考えてあとはなにも思い浮かばなかったんでしょうね。 [インターネット(字幕)] 4点(2011-10-11 14:46:28) |
66. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 大規模な戦闘シーンが増え、前作以上にスターウォーズらしい内容、映像になったと思います。映像面で言えば、前作よりも技術が向上したのでしょう、冒頭の爆発シーンからして表現の精度がより高くなっているような気がしました。CGのシュミレーションですかね(ただ、実写の爆発素材を合成したものと思われる箇所は相変わらずチャチに見えちゃう。旧3部作っぽくしたかったのかな?)。ストーリーはシリーズ全作通して「とりあえずやってます」感プンプンなんで、まあこんなもんでしょう。で、ここまで観てみると、旧3部作と新3部作って、演出的にも内容的にもやはり対になってるんですかね(1作目は明るいけど、2作目は暗いライティングとか)。よく言えば対になってるとも言えますが、悪く言えばバカの一つ覚えでもう飽きちゃいました。例えば、強そうな敵がアッサリ負けちゃうとかしょっちゅうやってますね。やりたいことはよくわかるんですが、場所とタイミングを間違えてるような気がします。ただ、今回のジャンゴの最期は、今までで1番良い「あっけないヤられ方」だったと思います(褒めてます)。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-09-25 21:44:49) |
67. カンフー・パンダ
《ネタバレ》 スピード感があって爽快スッキリ楽しめる快作だと思います。ストーリーもなかなか良く出来てていいなあ。ただストーリーがシンプルでスッキリしすぎているというか、お利口さん過ぎると言えばマァそうなので、映画に対して「特別凄い"何か"」がなければ納得出来ない人には向かない映画です。さらに言っちゃうとテーマ的にもそういうことを言っている映画じゃないですかね。最終的に「奥義なんてないんだ・・・!」と主人公は気付くわけですが、巻物に何も書いていないというだけじゃなく、その表面が反射して自分の顔が映っているというのも面白いですね。 この映画を見るまでは3DアニメはPixarの一人勝ちだなと思っていましたが、自分の中ではその状況が揺らぎ始めた作品でした(そして次の「ヒックとドラゴン」でPixar一人勝ちは終わりを迎えます)。ドリームワークスの作品からアメリカンジョークが次第に抜けていったと思ったら、逆にPixarがアメリカ的な題材を扱うことが増えてるような気がしますね。別にPixarが落ち目だというわけじゃなくて、いろんなスタジオのいろんな性質の映画が増えてきたことが楽しみだし嬉しいです。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2011-09-07 02:33:06)(良:1票) |
68. キング・コング(2005)
キングコングの仕草がカッコよくもありコミカルでもあり、いろんな喜怒哀楽のコングが観れたという点が1番楽しかったです。話の進行の時間配分もこれくらいで丁度いいかなと自分は思います。逆に、お利口さんな時間配分だとつまらなかったんじゃないかなと思います。この作品に限っては。あと、ハリウッドのCGって、この頃から雰囲気が変わり始めたような気がします。それまではスーパーフォトリアルな映像を目指していたものが、この頃から絵的に美しいものを追求しているのかなあと。恐竜なんかも、質感がジュラシックパークとはまるで違うし(どちらが良いというわけではない。方向性の違い)、それが話しやアクションにも影響していて面白いなと思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2011-09-05 07:47:52) |
69. 硫黄島からの手紙
凄い良い映画でした。まずこの映画が出来たこと自体が凄い。wikiを見ると、監督は「資料を集める際に日本軍兵士もアメリカ軍兵士と変わらない事がわかった」ということが切っ掛けで、この映画を作ったのだとか。ここからがこの映画の凄いところで、最初に思った「日本兵もアメリカ兵も同じだ」というこの簡単な一言を伝えるためだけに、2時間超えの映画を完成させてしまうことです。「映画をテーマにそって作るなんて普通でしょ」っつたらまあそうなんですけど、多くの関係者の思惑や意見が(よくも悪くも)介入してくるであろう状態で、監督が最初に感じたインスピレーションを最後まで大事に守れているのはやはり凄いと思うんです。そして出来上がった映画は、そのインスピレーションを見事に描ききっていると思います。「アメリカ人が日本人側の戦争映画を作るのってどうなの?」とか、「戦闘の熾烈さ、悲惨さが描けていない」という意見も、分からなくはないんですが(日米共に映画以上のえげつない戦い方をしてますし)、そもそもそういう質の映画ではないと思えば個人的には腑に落ちます。今まで自分は戦争映画を見るとき、そもそも戦争を経験せず悲惨さすら知らないのに「評価」を下すことにひっかかりがありました。けれどこの映画は、そんなことは関係ない。どの国の人間だろうが、どの時代を生きていようが、自分自身の身近なものとして考えることができる映画でした(それも、難しい言葉じゃなくて、一言で言い表せるような、一見単純なテーマをです。)これが「反戦」や「悲惨な戦争を後世に伝える」というような漠然としたテーマであったなら、こういう作品は出来なかったんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 10点(2011-08-30 23:22:28) |
70. フラガール
《ネタバレ》 決して悪い映画ではないけれど、大絶賛する気もあまり起きず・・・。舞台になった地元出身の友人は絶賛していたので、リアリティはあったのかな。フラガールたちの練習風景のなかで、食事を摂りながらテーブルの下でステップを踏むカットがあるけど、あれってシャルウィーダンスと同じですよね。シャルウィーダンスはあのストーリーとシチュエーションだからこそ机の下でステップを練習するカットが活きたわけですが、この映画はそれを安易にパロってるような気がしてモヤモヤしました。減点対象ってほどではありませんが気になったので。 けどマットペイント(背景合成)は下手過ぎです。明らかに減点対象。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-04 16:43:06) |
71. 俺たちフィギュアスケーター
《ネタバレ》 普通に面白かった。声を出して笑うところもあったしね。最初の試合ののち、「次は勢いだけじゃ勝てないぞ!」とは言ったものの、あのクライマックスの大技こそ勢いで乗り切ろうという感じがw。ラストも一瞬「エ!?」となったけど、あれはあれでいいのだ。他の俺たちシリーズも見てみようかな。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-25 21:17:31) |
72. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
《ネタバレ》 2を観てから間が経っていたんで、そこらじゅう分からないことだらけど、もういいやーって感じでダラダラ鑑賞。もはやキャラクターの魅力だけで観た映画でした。登場人物の裏切り合いとかもパート1の頃がちょうど良かったな。ウィルのプロポーズは我が国の「海猿2」への返答だろうか。映画の最後の方でドサクサまぎれに盛り上がってる英国海軍の2人がいたけど、彼らのようなスタンスでこの映画を楽しむのが正解かもしれません。やったぜ、最高だぜイエェーイ! [DVD(字幕)] 5点(2011-05-22 13:55:26) |
73. SR サイタマノラッパー
《ネタバレ》 確かに映像は安っぽいし音も不自然。役者もパッとしない。けれど、ラストシーンは思わず感動してしまいました。この映画で描かれていたことが、商業劇映画で描けているかと考えると、はっきり言ってその数は少ないと思います。よく『「笑い」(お笑いにしろコメディ映画にしろ)は「笑われる」のではなく「笑わせる」ものでなきゃいけない』、なーんて言いますが、昨今映画やテレビで表現されている「笑い」はそれ以下の「他人を笑い者にする」ものが本当に多く、ゲンナリしています。この映画の主人公たちも周囲からは「笑われる」存在ですが、作り手は決して彼らを「笑い者」にして嘲笑っているわけではありません。そんな彼らがラストで歌うラップはまるで「音楽が音楽になる瞬間」でした。恐らくこの映画を職場で勧めて「このシーンが良かったんだ!」と言って見せても、「これが良かったの?wwへえーっwっっw(ププッ」という反応しか返ってこないだろうなあ。けどいーんだ、だからこそ俺はこのラストで感動したんだから。 [DVD(邦画)] 9点(2011-03-01 22:56:29)(良:1票) |
74. カフーを待ちわびて
「 そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。」そのものな映画。マイコは綺麗でしたねー。あんな人がいきなり嫁にして下さいって来たらブッとびますね。けどマイコは最後よく笑えましたね。原作とはラストが違うんでしょうか? [DVD(邦画)] 6点(2011-02-20 16:54:49) |
75. (500)日のサマー
《ネタバレ》 ヒロインのサマーがあんまり好きではなかったので、(500)日が一発で(1)日になる瞬間がとても共感できました。オータムちゃんのほうが全然イイヨ!(根拠ナシ) 個人的には秒速5センチメートルなぞより遥かに面白かったです。この映画は主人公(男)視点で描かれていますが、客観的な、滑稽なところも描かれていたからでしょうか。自分一人の閉じた世界でグルグル回って美しい思い出にするのも結構だけど、空気読めない友人たちから笑い者にされるくらいが丁度いいのかもしれません。この監督はスパイダーマン撮るそうで。あのしょーもない恋愛がどう描かれるのか見ものですな。 [DVD(字幕)] 8点(2011-02-20 01:26:24) |
76. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
キャラクターが魅力的で、それだけでも十分楽しめます。ただ、構成にも力を入れてるとは思いますが、なんかもうちょっとこう、ウマイことできるんじゃないかとモヤモヤするところも。トラブルとその解決がどれも単発的で、もっとそれぞれに連鎖関係があっても良かったかも(それをやろうと思ったら相当難しい?)。贅沢なお願いでしょうか。 このページで、署名活動を経て日本公開されたと初めて知りました。せっかく面白い映画なのに、有名スターが出てない等の理由で公開されずに、埋もれてる映画がいっぱいあるのかと思うと悔しいなあ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2010-11-16 18:29:09) |
77. ターミネーター4
SF的な突っ込みドコロはあまり気にしない性質なので、一本の映画としてはまあまあ楽しめます。が、ターミネーターシリーズとして見たら「ロマン」が足りないよナァーと思いました。過去作は現代が舞台で、「このままでは未来が大変なことになる」という大きな動機になる要素がありましたが、今回で未来になっちゃいましたしね。未来のために戦うという(現実の問題で言えば、温暖化とか紛争とか)、現代の我々でも共感できる要素があったから良かったのではないかなと思ったり。 [映画館(字幕)] 6点(2010-02-17 14:27:26)(良:1票) |
78. DRAGONBALL EVOLUTION
なんというかもう、なんとも言えんよコリャ。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-15 11:29:09) |
79. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 1人を殺して1000人救うはずが、1人を殺すついでに1000人くらい死んでるかもしれん。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-08 18:11:07)(笑:1票) |
80. パイレーツ・ロック
音楽のことは詳しくないけれど、映画は凄い楽しめた!逆にコダワリがありすぎると楽しめないのかな?キャラクターたちがみんな魅力的でいいですね。どちらかというと役者の魅力って言ったほうがいいかもしれないけれど、余計な設定やらエピソード無しでキャラが立ってるのはいいなと思います! [映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 20:06:29) |